アラコキが世界一周航空券で行く ぶらり途中降機の旅 ⑤　ダブリン　アイリッシュ・パブでギネスを呑もう❶

2025/03/29 - 2025/03/29

一旦、世界一周航空券ルートを外れてダブリンにやって来た。

エリア ダブリン(アイルランド)

17:00 定刻でダブリン空港 T2 に到着。

後ろのタラップから降ろされて

ダブリン空港 (DUB) 空港

何と！ボーディングブリッジを上らされた。機内をそのまま前に進めば良かったんじゃない。

入国スタンプ、デカ！　こんなに大きいのは初めてだ。

自動化ゲートでそのままスタスタ出ていこうとしたら、横から Hey！と呼び止められる。

ゲートも何もないフロアの 箱の中の、むすっとした審査官に無言でこのスタンプを押された。

これは分からないよ。

セキュリティエリアを出るとすぐ左に SPAR（コンビニ）がある。　そこでで Leap Card（交通系ICカード）を購入。

乗り放題とか色々見繕ってくれるけど、適時チャージするタイプにした。　とりあえず €10 チャージで都合 €15 支払いで、と言ったら €15チャージ + デポジット €5 で €20 になってしまった。

やっぱりこう言う時は筆談に限る。
ちなみに チャージ は こちらではトップアップと言うが、チャージでも通じた。

ダブリン・エクスプレス（リムジンバス）ではなく、ダブリンバス（路線バス）の停留所へと向かう。

行先表示が回送になっているけど、多分これが市内行きの40番。乗車時に Leap Card をピッとしてこれに乗る。

車窓からの風景

店名が KENNEDYS。ジョン・F・ケネディのルーツを思い出す。

オフラインマップのGPSで確認しつつ、ここで降りる。　バスを降りる時は皆んな Thank you と言いながら降りて行く。　運転は噂どおり、かなり荒かったのだが‥

バス停の名前は O'Connell St Upper, stop 270。Googleマップにも載っている。

電光掲示板には次のどこ行きの何番のバスが何分後に来るか表示されている。

宿へと向かうこの通り

なぜか懐かしい気持ちでいっぱいになる。
子供の頃育った片田舎の街の雰囲気に似ている。人々が楽しそうに行き交い、街が空洞化する前の賑わいがここにある。

宿に到着。空いている内にシャワーを浴びて、ランドリーマシンで洗濯をする。

ラトループ ジェイコブス イン ホテル

宿のすぐ近くのカフェ・バーで晩飯にする。

店名は Ryan's Bar

Ryan's Daughter (ライヤンの娘) という映画があった。
そう言えば舞台はアイルランド。 Ryan はこの国の人の名前だったんだね。
映画音楽のロージーのテーマがいい曲だった。

とりあえず 🍺

ほとんどが男客。この仕事帰りの親父さん達と同じ時間を共有できる心地よさ。

アイルランドは乳製品が美味いらしいので、これをオーダー。この下にナイフでは中々切れない腰のあるパンが隠れている。
ソースはバジルではなく粒マスタード。

「どうです？　美味いでしょう？　このチーズはとてもフレッシュなんですよ」とニコニコしながら Ryan ? さん が言ってくれる。

この店の雰囲気にもう少し浸りたくて一品追加。中々出てこない。
Ryan ? さん が「カップルオブミニッツOK？」と聞いてくる。
ノープロブレムでござる。

このとろとろのクリームチーズソースがもう絶品。
五郎さんじゃないが「ああ なんてことだ 食べ始めているのに さらに腹がへっていくかのようだ」と言いたくなる。

本当に美味かった。ご馳走様でした。

ギネスのハーフパイントで〆る。ドームになったクリーミーな泡、完璧だ。

親父さんたちも帰り際に「セイヤ！」と言って帰っていく。　大谷くんのお陰で、その意味が分かった。

ダブリン　2日目へと続く

この旅行記へのコメント （4）

• mom Kさん 2025/04/05 12:58:51

  師匠、遂に、ついに愛蘭土に上陸ですか。

  一枚、一枚、食い入るように、舐めるように見入っております。この国を想うとき、愛しさいっぱいの気持ちになるんです。胸が締めつけられるようになるんです。
  ご報告感謝。
  
  週末の立ち飲みストリートで、道産子代表でカッコよくキメめられたでしょうか。私、テンプルバーに入ったことがないんです。大人感が足りなくて、尻込み。
  Drは、行かれたかなあ。
  

  エフサさん からの返信 2025/04/05 22:51:02

  Re: 師匠、遂に、ついに愛蘭土に上陸ですか。

  最初のKazukoさんとの出逢いはダブリン4枚のショートストーリー。
  たった4枚の中に込められた奥深い旅情が伝わって来て、一気にKazukoさんのファンになりました。
  
  とは言え、ものぐさなワシ。「ONCE ダブリンの街角で」は見ずじまい。「イブニングクラス」は読みかけのままでダブリンへ。
  
  壮絶な歴史を思うと、もっと田舎のタラのルーツ、ケネディのルーツをたどる事が、本当のアイルランドが心に入り込める。分かってはいたのですが、今回はベタな観光地巡りで終わってしまいました。
  
  それでもポルトガルよりも最西端の国に来れた事、それ自体に満足しています。
  
  読んでから見るか、見てから読むか、どうも後者の様ですね。
  
  テンプルバーはハシゴ酒しました。

• @タックさん 2025/04/05 07:09:06

  いい！

  北京 ベルリン ダブリン リベリア 🎶
  
  『めちゃめちゃ美味そ～～』
  
  ☆ ダブリン大成功

  エフサさん からの返信 2025/04/05 22:48:08

  Re: いい！

  ありがとう、ダブリン大成功です。
  書かなかったけど、バターが絶品！！
  
  北京 ベルリン ダブリン リベリア 🎶
  残りの北京は行きたいなぁ。千歳から直行便あるし。