2025/02/27 - 2025/02/27
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プロムナードさん
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2025年2月~3月のネパール→インド→パキスタンの旅を記録します。風邪で沈んでいるアムリトサル回です。
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早朝、寝汗ぐっしょりで目覚める。フロントで病院までのタクシーを頼むが、Uberで呼べといわれる。日本でアプリを入れておけば良かった(海外では個人認証ができない)。
しかたなくトゥクトゥクを拾う。トゥクトゥクの運転手は目的地を知らないことが多く、近くのひとに声をかけてルートを絞り込んでいくのが面白い。しかし大きい病院のはずだが知らないのか……? -
保険会社が提案した病院は、腎臓病専門で、口コミもなく、かなり郊外にあった。大丈夫なのか? そこで自力で調べたのがここ「EMCスーパー・スペシャリティ・ホスピタル」という名前の強い病院。アムリトサルで一番大きそうで、口コミも1000件ある。Googleマップのなかった時代へはもう戻れないと思う。
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保険のおかげでLINE通話の通訳が付き、安心感がある。
症状を伝えると、はい風邪だねとなり、薬が出て終了。抗生物質や解熱剤、消炎剤など。いちおう喉を見るとかの診察もしてほしかったが…… -
病院ではいろんな医師やスタッフと話す。黄金寺院に行った話をしたからか、
「こいつはクリスチャンなんだ」
「彼はシーク」
「俺はヒンドゥーさ」
「私はブッディストです」※
「ああ、そしておれたちはみな友だちだ!」というノリになってハグされ、不安も消える。病院内では撮影禁止だったが、最後に外で彼らの写真を撮らせてもらう。
※私に既成の宗教への信仰はないが、世界観の基盤には仏教哲学があるので、間違ってはいないだろう。 -
帰りに向かいのレストランで遅めの朝食をとる。「ダル」とヨーグルトサラダの「ライタ」、ライム味の炭酸飲料「Limca」で、合わせて200ルピー(340円)。胃腸に優しそうだ。これで薬も飲める。
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体調が上向いてきた気がする。明日はいよいよパキスタン。そこで宿で明日の国境までのタクシーを手配する(これなら手配できるらしい)。1800ルピー。黄金寺院あたりからのシェアタクシーならもっと安いようだが、それらは夕方の国境セレモニーを観るためのもの。私は国境を越えたいだけなので早めに出る必要がある。ついでに手持ちのインドルピーの余りをUSドルに換えておく。
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ひと眠りして午後また汗だくで起きる。が、確かに症状は軽くなっている気がする。
シャワーを浴びる。ここのシステムももう熟知している。最初の5秒のみ熱湯が出る。これをまず桶に溜める。40秒ほど待てば新しく湯がつくられるので、それをまた5秒だけ桶に注ぐ。これを繰り返せば桶に湯が溜まる。ここに両手両足をつける。暖かい。そして溜まった湯を手桶で全身にかける。両足はずっとお湯につかっていられるので結構温まる。最高だ。
明日の準備はできているので、あとは抗生物質が効くことを期待して休むだけだ。 -
小説の一冊くらいは持ってくるべきだった。これが今回の旅の痛恨のミス。SNSとwebマンガで無限に時間は溶かせるが……。一番楽しいのは、ガイドブックの活字を読むとき。薬で症状が抑えられていることもあるが、明日のパキスタンが待ち遠しくなる。
そろそろこの旅の前半が終わる。色々とつらかった気がするが、後半も楽しみだ。
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旅行記グループ ガンダーラ行路② インド編
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