2025/03/01 - 2025/03/02
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Charlieさん
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友人の新築祝いに甲府へ。せっかくなので合流時間より早く甲府に行き市内観光を楽しみました。ランチに名物のほうとうを食べ、県立美術館でミレーの作品を見てと充実した1日でした。山梨って富士五湖のイメージがあるのですが、都内から1時間ちょっと意外と近く、いい旅行地だなって思いました。
▼訪れた場所
・甲府駅
・甲府市観光案内所
・武田信玄公銅像
・平和通り
・山梨県議会議事堂
・山梨近代人物館
・山梨県庁
・甲府城跡
・甲府市歴史公園
・時の鐘
・藤村記念館
・武田信虎公像
・山梨県立美術館
・芸術の森公園
・山梨県立文学館
▼食事をした場所
・小作 甲府駅前店
- 旅行の満足度
- 3.5
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まずJR武蔵野線で西国分寺に向かいます。駅数が多く時間がかかり、平日のラッシュ時はとても混むわりに本数が少ない印象があるのであまり好きな路線ではないのですが、都心を経由せず中央線に接続できるのはありがたい。
JR武蔵野線 乗り物
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西国分寺駅に到着。ここで中央線に乗り換えて立川へ。西国分寺駅は武蔵野線と中央線の連絡駅として開設されたこともあり、1日の平均乗車人数は2.7万人弱と少ないんですよね。乗り換えのための駅と言っても過言ではない現状を考えると、中央線特急の停車駅にしてもらえると利便性が高まるんですけどね…。通勤利用がほとんどなのでしょうか。
JR中央本線 乗り物
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立川に到着。ここから特急かいじで甲府に向かいます。
立川駅 駅
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特急に乗ると甲府までは1時間ちょっと!あっと言う間です。
特急 かいじ 乗り物
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特急かいじのこのシステム便利!特急券は購入したが指定席を予約しなかった人が事前にどの席に座れるかがわかるんです。赤色点灯なら誰も予約していない席ということなので安心して座ることができ、黄色点灯になったら次の停車駅で指定席を予約していた人が乗車するということ。事前に席を空けておくことができるので、気まずいコミュニケーションをとらなくてすみます。まるでヨーロッパの特急列車みたいですね!
特急 かいじ 乗り物
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乗った特急かいじは河口湖に向かう特急富士回遊と連結していたらしく、大月駅で切り離し作業がありました。河口湖行きの車両は指定席の予約で満席だったようで、うまくインバウンド旅行客を取り込んでいるようです。
大月駅 駅
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無事甲府駅に到着!駅周辺を散策してからランチを食べ、県立美術館に行く予定です。
10年ほど前に来た時は確か「エクラン」という名前の駅ビルだったのですが、「セレオ」になっていました。駅ビルの印象はそんなに変わらないのですが、駅前はとてもきれいになっている印象です。甲府駅 駅
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駅ビルの正面にある甲府市観光案内所も非常にモダンな建物になっていました。行きたい場所はだいたい決まっているのですが、観光案内所に行くとちょっとテンションがるのでちょっと立ち寄ってみました。
甲府市観光案内所 名所・史跡
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駅南口を出た右手にある武田信玄像がこちら。川中島の戦いの時の信玄をモチーフに作られたようで、風林火山の軍配がいかにも信玄という感じ。台座を含めると6m以上あるので迫力があります。
武田信玄公銅像 名所・史跡
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ランチまで少し時間があるので、駅前の平和通りを歩いて駅周辺を散策します。歩道拡幅されたようで、自転車専用レーンも追加されていました。個人的な記憶と比較するととてもすっきりした印象です。
平和通り (甲府市) 名所・史跡
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少し歩くと左手に山梨県議会議事堂があります。竣工は1930年、現在は県の有形文化財に指定されています。
山梨県議会議事堂 名所・史跡
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こちらは山梨県庁別館と同じ年に竣工された県庁舎別館。もともと県庁の本館だったのですが、現在は県内の偉人を紹介する山梨近代人物館になっています。
山梨近代人物館 美術館・博物館
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こちらが現在の県庁。上記の本館が手狭になったために1963年に竣工された8階建ての建物で、東京タワーの設計などを手掛けた山梨県出身の内藤多仲という建築家が関わったらしいです。
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続いて県庁から徒歩5分の場所にある舞鶴城公園(甲府城跡)へ。もともと武田家のお城だったわけではなく、武田家滅亡後に徳川家康と豊臣秀勝が甲斐を統治する上で16世紀後半に築城されたそうです。明治時代初期の19世紀後半に廃城となるのですが、天守台、櫓、門、土塀などはその後再築され、現在は日本100名城のひとつに選定されています。
建物そのものというよりは、甲府盆地を見渡せる場所として有名で、天気がよければ富士山や南アルプスを眺める場所として知られているようです。舞鶴城公園 (甲府城跡) 公園・植物園
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天気がよかったので高台に上がってみました。敷地内には庭園もあります。
舞鶴城公園 (甲府城跡) 公園・植物園
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更に少し進むと天守台があり、甲府盆地周辺の山々の景色を楽しむ場所として活用されています。
ちなみに甲府城に天守台があったかどうかはそもそも定かではないようで、再築された時の後付けの可能性もあるとのこと。舞鶴城公園 (甲府城跡) 公園・植物園
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とにかく天気がよく、富士山と南アルプスの景色を楽しみに天守台に登ったのですが、アンテナがめちゃくちゃ邪魔…。アンテナの先に富士山が見えます。
舞鶴城公園 (甲府城跡) 公園・植物園
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こちらも謝恩塔が山々の景色を邪魔しちゃっている気がしちゃいます…。暖冬なこともあるのか、思っていたより雪が少ない印象です。
舞鶴城公園 (甲府城跡) 公園・植物園
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こちらは甲府駅の南側の景色。駅から徒歩5分で城趾を楽しめる場所はなかなかないと思うので、機会があればぜひ!
舞鶴城公園 (甲府城跡) 公園・植物園
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そろそろランチの時間になったので、平和通り沿いにある小作さんへ!駅から徒歩5分ほどなので便利な立地です。山梨の郷土料理と言えばほうとうですが、ここはまさにほうとうの名店で、何度か来たことはあるのですが開店前から行列ができていました(写真は食後のものです)。
小作 甲府駅前店 グルメ・レストラン
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熟瓜(かぼちゃ)ほうとうが有名なのですが、個人的には南瓜の甘さが苦手なので、きのこほうとうにしました。味は最高なのですが、とにかく量が多く(2人でシェアしたいくらいの量…)、楽しみにしていたもつ煮などの他の一品料理が食べられなかった。ハーフサイズのほうとうなどを出していただけるとまた行きたいなって思えるのかも。
小作 甲府駅前店 グルメ・レストラン
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お腹いっぱいになり、駅近くまで戻ってバスで県立美術館に向かおうと思ったのですが、バスは本数が少ない上タイミングも悪くなんと40分待ち…。その前のバスが発車したのが約20分前だったので、時間によっては1時間待ちになるかもしれないので事前確認は必須ですね。
路線バス (山梨交通) 乗り物
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ちょっと待ち時間ができてしまったので、駅の北側を散策。ちょうど何かのイベントが行われており、歴史公園内は非常に賑わっていました。
甲府市歴史公園 公園・植物園
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歴史公園内からすぐの場所にあるのが「時の鐘」。もともと鐘楼として甲府の城下町に時間を知らせていた鐘だったらしいのですが、火災で焼失した後141年の時を経て2013年に再建されました。再建された「時の鐘」には誰でも押せるボタンが設置され、誰かが押すと20秒間鐘が鳴る仕様らしいです。
甲府 時の鐘 名所・史跡
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甲府市歴史公園の中心にあるのが藤村記念館。19世紀後期の建築士だった藤村紫朗はが国内に存在した建築技術で当時の西洋建築を模倣した「擬洋風建築」を甲府市中心部にいくつも建て、それが「藤村式建築」と呼ばれ、現在国の指定重要文化財になっているようです。イベントのステージが記念館の正面に設置されていたのでちょっと残念。
甲府市藤村記念館(旧睦沢学校校舎) 名所・史跡
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せっかくなので中に入ってみます。記念館はもともと学校だったようで、2階は当時の教室の様子が再現されています。入館料は無料なのがありがたい!
甲府市藤村記念館(旧睦沢学校校舎) 名所・史跡
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公園内には信玄の父親であり、信玄に追放された信虎の銅像があります。南口にある信玄の銅像と比較すると小ぶりではありますが、武田家を誇る県民の意思が伝わります。流石に勝頼ではななったんだなと思っていたのですが、勝頼の銅像は甲斐大和駅前にあるらしいです。
武田信虎公像 名所・史跡
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時間になったので、駅に戻ってバスで県立美術館に向かいます。
15分ほどで県立美術館に到着。ここはミレーの作品を多く所蔵していることで知られており、代表作である「種まく人」を中心に「落ち穂拾い、夏」「夕暮れに羊を連れ帰る羊飼い」「ポーリーヌ・ヴィルジニ・オノの肖像」などを観ることができます。
設立当時は県や地元企業が援助してたくさんの作品を購入したようで、1985年には年間来館者数が60万人に達したそうです。今となっては県や県内の企業にそんなお金があるとは思えないので、まさにバブル時代の産物という感じですね。山梨県立美術館 美術館・博物館
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館内の写真撮影は禁止されていたので残念ですが、内容はとても充実していました。ミレーの作品も素晴らしかったのですが、個人的にはルソーの「フォンテーヌブローの森」が印象的でした。
山梨県立美術館 美術館・博物館
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美術館の外にはミレーとルソーの記念碑があります。2人は同じバルビゾン派の画家ですが、とても仲がよかったことで知られています。バルビゾンに住んでいた時は家も近く、ミレーの墓は先に他界したルソーの隣に設けられたそうです。
山梨県立美術館 美術館・博物館
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美術館は芸術の森公園の敷地内にあり、季節によってバラ園や日本庭園、牡丹園などを楽しむことができます。岡本太郎の作品が展示されていたりと、屋外美術館のような雰囲気もあります。広場の先には富士山も見えます。
芸術の森公園 公園・植物園
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公園内にはゴッホの銅像もありました。逆光でちょっと見えにくいですが…。
芸術の森公園 公園・植物園
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同じく芸術の森公園内にあるのが県立文学館。甲府で婚約した太宰治や旅行で県内各地を楽しんだ芥川龍之介など、山梨県とゆかりのある文学者の原稿、書簡、愛用品等が展示されています。
特に芥川に関する所蔵品が多いことで有名で、「羅生門」や「鼻」の原稿などを見ることができます。山梨県立文学館 美術館・博物館
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そろそろ待ち合わせの時間なので、駅に戻って友人と合流します。バスの時間が合わなかったのでタクシーで移動。芸術の森公園の入口近くにタクシーの待機場所があるので、そこから乗るのがおすすめ。待機しているタクシーがいないことも多いようですが、電話すればすぐ来てくれるらしいです。
その後は素敵な友人宅でお世話になりました。一軒家羨ましい!甲府駅 駅
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