2024/03/03 - 2024/03/03
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赤い彗星さん
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前回鹿児島を訪れた2016年に行ってみたいと思いながら、日程的に組み込むことが難しく行程に入れなかった指宿。今回はピンポイントに指宿だけ訪れて、そのまま熊本に北上していく行程を取ることにしました。
特急に乗って指宿まで南下し、駅で自転車を借りて砂風呂のある海岸方面に向かおうと考えていましたが、まさかの全台貸出中ということで歩いて向かいます。
- 旅行の満足度
- 4.0
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朝一の飛行機で鹿児島に向かって飛び立ちます。
羽田空港(東京国際空港) 空港
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窓から桜島が見えています。あと数分で鹿児島空港に到着です。
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鹿児島空港から、リムジンバスで鹿児島中央駅に到着。
鹿児島中央駅 駅
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指宿行きの特急チケットを買ったら、特別特急列車でした。
全く気付いておらず、値段が想定より高かったので間違った切符を購入したと思って、窓口に確認してしまった。。。指宿のたまて箱 乗り物
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鹿児島中央駅での特急列車の競演。
奥の特急も、以前九州に旅行した際に乗ったことあるなあ。
(どこで乗ったかはすでに覚えていない。) -
出発まで少し時間があったので、席周辺を散策。
車内に浦島太郎の昔話が展示されていました。 -
指宿のたまて箱は全席指定の列車ですが、ここは共用部分のソファかな。
座席には木材がふんだんに使用されていますが、学校の椅子のように少し固く感じたので、こちらのソファの方が座り心地はいいかもしれません。 -
指宿のたまて箱の乗車記念プレート。
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折角なので、いぶたまプリンを購入してみました。
いぶたまプリンは、カスタードとごまの2層に分かれています。
指宿のたまて箱のイメージカラーと同じですね。
ごまは指宿の砂(風呂)もイメージされているのかも。
食感は硬めでプリンというよりもムースを食べている感じがしました。 -
指宿駅構内の顔出しパネルは、手作り感溢れるパネルでした。
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こちらは新宿のたまて箱の記念パネル。
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訪れた日は気温が低めでしたが、九州の最南端に位置する南国なので日差しが眩しく感じました。
駅でレンタサイクルするつもりでしたが、すでに全台貸出中と云われ、仕方ないので徒歩で指宿を廻ることにしました。指宿駅 駅
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指宿駅の目の前には、竜宮城のパネルが置かれていました。
指宿のさらに南に竜宮神社という神社が鎮座しているようです。 -
指宿観光に出かける前に、駅近くの青葉さんで腹ごしらえします。
さつま黒豚と郷土料理 青葉 グルメ・レストラン
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お昼は、さつま黒豚ヒレカツ丼を美味しく頂きました。
開店直後に訪れたのですぐに着席できましたが、その後は続々とお客さんが訪れて、店を出る頃にはほぼ満席になっていたので、かなりの人気店のようです。 -
指宿駅前の商店街。
ハネムーンブームの時代に多いに賑わっていた場所だそうです。
現在は空いている店の方が少ないような状況です。自宅にいても商品を手に入れる事が出来る時代なので、全国を旅行していると寂れてしまった商店街をよく見かけますが、日本の活力がどんどん無くなっているように感じて寂しい気持ちになります。 -
時遊館COCCOはしむれに向けて、てくてく散歩中。
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鹿児島に到着したタイミングでは、東京とそれ程気温も変わらず寒いなあと感じましたが、天気も良く時間と共に気温も上昇して、ポカポカ陽気になってきました。
菜の花畑が広がるのどかな風景も相まって散歩が心地よい。 -
指宿駅から、歩いて10~15分ぐらいの場所に建つ、時遊館COCCOはしむれに到着。指宿橋牟礼川遺跡の隣に建てられた体験型施設です。
橋牟礼川遺跡横に建っている体験型遺跡史料館 by 赤い彗星さん時遊館COCCOはしむれ 美術館・博物館
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弥生時代のヨーダが入口でお出迎えしてくれます。
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受付前の壁抜けする縄文人像。
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時遊館COCCOはしむれでは、指宿橋牟礼川遺跡からの出土品や出土品から推定される古代の生活について、解説展示されています。
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指宿橋牟礼川遺跡は、縄文時代から平安時代までの住居遺構が発掘されている複合遺跡なので、色々な時代の出土品が展示されています。
古代から、これほど長い期間人々が住み続けたということは、気候も良く水にも恵まれて、狩猟や農耕にも困らない恵まれた土地だったんでしょうね。 -
縄文人と比較されている「ある現代人」が、なぜ彼を選んだと言い切れるくらい一般的な現代人ではない気が。イベントでもない限り、普段の生活ではほぼ見かけることのない現代人代表。むしろ縄文人の方が、違和感なく受け入れられる。
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古代人が、現代の食卓で食事の最中。
食卓の上には、古代グルメが並んでいます。
全体的に洒落っ気のある小ネタが続く展示は嫌いじゃない。 -
古代グルメのメニュー表。
縄文時代は、採集や狩猟で得た食料を火に通す調理、弥生時代は栽培したコメや発酵させたお酒などが加わっています。 -
古代に時遊館COCCOはしむれ周辺に拡がっていた集落の竪穴式住居が再現されたゾーン。犬の模型も置かれていますが、この当時からすでにペット化されていたのかな。まだ熊も狼も九州に存在していた時代なので、人間に懐いた狼なのかも。
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毎年10月に徳光神社で開催される、一株の重量を競う品評会で優秀賞を取った18kgと15kgのさつまいも。
さつまいも=紫のイメージがあったけど、乾燥したから色変わっただけなのかな。鉈とか斧で一旦小さくしないと、普通の包丁で調理されるイメージが湧かない。 -
展示の最後に鹿児島で生産されている焼酎がずらりと陳列しています。
個人的には焼酎は苦手ですが、酒好きの中でも焼酎好きは、本物の酒豪イメージがあります。 -
時遊館COCCOはしむれから見て、道路を挟んだ向かい側には、古墳が残されています。
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橋牟礼川遺跡の一角にある古墳は、中に入れるようになっていて、貝塚が展示されています。この地の貝塚は、縄文時代から平安時代の開聞岳が噴火した貞観16年(874)まで利用されていましたが、噴火後は貝塚が造られた形跡がないそうです。
噴火を境にしばらくの間、人が住めない土地になっていたのかもしれないですね。 -
古墳のすぐそばには、復元された竪穴式住居が数棟建っています。
橋牟礼川遺跡では、大正時代の発掘調査で開聞岳の火山灰の地層を挟んで縄文土器の上の層に弥生土器が埋まっている事が発見され、縄文時代と弥生時代の前後関係が初めて学術的に証明されました。
貞観16年(874)の開聞岳の噴火により埋もれた平安時代の住居遺構も見つかっており、縄文から平安時代にかけた複合遺跡です。 -
駅から砂風呂のある浜辺に向けて歩いていますが、ほとんど人は見かけず、たまに車が通るぐらいでした。ポカポカ陽気と街路樹がヤシの木なのも南国を旅している事を実感します。
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道中の錦江湾の風景。向かいの大隅半島もよく見えています。
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指宿駅から、歩いて20~30分の海岸沿いにある「砂むし会館 砂楽」に到着。
砂むし会館「砂楽」 温泉
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子供の頃に砂風呂の存在を知ってから、一回体験してみたいと思っていた砂風呂に入る機会がやっとやってきました。
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おじさんポケモン世代ではないので全く分からないのだけど、砂に関係するポケットモンスターなのかな。
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男湯の目印は、薩摩の英雄:西郷隆盛。
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女湯の目印は、薩摩の御姫様:天璋院篤姫。
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砂むし温泉の入浴方法の説明書き。
初めて体験する入浴方法なので、きちんと手順を確認します。 -
砂風呂のある海岸前には、記念撮影用の「砂むし会館 砂楽」の顔出しパネルが建てられています。
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この浜の奥に砂風呂があるのですが、砂風呂は撮影禁止。
風呂区画以外の砂浜からも湯気が立ち昇っています。
実家のある和歌山にも河原を掘ると温泉が湧く川湯温泉がありますが、ここも水際の砂浜を掘ると温泉になったりするのかな。 -
初めて体験した砂風呂は、気持ちよかった~。
大量の砂を被せられるわけではないのだけど、濡れた砂なのでずっしりと重みを感じ、埋められている感覚を強く感じます。砂に横になった時点でかなりの温もりを感じましたが、埋まった後は熱が逃げなくなるので全身がポカポカ。
うたた寝したくなりますが、15分以上入ると火傷する可能性もあるということで時計を見ながら眠気と戦います。砂を押しのけて立ち上がった時には、全身汗だく。その後、建物内の温泉で汗を流してから、少し熱めの湯船に浸かるのもまた気落ちが良かった。 -
砂とお湯の二つの温泉で体の芯から温まったので、アウターも脱いでシャツも腕をまくった状態で駅に戻ります。
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何の建物か分からないけど、窓も上手く取り込んでタコ星人?の壁画が描かれていました。ビールを持っているところをみると飲食店かな。
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「砂むし会館 砂楽」近くの指宿市若宮神社にやってきました。
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小さな境内には、若宮神社の小さな社殿が建っています。
若宮神社は子宝のご利益がある神社のようで、鳥居前の御神木アコウの木を拝んでから、温泉に入ると子宝に恵まれると云われているそうです。
温泉は砂風呂でも可なのかな。 -
境内に安置されていた石像。
ここがお寺なら石仏なんだろうけど、神社なので石仏ではなさそう。
叫んでいるような表情だけど、阿像的なものなのかも。 -
駅に戻る途中で甘味処を発見。
湯上り後のデザートを頂くために立ち寄ってみます。御菓子司 鳥越屋 グルメ・レストラン
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指宿で2つ目となるプリンをゲット。
蓋に付いているカラメルをかけてから、トロトロの美味しいプリンを頂きました。 -
平日というのもあって、到着時同様、帰りも駅前商店街でほとんど人を見かけることがありませんでした。
広い場所に点々と開店している店舗があるより、駅前の一ヵ所に纏めてしまう方が活気があるように見えるかもしれないですね。勿論、簡単にはいかないですが。 -
指宿駅前の商店街の歩道に埋められた「中央名店街」のハイビスカスのプレート。ハネムーンブームの頃は、東洋のハワイと呼ばれていて、多くの観光客が訪れたそうです。
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指宿駅に戻ってきました。
砂むし温泉「砂楽」でもお迎えしてくれていましたが、駅前に西郷隆盛と篤姫の記念写真用パネルが置かれています。指宿駅 駅
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指宿のたまて箱のツートンカラーに塗られた駅前ポスト。
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クレーンゲームのような重なり方をしていますが、ポケモンのイーブイが、指宿のスポーツ・文化交流大使だったんですね。
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「指宿のたまて箱」略して、いぶたまを中心に色々な列車の写真やカードが展示されていました。
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駅名看板とは思えないようなデザイン。
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鹿児島中央駅への戻り列車は、観光列車ではありませんでしたが、普段目にする車両ではないので、こちらも十分にお洒落な列車だなあと思いました。
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鹿児島中央駅に戻ってきました。
駅前広場に建てられた若き薩摩の群像。
「薩摩藩遣英使節団」としてイギリスに留学生一行が銅像になっています。 -
鹿児島市内の至る所に、幕末志士の銅像が建てられています。
こちらは日本初の新婚旅行を行ったと云われている坂本龍馬とお龍像。
京都の池田屋で負った傷を癒すために、小松帯刀や西郷隆盛の勧めで薩摩での湯治に訪れました。 -
以前ツアーで知り合った転勤族の旅仲間と久々に再会するため、ホテルに荷物を置いて待ち合わせ場所のお店に向かいます。
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鹿児島の郷土料理が食べたいとリクエストしたら、薩摩料理を出してくれるお店を予約してくれました。
天文館 吾愛人 本店 グルメ・レストラン
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きびなごの刺身、地鶏の刺身にかつおのたたきの生食トリオと黒豚のしゃぶ鍋。
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黒豚のとんこつ。
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きびなごの天ぷらとさつま揚げ。
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締めのご飯と芋のデザート。
美味しい薩摩料理と旅行話に花が咲いた楽しい夜が更けていきます。
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