2024/08/10 - 2024/08/13
272位(同エリア1461件中)
ヨシさん
岐阜と言えば下呂温泉と白川郷。
国の重要文化財にもなっている合掌造りが有名だ。
ここもテレビ等では見た事があるが、実際に自分の目で見た事はない。
大学では建築学科だったので、授業で合掌造りが理に適っている理由を学んだ気がする。
白川郷は豪雪地帯で知られ屋根に雪が積もるが、屋根の勾配を急にして雪が積もらないようにしていたりの利点がある。
また、屋根裏のスペースが広く高く取れる事から、養蚕に利用できる。
ただ、昭和の後半から現在では、屋根材の茅の入手が難しい事と茅葺の屋根職人が少ない事が問題となっている。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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2日目のお宿は、全くの個人が経営する宿。
これも奥さんが探し出した宿で、ホテルと言うより旅館。
なぜ目にとまったのかというと、お蕎麦屋さんが経営する旅館という事で、食事に特徴があるらしい。
宿の名前は、「宝山荘 小さな蕎麦屋さん」という。宝山荘 小さな蕎麦屋さん グルメ・レストラン
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「小さな蕎麦屋さん」の看板が。
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本当に個人経営の宿という趣で、こじんまりとしたフロント。
旅館の女将さんなのだが、近所の奥さんといった方が良い気さくな女将さん。
本来は3時がチェックイン、1時に着いてしまったのだが部屋は準備できているとの事で、入室させてもらえた。
ありがたや、ありがたや。 -
部屋はさほど広くはなく、8畳程度の和室。
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金庫の上に液晶テレビ。
ちょっと小さいかなあ。パソコンのモニター程度なんだよなあ。 -
さすがに冬は相当寒くなるのだろう、ガスファンヒーターが設置されている。
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もちろん一般的なエアコンも。
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部屋からの眺めは、まさしく山間部。マウンテンビューだね。
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宿の正面の道路も、そんなに広くなく、山が目の前に接近している。
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まだ誰も来ていないので各部屋のドアが開いているが、全室のドアが閉まったら薄暗くなってしまうかな。
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部屋には洗面は無く、廊下の共同の洗面を使う。
旅館というか民宿かな。
宿の公式HPにも、「奥飛騨温泉郷 栃尾温泉 温泉民宿 そば処 宝山荘」とあるから、やっぱり民宿なんだ。 -
トイレも流しの向いにある共同トイレ。
さすがに男女は別だ。 -
誰もいない事を確認して、内風呂を撮らせてもらった。
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大人が3人ほど入ると満員になる。
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内風呂の洗い場。
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脱衣室には、なぜかソファーが。
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一応、露天風呂もある。
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内風呂とは別の場所に、貸し切りの露天風呂がある。
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扉の脇に、この鍵が下がっていれば誰も入っていない。
入る際には、この鍵を持って中に入り、内側から鍵を閉める。 -
一応は脱衣場もある。
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なかなか雰囲気は良い。
この一帯は栃尾温泉といい、ここの宿にも源泉のお湯が引かれている。
お湯の温度も丁度良く、長湯してしまう。 -
なぜか浮き輪が。
小さな子供連れの家族用かな。 -
ピンボケがけど、入浴時間と食事の時間が貼りだしてある。
お風呂は内風呂も露天も貸し切りも朝8:30まで。清掃時間以外は、基本的に24時間OK。
夕食は18:00~、朝食は7:30~
チェックアウトは9:30。 -
夕食は、1階のお蕎麦屋さんで。
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お楽しみの料理が準備されている。
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小さなお蕎麦屋さんの看板が架かっているので、もちろんお蕎麦も出て来るよね。
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何の魚だったかな、鱒の朴葉味噌焼きだったかな。
そもそも焼き魚や煮魚は嫌いなので、興味なし。
でも、岐阜 奥飛騨の郷土料理だそうだ。
ちょっと調べてみたので記すと、「朴葉の上に、自家製のこうじ味噌を乗せて焼いた料理。ご飯によく合うほか、酒の肴としても最適といわれている。朴の木は日本全国の山々で見ることができる葉の大きな落葉広葉樹。朴葉には抗菌作用があり、包むと食べ物が日持ちし、良いかおりが移りおいしくなる。
由来は諸説あるが、林業が盛んだった飛騨地域で、山仕事を生業とする杣人(そまびと)たちが、山で朴葉を皿代わりに焼き味噌をしたのが始まりといわれる。その後一般家庭にも普及し、昭和40年代には土産物としての販売も始まった。」と農林水産省のページに掲出されていた。 -
天婦羅も出てきました。
料理は、なかなか美味しゅうございますよ。 -
こちらは朝食。
大半を食べ終えてしまっているが、昔ながらの民宿の朝食メニュー。 -
やはり朝食にも朴葉の味噌焼き。
魚ではなく、キノコだったかな。 -
宿泊客は、川魚の釣り客が多いようだ。
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出発時には、優しい女将さんがお見送りしてくれる。
では、今日の目的地に向けてスタート。 -
走り出して5分程度のところで、こんな看板を見つけた。
荒神の湯 露天風呂。入浴料300円。荒神の湯 温泉
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利用するに当たっての注意書き。
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入浴料300円を投入するボックス。「300円程度」て書いてあるけど。
本当にみんな入れてるのかなあ。 -
なんだか今にも屋根が崩れそうなんだけど。
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おいおい、マジか。
でもこの付近一帯では出没も脅かしじゃなさそうだ。 -
これじゃ熊も出るよな。
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向こうから走って来そうだな。
露天風呂には入らず、再スタート。 -
1時間ほど走ってドライブイン飛騨高山で休憩。
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ずいぶん賑やかな店だなあ。
かき氷、飛騨牛まん、飛騨牛コロッケ、飛騨牛まん、その他諸々。 -
こちらは飛騨牛の焼き物に特化したお店かな>
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地酒の販売か、日本酒が好きな人にはいいよね。
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ラーメン見学工場だってさ。
飛騨高山板蔵ラーメン工場 名所・史跡
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今日の目的地、というか今回の旅行で下呂温泉に次ぐ本来の目的地。
元祖合掌造りの民家で国指定重要文化財である岩瀬家。国指定重要文化財 岩瀬家 名所・史跡
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茅葺き屋根の合掌造り。
岐阜県の白川郷の合掌造りが全国的に有名だが、ここは福井県でこちらが元祖合掌造りとの事。 -
へ~、なるほど。
ところで、ここはてっきり岐阜県かと思っていたら、実は富山県なんだなあ、ビックリ。富山は岐阜県と接していると言えばそれまでだが、富山県南砺市の五箇山という地域になのだ。 -
中に入って見学できるが、見学料400円(大人)が必要。
混むときには行列ができるそうだ。 -
寒い訳ではないが、家主が囲炉裏を囲んで合掌造りについて説明してくれる。
岐阜の白川郷の合掌造りは、観光用に建替えられてしまい、窓もアルミサッシが使われ、エアコンや暖房器具も電化されているとの事。
こちらの家屋は、オール木造との事。 -
へー、こんなのが発行されるんだね。
重要文化財指定書 昭和33年5月14日。
「岩瀬家のHPもあるので、読んでみた。
岩瀬家は約300年前に8年もの歳月を費やして建てられたもので、当時加賀藩の塩硝を取りまとめ納入する上煮役の藤井長右エ門が、天領飛騨白川郷へ加賀百万石の威光を示したものだとも言われている。
岩瀬家のあるこの五箇山は、幾重もの山に取り囲まれた谷間にあり、およそ800年前に源平の戦いに敗れた平家の落人が逃げのびて来た所とも言われている。」 -
これが屋根材の茅。
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1/50スケール岩瀬家の模型。
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家の裏には池が作られているが、これには理由があると家主が説明してくれた。
もちろん純木造なので防火水槽の役目も持っているが、本来の目的は豪雪地帯ならではの理由がある。
雪を池に捨てて、少しでも早く溶かす為とのこと。 -
建物は5階建て。
一時期には、使用人等も含めて35人が暮らしていたそうだ。 -
左の写真は、2002年8月12日に秋篠宮殿下がご家族でご来訪された時の写真。
右側は、1983年7月24日に当時の皇太子殿下(現在の天皇陛下)が、学習院高等科の地理研究会でご来訪された時の写真。 -
こちらは、1971年8月20日に常陸宮ご夫妻がご来訪。
右側の色紙は、浩宮徳仁殿下(現在の天皇陛下)とメンバーのサイン。 -
3階から5階は、養蚕を行う場所になっていて、1階の囲炉裏の熱が上階まで届くようにと簀の子状になっているとの事。
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建築する際には、釘は一切使わず建てられた。
囲炉裏の煤で、部材は真っ黒に。 -
床板の隙間から1階の囲炉裏が見える。
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籾摺り機?
構造が良く分からないけど。 -
昔の農家でよく見られた日用品。
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トランジスタラジオとポータブル録音機。
もはやポータブル録音機なんて、ただの箱にしか見えないけど。 -
ただ藁を広げただけにしか見えないが、名前が恐ろしい。
「むかでまぶし」だって。
ムカデは全く関係ないと思うけど、蚕が繭を作る場所なんだとさ。 -
蚕が一生を暮らす蚕棚。
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縄ない機。
縄をなう時に使う足踏み式の機械。 -
除草機なんだって。
稲の株と株の間の雑草を取り除く機械。
機械というけど動力は一切備わっていなくて、人力で、スコップを2つ並べて繋げただけのような形なんだけど。 -
最上階の屋根裏には、昔ながらの農機具が並べられている。
これらを見ると、先人の知恵がふんだんに盛り込まれて便利に作られている事が良く分かる。 -
隣の合掌造りを見ると、全体像が分かり易い。
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この地域は、豪雪地帯で有名だ。
2006年(平成18年)1月の豪雪時の写真。
軒まで雪が積もっている。 -
こちらは更に凄い事になっている。
1961年(昭和36年)2月19日の朝と書かれている。
この旅行記を書いている2025年(令和7年)1月~2月も、日本海側の北陸地方を中心に10年に1度と言われる大雪になっている。
そしてこの景色を見ようと大勢の外国人観光客が、インバウンドにより押し寄せているとニュースで報じられている。 -
日本建築の木造の技術力は、本当に素晴らしい。
特に学生時代に建築を学んだ者からすると、その技術力は納得できる。 -
岩瀬家の隣の行徳寺。
門も茅葺きだ。行徳寺 寺・神社・教会
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ところが、本堂は茅葺きではない。
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また少し移動して、昼食を食べる。
この上平村自然環境活用センターささら館の中に、有名なお店があるようだ。 -
う~ん・・・この建物の中に? 本当にあるの?
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またまた有名な店を奥さんが見つけていた。
「五箇山 旬菜工房 いわな」という店で、いわな料理の店だ。いわな グルメ・レストラン
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いわな料理が食べられる。
いわなの塩焼きは、山間の渓流地では食べられそうだが、いわなの握り寿司は珍しい。もちろん食べた事はない。
他にはソースかつ丼、味噌かつ丼、蕎麦もある。 -
店主一押しの人気No1,いわなのにぎり付き山菜そば定食。
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こちらは同じ定食だけど、温かい蕎麦も選ぶことができる。
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この川で釣ったいわなかな?
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それにしても、ずいぶんエメラルドグリーンの川だなあ。
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近くにダムがある。
いわなは、このダムの上流に棲息しているのかな?それと下流か? -
15分ほど待たされたが、店主一押し人気No1のいわなのにぎり付き山菜そばだけど、山菜が野菜の天婦羅になっていた。
自分的には天婦羅の方で大歓迎だ。 -
大量のいわなが水槽で泳いでいた。
にぎりだから新鮮じゃないとね。
初めて食べたけど、白身の川魚だけあってあっさりしていたが、身がシコシコというかプリプリして美味しかった。 -
五箇山は、世界遺産や国指定重要文化財が多数ある。
そろそろ今日の宿に向かうとするかな。 -
更に山に向かって20分ほど車を走らせて、宿に到着。
今日の宿は、五箇山荘だ。五箇山温泉 国民宿舎 五箇山荘 宿・ホテル
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