2023/02/06 - 2023/02/08
260位(同エリア324件中)
無人(muto)さん
- 無人(muto)さんTOP
- 旅行記37冊
- クチコミ17件
- Q&A回答19件
- 12,218アクセス
- フォロワー6人
冬になると北海道に行きたくなる。2023年は釧路湿原と知床などの道東へ行った。
釧路のタンチョウとオホーツク海の流氷は是非見てみたかった。折しも知人の旅行家の方がナショナル ジオグラフィック(National Geographic、略称: ナショジオ)の方を案内して道東に旅行したとのことで、いろいろな情報をFBに掲載されていた。その情報を元に具体的な計画を立てることができた。
以下、旅程概要
第1日:釧路着 阿寒国際ツルセンター
第2日:釧路湿原カヌーツアー、SL釧路湿原号撮影
第3日:音羽橋でのタンチョウ撮影 知床へ移動
第4日:流氷ツアー
第5日:野付半島、納沙布岬
第6日:摩周湖スノーシューツアー 帰京
なお、道東①と②の2編にわけて掲載することにした。これはその①
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- レンタカー JALグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
釧路空港に着陸したのは9時過ぎ。レンタカーを借りて出発。
タンチョウを間近に見られるのは、丹頂鶴自然公園、阿寒国際ツルセンター(グルス)、鶴見台、鶴居?伊藤タンチョウサンクチュアリなどということだが、2ヶ所くらいは行きたいと思っていた。まずはその一つ阿寒国際ツルセンターへ。 -
タンチョウが一杯!
タンチョウの研究や情報発信、保護を目的とする施設で、施設内には展示解説があり、屋外では自然に近い状態で飼育されるタンチョウを観察できる。明治時代に日本から消えたと思われていたが、大正期にこの辺りで再発見され給餌が始められたそうだ。現在では、専門の研究員がタンチョウの生態や行動などを研究し、保護活動にも役立てられているそうだ。(https://aiccgrus.wixsite.com/aiccgrus)
多いときは200羽来ることもあるらしいが、この日は50羽程度だった。阿寒国際ツルセンター 公園・植物園
-
人の方が確実に多い。
皆さん三脚立てて撮ってる。こんなに三脚率が高いとは思わなかった。
ところで、ここでNHKで放映していた自然の驚異を見せてくれる「ブループラネット(The Blue Planet)」、「プラネットアース( Planet Earth ), 「フローズン プラネット(Frozen Planet)」と続くシリーズにかかわっていたというBBCの撮影クルーに遭遇。イギリスのBBCがメインでアメリカのディスカバリーチャンネルなどが共同制作した環境・ドキュメンタリー番組。HNKも名を連ねていて日本語版はNHKで製作している。とにかく映像が凄い。その撮影クルーはおそらく神様である。これから一月ほど滞在して3年後の番組のために野生動物を撮っているらしい。 さすがに機材が凄かった。自分らの姿はSNSなどには投稿するなってことだったので残念ながら掲載しない。 -
ケンカか求愛行動かはわからないけどダンスしているのもいる。じっとしている個体より動いている個体にカメラを向けてしまう。
-
優雅な飛翔!
飛んでいる個体を捉えるのは難しい。うまく撮れていない写真の方が多かった。この頃になるとどんどん飛び立ち始めた。ねぐらなどへの移動時間なのだろうか。
こちらも翌々日の早朝に行く予定の音羽橋の下見のために移動。ここのサンクチュアリには2時間ほど滞在していたことになる。 -
途中で見えた雌阿寒岳。青空に映える...とはいかなかったが、山がきれいに見えたのでとにかく一枚は撮っておこうと思った一枚。
音羽橋では、橋の両側の道道243号線沿い2ヶ所に駐車場がある。撮影場所は橋の上だ。この時間にも橋の中央辺りで撮影している人がいて、横に三脚を立てて予行演習をやっていたら話しかけてくれた。毎日のように撮影に来ているとのことで、「このところ割と暖かいので周辺の水辺でも凍結していないところが多く、ねぐらが分散しているので、ここのねぐらに来るタンチョウは比較的少ない。」「マイナス20℃くらいになると気嵐が見られる。」などと教えてくれた。 -
そうこうしているうちに山陰に日が落ちた。
音羽橋 名所・史跡
-
木々の上辺りや背後の山には夕陽で染まっていた。
-
飛んできたのでシャッターを切ってみたがうまく撮れなかった。動くターゲットにSS1/320では無理がある。
最低600mmくらいの超望遠を持って行かないと撮れないと聞いていたけど、さすがに遠いということを実感。持っている400mm(200mmx2倍テレコン)で撮るけど解像度には期待できないだろう。それなら、この倍率をいかしてに全体像を捉えるように撮ってみようと思った。
4時半過ぎて暗くなりかけていたので、釧路市内の宿へ。
釧路での宿はラビスタ釧路川 (現 ドーミーインPREMIUM釧路)。温泉のあるビジネスホテルということでここを選択した。現在はドーミーインの運営になっているけど、当時から心地よく過ごせた。駐車場は敷地内に平面式駐車場およびタワー型駐車場と斜め向かいの提携自走式立体駐車場ビルがあり、使い勝手はどちらも悪くなかった。ともに有料。天然温泉幣舞の湯 ドーミーインPREMIUM釧路 宿・ホテル
-
この日はまず釧路湿原のカヌーツアーへ。
冒頭に記載した旅行のプロの方の勧めでドライスーツを提供してくれるツアーを探した。見つけたのは カヌーショップヒライワ(http://hiraiwa-canoe.com/)。ドライスーツの準備があるところは意外に少ない。リスクを考えると着用すべきだと思う。カヌーが転覆したら一巻の終わりの可能性も大きいはず。零度前後の水に落ちて濡れそぼった状況を想像するだけでぞっとする。知床の観光クルーズの沈没事故でも落水して10分程度で落命していたという情報があった。
集合は、朝8:00にJR細岡駅。レンタカーを細岡駅近くに駐車しておいて、彼らの車で塘路(とうろ)の船着き場まで行く。
釧路川支流のアレキナイ川から出発して本流へでて細岡までの約1時間半のツアー。事前にいろいろ打ち合わせさせてもらい、細岡駅近くを正午少し前に通るSL釧路湿原号を撮影できるようにアレンジしてもらったのだ。 -
霧氷と川の凍結は見られなかったけれど、青空の下、風もなく素晴らしい気分。釧路川は氷が流れてくることがあるのでほとんどのツアーでは行かないらしい。専用カヌーでドライスーツを着用しているというメリットが活かされていた。そしてドライスーツを着ているので全く寒くない。
出発してすぐのところでオオワシがいたが、あまりにも早いタイミングだったのでカメラの準備ができていなかった。撮ることは撮ったのだが焦点が合っていない。慌てたもんなぁ。カメラと言うより撮り手の準備ができてなかった。 -
この鏡面!
-
低いところには霧氷が残っていて、キラキラしている。
-
日陰になっているところには、まだフロストフラワーが咲いている。
結氷した湖沼等の表面に雪が降り積もらず、かつ氷が厚く張っていないこと、核となる水蒸気が発生しやすいこと、気温がマイナス15度以下であること、無風あるいは微風状態であることの条件がそろうと発生するとのこと。なかなか条件が揃わないので「奇跡の花」といわれるらしい。 -
ガイドのヒライワさん。この写真は気に入ってもらえて、ホームページ、トップのスライドショーの一枚に使ってくれている。
-
飛んだ!
ヤマセミ
次々と野生の鳥などが現れる。 -
カモ
バシャバシャの助走がカワイイ -
ミヤマカケスは飛んでるところを捉えていた。かろうじてだけど。
-
エゾシカはいたるところにいる。
-
オジロワシ
川が蛇行しているあたりに止まっていてずっとこちらを目で追いかけていた。近くに巣があり、この辺りによくいると平岩さんが教えてくれた。さすが猛禽類、怖そうな目つき。 -
飛翔!
カヌーが近づくとハクチョウは飛び立った。 -
大曲という蛇行しているところ。川岸に線路が走っていて、ここからSLが撮れれば良いなぁと思って事前相談の時平岩さんに聞いたら、午前中は完全に影に入っていて良い写真は撮れないと教えてくれた。確かに影の中。午後なら撮れるかもしれないけど、午後の便は機関車が前後逆になって走っているので、どうしても撮りたいという気にはならなかった。
-
後は夢が丘展望台がある丘かな。
-
そして少し進むと手を振って迎えてくれている人が見えてくる。
ここが終点だ。約1時間30分のツアーだけど寒さも感じないくらい短く感じた。平岩ご夫妻ありがとうございました。
カヌーを下りて、車に戻り出発の準備をしていたら、木越しに川向こうで何かちらちら動いているのが見えた。 -
2羽のタンチョウがすぐ前にいて踊っている。
ツアーの途中でもいたけれど、うまく撮れる角度にならず残念だと思っていたところだったので、これは嬉しかった。 -
しばし見ていた後、車に戻るとまた違う影が見えた。今度はキタキツネ。離れてはいるけどタンチョウとキタキツネのツーショットが撮れた。
-
キタキツネはちらっとこちらを見てから悠然と去って行った。
ここで時計を確かめたらSLを撮影しにいく時間。慌てて出発。事前に調べていた釧路湿原駅を過ぎた辺りのカーブを目指したが展望広場の方へ行ってしまって、あれっと思ったら既に丘の下にSLの煙が。ミスってしまったのだ。
SLはゆっくり走るので車の方が先回りできるとネットで見ていたので、追っかけてみようと思いたった。その日の午後は特に予定を入れていなかったことも後押ししてくれた。 -
撮れた!
ここは、すでにSL終点の標茶駅近くの踏切。(厚岸標茶線踏切という踏切らしい。)さっきミスったところから40kmくらい離れた場所。もう一人いた撮影していた人も同じような場所から移動してきたとのこと。これが、鉄ちゃんの通常なんだと改めて思ったことだった。
この時点で12時30分ころ。一応SLは撮ったので次はどうしようと悩んだが、事前にSL撮影場所を探していたときに、廃駅になった後、駅舎の代わり?においてあった客車が面白い被写体になりそうと思った五十石駅跡へ行ってみることにした。 -
着いてみると何もない。スマホで調べてみると、客車が置かれていたのはここじゃなくて南弟子屈駅。しかももうずいぶん前に撤去されたらしい。全くの勘違いだった。仕方ないから車を駐めてコンビニで買ってきたランチを食べた。少しくつろいでいたら青いのが来たから撮ったら、なぜか気に入った一枚になった。
-
釧路湿原 シラルトロ沼
かなりの部分は氷の白で覆われて、よく晴れた青空との対比がとてもきれい。凄くすがすがしいと感じる光景
午前中に通りかかったときカメラを構えた人たちが大勢いた。沼の向こう側を走るSL冬の湿原号を狙っているらしいと思いいたって一応撮ってみたけど、準備不足と遠すぎてまともには撮れなかった場所だった。 -
塘路駅にさしかかる時、14時30分少し前だった。SL湿原号の時刻表を見るとちょうどさしかかる頃だった。
SL釧路湿原号は標茶駅で折り返すが機関車の前後を入れ替える装置がないため、機関車を後ろ向きに走らている。つまり後ろ向きの機関車が客車をひいているのだ。この写真がその姿。あまり積極的に撮ろうとは思わないかも。 -
ありがとうございます!
塘路駅では離合のためしばらく止まっていたので、場所を変えてもう一枚。駅を過ぎた辺り。
すでに3時過ぎだったので、釧路のホテルに戻ることにした。 -
ホテルに着くとちょうど日が沈むところだった。車を駐車場に入れて急いで夕陽の名所と言われる幣舞橋(ぬさまいばし)へ。見ると太陽は既に半分地平線に隠れていて撮影場所を探すひまもなくとにかく数枚撮った。
幣舞橋 名所・史跡
-
マジックアワーの間にフィッシャーマンズワーフMOOの横を抜けて400mほど港の方へ行ったところの行き止まりまで歩いてみた。空のグラデーション、海面に反射した灯りのゆらゆらキラキラ...良い感じだった。
-
フィッシャーマンズワーフMOOあたりには街灯に照らされて漁船が係留さていた。漁港の町という雰囲気がある。
-
見上げた幣舞橋。四季の像のうち春と夏が見える。(夏はほとんど判別できないけど)
こんな感じで40分ほど歩き回った。除雪してあって歩きやすく、きれいなところだ。余裕があったら明るいうちに散策して夕景の撮影場所を探したいところだが、今回の旅ではその時間を見ていなかった。
翌朝は音羽橋に行く予定で早起きしなくてはならないので早めに寝ることにした。 -
音羽橋の日の出が6時30分頃だったので、この時間の前につけるように5時30分頃ホテルを出発。ついてみると日の出はまだだったが撮影者の三脚はたくさん。遅れたなと思いながらも1.5列ぐらいのところに空いたスペースを見つけ三脚をセット。ここの写真は何度も見て、是非、肉眼で見てみたい、この場所を体感してみたい、自分で写真を撮ってみたいと思っていたところなのでワクワクだった。
-
日の出前
まだ暗くてよく見えないけど、タンチョウがいるのは見える。音羽橋 名所・史跡
-
日が出ると河畔林についた霧氷が金色に染まり、うっすらではあるけど気嵐も出ている。なんという幻想的な世界。
気温はマイナス15℃程度だったので、この状態が見られるぎりぎりのところだったと思う。周りにいた撮影者もちょっと暖かいなぁなどと言ってたので、ラッキーだったのだろう。 -
気嵐がないところで羽を広げてくれたタンチョウ。ありがとう!という一枚。
前日に感じたように自分の機材ではこのくらいの拡大率が限度。このタンチョウをちゃんと撮るには超望遠の重たいレンズを持ってこなくては無理だろうと改めて。(意気地なしなので、そこまではしない。) -
一帯が明るくなると黄金から白銀の世界に変わる。
遠くてうまく撮れなかったがキラキラと舞うダイヤモンドダストも見られた。 -
霧氷の様子。厳しい寒さではなかったからだろう、すでに少し溶けかかっているように見えた。
8時頃まで約2時間滞在したことになるが、寒くは感じず、短く感じる時間だった。とはいっても必須の防寒装備:厚めのヒートテックのタートル、セーター、スキー用ダウンコート、防寒パンツにスキーパンツ、厚手の靴下に防寒靴、ビーニーにネックウォーマー、撮影用防寒手袋といった出で立ち。
この後は2ヶ所目のタンチョウ餌付け地の鶴居・伊藤タンチョウセンターへ。 -
いるいる。タンチョウの群れ!
鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ 自然・景勝地
-
いるいる。撮影者の群れ!
-
朝の餌付けに遭遇した。9時頃にほぼ予定時間通りで開始。もっとわーっと寄ってくるかと思っていたが、行儀良くゆっくりと食べていた。
-
ここでもダンスが見られる。
-
吐く息が白い!
-
飛び立つのも。
ここでは、約1時間過ごして出発。釧路湿原を抜ける道を通ることにした。 -
木々の間を抜けて行く未舗装道路はいかにも自然の中だという印象だった。
-
釧路川にさしかかったところにカヌーの発着場と思われる場所があり、車を駐めて川岸まで行ってみた。前日のカヌーツアーではあまり見られなかった河畔林の霧氷が見られてきれいだった。
-
前に小高い丘が見えてきて麓に駐車場があり数台の車が駐めてあった。降りると青空にオオワシと思われる鳥が舞っているのが見えたので、たまたま手にしていたカメラで一枚。ま、うまく撮れるわけない。ところでGoogle Mapで見てみると、二本松展望地ということだった。
-
登ってみると釧路湿地が見渡せ、釧路川の蛇行も見える。なかなか良い眺めだ。
しかし、他の車に乗っていたはずの人はいない。すぐ思い出したのはSL釧路湿原号を俯瞰で撮る場所の一つとして二本松展望地というのがあったこと。俯瞰できるところは大体雪の斜面を登らなくてはならないようだったので撮れないと思っていた。しかし、この丘にはあまり積もっていなかったので登れるか試して見ることにした。時間的にもSLがこの辺りを通るまで1時間弱あるので余裕がありそうだ。他の人が通った足跡のところまで戻って10分くらい歩くと見えた、鉄ちゃんだ。森の木々の間から撮るところであり視界が遮られていない場所は限られていたが、幸いなことに三脚を据える余地があった。 -
ほぼ正午に塘路駅方面から走ってきた。なかなか雄大な景色だ。手前は塘路湖のはずだけど氷結していて真っ白。
-
ここは遠景だけでなくSカーブを上から見ることができるポイントだ。残念ながら機関車のフロント部分に木の枝がかかってしまう。
-
なかなかの迫力
ということで撮り鉄活動終了
丘から降りると、釧路湿原をあとに中標津を通り羅臼の宿に向かった。
その後については、「道東 2023 その②」に続く。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
この旅行で行ったスポット
鶴居・標茶(北海道) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 道東 2023
0
55