2024/12/30 - 2024/12/30
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迷い猫同好会さん
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年越しはカンボジアとタイで。
プノンペンで1泊しました。
これからシェムリアップ拠点でプレアヴィヒアを目指しますが、バスか飛行機を使えばいいものを遠回りして鉄道で向かいます。
シェムリアップには鉄道は通っていません。でもどうしてもカンボジアの鉄道に乗ってみたい、と考えた結果の行動です。
1日目 茨城空港→春秋航空→西安
2日目 西安→春秋航空→プノンペン
☆3日目 プノンペン→鉄道→バッタンバン→車をシェア→シェムリアップ
4日目 プレアヴィヒア周辺
5日目 シェムリアップ→バンコク
6日目 鉄道でピンクガネーシャ
7日目 バンコクうろうろ→成田空港
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
おはようございます。
ただ今朝6時過ぎ。
空気はさわやか。
グラブを頼もうかと思ったらホテルのボーイがホテルの前のトゥクトゥクに声をかけてくれました。
トゥクトゥクのおじさん、奥の暗い部屋から出て来たみたいだけど、寝てたんじゃ!? -
目的地は駅。
早朝はさすがに道は空いていました。
もっともホテルからは1.6km程度。歩ける距離です。
写真は駅入口から街を撮ったもの。
乗ってきたトゥクトゥクが写ってます。鉄道ファンならどうぞ。でも実際利用価値があるかは… by 迷い猫同好会さんプノンペン 鉄道駅 駅
-
カンボジアの鉄道は、首都プノンペンからバッタンバンへの路線とシアヌークビルへの路線があります。
これから前者に乗ります。
そのカンボジアの鉄道、一応公式サイト↓があります。
https://www.royal-railway.com.kh/
Passenger Bookingをクリックすると乗車駅と下車駅と日時を選択する欄が現れ、時刻の検索や座席の予約が出来ます。
2路線とも1日1往復のみ。朝の下りと夜の上りです。
(別の場所でシアヌークビル方面は1日2往復になるとの情報を見かけました。)
ただし発車時刻は表示されますが、到着時刻は表示されません。
バッタンバン―タイ国境の旅客列車はこの旅では確認できませんでした。
サイトによればこの日は空いていそうなので、特に予約せず駅にやってきました。
もっとも実態は自由席との情報もあります。実際にそうでした。
というか、予約サイトの座席図はまったく実際と合っていないものでした。 -
まずは切符を買いましょう。
>>Welcome
とあるのでそっちに進んでみます。 -
なのですが、切符売り場が分かりません。
駅員らしき人に聞くと「あっち」と言います。
いやだから、その「あっち」がどこなんだよ!?
なんか客車の前に人だかりができてます。写真がそれです。
窓が開いているのが分かるでしょうか。
その窓から係員が手を伸ばし、切符を渡してます。
…その発想はなかった。
バッタンバンまで8ドル。
レシートのような切符でした。
ちなみに最初訳が分からずデッキに登っちゃいました。 -
弁当を売っている人がいたので購入。
米ドルで支払うとおつりはカンボジアリアルというパターンが昨日から繰り返されています。
あらかじめ水と食料は買っておいた方がいいでしょう。
途中駅で物売りは見かけましたが、確実に買えるかちょっと不安があります。
さてうろうろします。
キハ183!
かつて北海道を走っていた車両です。 -
シアヌークビル行きに投入されています。
いや、葛藤したんですよ。
この車両に乗るためにリゾート地シアヌークビルへ行くかと。
迷った挙句、今回はシェムリアップへ行くためにバッタンバン行きを選びました。
(それでも十分に変なルートです。)
なぜそんなことで迷うんだ、と言われたら答えようもないですが。
キハ183のために、またこの地を訪れそうな気がしました。 -
側面
-
連結面
-
気になる人は拡大してね。
-
ハイデッカー車。
乗ったことないや。
JR時代はグリーン車だったはずですが、こちらでは普通車の模様。
※2025年2月24日追記
上のように書いてしまいましたが、カンボジア鉄道のサイトの予約ページをよく見ると、2種類の運賃がある日があります。高い方の運賃を選択すると、3列座席の車両が表示されます。
車両により、高い運賃が設定されているようです。 -
などと興奮していますが、肝心のバッタンバン行きはどこに止まっているのでしょう?
駅員に聞くと「Over there」。
キハ183の先に気動車が止まっています。
写真がそれ。
文字の案内はなかったように思います。
こっちから積極的に情報を取りにいかないと乗れません。
他の東南アジア諸国と比べても、分かりやすいサービスをしているとは思えません。 -
■カンボジア鉄道 プノンペン640→バッタンバン1320頃
ほぼ定刻に発車しました。
これから273.1km(wikipediaによる。東京から弁天島(浜名湖)くらい)の旅の始まりです。 -
発車後すぐの車窓。
-
向こうは近代的なビル群。
あのビルだけ見れば発展著しいカンボジア、ということになるんでしょう。 -
車内はこんな感じ。
セミクロスシート。
乗客は座席の半分以下。
ご覧のとおり冷房はありません。 -
終電近くのおやじ状態の女の子w
ちなみに車掌はすぐに切符を回収していきました。
よって手元に残らず。
どこで下車するかは関係ないのかな。 -
プノンペンから十数キロ30分でこの風景。
-
先に記したように、旅客列車は1日1往復です。
旅客列車同士の交換はないはず。
信号所に石油貨物が止まっていました。
748頃。
機関車の向きはバッタンバン方向でしたが、バックしてプノンペン方向に数百メートル動いて単線上で止まりました。
旅客列車も少しバックしたと思ったらバッタンバン方向へ動き出しました。
この作業の意味が分かりませんでした。 -
信号所の近くに石油関連の施設がありました。
石油貨物はこれの関係でしょうか。
地図で見るとポングロルとあります。 -
車窓
-
Bamnakという駅のようです。
958頃。 -
ワンちゃん
-
何人の利用者がいるのでしょう。
-
ちなみにトイレはあります。
ただし、トイレのある車両に行くための連結面はこのとおり。
トイレの穴からは地面が見えました。
一定年齢以上の人ならこう思うでしょう。
日本もそういうトイレがあったと。 -
車窓
-
1048頃。
プルサト駅。
しばらく停車するようです。 -
商店が出ています。
1日1往復の列車のためにいるのでしょうか。
水を購入しました。
朝は涼しかったのですが、日が昇るについてさすがに暑くなったので、プノンペンで持ち込んだ分は飲み干してしまいました。 -
駅舎
-
車内から。
1100発車。 -
1129頃。
また石油貨物に出会いました。
ボンクナーという土地のようです。 -
機関車。
バッタンバン方向を向いています。 -
山の中腹に大仏さん。
-
カンボジアは平らな国です。
-
1320頃。
終点バッタンバン着。
所要6時間40分。
さすがにちょっと疲れました。 -
列車の先を見てみます。
この先、線路はタイ国境へ続き、タイの鉄道に繋がっています。
しかし本格的な旅客列車の運行がされているのか判然としません。 -
駅舎へ。
このホワイトボードは…時刻表!?
電話番号が書いてありますが、なんかあったらここにかけてね、ってことでしょうか。
どうも近隣の国と比べても鉄道の地位が高いとは言えません。
タイ国境方面への時刻は見つかりませんでした。 -
駅前
-
駅舎。
列車が着いた瞬間、わずかに賑わいましたが、すぐに長閑な空気に包まれます。 -
駅前の猫ちゃん。
さてこれからシェムリアップに向かいます。
バスターミナルに行きましょう。
トゥクトゥクが声をかけてきましたが、運転手の兄ちゃん、英語が苦手です。
スマホでバスターミナルを示し、「シェムリアップ行きのバス」と言うと、連れ行ってくれました。
5000リアル。値切っても日本円で数十円安くなるかでしょう。 -
事前に調べたところではシェムリアップまでのバスは本数もそこそこあり、8~10ドル。距離は約170km。
ところがトゥクトゥクが停車すると同時に、おじさんがやってきて「カンボジア人とカーシェア。20ドル」と言ってきます。
一瞬迷いましたが乗ることに。
すぐに出発し、宿まで送ってくれたのて、結果的に良かったです。
1342頃発車。
ただし、車のフロントガラスにはひびが入っていました。
スピードメーターはなんか違和感があったのでスマホで確認すると1.6倍くらいの数字を出します。もしかしてマイル表示だったのかな?
運転手さん、途中で小さな荷物や手紙の授受をしています。
なかなか忙しいようです。
同乗者の一人はボクサーとのこと。
私が日本人と分かると、「日本で試合したことがある。○○と戦った」と笑顔で話しかけてきました。
しかし、肝心の○○がどうしても聞き取れません。
一応、フェイスブックは教わりました。
今は手広くお仕事をされているようです。 -
1645頃、宿に到着。
プノンペンから約12時間かけて移動しました。
繰り返しになりますが、鉄道に乗ってみたいがゆえにこんなルートを取りました。
急ぐ人は飛行機、そうでない人は直通のバスで移動しましょう。
宿はトロピカルブリーズゲストハウス。2泊します。
さすがに大晦日を挟む日程なのでシェムリアップの宿は高い値段をつけていましたが、この宿はパブストリート等の繁華街から川を渡った位置にあり、ストンと値段が落ちます。
それでいて繁華街には十分徒歩圏なので、悪い選択ではありませんでした。 -
さすが観光地の宿なのでチェックインはスムーズ。
ただし、営業もなかなかです。
「明日の観光はどう? ○○なら〇ドル」などなど。
自分「プレアヴィヒア寺院へのツアーは?」
ホテル「すごく遠いですよ」
自分「知ってます」
ホテル「バスならこれ」
とプレアヴィヒアの町までのバスと思われる時刻を指さします。
それではダメなので、別をあたることにしました。
決して不親切な訳ではないですが、想定外の要望には答えられないようでした。
部屋は4階。シングルルーム。
各階にバルコニーがあり、こんな眺めでした。
ただし、エレベーターはありません。 -
さて街歩き。
宿近くの旅行会社に入ってみます。
「うちはプレアヴィヒアは扱っていません」
うーむ。 -
夕暮れのいい雰囲気。
-
パブストリート
パブ ストリート 散歩・街歩き
-
このあたり、旅行会社がいくつかあります。
ここでプレヴィヒアへのツアーを扱っていました。
100ドル。英語ガイド付き。プレアヴィヒアとその周辺。
宿から/までの送迎付き。乗用車で数人で移動。
これにしました。
担当は軽い感じの兄ちゃんでしたが、話しやすいし、分かりやすい。
なお、ネットで探せば日本語ガイド付きのツアーを催している会社が見つかります。ただし高め。
準備のいい人はケチらずにそちらを利用するといいでしょう。 -
夕食にしましょう。
有名店っぽい「クメールキッチン」へ。
クメール料理のひとつ、アモックを。
昨日も思いましたが、クメール料理はタイ料理に比べてマイルドな感じがします。
(タイにもいろんな料理があるのは知ってますが)
激辛とかそういうのは少ないようです。クメールキッチン 地元の料理
-
そしてコーラ。
クメール語の文字入り、
結局、この文字、一つも覚えられませんでした… -
アイスを食べます。
薄く伸ばしたアイスをロール状にしています。
これって日本にあります?
これはこれで面白い食感ですが、食べた感がちょっと薄いような。
アイスクリーム屋の兄ちゃん、少し日本語が話せました。 -
宿に戻りました。
夜は涼しいです。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
-
- Make_HongKong_Free_Againさん 2025/01/15 00:50:23
- 年末年始はカンボジア
- 私も12/30にシャムリアップ入りしました。
そして大晦日にプレアヴィヒアに向かいました。
もしかしたらどっかですれ違っていたかもしれませんね。
31日のプレアヴィヒア編、楽しみにしています!!!
- 迷い猫同好会さん からの返信 2025/01/15 21:38:44
- Re: 年末年始はカンボジア
- これは偶然ですね!
31日の旅行記はもうすぐアップします。
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