東インド　オリッサの旅（５）～チャティコナ水曜市～

2025/01/01 - 2025/01/01

オリッサ定期市めぐりの2日目はチャティコナの水曜市です。このチャティコナではドングリア・コンド族などの部族が集まる定期市が毎週水曜日に開かれており、ニヤムギリ山地に住むドングリア・コンド族が週に一度の買い物のために山から下りてきます。ドングリア・コンド族は白を基調とした服を着ていて、鼻には何本もの輪をつけているのが特徴です。

以下、日程です。
●12月28日(土)
　関空→香港→チェンナイ
●12月29日(日)
　チェンナイ→ブバネーシュワル
　ブバネーシュワル市内観光
●12月30日(月)
　コナーラク→プリー
　ブバネーシュワル泊
●12月31日(火)
　バリグダへ出発
　フィリンギア火曜市 バリグダ泊
●1月1日(水)
　チャティコナ水曜市(ドングリアコンド族)
　セミリグダ泊
●1月2日(木)
　オヌクデリ木曜市(ボンダ族)
　セミリグダ泊
●1月3日(金)
　クンドゥリ金曜市(マリ族、バダパラジャ族)
　ヴィシャカパトナム→クアラルンプール
●1月4日(土)
　クアラルンプール→香港→関空着

エリア その他の都市(インド)

オリッサの定期市めぐりの2日目は、ドングリア・コンド族の集まるチャティコナの水曜市です。
　1日目 フィリンギア火曜市(クティア・コンド族)
★2日目 チャティコナ水曜市(ドングリア・コンド族)
　3日目 オヌクデリ木曜市(ボンダ族)
　4日目 クンドゥリ金曜市(マリ族、パダ・パロジャ族)

朝食に詰めてもらったパックを受け取り、早朝の寒い中、6時50分にチャティコナに向けてホテルを出発します。

朝霧が出ていましたが、太陽が昇るにつれて、霧も晴れてきました。2025年の初日の出をオリッサで拝みます。

途中、綿花畑が広がっていました。

綿花畑

これほどまでに、たわわに実った綿花を見たのは初めてです。

オリッサの森には蟻塚も所々に見られました。

チャティコナ近くの線路で踏切待ち。

列車が走ってきました。

まだ踏切が開く前から、遮断機をくぐって渡る人が結構いました。

先程、踏切をくぐって歩いていたコンド族の女性

ニヤムギリ山地の山々

9時45分にチャティコナに到着しました。チャティコナでは毎週水曜日に定期市が開かれており、ドングリア・コンド族などの周辺に居住する部族が買い物に訪れます。

チャティコナには鉄道が走っており、定期市が開かれる場所のすぐ近くにチャティコナ駅があります。

チャティコナ定期市の通りには、買い物袋を頭の上に載せた部族の人々が数多く歩いていました。

買い物袋やカゴを頭の上に載せて歩くドングリア・コンド族の女性

うまい具合にバランスを取って、買い物袋を頭の上に載せています。

チャティコナ水曜市

チャティコナ水曜市

チャティコナ水曜市

チャティコナ水曜市

チャティコナ水曜市

ドングリア・コンド族の女性。白い布の衣装をまとい、長い髪を髪飾りでまとめて小さなナイフを差し、鼻には3つの輪をつけています。

葉巻をふかしたドングリア・コンド族のお婆さん

チャティコナ水曜市。道路の端に商品を広げて商売しています。

チャティコナ水曜市

チャティコナ水曜市

トマト売り

鶏売り

チャティコナ水曜市で売られているのは食料品が多いのですが、真鍮製の工芸品を並べて売っている女性もいました。真鍮製の太陽の壁掛けを購入。このような土産物はこれ以降に見かけなかったので、他も買えば良かったです。

こちらが、お気に入りの真鍮製の太陽の壁掛けです(300Rs)。フック部分が鋭利になっており、帰国便での機内持ち込みができるかどうか心配でしたが、杞憂に終わりました。

素焼きの壺売り

その場で揚げたスナックの軽食売りが並んでいます。

軽食のスナック売り

その場でスナックを揚げていました。

生きた鶏を売っています。

魚の干物

チャティコナ水曜市

チャティコナ水曜市

チャティコナ水曜市

チャティコナ水曜市

チャティコナ水曜市

チャティコナ水曜市

座っているときでも、荷物は頭の上に載せたままです。

チャティコナ水曜市

チャティコナのヒンドゥー寺院の祠。定期市を1時間強見て回り、11時にチャティコナを出発しました。

途中の農園でタバコが栽培されていました。

ニヤムギリ山地とタバコ畑

タバコの葉っぱを初めて見ました。

もみ殻をふるい通しています。

土を盛り上げただけの祠。囲いがなければ、祠だとは区別がつきません。

ひまわり畑

ひまわり畑

ラヤガダに12時半に到着し、ランチは市内のホテル・サイのレストランでいただきます。開店準備で30分待たされました。この日は新年の休日のため、レストランも来客が多くオーダーに時間がかかりました。アーンドラチキンはとても美味しかったのですが、非常に辛かったです。

13時50分にラヤガダを出発し、14時半にクヴィ・コンド族の村に立ち寄りました。

クヴィ・コンド族の女性

クヴィ・コンド族の女性

クヴィ・コンド族

クヴィ・コンド族のお婆さん。手の甲をよく見てみると、、

手の甲に入墨が彫られていました。

この村のプリースト(聖職者)に村内を案内してもらいました。村の基礎となる石が祀られていました。

幹線道路を走っている最中、新年を祝う大人数の行列が歩いていました。

新年を祝う行列

新年を祝う行列

「ジャイシラ」と掛け声をかけながら歩いて行きました。

新年を祝う行列

オリッサの美しい山間部の風景

次はパロジャ族の村を訪問します。村では女の子たちが音楽に合わせて踊り続けていました。

踊り続ける女の子たち

パロジャ族の村

パロジャ族の村。

パロジャ族の村

パロジャ族の村

夕暮れ時の山間の風景

5時半頃にセミリグダに到着しました。宿泊するホテルはインペリアルイン。街一番のホテルで改装したてで立派なホテルですが、シャワーのお湯がでなかったので、タライにお湯を入れて持ってきてもらいました。

夕食はホテルのレストランでいただきます。新年の休日なので、お店はお客で一杯でした。チキンビリヤーニとベジ・マゼダールをオーダー。ビリヤーニは以前住んでた都内の近所のパキスタン料理屋の方が美味しかった。明日はボンダ族に会いにオヌクデリの木曜市に向かいます。