マレーシア・タイ・シンガポール周遊旅行記　6日目　パタヤを満喫

2024/03/04 - 2024/03/19

パタヤでは、ビーチで水上アクティビティを満喫！パラセーリングで空を舞い、水上バイクで海を駆け抜けた。

ローカルなお店で食事をしたり、カフェ・アマゾンで休憩したり、ナイトマーケットで買い物をしたりと、タイでの1日を満喫。

夜は、Airbnbで予約した豪華な部屋で、バンコクの夜景を眺めながらリラックス。
充実したパタヤの1日を過ごした。

エリア パタヤ(タイ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 友人
• 交通手段: 鉄道 タクシー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

早朝6時過ぎ、快適だったホステルを後にし、パタヤ行きの快速列車に乗るため、クルンテープ・アピワット駅にやってきた。しかし、切符をよく見てみると、始発駅は「Bangkok」と書かれている。
痛恨のミスだ。快速列車は全てクルンテープ・アピワット駅発だと思い込んでいたのが間違いだった。

発車時刻まで残り15分。駅前に止まっていたタクシーに飛び乗り、バンコク駅まで、急いでもらうように運転手に告げる。

6時45分の発車時刻まで残り1分。バンコク駅が見えてきた。しかし、タクシーは駅前ロータリーを大回りしている。タクシーを飛び降り、料金を払ってホームへ全力ダッシュ！
そして、ついに列車に飛び乗った。
全員が乗り込んだ直後、汽笛が鳴り響き、列車は動き始めた。

胸を撫で下ろしながら、2時間半の列車の旅が始まった。

パタヤ駅 駅

パタヤ駅に到着。記念にパシャリ

パタヤ駅 駅

パタヤ駅からビーチまでは少し離れている。移動手段を検討していると、列車の到着時刻に合わせてソンテウがやってきた。

ソンテウとは、軽トラックの荷台を改造して人が乗れるようにした乗り物で、街中を巡回しているらしい。
料金も手頃だし、せっかくなのでソンテウに乗ってみることにした。

街中であれば一律10バーツほどで乗れるようだが、駅からパタヤ市内までは50バーツだった。

ソンテウは、想像以上に乗り心地がワイルドだった。
運転はかなり荒く、ガタガタと揺れる。友人は、キャリーケースが車から落ちないように、必死で足で挟んでいた。

パタヤビーチに到着。テンションが上がって裸足で砂浜を駆けてみたたけどかなり熱かった。

せっかくなので水上アクティビティをしてみることに。

パタヤ ビーチ ビーチ

喉が渇いたので、タイで広く展開されているカフェ・アマゾンにやってきた。
友人が一番安いラテを注文した。かぼちゃみたいな色をしていて、少し変わっている。
一口もらってみると、甘くてまた飲みたくなる味であった。

日本にもカフェ・アマゾンがあるのかと調べてみたら、数店舗しかないようだ。しかも、一号店は東京ではなく、福島県にあるらしい。意外だ。

Café Amazon カフェ

高校時代、友人がよくハードロックカフェのTシャツを着ていたのを思い出して、懐かしさのあまりお店に入ってみようとした。しかし、まだ開店前だった。

ハードロック カフェ パタヤ アメリカ料理

水上アクティビティに挑戦。
いくつかのお店を回って値段を聞いてみると、4人で遊ぶなら少し安くしてくれるとのこと。
キャッチの兄ちゃんたちはみんな陽気で、値段交渉も楽しみの一つだ。

結局、一番安いところに決めた。確か、最初の提示額から半額くらいになったと思う。

水上アクティビティは、沖で行うとのこと。
小型船に乗り込むと、エンジン音が轟き、勢いよく沖へと向かっていく。海面を跳ねるように進む。

いよいよ、パラセーリングに挑戦。
船に引っ張られ、空高く舞い上がる。
海の上を飛ぶのは、想像以上に爽快。…が、メガネをつけられないのが残念。目が悪いので、景色がほとんど見えない。

友人は、海にディップするアクティビティを選んだ。
戻ってきた友人は、ずぶ濡れになっていた。
「最高に楽しかった！」
そう言って、笑顔で水しぶきを飛ばす友人を、羨ましく思った。

お次は、水上バイク。2台をレンタルし、2ペアに分かれて乗ることにした。
1人が運転、もう1人はその後ろにしがみつくスタイル。

数分のレクチャーを受け、いざ大海原へ
アクセルを全開にすると、40キロ近くまでスピードが出る。水面を滑るような感覚、そして波しぶき。
最高にエキサイティング！
運転を友人に代わってもらい、後ろにしがみついていた時のこと。

友人が、いきなり急発進＆急ハンドル！体は宙に浮き、海へ投げ出される。かろうじて右足がバイクに引っかかり、なんとか戻ってくることができた。
あの瞬間、本当に「終わった…」と思った。
しかし、それも含めて最高の思い出だ。

14時過ぎ。さすがに空腹を感じてきた。
昼食は、水上アクティビティのキャッチの人のところでガパオライスを注文。海辺の屋台で食べるガパオライスは、また格別だ。
相変わらずスパイシーだが、それが食欲をそそる。

パタヤ ビーチ ビーチ

友人は、ヘナタトゥーを入れてもらっていた。
腕に描かれた綺麗な模様に見入ってしまう。
帰国後に入社式があるらしいが帰国までに消えるのだろうか。友人を横目に寛いでいると、サングラス売りのおっちゃんが近づいてきた。買う気は全くない。

しかし、おっちゃんは、次から次へとサングラスを見せてくる。
「要らないよ」と断っても、「じゃあ、これはどうだ？」と、値下げまでしてくる。
しかし、今は手持ちに100バーツもない。

そもそも、メガネをしているのに、その上からサングラスをかけろっていうのだろうか。
心の中で突っ込みを入れる。

おっちゃんは、諦めずに粘ってくる。
だが、本当に1ミリも欲しいと思わないので、きっぱりと断った。
すると、おっちゃんは、渋々といった様子で去っていった。

朝早くから活動し、午前中は水上アクティビティを満喫した。さすがに疲れが出てきたようだ。
ビーチに置かれたハンモックのような椅子にもたれかかる。

瞼が重くなってくる。
帰りの列車までは、まだ少し時間がある。
ビーチを吹き抜ける風、波の音全てが心地よく、私は意識を手放した。

バンコク市内に戻ってきた頃には、すっかり夜になっていた。今晩の宿は、Airbnbで予約した部屋だ。

地図アプリを頼りに、指定された住所へ向かう。
すると、目の前にそびえ立つ高層マンション。
半信半疑でエントランスに入ると、オーナーの姿があった。

部屋に案内されると、この旅で1番豪華な部屋だ。
広々としたリビング、清潔感のあるベッドルーム、そして夜景を一望できるバルコニー。思わず歓声を上げてしまう。

ベッドルームからの眺め。プロジェクターもあったが使い方がイマイチわからなかったので使わなかった。

荷物を部屋に置き少し離れたナイトマーケットへ。少しみて回ったが現金がないのでATMを探す。

近くのショッピングモールにATMがあったので向かう。閉店時間10分前とかで人気もまばら。

セントラルプラザ グランド ラマ 9 ショッピングセンター

22時を過ぎ、ほとんどのお店が閉店準備を始めている。そんな中、まだ営業しているお店を見つけた。
メニューを眺め、美味しそうな料理をいくつか注文する。

食事中、横ではレジ締めの作業が始まっていた。
カチャカチャとレジを叩く音、店員さんたちの会話…
少し落ち着かない気もするが、これも旅の醍醐味だろう。

このお店では、クレジットカードが使えるとのこと。
現金が心許なかったので、カードで支払うことにした。しかし、カードを渡すと、店員さんはそれを受け取ったまま、どこかへ行ってしまった。
5分…10分…戻ってこない。

少し不安になってきた頃、店員さんが戻ってきた。
支払いは完了したとのこと。結局、どこで支払い作業をしていたのかは謎のままだ。この頃には周りの店の人たちが集まってきて、誰が店員さんなのかも分からなくなっていた。

まあ、料理は美味しかったから、良しとしよう。

またまたマンゴージュース。
暑い国で飲むマンゴージュースは、格別だ。
濃厚な甘さと冷たさが、体に染み渡る。

セントラルプラザ　グランドラマ9 ショッピングセンター

まもなく日付が変わる頃、友人が「夜遊びに行く」と言い出した。歩いて行くというので、ついて行くことにした。
しかし、これがとんでもない距離で、結局1万歩以上歩くことになった。

深夜になると、さすがに開いている店も少なくなってきた。いい店が見つかったのかどうかは知らないが、友人は夜の街へと消えていった。

残った私たちは、Grabで部屋に戻った。テレビをつけると、ちょうどタイ語版のドラえもんが放送されていた。タイ語は分からないけれど、ドラえもんのストーリーは世界共通。ついつい見入ってしまい、気がつけば時刻は4時になっていた。

7日目に続く。