2024/12/15 - 2024/12/15
758位(同エリア1094件中)
みーごんさん
富士山麓でウィスキー
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朝早くに宿を出て、京都の山崎から富士山へ向かう。
さすがにノンストップではしんどいので、休憩がてら焼津ICを降りて「焼津さかなセンター」へ。 -
いかにも海鮮市場といった趣きだが、中は結構広い。
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市場内を散策していると行列ができている店があり、ここで食事をとることにする。
店の前には美味しそうなメニューの写真が並び、期待が高まる。
20食限定という大トロまぐろ丼を頼もうと意気込む。 -
出て来たのは大トロにびんちょう、漬け、ネギトロとまぐろ三昧の丼。
さすがに焼津だけあって新鮮な魚に舌を打つ! -
食事を満喫してから買い物。
酒屋もあったが、ウィスキーはガイアフローでした。。
サッポロの静岡ビール(何だ、それは?)と地ビールの3本セットを買う。 -
家で良い子にお留守番しているわんこ(多分??) にお土産を買ってから、焼津さかなセンターを後にする。
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御殿場方面へ車を走らせる。
天気もよく、圧倒的な迫力で富士山がせまってくる。
(西日本の人間なので、富士山を見るだけで大興奮!)
富士山を一旦通り過ぎてから、新御殿場ICで高速を降りる。 -
向かった先はキリン富士御殿場蒸留所!
ポットスチルがお出迎え!! -
駐車場に車を止めて、蒸留所へ。
入口で受付をすます。
キリンは相変わらず飲酒運転には厳しく、ドライバーは誓約書を書かされる。 -
ツアーの時間まで余裕があったので、まずは展望台へ。
少し雲がかかってはいたが、蒸留所から見る富士山は神々しい。 -
振り返ると蒸留所の全景も見ることができ、気分が高まる。
こんなところで醸され熟成されるウィスキーは美味しいに決まってる! -
2階に移動して、まずは有料試飲。
年代ものもあったが、サントリー山崎で散財したこともあり、スタンダードに富士シングルモルトとシングルブレンデッドを注文してカウンターへ向かう。
(シングルグレーンはツアーで試供らしい) -
自然豊かな景色を見ながら試飲を楽しむ。
うっ! これはっ!!
正直いってキリンのウィスキーをなめてました。
山崎、白州、とばかり言っている自分が恥ずかしくなるような美味しさ。
特にシングルモルトは、キリンらしく直球勝負のウィスキー!
これは美味しいですね。(お値段も立派ですが。。) -
売店には蒸留所限定というモルトとグレーンのシングルカスクが。
財布のひもは完全に緩んでおり、思わず両方を買ってしまう。
シングルカスクだけあって通し番号がつけられており、縁起の良い数字を選ぶ。
カスクストレングスなのだろう、シングルグレーンはなんとアルコール度数62%!
帰ってから飲むのが楽しみ! -
お土産を受付で預かってもらい、ツアーの時間が来るまで「キリンの森」を散策。
12月というのに寒くもなく、自然豊かな森をあるく。 -
これはキリンなのでしょうかね??
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さて、ツアーの時間が近づいて、受付のある1階へ。
ガイドさんがやってきて、まずはビデオで蒸留所の紹介がある。
写真撮影はできなかったが、ウィスキーの製造工程だけでなく、作り手の想いがこもったすばらしいビデオ。
まるで映画を見ているようで、思わず涙腺がゆるむ。 -
工場に入って、まずは材料の説明。
富士御殿場蒸留所の最大の特徴はモルトとグレーン、2種類の素材を使って蒸留している事。(まあ、白州も宮城峡もグレーン作っているけど。。)
ライ麦も展示されており興味深い。 -
単式蒸留と連続式蒸留の違いについて説明がある。
それにしても、連続式蒸留の仕組みがどうしても理解できない。。。 -
続いて、蒸留器が並ぶ部屋へ。
サントリーと違って「見せる」レイアウトにはなっておらず、それがまたキリンらしい。
バルジ型の奥には変わった形の蒸留器も鎮座しており楽しい。 -
展示用の蒸留器もあり、これは近くで見る事ができた。
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蒸留器の横には仕込み釜。
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スピリッツセーフは事務所?の前にひっそりと配置されており、それがかえって工場らしくてうれしくなる。
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蒸留器の前で動画による説明。
連続式蒸留器にはマルチカラム、ダブラー、ケトルの3種類あり、それぞれを使い分けているとの事。
一度現物を見てみたいものだが、無理なのでしょうね。 -
後ろには連続式蒸留器の一部があり、触ることができる。(どういった仕組みかよくわからないが。。)
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ランタン型の蒸留器もあり、バリエーションに富ん蒸留器を見ることができた。
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発酵タンクも木製と
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ステンレス製がある。
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タンクが並ぶさまは見事の一言!
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続いて樽詰めの工程。
モルト、グレーン、それぞれ熟成樽のチャー(木を焦がしたもの)のサンプルがあり、香りを楽しむ事ができる。
すばらしく良い香り!!
見学者からもすごい人気で、代わる代わる香りを楽しむ。 -
なんと樽詰めの部屋まで見ることができた!
静かな雰囲気の中、樽詰めの音が響き渡る!! -
マチュレーションピークの説明。熟成が進む原酒の色の違いを見ることができた。
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最後に瓶詰の工程。これが見られるのはキリンだけでしょうね。
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これはラベル貼りの工程。
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動画で各工程の説明が見られる。
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陸は機械でラベル貼りをしているが、富士は手作業で貼っているとの事!
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陸だろうか、結構なスピードで瓶詰めされている。
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最後に歴代のキリンウィスキーが展示された長い通路を通る。これは懐かしのクレセント。
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最後は富士30年で締めくくる。
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見学が終わり、お待ちかねの試飲タイム!
名前を呼ばれてテーブルに着く。 -
試飲ウィスキーは富士シングルグレーンと陸。
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ガイドさんの説明を聞きながら、まず富士をテイスティング。
色と香りを確認した後、加水。
しばらく待って(これが重要だと)、味と香りを楽しむ。
さらにはチョコレートとのマリアージュも楽しむ。 -
陸はお好きな飲み方で、との事でハイボールにする。
カウンターで氷をもらい、グラスに書かれた富士山の頂上までソーダ水を注いで完成。定番な味わいではあるが、さすが「クリーン&エステリー」! -
最後に、もう一度富士山を望んでから蒸留所を後にする。
いや~。白州蒸留所の前哨戦の気分で訪れたが、想像していたよりはるかに満足度の高い工場見学だった。
さて、続いてはワイン。高速に乗り、勝沼へ向かう。
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