2023/11/06 - 2023/11/07
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無人(muto)さん
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2023年11月の能登方面旅行のその2、黒部峡谷編を掲載
全体の旅程は次の通りで本編は第3日目の記録である。
第1日:午前便で能登空港へ飛び能登観光 輪島市泊
第2日:能登観光 黒部・宇奈月温泉泊
第3日:黒部峡谷観光 夕刻女房殿のみ富山空港から帰京 南砺市泊
第4日:合掌造り3集落 岐阜荘川町泊
第5日:九頭竜湖、恐竜博物館など 福井市泊
第6日:永平寺、東尋坊など 夕刻帰京
能登半島編、合掌造り三集落編、福井編については本編とは別に掲載する。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
黒部峡谷は訪れたい所リストに挙げていた場所だが、2024年6月に黒部宇奈月キャニオンルートが開設されると知り、観光客で混雑する前に一度行っておこうと思った。しかし、能登半島地震の影響で同ルートの開設は2026年以降になるとのこと。行っておいてよかったと思う。
次のマップにも記載されているように2024年は運行していなくて、2025年は宇奈月駅~猫又駅間の運行となるそうだ。 -
マップ by 黒部峡谷トロッコ電車 https://www.kurotetu.co.jp/
能登半島から来て宇奈月温泉で宿泊。8:17発のトロッコ電車に乗った。トロッコ電車にはオープンの普通客車と、普通の電車みたいなリラックス客車の2種類ある。どれくらい寒いかわからなかったのでオープンな普通トロッコではなくリラックス客車に乗った。途中下車も考えたが時間的余裕を考えて今回は欅平までの往復という一般的なコースとした。
日によっては混んで乗れないこともあるというネット情報を見ていたのでチケットはネットで購入しておいた。当日は雨ということもあってかそれほどでもなかった。しかし、右側を確保したいということもあって30分くらい前には改札に並んだ。改札は2ラッチあったが、開く頃にはそれぞれに数十名は並んでいたようだ。一番前ではなかったが次ぐらいで思っていたように車両の一番後の席の窓側に座れた。窓を開けても後のお客さんに影響が少ないだろうと考えて選んだ席だ。走り出すと見どころらしきところでは前の方のお客さんも窓を開けていてそんなに気にする必要は無かったようだ。また、途中からは立ち上がって両側の窓から写真を撮っていた。席の位置はあまり気にせずとも良さそうだった。 -
宇奈月温泉駅を出発するとすぐに黒部川を渡る。この時左側に赤く塗られた歩道橋が見える。やまびこ遊歩道という宇奈月温泉から宇奈月ダム方面に向かうことができるようだ。旧線路跡を利用しているとのことで、現在のトロッコ電車が新山彦橋を渡るところがきれいに見えるということで人気スポットらしい。
その新山彦橋を渡るとすぐトンネルに入るがその先は黒部川が右側に見える。 -
最初に見えるのは、宿泊したホテル黒部。温泉街らしき界隈からは離れていて景色を見ながら淡々と過ごした。トロッコ電車を対岸から見ることができる絶好の位置だと思うがトロッコ電車が走っている時間にはホテルにいなくて見られなかった。
このホテルを選んだ理由は夕食なしのオプションがあったことが大きい。能登でできるだけ長い時間を過ごしてこちらに移動したかったので夕食の時間にホテルに到着できないだろうと思っていたのだ。一泊二食付きの選択肢しかない旅館は基本的に敬遠するけど、ここ宇奈月温泉でも素泊まりの選択肢がとれたのである。トロッコ電車の前泊で利用 by 無人(muto)さん黒部峡谷 宇奈月温泉 ホテル黒部 宿・ホテル
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ホテル黒部をすぎたあたりにダムがあり、その上流は川幅が広くなりダム湖をなしている。この橋はその川幅が広い部分に架かる湖面橋という橋。トロッコ電車からの見え方が一番きれいかもしれない。
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すぐに最初の駅、柳橋駅に到着。右側に見える古城の塔のような建物は新柳河原発電所の建物だそうだ。対岸から見たら更に古城感があるだろうと思われる。
トロッコ電車ではこのような説明がアナウンスされる。リラックス車両に乗車していて良かったことの一つ。もしアナウンスで聞いていなかったらネットでも調べないだろう。左側にある冬のメンテナンスに使われるというトンネルにも気付かないだろう。というか斜面に窪みがあるだけなので教示されないとまずわからない。 -
仏石。これもアナウンスを聞いていなかったら絶対シャッター切れなかったところ。
昔、入山者が安全祈願したとのことだが、どこから拝んだのだろうか...という疑問が。
ところで、川の色。白褐色に濁っていた。上流域での雨は激しかったのかもしれない。 -
ところどころに滝が落ちている。雨の影響で普段より水量が多いのかもしれない。
何ヶ所もあったけれどほとんどの写真はブレていて、これは比較的少ない写真。 -
上流の方は雨のため、山というか峡谷の上部というかとにかく上の方は白く霞んでいた。雲がかかっているところも。
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黒薙(くろなぎ)駅てまえの川が蛇行しているあたり。
このあたりは標高224mの宇奈月駅から100mくらい高くなっているからか、紅葉が進んでいるように思えた。あたりまえだけど高くなると進むはず。標高600mの欅平が楽しみになった。 -
黒薙駅を出発してすぐに後曳橋を渡り、トンネルへ入るところ。
黄葉した木々が彩る岩山を背景にブルーの鉄橋、オレンジ色のトロッコ列車が映える。トロッコ電車を見る最上のスポットだったように思う。ここの後曳橋が架は支流の黒薙川に架かっているが、この谷は橋の下60mくらいあるそうで深い。 -
出平ダム辺り
この辺りのV字谷は谷の深さと幅は1:2とかなり狭いのでアーチ式で計画されるのが普通だけど、周囲の岩盤の状況を考慮に入れて重力式が採用されたらしい。また、下流の宇奈月ダムと連携して土砂を流すためのシステムがあるそうだ。急流で大量の土砂が流れる黒部川にあって、ダム湖への土砂の堆積によるダム機能の低下を防ぐとともに,下流ないし海域への土砂の供給を自然なものに近付けて環境への負荷を低減することを目的とされている。豪雨で上流から大量の土砂が一気に駆け下りることを防ぐことにもなっているのだろう。
またこのダムの放流を有効利用するために黒部川流域第12番目の出平発電所が建設されている。1985年のダム完成から30年も経った2015年の利用開始となる。自然の力の利用が進化している一つの証左かもしれない。 -
「出し六峰」あたり。対面に見える「1つの大きな山の山頂部が6つの峰に分かれてそそり立っています」、「雨が降ると一層ゆったりとした世界が広がるんです」などと説明されているけど、雨でほとんど見えない。帰路に期待した。
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猫又駅と紅葉。黄葉が多い中での赤を見るとちょっと嬉しい。もみじ狩りという雰囲気になるから不思議。
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紅葉で有名な錦繍関。鐘釣橋から。
雨で奥の方は白く煙ってよく見えなかった。 -
次に停車した小屋平駅ではなんか薄暗くて...窓からだったこともあり外がよく見えなかった。
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欅平に到着してすぐ駅前の展望所から、黒部川下流になる猿飛峡方向をみた景色。急峻なV字がよくわかる。上部は雨に煙っているが斜面の黄葉はきれいだ。
欅平駅前からすぐにのところにある奥鐘橋を渡り祖母谷川(ばばだにがわ)沿いに祖母谷渓谷の方に向かって歩いてみた。雨が降る中を傘をさしての散策はやはりうっとうしい。晴れなくともせめて雨がやんでくれればと思っていたが、空はこちらの意向を汲んではくれなかった。
ここで黒部川に合流する祖母谷川は上流の祖母谷温泉で祖父谷(じじだに)川と合流する。なんというネーミングだ。 -
すぐに人喰い岩が見えてくる。奥鐘山の川沿いの岩盤を削ってつくられた道である。
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下を通る。思ったよりも深く削られていて人間凄いと思う。岩盤むき出しではなくコンクリートが吹かれていて自然さはないが、漏水や崩落を考えると致し方ないことなのだろう。
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歩道対岸の景色。日が当たると黄葉が光り、白い雲とあいまってきれいだった。
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雪の橋辺りまで行って砂防堤があるV字谷を見て引き返す。そこから先へ行っている人はいなくて、行ってはいけない感があったのだ。
この頃になると傘をさしながらの散策に疲れてきていたのは否定しない。 -
祖母谷川沿いも黒部川本流と同様に黄葉していた。川の水は黒部川ほど濁っていない。
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対岸に滝が見えたので撮っておいたのだが、ちょうど雨が強くなったときだった。うまく出ていないが全面に雨の白い線が流れている。
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岩場があるところでは、水墨画の世界かとおもうこともあったのでこの写真はモノクロで仕上げてみた。
うむ、やはりそんな感じだ。 -
霧に霞む深いV字谷。奥鐘橋の上から黒部川本流の上流方向を撮った一枚。右奥に見える建屋は黒部第三発電所だ。
上流の仙人谷ダムから取水し、ここで発電している。戦前の1940年に完成している。ダム建設地までの物資輸送路として、竪坑エレベーターや高熱隧道で知られる上部軌道も建設された。事故などで亡くなった作業員も120名を超えるとのこと。高熱隧道とは166℃という高熱を持つ岩盤を手堀した過酷な工事現場であったことからついた名称で、設置しようとしたダイナマイトが自然着火してしまっての事故もあったほどの高熱だったそうだ。黒部川沿いの水平歩道も仙人谷ダムまではこの時につくられたらしい。2026年以降に開設される黒部宇奈月キャニオンルートはこの軌道などを利用したものでほとんどが地下施設となるらしい。
また、川沿いに水平歩道があるのもこの上流だ。見てみたいが、本格的な登山ができる人でないと行けないところとのことだ。 -
下流側の岩壁。奥が猿飛峡の方向。
帰りは13:10の予定だったが、11時頃に駅に戻ってきたので入線していた電車に乗ることにした。 -
欅平駅のホームにて。
寒さの程度もわかっていたので、まだ雨は降り続いていたけどオープンな普通トロッコの方に乗車した。やはりトロッコの方が断然視界が広いし窓を気にかけず写真を撮れる。ただし、オープンなトロッコでは騒音でアナウンスがほとんど聞こえなかった。両方乗ってみてわかった違いである。 -
猿飛峡を過ぎたあたりのトンネルとトンネルの間から見える黒部川の蛇行。
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次の小屋平駅で停車。対向電車が来る。
往路では始発であり対向電車との離合はなかったのでちょっと嬉しかった。機関車はこんな顔してたんだなぁと改めて。(欅平駅で撮ったばかりだけど) -
離合完了!
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こちらの列車も出発。
すぐに小さな鉄橋を渡り、トンネルに入る。この「ウド谷」は大きな雪崩が発生する場所なので、冬の間、線路を取り外し、トンネルも大きな扉で塞いでしまうとのこと。 -
「百貫山」の案内板があるけど、上の方は雲がかかって真っ白だった。
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鐘釣駅での一枚。対岸に「黒部の万年雪」が見られると思っていたけど、どこかにあるかわからずじまい。どうも隣の沢筋を撮っていたようだ。ここでいったん下車しないと見られない光景か。(その気にはなれなかったけど)
この鐘釣駅では「駅の両側に勾配があって狭く、電車がすれ違うスペースが確保できなかったため、「スイッチバック」という方法で、上りと下りの列車交換を行っている。本線から引き込み線に入って一度停車。発車する際に一旦バックして本線に入り、出発。」と説明されている。
が、スイッチバックしているところを説明できるような写真を撮っていなかった。残念。 -
鐘釣駅をでると対岸の黄葉が良く見えるようになってきた。黄葉そのものは変わらないのだけれど、水面のすぐ上の木々が黄葉していて、その様子が絵になると思ったりしたところ。
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鐘釣橋の上からの電車左側の絶景。折しも山の一部に日が差していてより感動的だった。ずっと雨だったのでおっ!と思った。
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ちゃんと「釣り鐘橋・錦繍関」の案内板が立っている。
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さすがに皆さんお写真タ~イム!
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錦繍関をすぎて猫又駅につく前のカーブで。山の上の方は見えないが明るい部分もあり、錦繍関と同じくらいのインパクト。
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猫又駅では明るい一枚。前方、山の上に一部青空が出ていた。これから晴れる予兆かな。
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帰路の「出し六峰」一応上まで見えた!
一応なんだけど往路の状況よりずっといい。 -
線路脇の木々が見えた。というのは、それまでもずっと見えてはいたのだが目に入らなかったという意味。
少し天候が変わり、少し光の加減が変わると、こんなに感じ方が違うものだなという実感。 -
笹平駅での離合。帰路では3回目。
すれ違いざま対向列車の客の笑顔が見え、同士が手を振るなどもしていて和やかな感じだった。 -
後曳橋を通るときに見える送水用の水路橋。
往路ではタイミング悪くてよく見えなかったが、帰路では撮れた。下の峡谷の感じがつかめない一枚になったのは残念。 -
黒薙駅をすぎて10分ほど走ると「猿のつり橋」が見えた。
往路では、「猿のつり橋」の案内板を見つけて探したが、支流に架かる送水管用かと思われる橋に気をとられ「猿のつり橋」は捉え切れてなかった。(実は撮れていた。)
ダムが建設された後もサルが対岸へ渡れるように作られたつり橋で、サル専用のため手すりがない。
なお、猿が渡る場面には遭遇せずだった。残念 -
「猿のつり橋」と近くの支流に架かる橋の位置関係。
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この頃には西の方に青空の割合が多くなってきていた。も少し早くから晴れてくれれば良かったのに...と詮無いことを思ってしまった。
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対岸に見える滝がちょっと印象的。段状に形成された砂防堤から流れ落ちる水がきれい。人工物ではあるが、この旅では人工物が主役で自然は主役を引き立てる名脇役だったような気もする。
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雪よけトンネル内のカーブを曲がるとき先頭車両だけが見えて、ちょっと変な感じ。実に長い編成なんだと改めて思った。
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うなづき湖まで戻ってきた。そろそろ終点が近いかなと思うところ。
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そして、ホテル黒部と新山彦橋が。
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宇奈月駅から歩いてホテル黒部に車を取りに戻る途中の景色。
トロッコ電車が通っていればパンフレットに使われているような写真になったかもしれない。
この時点で、まだ昼過ぎだったが、富山空港に向かって出発。ゆっくり走ったけど出発予定時刻の3時間くらい前にはすでに到着。東京に帰る女房殿を降ろして、当日の南砺市の宿に向かった...というところで、黒部峡谷編は終了。
合掌造り編へ続く
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