奥塩原元湯大出館・紅の吊橋★塩原温泉八汐荘2泊3日②2024年12月

2024/12/16 - 2024/12/18

栃木県の塩原温泉八汐荘に2泊しました。塩原温泉の他に、奥塩原元湯や那須湯本鹿の湯の源泉も堪能しました。
日付ごとに旅行記を3冊に分けました。

①は、1日目『田んぼアート・奥塩原温泉・ハンターマウンテン』
　⇒ https://4travel.jp/travelogue/11948717

本編②は、2日目『奥塩原元湯大出館・紅の吊橋』
【表紙】塩原もの語り館のイルミネーション

③は、3日目『殺生石・小鹿の湯・アジアンオールドバザール』
　⇒ https://4travel.jp/travelogue/11948719

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予　約：じゃらん
プラン：【2食付き】和洋中６種類から選べるお弁当♪
宿泊料金(1泊2食)：6,600円×2泊＝13,200円
入湯税：150円×2泊=300円
合計　：13,500円
じゃらんクーポン：1,000円
じゃらんポイント：4,600pt
2泊分の支払金額： 7,900円　チェックイン時PayPay払

エリア 塩原温泉郷(栃木)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• ホテル: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: じゃらん

【2日目】12月17日（火）曇り
塩原温泉 八汐荘（那須塩原市塩原）

昨年末のホテルおおるりでは、暖房が効いていなくて風邪をひいてしまいました。
八汐荘ではエアコンも作動していて、大丈夫です。

塩原温泉 八汐荘 宿・ホテル

客室（419号室）から、そのホテルおおるりが見えます。

塩原温泉ホテルおおるり 宿・ホテル

7:10　朝風呂に入ります（3回目の入浴）

露天岩風呂
一晩経って、周りと床石もだいぶ温まっています。

塩原温泉 温泉

7:40-7:50　朝風呂からそのまま１階イートインコーナーで朝食にします。

今日は誰もいなくて、ひとり窓際でのどかな冬景色を見ながらいただきます。

５分半の電子レンジ調理を待つ間に給茶機でお茶の準備。

無料コーヒーサービス：4:30-10:00 ／ 15:00-21:00
日中の５時間以外は自由に飲めます。

コーヒー好きなので、嬉しいです。

朝食に選んだのは『鮭の西京焼き弁当』
量は少なめですが、味は良かったです。朝食に向いています。

10:20　ホテル出発　晴れたり曇ったり・4℃

国道4号線の「日留賀岳登山口」「元湯温泉4km」の看板で左折します。

道幅は狭いです。

雪が多くなってきました。

奥塩原元湯は、「塩原11湯」と呼ばれる塩原温泉の中で最も古く、1200年前の大同年間に発見されたそうです。その後、1659年（万治2年）の地震による山津波で壊滅したけど、その後再び湧出するようになりました。
奥塩原温泉元湯には現在3軒の温泉宿があります。

奥塩原元湯 温泉

10:45　大出館（那須塩原市湯本塩原）曇り・3℃
「日本秘湯を守る会」の提灯がお出迎え♪

日帰り温泉
料金：大人 800円
時間：10:00-16:00（受付14:00まで）
・タオル、バスタオル、洗髪用品は持参。
・日帰り入浴でも、貸し切り風呂を含めて、全ての温泉風呂が利用可能。

塩原温泉 大出館 宿・ホテル

ご主人に聞いた話
・塩原元湯温泉の3館の内、ゑびすやと元泉館は諸般の事情から、水曜日と木曜日は宿泊、日帰り温泉とも休業。大出館はボイラー等を止めることができないので、これからも休業日はなし。
・奥塩原新湯温泉の湯荘 白樺のご主人が今年の夏に亡くなったので、休業になった。交代で管理していた「寺の湯」「中の湯」も閉めた。「むじなの湯」は春から源泉が出なくなったので閉めた。
結論として、奥塩原新湯温泉に気軽に浸かることができなくなって非常に残念です。

BS TBS『美しい日本に出会う旅』にこの宿が出るらしいです。
2025年1月８日（水）夜9時放送予定。覚えていたら、見てみよう。

「五色の湯」を楽しめる宿というキャッチコピーがあります。
一体いくつあるのかよくわかりませんが、浴室、湯舟と源泉の種類が複数あるので、時計回りに順番に入って行きます。

まず、左の「貸切風呂」が空いているので、最初に利用します。
札を裏返して「入浴中」にして、中で鍵をかけます。

無料家族風呂として、貸切にできます。「藤の湯」の名がついています。
脱衣所は広く、浴室はやや狭いです。
「全浴槽 100％源泉掛け流し 天然温泉」という割に温泉はぬるめだったので、早めに出てきました。
慌てていて湯舟の写真を撮るのを忘れました。

隣の「御所の湯（混浴）」に入ります。先客がいました。
毎回洋服を着て、荷物を持って移動しなければいけません。

源泉名：御所の湯
泉質：含硫黄-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉（硫化水素型）（中性低張性高温泉）
泉温：50.9℃
pH ：6.5

内風呂の手前が「平家かくれの湯（混浴）」、向こうが「御所の湯（混浴）」
飲泉可能で、コップが用意されています。効能は、胃腸病、糖尿病に良いとか。

壇ノ浦の戦いで敗れた平家の武士が逃げ込んで隠れたことからこの名を付けたようです。
塩原温泉は、開湯1200年以上の長い歴史がありますが、元湯温泉はその中で最も古い温泉。

そこから外に出ると、箒川支流 赤川に面した露天風呂「岩の湯（混浴）」になっています。神経痛に効能あり。
老カップルの先客がいたので、背中を向けて手前で壁を見ながら入浴しました。
（写真は、ずっと後になって、全ての人がいなくなってからパチリ！）

3番目は、こののれんをくぐると、左に「高尾の湯（女の湯）」があります。
婦人病、冷え性、神経痛、胃腸病などに効能あり。
露天風呂「子宝の湯」もあります。婦人病等に効能あり。

（女性専用なので入っていません）

「墨の湯（混浴）」14:00-15:00は女性専用。
源泉名：五色の湯 No.3
泉質：含硫黄-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉（硫化水素型）（中性低張性高温泉）
泉温：52.6℃
pH ：6.5
効能：リュウマチ、糖尿病、関節痛、神経痛など

「鹿の湯（混浴）」
源泉から一番近くて熱めの湯。緑ががって見えます。

この右にあるのがややぬるめの「墨の湯」（お客さんがいたので写さず。この1枚は快く許可してくれました）
鉄分が豊富で黒いです。通常赤茶色をしていますが、黒いのは日本にたった一つしかないそうです。ただこの日は黒というよりやや青みがかっていました。
効能は、リュウマチ、糖尿病、関節痛、神経痛などで、飲泉すると貧血に効果あり。
お湯に浸かると、黒い湯花が体に付着します。

大出館には8つの湯舟があって、源泉は2種類でした。そのうち女性専用の2つを除いた6つの湯舟に浸かり、2時間ちょっと堪能しました♪

元湯温泉が1659年（万治2年）の地震による山津波で壊滅した時に、新しく温泉が湧き出したのが新湯温泉で、300年前の江戸時代中期に発見されました。
新湯温泉も硫黄泉ですが、pHが2.2と強酸性で殺菌力がある点が異なります。私は自分の肌により合うという点で、ずっと新湯温泉に長年親しんできましたが、共同浴場が閉鎖されて、湯荘 白樺も休業になってしまい、とても残念です。

13:05　大出館を出発

13:20　塩原もの語り館（那須塩原市塩原）
売店・塩原温泉観光協会・資料展示室・レストランは全て、この日は休みでした。
農産物直売所は4月下旬まで冬季休業中。

塩原もの語り館 美術館・博物館

箒川沿いに出来たフォトスポット
午後6時半に、夜間のライトアップも見に来ました。

箒川に架かる「紅の吊橋」

箒川渓谷 自然・景勝地

「塩原渓谷歩道」の一部でもあります。

塩原渓谷歩道 公園・植物園

紅の吊橋

紅の吊橋 名所・史跡

吊り橋の先にもカラフルな傘のフォトスポットがあります。

共同浴場「もみじの湯」は露天風呂です。

古町温泉 温泉

共同浴場は中止していました。

理由は利用のマナーが悪いのが一番らしいです。
奥塩原新湯も共同浴場が閉鎖され、ここも中止になって、悲しいですね。

13:40　八汐荘に戻りました。
玄関前に自噴源泉があります。

塩原温泉 八汐荘 宿・ホテル

1階イートインコーナーで遅めのランチにします。

昨日道の駅しもつけで買っておいた『しもつけまんぞくバーガー』を電子レンジで温めていただきました。ハンバーガー2個分以上なので、満腹です。

部屋で少し休んだ後、温泉に入ります（4回目の入浴）
（元湯でも何回も浸かったのに、何度入るんだ？）

入浴後、午後3時を過ぎたので、またイートインコーナーでコーヒーをいただきます。

18:30?18:50　徒歩で塩原もの語り館と紅の吊橋のイルミネーションを見に出かけました。片道7分と近いです。

塩原もの語り館 美術館・博物館

休館の売店・塩原温泉観光協会・資料展示室の建物もイルミネーションがなされていました。
（他の写真は、先ほど昼間のところでコラージュにしました）

18:55-19-15　ホテルに戻ってそのままイートインコーナーで夕食にしました。
今夜は『アンニョムチキン弁当』にしました。
結構辛いけど、美味しいです。辛いおかずに比べてご飯は少ないです。

塩原温泉 八汐荘 宿・ホテル

これで3食食べたことになります。
食事なしプランの場合、お弁当を買えますが、どれも850円です。高めの設定ですね。

21:00-21:50　5回目の入浴をして、就寝zzz...

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続きは、③の3日目『殺生石・小鹿の湯・アジアンオールドバザール』
　⇒ https://4travel.jp/travelogue/11948719