1989/12/23 - 1990/01/05
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かちかち山たぬ吉さん
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12月23日、2日目。朝食後、「インツーリスト」のバスでハバロフスク観光へ。ここで現地ガイドのマリーナさんが加わった。彼女はモスクワ大学の日本語科を卒業した才媛で25歳ぐらい、細くて小柄な美人だ。
コムソモール広場、零下26度。寒気で呼吸が苦しい、早速マフラーで口まで覆う。こうしないと喉を傷めるそうだ。
広場には鳩がたくさん丸まっている。近づくとヨチヨチ逃げ出すが飛び立とうとはしない。なるほど翼を広げて飛ぶにはあまりにも寒すぎる。餌はどうやって確保しているのか心配になる。
市民が自由に商品を販売できる「自由市場」でキムチを買い、外貨ショップの「ベリョースカ」(白樺の意味)でウォッカ2本を買い込んだ。ここでは安いルーブルの恩恵にはあずかれない。価格も日本とほぼ同じだ。
ちなみにシベリア鉄道の車内では酒類は売られていないし食堂車のメニューにもない。ゴルバチョフの節酒政策の結果だそうだ。
ホテルに戻って昼食を摂り、大型スーツケースを引きずってハバロフスクの「モスクワ駅」へと向かう。話がややこしくなるが、ロシアでは目的地が駅名になっている。ウラジオストク始発のロシア号はもう到着している。プラットホームは無く、地面からステップを踏みしめて10号車に乗り込んだ。
もちろんマリーナさんも一緒だ。
二段ベッドが向かい合っている4人用のコンパートメントに足を踏み入れ、その狭さに唖然とした。「果たしてこんなところで計7日も過ごせるのだろうか」と不安が胸をよぎった。
ルームメイトは先のS氏とその同僚のMさんとAさんだ。男女同室はこの国の鉄道では良くあることだそうだ。私とS氏が上段に陣取った。
13時30分、ロシア号は滑るように発車、まもなく凍結したアムール川を渡った。
私は早速簡易カーテンを張る。これは黒いポリ袋を切り開いてゴム紐を通したお手製で、ベッドにカーテンが無いのを知って作ってきたものだ。ゴムひもをひっかけるための両面テープ付きのフックも忘れなかった。女性と同室になったこともあってこれは大変役に立った。カーテンの陰から女性を覗くためではない。
ロシア号はコンパートメントに仕切られているソフトクラス(二等車?)と3段ベッドが並んでいるだけのハードクラス(三等車?)に分かれており、ハードクラスには外国人は乗車できない。
トイレ、洗面台は各車両の両端にあるが、シャワーなどはもちろんない。
ハバロフスクからモスクワまでは約8500キロ、停車駅は48駅である。停車時間は10分前後が多いが、15分間停まる駅も12か所ある。
19時、4両ほど先の食堂車で初めての食事だ。時間もメニューもあらかじめ決まっているらしく、座るとすぐ料理が出て来る。
確かに私たちは旅行中概ね厚遇された。モスクワ、レニングラードではマリーナさん以外に女性の現地ガイドも付いた。外貨獲得は今やこの国の至上命令らしい。
コンパートメントに戻り、添乗員さんを交えてトランプに興じた。
この日は二つの駅でホーム(地面)に降り、列車や駅舎を撮影して回った。
<画像は35年前の生写真をスキャンしたもので品質は良くない。またロシアはもともと光線が弱い。>
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 観光バス 徒歩
- 航空会社
- アエロフロート・ロシア航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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