2024/07/13 - 2024/07/14
331位(同エリア661件中)
funasanさん
- funasanさんTOP
- 旅行記670冊
- クチコミ18件
- Q&A回答38件
- 4,354,614アクセス
- フォロワー201人
マインツはライン川とマイン川の合流点に位置し、8世紀からはドイツで最も重要な宗教都市として栄え「黄金のマインツ」とたたえられたそうです。豪華絢爛な建物が旧市街の至る所に建っていますので街歩きしているだけでも楽しいです。
印刷技術の歴史が分かる「グーテンベルク博物館」、旧市街の中心に堂々たる存在感で鎮座する「大聖堂」(写真)、シャガールのブルーのステンドグラスが素晴らしい「ザンクト・シュテファン教会」等、見所満載です。
※新著出版しました。
『シドニー発着 魅惑のニュージーランド周遊クルーズ14日間:
ロイヤル・プリンセス(ジュニア・スイート)乗船記』
https://www.amazon.co.jp/dp/B0DCVD7WTM/
私のホームページに著書紹介、旅行記多数あり。
『第二の人生を豊かに』
http://www.e-funahashi.jp/work/index.htm
-
7月14日(日)、今日はマインツ観光の日です。朝から快晴で、ヒルトン・マインツの部屋から見えるライン川の眺望(写真)は素晴らしいです。目の前を滔々と流れる大河の向こうに、美しく架かる橋が印象的です。晴れ渡る青空が、川面をさらに輝かせています。
-
ヒルトン・マインツのテラス席(写真)では、宿泊客が朝食ビュッフェを楽しんでいます。木陰の心地よい日差しの中で、ライン川を眺めながら優雅な朝のひとときを過ごしているのでしょう。とっても幸せな夏のバカンス風景です。
-
快晴の天気と多くの旅人たちに鼓舞されるように気持ちがどんどん盛り上がってきます。ライン川を発着する客船が停泊する波止場(写真)がありました。静かな水面に浮かぶ豪華客船に乗ってリバークルーズをしたいものです。ただし、一般的に値段は高いです。
-
ライン川沿いの遊歩道を歩いていると、目を見張るような建築美(写真)に出会いました。豪華な装飾が施された建物の外壁が太陽の光に映え、その細やかなデザインは、ヨーロッパの歴史と文化を物語っているようです。
-
日本ではあまり目にすることのない壮麗な建物群(写真)に、私たちは思わず足を止め、感嘆の声を漏らしました。しかも、その豪華な建物群が延々と続いているのです。これは一体どうしたことか…。豪華過ぎ、金余り…。
-
建物群の一つ一つの窓やバルコニーの造形(写真)には、まるで職人の情熱が刻まれているかのようで、ヨーロッパ建築の奥深さに心を奪われました。偶然の出会い、旅の醍醐味です。これらは有名な美術館・博物館?それとも、単なるオフィスビル?
-
これらの豪華な建物の1つに「Offsite Spaces(オフサイトスペース)」という表示がかかっていました。「考える・計画する・行動するためのスペース」という説明が付いています。この場所は、セミナーやワークショップ、思考の場として利用されるオフィススペースを提供する施設である可能性が高いです。
-
「Natürlich. Schön」(写真:ナチュラルに美しく - 自然派化粧品)という表示もありました。ここは「Sonja Vicentini」さんによる自然派化粧品のオフィスまたはスタジオも入居しています。
-
この建物群は、主に個人事業や中小企業のオフィスとして利用されているビルのようです。クリエイティブなマーケティングや自然派化粧品、セミナー施設など、幅広い分野が同居しているようです。この豪華な建物群を鑑賞した後、ライン川から旧市街の中心「大聖堂」に向かう道(写真)を進みます。
-
「活版印刷の父」と称されるグーテンベルクの功績に触れるべく、グーテンベルク博物館(写真)を訪れました。鮮やかなバロック建築の博物館は、歴史と知識の宝庫です。
-
館内に入ると、まず目に飛び込んでくるのがグーテンベルクの印刷機の再現モデル(写真)です。この機械がもたらした印刷革命によって、知識は広く普及し、社会が大きく変革しました。
-
グーテンベルク博物館では、世界初(1455年)の印刷による書籍である「グーテンベルク聖書」を展示しています。この聖書は、15世紀にヨハネス・グーテンベルクが活版印刷技術を用いて印刷したもので、西洋初の印刷聖書として知られています。うかつにも 「グーテンベルク聖書」を確認して写真を撮ることを忘れてしまいました。
-
グーテンベルク聖書は、ほとんどのページが42行で組まれていることから「四十二行聖書」とも呼ばれます。 日本では、慶應義塾大学図書館がこのグーテンベルク聖書の上巻を所蔵しており、アジアで唯一の所蔵例として知られています。
-
私は次の本(写真)に目が止まりました。以前、数学や自然科学の歴史を調べていてこの本と同じような「植物図鑑」を見たからです。西洋自然科学が成立する前の、中世ヨーロッパの自然観を垣間見ることができる貴重な資料です。植物の根っこに悪魔のようなキャラクターが描かれていることに驚きましたが、これはスコラ哲学や神学的解釈が自然観に大きく影響していたことを示しています。
-
博物館内には、日本文化を紹介する特設コーナーもありました(写真)。展示されている浮世絵は、日本独自の印刷技術が生み出した芸術作品であり、色彩と構図の美しさが来館者の目を引きます。この日本の浮世絵が「ジャポニズム」として19世紀中頃以降ヨーロッパの芸術家に大きな影響を与えました。
-
マインツ旧市街の中心「マルクト広場」(写真)に足を踏み入れると、まず目を引くのはカラフルで歴史を感じさせる建物群。そのどれもが美しく保存され、朝日を浴びて鮮やかに輝いています。
-
広場中央のモニュメントを囲むように、オープンカフェ(写真)が並び、地元の人々や観光客が朝食やコーヒーを楽しんでいます。妻も私も、こういう広場が大好きです。
-
オープンカフェから振り返ると、壮大なスケールで「マインツ大聖堂」(写真)が迫ってきて訪れる者を圧倒します。このマルクト広場は、建築美と日常の豊かさが共存するマインツの象徴ともいえる場所です。
-
マインツの大司教は、ドイツ皇帝の選挙権をもつ7人の選帝侯の首席の座につくほど莫大な権力を持っていました。「マインツ大聖堂」(写真)は大司教ヴィリゲスによって975年に起工されました。
-
大聖堂の内部(写真)に足を踏み入れると、天井の高さと空間の広がりに圧倒されます。美しいアーチ型の天井と木のベンチが整然と並ぶ空間は、祈りと瞑想にふさわしい静寂に包まれています。
-
華麗な装飾の祭壇(写真)に目が釘付けです。金箔が輝く細工は、ヨーロッパ中世の美術と信仰の深さを物語っています。特に、祭壇画の細部に至るまで施された繊細な彫刻と色彩の調和は、見る者の心を魅了します。
-
先を急ぎます。マルクト広場から広々とした「グーテンベルク通り」(写真)が伸びていてグーテンベルク広場まで続いています。
-
広場に建つ立派な銅像(写真)はグーテンベルクです。彼の目の先には何があるのでしょうか?
-
そこにはマインツの「州立劇場」が鎮座していました。この劇場は、オペラ、バレエ、演劇、コンサートなど、幅広い芸術活動の拠点として機能しています。次回はこの劇場でオペラを鑑賞したいものです。
-
劇場前には観光用の赤い観光列車(写真)も見え、観光客がこの地域の歴史や文化を楽しむ人気スポットとなっています。ここから「ルートヴィッヒス通り」を進むと…
-
広々とした「シラー広場」(写真)に出ます。この中央に何やら不思議なモニュメントがありました。近づいてみると、それは噴水「ファストナハトシュブルネン(Fastnachtsbrunnen)」でした。
-
これはマインツのカーニバル(ファストナハト)文化を記念して造られた象徴的な噴水です。1967年に完成し、高さ約9メートルにも及ぶブロンズ製の塔の形状が特徴的です。
-
塔には200以上のカーニバルに関連するモチーフやキャラクターが装飾(写真)されています。道化師、楽器、仮面など、ユーモラスで賑やかな彫刻が立体的に配置され、見る者に楽しい気分をもたらします。
-
マインツの街歩きは楽しいですね。美しい建物の軒先に見事なデザインの噴水(写真)を見つけました。「フィッシュヴァイバーブルネン/Fischweiberbrunnen」といい、手に2匹の魚を抱えた2本の尾を持つ人魚です。1943年に造られた小さな噴水ですが、通りを歩いていると結構目につきます。
-
グーグルマップを頼りに、目的地「ザンクト・シュテファン教会」を目指します。道路幅の狭い「ガウ通り」(写真)ですが、路面電車が走っています。
-
ガウ通りにフライデンバッハ―通りが合流する角地にカフェ(写真)があり、多くの人たちが飲食を楽しんでいます。この先にザンクト・シュテファン教会があります。
-
ザンクト・シュテファン教会の外観(写真)は、ゴシック建築の荘厳さが際立ち、塔が青空に向かって伸びる姿が印象的です。この教会はマインツの高台に位置し、静寂な雰囲気の中に佇んでいます。
-
教会のエントランス付近には、色鮮やかな花々が咲き誇り(写真)、訪れる人々を温かく迎えてくれるような印象を受けました。花の好きな妻は大喜びです。
-
ベゴニアでしょうか? 白や赤、ピンクの花が特徴的で、花壇によく植えられる人気の花です。ゼラニウムもありそうです。赤やピンクの鮮やかな花を咲かせる植物で、夏の花壇に色を添えています。
-
教会内部(写真)に入ってみると、高い天井とアーチ状の柱が美しく調和し、もうこれだけで感動です。木製のベンチが整然と並び、厳粛な雰囲気の中で祈りを捧げます。(休憩タイム)
-
この教会の最大の見どころは、マルク・シャガールがデザインしたブルーのステンドグラス(写真)です。窓から差し込む光が、ブルーを基調とした幻想的な模様を床や壁に映し出し、室内を美しく彩ります。このブルーの光景は、訪れる者を圧倒します。
-
見学中、偶然にもパイプオルガンの演奏が始まりました(写真)。重厚な音色が教会内に響き渡り、空間全体が音楽に包まれる瞬間は言葉では表現できないほどの感動でした。シャガールのブルーと音楽の調和は、この場でしか味わえない特別な体験でした。
-
ザンクト・シュテファン教会の内部見学で満足して帰ってはいけません。この教会には裏庭(写真)があり、中央に配された噴水や緑の庭園が静寂空間を作っています。
-
庭を囲む回廊(写真)は、長い歴史を物語る美しい造形が特徴的です。アーチ状の天井と繊細な彫刻が施された窓枠が印象的で、回廊を歩くたびに中世ヨーロッパの雰囲気に浸ることができます。
-
ザンクト・シュテファン教会を出て大聖堂方面にもどろうとすると赤い観光列車(写真)がやってきました。観光地のムードを盛り上げてくれます。
-
キルシュガルテン(Kirschgarten)は、旧市街の中でも歴史的な地区で、中世の趣を色濃く残しています。写真に映る木組みの家々は、15世紀から16世紀にかけて建てられたもので、独特の赤と白の模様が特徴です。
-
キルシュガルテン地区内に小道(写真)がありました。アーチ型の入り口をくぐり狭い石畳の通りを歩いていると中世の時代にタイムスリップしたようです。
-
キルシュガルテン地区を抜けると「アウグスティーナー通り」(写真)に出ます。ここは大聖堂から南東に向かう道で、中央に「アウグスティーナー教会」がそびえています。
-
残念ながら教会のドアは固く閉まっていて中に入れませんでしたので、外壁に施された素晴らしい彫刻(写真)をじっくり鑑賞しました。
-
この道は「マインツ大聖堂」(写真)に続いています。宗教都市「黄金のマインツ」は見所満載で予想以上に満足できたマインツ観光でした。
いよいよ旅も終わりです。この日の夕方、ドイツ鉄道旅行の起点「フランクフルト」にもどります。
→「シェラトン・フランクフルト・エアポート」ホテル滞在に続く
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
funasanさんの関連旅行記
マインツ(ドイツ) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
45