2024 弾丸鹿児島旅行 ～霧島温泉と霧の韓国岳～

2024/10/26 - 2024/10/27

2024年10月　週末1泊2日で鹿児島へ。
紅葉には早かったけど、ハイキングと温泉を楽しみました。

10月26日(土)：羽田ー鹿児島空港ーえびの高原ーえびの岳ー旅行人山荘(泊)
10月27日(日)：ーえびの高原ー韓国岳ー新燃荘(入浴）ー鹿児島空港ー羽田

えびの高原はとても雰囲気が良かったです。
霧島温泉にも入れて良いリフレッシュになりました。

エリア 霧島温泉郷(鹿児島)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: レンタカー ANAグループ 徒歩 ソラシド エア
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: ANAセールス

2024年10月26日(土)
朝の羽田空港までの京急混雑にぐったり･･･
7：45発のソラシドエアに乗ってようやく人心地。

9:35に鹿児島空港に到着。
およそ1時間後にレンタカーを借りて出発します。
地面は濡れているけど、今は降っていないです。

霧島温泉郷を通過。
先ほどまで雨が降っていたようです。

途中、源泉地と思われる湯気もくもくエリアを通過。

えびの高原への道は紅葉が始まったばかり。
紅葉は来週が良いのでしょうね~
（次週は連休で旅費が高くて断念）

標高1200mにあるえびの高原、足湯の駅に着きました。
空港から1時間くらいかかりました。

足湯の駅えびの高原 道の駅

まだ足元が濡れているし、
足湯は山歩きの後にしましょうか。

2階のフードコートでとりあえずランチをいただきます。
本当なら目の前に韓国岳が見える筈なんですが･･･
えびの高原カレー(1000円)、美味しかったです。

韓国岳は明日にかけることにして、今日は足慣らし気分で
えびの岳をハイキングすることに。

初めてのところなので概念図が役に立ちます。
ハイキングできるところがいくつもあるみたいですね。

えびの高原キャンプ村が登山口です。

本当ならこの奥に韓国岳が見える筈･･･
気持ちの良いキャンプ場ですね。

デッキサイトもあるのでなかなか快適なキャンプを
楽しめそう。この日もテント張り中の方を見かけました。

徐々に登ります。
標高差100mくらい、1周1時間ちょっとのコースです。

あっという間に山頂に到着。
えびの岳1293mです。

えびの岳 自然・景勝地

薄いですが、桜島が見える♪
今日は景色は拝めないと思っていたので嬉しい。

韓国岳方面も少し見えてきたみたい。
明日は天気よいといいな~
（予報ははっきりせず→前線の位置による感じ）

青空も少し見えて木々の黄葉も楽しめました。

樹林帯でわかりにくいですが火口縁を巡るルートなので
アップダウンを繰り返します。
直径1㎞の大きな火口ですが、歩いていても全く見えません。

足元には落ち葉の隙間から苔も覗いていい感じ。
霧島山のなかでも比較的古い火山のため、
深い森が発達しているそうです。
誰にも会わない静かなハイキングを楽しみました。

1時間ちょっとでえびの岳ハイキングを終え、足湯を楽しみ
豆大福とカフェラテで休憩します。
目の前の駐車場に車を停めています。(1回500円)

足湯の駅えびの高原 道の駅

15時過ぎにえびの高原から霧島温泉に下りてきて
温泉街を少し過ぎたこちらの看板から坂を上っていきます。

高台にあると思われる今日の宿に到着。

霧島温泉 霧島 旅行人山荘 宿・ホテル

旅行人山荘です。
かなり前から泊まってみたいなーと機会をうかがっていて
この旅館のために弾丸旅行を決行したと言っても過言ではないです。

ANAのダイナミックパッケージで予約。
広縁が広くてゆったりした和室です。バスルームも広いし
洗面台は別にありました。

お茶請けは3種類もあって嬉しい。
温泉入浴前の甘味補給にパクパク食べちゃいました。

エレベーター前の大きな窓ガラスが絵画のようです。
待ち時間もゆったり過ごせます。

ロビー奥からフロント、玄関方面を見たところ。
昭和レトロで懐かしさを感じます。それでいて重厚な趣も。

待合スペースというかちょっと腰を下ろして本を読んだり
展示物を眺めたりといった場所が館内のあちこちにあります。

こちらなんて商談ができそうな感じ(^^)

ここは読書好きの方のリビング兼書斎といったイメージ。

テラスもお風呂上りにいいですね。

我が家がはまってずっと入り浸ったのがこちらの図書室。
話題の本やコミックスまでかなりの蔵書です。
何度も利用しました。

図書室のすぐ隣が大浴場です。
内湯はｐH6.6の単純泉ですが、メタケイ酸が多く含まれていて
柔らかく肌触りのよいお湯です。
露天風呂は白濁の硫黄泉で桜島を眺めながらの湯浴みが最高。

食事処で夕食「花房御膳」をいただきました。
自家製梅酒
小鉢：焼き芋豆腐　木の芽味噌　柿の白和え

前菜：蒸し栗　秋刀魚炙り寿司　むかご真丈　千枚大根　干柿松葉
刺身には鮪、烏賊、白身魚に湯葉も入っていたようです。

季節の野菜の煮物
ひょうたん人参やカブ、ジャガイモなど優しい味。
カボチャ真丈？みたいなのも美味しかったな。

お鍋は大隅鍋　白味噌仕立て
つくねと豚肉、ごぼう、水菜、しめじ、人参と
よく出汁が出て盛沢山で満腹に･･･とっても美味しいです。

揚げ物は海老のかるかん包み揚げ
パリパリの食感で香ばしいです。塩を付けていただきました。

御飯は白米か山椒ちりめんの選択でした。
お代わりを聞かれましたが、満腹でとても無理です。
お吸い物は青さ真丈、松茸、三つ葉
お凌ぎの胡麻素麵も出汁が薄味で美味しかったです。

デザートは果物とケーキ、イチゴクリームの入った苺くず餅。
お茶と一緒にいただいて大満足の夕食を終えました。
給仕は皆さん外国人と思いますが、とても丁寧でした。

食後、図書室で読書。
夫も言ってましたが、長期滞在したい宿です。

お部屋に戻ると高台からの夜景を見ることができました。
右の方の明るい灯りは鹿児島空港だと思います。

宿泊者は4か所ある貸切風呂をどこか1か所45分間利用できます。
チェックイン時にこちらの鹿の湯を6時に予約していました。
思ったより広くて贅沢な湯浴みを楽しみました。
ｐH5.5の単純硫黄泉です。至福~♪

湯上りに散歩も楽しみました。
玄関から出てすぐ森の散歩道が始まります。

残り3か所の貸切風呂はここから歩いていく露天風呂です。
次の機会にはこちらへ歩いてみたいな。

朝食は7時からいただきました。(7時半、8時との三択）
定食ですが、ビュフェ台もあって右側のお皿がそこから
持って来たお料理です。

コーヒーとともにいただいた「げたんは」が美味しかった。
げたんはは霧島の郷土料理で黒糖を使ったお菓子です。

お部屋の窓からも今朝は桜島が見えました。
本当によいお宿でした。連泊したかったな~

晴れていたので意気揚々とえびの高原に来たのですけど
なんとどんより空のパラパラ小雨気味のお天気です。
行けるところまで行ってみようかと9：40ハイキングスタート。

ミヤマキリシマ？
咲き残りか狂い咲きか不明ですが、散見しました。

霧に包まれた森をゆるゆると登ります。

一合目ごとに標識があるので励みになります。

五合目まで来ると森林限界を超えたかな。

しっかりした造りの休憩舎あり。助かります。

徐々に岩混じりの道になってきます。

山頂近くなって、火口壁を見ることができました。
ガスガスでなかったら迫力ある景色だろうな~

少しガスが薄くなってきた？

奇跡的に青空！このまま晴れるか？！と期待するも

すぐに真っ白。景色は見れないままに山頂到着
11：00 韓国岳1700ｍに登頂しました。

韓国岳 自然・景勝地

獅子戸岳までは今も行けるのかな？
新燃岳まで縦走すると霧島連山を堪能できると思いますが
火山活動活発化でもう無理かもしれないですね。

少し粘ったけど景色は見れませんでした。
帰りのフライト時間もあるので下山します。

来るときよりは視界が効く感じです。

少しだけ紅葉

五合目の休憩所で昼食タイム。
コンビニおにぎりと旅行人山荘チェックアウト時にいただいた
茹で卵(塩も付いてて美味しかった）。

下り始めたらガスが流れて行きます。
天気回復傾向？

下っているうちにすっきりした天気になりました。
えびの高原が良く見えます。
左側のなだらかな丘状の山が昨日登ったえびの岳(1293m)。

硫黄山(1317m)と奥に白鳥山(1363m)。
紅葉時期だったら白鳥山の池巡りが楽しそうです。

えびの高原をアップに。
このあたりミヤマキリシマの群生地です。
次は初夏に来たいな。

景色も少し見えたので気をよくして
ゆるゆる下っていきます。これから登る方も多いです。

硫黄山火口展望所

安心安全なハイキングでした。
また来よう。

安全地帯まで下りてきて韓国岳を眺めます。
でも、この後また真っ白な世界に･･･なかなか天気は難しい。

新燃岳の麓の温泉に入浴しました。(入浴料600円）
ｐH5.1の単純硫黄泉です。
男女別浴場と混浴露天風呂に入浴。
すごく濃厚なお湯で最高でした。(長時間の入浴禁止）

霧島新燃荘 宿・ホテル

時刻は14時半。昼食難民になりかけており、Googlemapで
検索してこちらのレストランへ。
個性的な建物です。介護施設も運営されているのかな。

ハンバーグ定食(900円)をいただきました。
サラダや付け合わせのエスカベッシュ、甘いお豆など
すべて美味しかったです。

15：35にレンタカーを返して空港に送ってもらいました。
ガソリンは6リットルで1069円でした。

空港で時間があれば足湯も楽しめますね。

天然温泉足湯 おやっとさぁ (鹿児島空港) 温泉

16：55発のANA便で帰京しました。
束の間リフレッシュした週末旅行でした。
また九州行きたいな~

この旅行記へのコメント （2）

• ねもさん 2024/12/27 20:12:17

  秋の韓国岳

  batfishさん　ご無沙汰しています。
  また遠出しましたね👍　南九州の山旅、楽しそう！
  秋のミヤマキリシマは、他の方の旅行記にも取り上げられていました(ﾟ-ﾟ)　びっくりです。今年の異常気象のせい？
  自慢話ごめんなさいですが、15年前に、新燃岳を通り高千穂峰方面に縦走しました。火口湖の鮮やかな緑色が印象に(^^*)
  穏やかに歩ける日を願っています✌️

  batfishさん からの返信 2024/12/29 08:59:34

  RE: 秋の韓国岳

  ねもさん　こんにちは！
  いつもありがとうございます！！
  ねもさん、骨折から復活して今シーズンのスキー旅行記
  拝見しました。素晴らしい回復ですね。
  
  > また遠出しましたね👍　南九州の山旅、楽しそう！
  > 秋のミヤマキリシマは、他の方の旅行記にも取り上げられていました(ﾟ-ﾟ)　びっくりです。今年の異常気象のせい？
  > 自慢話ごめんなさいですが、15年前に、新燃岳を通り高千穂峰方面に縦走しました。火口湖の鮮やかな緑色が印象に(^^*)
  
  ねもさんは霧島連山縦走されているのですね！！
  いいなぁ。もう今となっては無理そうです。
  高千穂峰までということはかなりの長丁場でしょうか？
  
  今回、韓国岳山頂から新燃岳、高千穂峰方面の景色を見ていない
  ので、いつか晴れた日に登れたらなと･･･
  ミヤマキリシマは何でしょうね？かなり咲いてましたが･･･
  シーズンは見ごたえあると思います。
  
  batfish