2024 九重山系ハイキング＆筋湯温泉 【3】喜安屋宿泊と帰路のドライブ

2024/06/02 - 2024/06/03

2024年6月　久々の九州2泊3日旅行の記録です。
ミヤマキリシマと筋湯温泉目的でどちらも楽しめました。

日程
6月1日(土)：羽田ー熊本空港ーレンタカーー大観峰ー牧ノ戸峠ー黒岩山ハイキング
　　　　　　ー筋湯温泉(泊)
6月2日(日)：ー長者原ビジターセンターー吉部駐車場ー平治岳ハイキングー吉部
　　　　　　ー筋湯温泉(泊)
6月3日(月)：ー長者原(タデ原湿原)ー牧ノ戸峠ー阿蘇神社ー草千里ヶ浜ー熊本空港ー羽田

筋湯温泉喜安屋さんでの至福の滞在と帰路のドライブ編です。
タデ原湿原をのんびり散歩した後は熊本へと南下します。
阿蘇神社、草千里ヶ浜に立ち寄って熊本空港へ。
復路フライトは羽田周辺の雷雨ゆえの順番待ちで遅くなりました。

エリア 大分

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: レンタカー ANAグループ 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

平治岳ハイキングを終え、16：40頃今宵の宿に到着。
筋湯温泉「喜安屋」さんです。

筋湯温泉　山あいの宿　喜安屋 宿・ホテル

駐車場に着くと、母屋からスタッフさんが見えて
荷物をもって案内してくださいました。
森の中に佇む離れ形式のお宿です。

ロビーの一角も趣があって落ち着きます。
秘湯を守る会のお宿で随分前から宿泊を希望していたのですが
週末は特に予約が取れない人気宿でようやく念願叶っての訪問です。

8畳和室のお部屋を予約していました。
全10室のうち、8畳と10畳タイプがあります。

何と言っても素晴らしいのがお部屋の露天風呂。
適温のお湯が最高に気持ち良いです。
夜も朝も堪能しました。

こちらは男女別大浴場の内湯です。
全室露天風呂付きのためか、常に独占状態。
ｐH7.1のナトリウム塩化物泉でやわらかくていいお湯。

大浴場には広い露天風呂も付いています。
のびのびと緑を見ながらの湯浴みを楽しめました。

他に貸切の内湯が2室あって空いていればいつでも入浴可。
敷地外に貸切露天も2か所あるという贅沢さ。

18時から個室食事処で夕食をいただきます。
自家製プラム酒から始まるほたる月の膳コース。

まずは中央にある前菜のお皿を目と舌で楽しみます。
蓮根せんべい、みょうが寿司、いちじく旨煮、塩味落子、
ズッキーニバター焼き、山桃甘露煮、トマトタルタル射込

お造りは虹鱒の野菜添え。柚子胡椒醤油をかけてサラダ風に。

強肴はおおいた和牛の陶石焼きです。塩、焼き肉のたれ、
フルーツバターソースと3種の味で野菜とともに

向附の野菜と果物(スイカ）オレンジソース

吸い物のとうもろこしのすり流し

山女魚の塩焼きには花豆が付いていました。

冬瓜の味噌クリーム煮

涼し気なガラスのお皿には長芋から揚げ野菜添え。
次々と美味しいものが運ばれてきます。

山あいの天婦羅は珍しい野菜も入ってました。
ゲンノショウコ、ミツバ、ハナイカダ、マイタケ
九重白米と香物にプラスして鮭のほぐしたものもあって嬉しい。

デザートはイチゴアイスとわらび餅。
ゆっくり美味しいものをいただけて大満足の夕食でした。
食後はスタッフさんに丁寧に見送られてお部屋へ。

翌朝、散歩がてら敷地外の露天風呂へ向かいます。
敷地を出て1分くらいで到着。玄関からは3分くらいかな。

広くて素敵な露天風呂。朝の空気が爽やかで気持ち良いです。
筋湯のお湯は体にやさしい感じがします。好いお湯です。

8時から昨夜と同じ食事処で朝食をいただきます。

ブルーベリースムージーから始まる朝食。
ふろふき大根、クリームチーズ入りの食べ応えあるサラダなど
品数豊富でヘルシー、とても美味しかったです。
食後はセルフでコーヒーも飲めました。

9：50にチェックアウトして帰路のドライブスタート。
まずはおむすび山(標高1083m）の麓を通って長者原方面へ

涌蓋山(標高1499.6m：300名山)に別れを告げます。
もう少し早い時期にあの山でミヤマキリシマを見るのもいいな~

三俣山が背後に聳える長者原に到着。
月曜日なので駐車場もチラホラ空いてました。

タデ原湿原を散策します。

標高1000mに広がるタデ原湿原はラムサール条約に登録されています。

周囲を九重連山に囲まれた御鉢状の湿原に木道が整備されています。
今日は周囲の山も見えて爽快です。

湿原の端っこに来たら、坊ガツルへの標識が現れました。

三俣山の前に指山、右奥には硫黄山が見えています。

かわいらしい植物もたくさん見れましたが同定はできず･･･(^^；
30分以上のんびり歩いて朝の散歩終了。

続いて、牧ノ戸峠へ。短時間駐車専用スペースに車を停め、
ソフトクリームを食べながら、一昨日登った黒岩山を眺めます。

牧ノ戸峠レストハウス グルメ・レストラン

ドライブ再開し、やまなみハイウェイ南下中です。
阿蘇山が見えてきましたね。

外輪山の上を走るようになります。

九重連山も遠くなりました。
まだ主峰にも登っていないし、何度でも来たいエリア。

城山展望所に立ち寄ります。
レストハウスもありましたが、昼食は我慢して

城山展望所 名所・史跡

展望台に行ってみます。レストハウスからすぐ目と鼻の先。

田園風景と阿蘇の山並みが素晴らしい♪

右手を見れば外輪山が良くわかる地形。

その先も阿蘇山を見ながらやまなみハイウェイを南下。

阿蘇神社に寄っていきます。(駐車代100円)

平成28年の熊本地震で被害を受け、昨年12月に復旧工事を
終えたばかりです。

阿蘇神社 寺・神社・教会

阿蘇山火口を御神体とする火山信仰と融合し、
肥後一之宮として崇め奉られています。
御朱印は500円でした。

少し門前町を歩いてこちらのレストランに入店。
13時過ぎで店内は空いてたけど、結構待ちました。

あか牛丼専門店 ごとう屋 グルメ・レストラン

あか牛専門店ということで、二人ともあか牛メニューを
注文したと思いますが、記憶が･･･トータル3400円とメモにあり。

時間が押してますが、せっかくの好天なので阿蘇山方面へ。
阿蘇パノラマラインを上っていきます。

左手奥には九重連山が見えました。だいぶ遠くなったなぁ。

牛も放牧されてましたね。

草千里ヶ浜で今日はタイムアップ。
いつかはもっと奥の砂千里が浜まで行ってみたい。

草千里ケ浜 自然・景勝地

車を停めて（500円）、すぐ近くの小山に登ると
阿蘇山を見渡すことができました。

ちょっと拡大。
火口から噴煙が出ていますね。

池？に向かって下りて行きます。
観光客が多いです。聞こえてくる言葉は中国語がほとんど。
台湾からのツアーが多いのかな。

駐車場の上に見える展望台にも行ってみよう。

というわけで、階段を上がってきました。
まずは阿蘇山方面を見て

こちらは杵島岳1270mと奥に往生岳1238mがあるはず。
杵島岳は1時間半くらいあれば行って来れそう。

西側は外輪山が取り囲む様子がわかります。

そして南側は烏帽子岳1337m。
こちらは2時間ちょっとかかるかな。
ミヤマキリシマも見れる山らしいです。

帰りがけ、米塚の脇を通過。
登りたくなる山容だけど登山禁止だそうです。

新阿蘇大橋を渡りました。
初日に見た地震後に架けられた橋です。

熊本空港には16時過ぎに到着。
くまモン推しのお土産屋さん巡りが楽しい綺麗な空港。
17：25発予定でしたが、少し遅れての出発。

熊本空港 (阿蘇くまもと空港) 空港

羽田周辺が荒天故に着陸できなかったようで、順番待ちのため
四国上空を旋回したり、その後も大島の沖までゆっくり回ったり
してようやく19：30頃ランディングしました。
沖止め後バスでターミナルへ。帰宅は結構遅くなりました。

何はともあれ現地では天気とミヤマキリシマに恵まれて良い旅でした。

おまけ
長者原ビジターセンターで購入した手ぬぐい。
平治岳山頂がピンク色なのが気に入って思い出の1枚になりました。