おひとり様ツアーで行くモロッコ！ ⑨マラケシュ（前編）

2024/10/20 - 2024/10/29

＜１０日間のツアーで訪れた 主な場所＞
カサブランカ、ラバト、シャウエン、フェズ、イフレン、ズイズ渓谷、エルフード、メルズーガ、トドラ渓谷、ティネリール、ワルザザード、アイト・ベン・ハッドゥ、マラケシュ
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ツアー8日目。
いよいよ、モロッコ観光のハイライト、マラケシュです。

エリア マラケシュ(モロッコ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

ホテルをバスで出発し、１０分後、メナラ庭園に到着しました。
周囲には オリーブの木が植えられています。
メナラ通りと呼ばれる直線道路を歩きます。

メナラ庭園 広場・公園

突き当たりに、パビリオン（展示館）と大きな貯水池がありました。

メナラ庭園 広場・公園

このパビリオン、かつてはスルタン（権力者）たちのデートスポットとして利用されたそうです。

メナラ庭園 広場・公園

そりゃあ、この景色を見れば．．．デートも成功しそうです（笑）

メナラ庭園 広場・公園

メナラ公園から、ま～っすぐ正面に見える塔は、次に行くクトゥビア モスクのミナレット。
すぐ近くです。

メナラ庭園 広場・公園

モスクに到着し、バスから降りたところに オレンジの木がありました。
ここでガイドから「この木のオレンジは美味しくない。それは見た目で判断できますが、どこだと思いますか？」と質問されました．．．？？？

葉が２枚になっているところ、だそうです。
なるほど！

クトゥビーヤ モスクとミナレット 寺院・教会

さて、目の前のミナレットを目指して、少し歩きます。

クトゥビーヤ モスクとミナレット 寺院・教会

クトゥビアモスク のミナレットは高さ77ｍ、４面それぞれ異なる装飾のムーア様式建築です。
てっぺんの4つの球体は最初3つの予定でしたが、ムワッヒド朝の第3代君主ヤアクーブ・マンスールの妻がラマダン中の断食をしなかったため、代償として自身の装身具を溶かし、4つ目の球体にあてたといわれています。
ただその後、純金の球体は盗まれてしまい、今はメッキだそうです（苦笑）
隣に立つ三角の印は、聖地メッカの方角です。

クトゥビーヤ モスクとミナレット 寺院・教会

クトゥビア モスクの隣、建物の土台らしき杭が残されていました。
最初、モスクはこの場所に建てられましたが、完成後 ミヒラブ（メッカの方向を示す壁面のくぼみ）の方向を間違えたことに気づき、今の場所に建て替えられました。
これはその時に取り壊した基礎部分です。
関係者全員、焦ったでしょうね。

クトゥビーヤ モスクとミナレット 寺院・教会

モスクの周辺、伝統的な赤い衣装をまとった水売りのおじさんが ウロウロしています。
実際、水を売っているわけでなく、観光客からチップをもらって写真撮影に応じていました。

クトゥビーヤ モスクとミナレット 寺院・教会

さてこれから この門をくぐり抜け、ジャマ エル フナ広場に向かいます。

スーク（市場）の中を移動中。
うわぁ、カラフルな壺や提灯がたくさん。

ジャマ エル フナ広場 広場・公園

ジャマ エル フナ広場に出てきました。
広場の観光は、またあとでゆっくりと。

ジャマ エル フナ広場 広場・公園

これからバヒア宮殿の中に入っていきます。
ここだけは人口密度が非常に高い！
多くの観光客が出たり、入ったりしています。

バヒア宮殿 城・宮殿

宮殿の中は、観光客で密集状態。
最初に案内されたのが 植物が生い茂る前庭ですが、とにかく人だらけ。
聞くと、曜日に関係なく、毎日 多くの観光客が訪れているそうです。

バヒア宮殿 城・宮殿

バヒア宮殿は モロッコのアルハンブラ宮殿とも言われ、広大な庭園に4人の妃と24人の側室の部屋を配し、8ヘクタールの敷地に150もの部屋があります。
これから宮殿の中を見学しますが、とにかく人が多すぎて、ガイドも説明がしづらそうだし、私たちも落ち着いて足を止めていられません。

バヒア宮殿 城・宮殿

この部屋は暖炉のある部屋。
床のタイルといい、とにかく 細部のこだわりがスゴイ。

バヒア宮殿 城・宮殿

天井だって、ほらっ。

バヒア宮殿 城・宮殿

どの部屋も同じデザインがないから、どこをどう歩いているのか。

バヒア宮殿 城・宮殿

前に進むたびに 目が点になります。

バヒア宮殿 城・宮殿

床や壁を見たかと思えば 今度は天井と、忙しく見てまわります。
アトラスシーダ材の細密画の天井、とにかく見事！

バヒア宮殿 城・宮殿

ここにも暖炉の跡が。
冬は冷えるので、逆の窓側は光が入るような造りになっています。

バヒア宮殿 城・宮殿

柱や梁、彩り鮮やかな壁、ここにも アトラスシーダ材の細密画が。

バヒア宮殿 城・宮殿

素晴らしい！としか、言いようがない。

バヒア宮殿 城・宮殿

上ばかり見ていると 首が疲れますが、ため息の出る美しさです。

バヒア宮殿 城・宮殿

この壁には、確か ベルベル文字でコーランの一説が．．．

バヒア宮殿 城・宮殿

こちらの壁には イスラム文字でコーランが書かれていると説明があったような気がします。
間違っていたら、ごめんなさい。
それにしても 何て細かいの？！

バヒア宮殿 城・宮殿

この天井の色遣い

バヒア宮殿 城・宮殿

どれも全くのオリジナルなので、職人も相当 苦労したのではないかな。

バヒア宮殿 城・宮殿

外に出て、次の場所に移動です。

バヒア宮殿 城・宮殿

ここは4人の妃の部屋がある中庭です。
小さなスペースですが、落ち着いた雰囲気があり

バヒア宮殿 城・宮殿

中央には、噴水がありました。

バヒア宮殿 城・宮殿

そして、ある一つの部屋の中に入ってみると．．．

バヒア宮殿 城・宮殿

女性らしいデザインの天井とシャンデリア。
淡い色で統一された部屋でした。

バヒア宮殿 城・宮殿

この部屋には大きなソファが置かれていました。
王様やお妃様たち、ここでお茶を飲みながら談笑していたのかも。

バヒア宮殿 城・宮殿

壁は 白くシンプルだけど、天井は豪華絢爛。

バヒア宮殿 城・宮殿

窓際の壁だって、とてもゴージャスです。

バヒア宮殿 城・宮殿

お妃様の部屋は、4人それぞれ造りが異なるそうです。
やはり妃にもランクがあり、部屋の豪華さで差が付いています。

バヒア宮殿 城・宮殿

ここは、ムーア様式でつくられた側近たちの中庭。
4人の妃がいたため、この庭の周りには 24人の側近たちの部屋が用意されています。
すご～い。

バヒア宮殿 城・宮殿

側近たちの部屋の奥にある庭は、彼女たちの憩いの場だったそうです（この時は工事中でした）

バヒア宮殿 城・宮殿

出口が近くなってきました。
バヒア宮殿、もう何がなんだか、凄すぎて．．．

この後もマラケシュのメディナの中を観光します。

バヒア宮殿 城・宮殿