
2024/09/28 - 2024/10/09
76位(同エリア202件中)
アインスさん
この旅行記スケジュールを元に
10日目、いよいよ観光最終日です。
今日はエレバン近郊の神殿や修道院を観光して、夕食後そのまま空港に向かいます。
最後まで快晴で、ガイドの月さんが「3日間毎日アララト山が見えるグループは本当に珍しいです」と驚いていました。
1日目9/28(土)QR4854(JL059)22:50羽田発
2日目9/29(日)04:40ドーハ着 QR353 08:30ドーハ発 12:20バクー着 市内観光(国立絨毯博物館、拝火教寺院、マンマンディの地表から噴き出る炎、マルダカン城)バクー泊
3日目9/30(月)バクー市内&近郊観光(殉教者の小径、乙女の望楼、シルヴァン・シャフ汗の宮殿、コプスタンの岩山に残る石器時代の岩絵)バクー泊
4日目10/1(火)ショマハのセブン・ドームス シェキの市内観光(ハーンの宮殿、キャラバン・サライ)シェキ泊
5日目10/2(水)ジョージア入国 テラヴィのワイナリー トビリシ泊
6日目10/3(木)ムツヘタ観光(ジュワリ寺院、スヴェティツホヴェリ教会)ジョージア軍用道路 アナヌリ教会 ツミンダ・サメバ教会 カズベキ泊
7日目10/4(金)十字架峠 トビリシ市内観光(ムタツミンダ山、シオニ寺院、メテヒ教会、ハマーム、ナショナルギャラリー) トビリシ泊
8日目10/5(土)アルメニア入国 ハフパット修道院、サナヒン修道院、セヴァン修道院 エレヴァン泊
9日目10/6(日)エレヴァン市内&近郊観光(共和国広場、エチミアジン大聖堂と宝物館、スヴァルトノツ教会跡、リプシメ教会、アルメニア歴史博物館、エレプニ遺跡と博物館 エレヴァン泊
★10日目10/7(月)エレヴァン近郊観光(ホルヴィラップ修道院、ガルニの太陽の神殿と浴場跡、ゲガルドの洞窟修道院)
11日目10/8(火)QR286 03:30エレヴァン発 7:30ドーハ着 ドーハ観光 ドーハ泊
12日目10/9(水)QR4850(JL050)07:15ドーハ発 23:55羽田着
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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飛行機が翌日午前3時半発と遅い時間のため、ホテルを出る時間を11時半と遅らせてくれたので、午前中は久しぶりにゆっくりできました。
昨夜韓国のソウルから来たという団体がいたので、混雑を避けてゆっくり10時に朝食を食べました。Tさんと一人旅の女性と3人でまったりいただきました。
今まで食べなかったのですが、皆さんがおいしいというのでりんごを食べてみたら、本当においしくてびっくりしました。日本のふじりんごのような味でした。 -
皆さんはあちこち散策に出かけたようですが、私は疲れていたのと、アルメニアの町にそれほど惹かれなかったので9時半まで眠っていました。
窓からの景色。今日も快晴。 -
11時半にホテルを出て今日は一日エレバン近郊の観光です。
12時半前、ホルヴィラップ修道院に着きました。ホルヴィラップ修道院 寺院・教会
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昔の神殿の土台の上に建てられているそうです。
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こちらの、バジリカ様式の教会が有名だそうですが、その前に
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展望台からアララト山を望みます。
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天気が良すぎてカメラに白い光線がはいるほど。
小も大もくっきり見えました。 -
5137mだから、万年雪だそうです。
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手前の線のような道路が一応トルコとの国境ですが、その向こうの川まで葡萄畑を作ることは許されているそうです。
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教会へ入ります。
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カーテンがあるから今も使われている教会ということがわかり、左右の壁がへこんでいることで十字架になっている、バジリカ様式です。
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ここが有名なのはアルメニア正教の初代大主教、グレゴリウスが幽閉されていた部屋があること。祭壇向かって右側奥にその部屋へ降りる梯子がありました。7mほど地下に梯子で降りていきます。その時私が一番梯子の近くだったので、ここで私がためらっては後がつかえてしまう、とえい!と降りることにしました。ほぼ全員降りると思っていたので(笑)。
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必死で梯子を下りて、最後数段の階段を降りると薄暗い空間が広がります。
天井は高いのですが、6畳もないくらいの広さで当時は窓もないので、真っ暗だったとか。 -
ここに13年間閉じ込められ、当時の王が病気になり、王のお姉さんが「グレゴリウスを解放したら病気が治る」と夢でお告げを受けたので、解放されました。そうするとお告げ通り、病は治ったので、アルメニアの国教をキリスト教に変えてグレゴリウスを初代大主教に任命したそうです。
こんな場所で13年間生きていたって、高野山の弘法大師のようなお話です。 -
後から来ると思ったツアーメンバーは一人旅の女性2人しか降りてこず、え!?となりました(笑)。私の直後に来たKさんは、私があまりにも躊躇せず降りたので、その前に3人くらいいるのかと思ってそれなら自分も、と降りてきたそうです(笑)。でも、神聖な空間を体感することができて降りて良かったと思います。登りも結構大変でしたけど、ゆっくり行けば大丈夫です。ただ、一方通行になるので、降りたい人たちが私たち3人が登り終えるのをずっと待ってくれました。
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修道院の中心の大きめの教会の中です。
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アララト山の方角にある窓から光が射し込んで天国からの道のようになっていました。
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白い鳩が沢山いて、教会前で売られているのは、ノアが、アララト山に着いて最初に鳩を放し、1度目はすぐ戻ってきて、2度目はオリーブの枝を咥えて戻ってきて、3度目に戻ってこなかったのは陸地があった、という事と判断した、という逸話にちなんで、洗礼式や結婚式に願い事をこめて鳩を放ち、戻ってこなかったら願いが叶う、とみなしているそうです。
ちなみにノアはアダムから数えて7代目の人間で、箱舟に乗った時は601歳だったそうです。 -
飛び交う白い鳩。
これ、売られて放されてこちらに戻ってきているのでは?と話していました。 -
こんなにたくさんの白鳩を見るのは初めてかも。
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裏手の丘というには石がごろごろしている場所に登り、この景色。
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教会を見下ろします。
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毎日快晴で念願のアララト山をたっぷり見ることが出来て本当に感謝です。
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天気が良すぎてハレーションが。
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階段もないので、登るのも降りるのも結構大変な場所でしたが、70代、80代のツアーメンバーも皆様元気よく登っていました。
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アララト山は現在トルコの領土になっていますが、アルメニアの人が登ることは出来るそうです。
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雲一つありません。
教会のまわりはぶどう畑が広がっています。 -
敷地の一番右端の建物の地下が、グレゴリウスが幽閉されていた地下室のある教会です。
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丘の上には十字架とアルメニア国旗がたなびいていました。
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アララト山と反対側にも山が広がっています。
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ゆっくり降りていきます。
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このごろごろした岩の間を登ったり降りたりは日頃引きこもっている私には結構大変でした。
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教会が近づいてきました。
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白鳩再び。
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それを狙う猫ちゃん。
鳩が多すぎて途中で諦めていました(笑)。 -
整列!
12時25分から13時35分まで滞在しました。 -
1分だけバスに乗って、アララト山のフォトスポットに写真ストップしました。
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葡萄畑と教会とアララト山。
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絵葉書のような景色です。
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普段は思いませんが、こういう絶景を見るともっといいカメラだったらな~と思ってしまいます。
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5倍ズームでこんな感じです。
まあ、肉眼でしっかりアララト山を見ることが出来たので満足です。 -
10分の写真撮影を終えてお昼のレストランまで1時間ほど走る途中、電柱にコウノトリの巣がある場所を通り過ぎました。もうコウノトリはいませんでした。
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14時55分、レストランに到着。
パンのような薄いものを焼いています。 -
食事をするエリア。
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伸ばして、焼いて、と見せてくれました。
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焼いたものはこの草とかチーズを挟んで試食しました。
ちょっと草がしおれ気味(笑)。 -
食事のテーブルの草は生き生きしていたのでひと安心。
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炭酸水と普通のお水。
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色々巻いてみました。
普通においしかったです。 -
スープ。
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この、焼いただけのじゃがいもがおいしかったです。
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マスのグリル。
今回、魚料理は3回ともすべてマスでした。 -
ホットケーキみたいなデザート。
普通においしくいただけました。 -
コーヒー。
とにかく、飛行機が午前3時半発で時間だけはたくさんあるのでゆっくりと14時55分から16時半までランチを楽しみました。 -
そのまま歩いて10分ほど、ガルニ神殿まで向かいました。
16時40分、到着。ガルニ神殿 寺院・教会
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ガルニ神殿は3方向が断崖絶壁の、ガルニ渓谷に建っている古代神殿です。
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神殿に向かう途中、神殿の一部だった石が置かれていました。
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チケットをいただきました。
1500ドラムは600円くらいでしょうか。 -
少し進むと正面にガルニ神殿が見えてきました。
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古代神殿で太陽を祀っていたそうです。
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手前右側になぜか四重奏の女性たち。
花婿花嫁さんも離れた場所にいたから何かあるのでしょうか。 -
紀元前3世紀ごろ作られた要塞を兼ねた神殿だそうです。
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回りは3方向渓谷が広がっています。
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木の根元ににゃんこ。
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向こう側に神殿。
のどかな景色です。 -
この、鉄を使って作られていたので地震でも倒れなかったそうですが戦争の時に鉄不足になって鉄を掘り出されたため、17世紀の大地震で崩壊してしまったそうです。
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その後1970年代に再建されたのですが、世界遺産の規定がオリジナルが7割以上、とあるため、ガルニ神殿単体では世界遺産になれなかったそうです。
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神殿内部はシンプルです。
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こちらの廃墟は、グレゴリウスを解放すれば王の病が治る、と夢を見た王のお姉さんの離宮だった場所。
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あちらでウエディングフォト撮影中でした。
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神殿手前の天井。
神殿への階段は蹴上げが高く、神様に会う時は腰をかがめるように、と高く作られているそうです。 -
ガルニ神殿は単体で世界遺産になれなかったのですが、「ゲガルド修道院とアザト川上流域」の上流域の中に入っていて、
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世界遺産になれたのは、この、柱状節理の渓谷美のおかげだそうです。
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渓谷側から見上げるガルニ神殿。
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現在17時過ぎです。
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続いて神殿から見て左斜め前にある、紀元前3世紀の浴場の跡を見学します。
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円柱がいっぱい立っているうえには床があり、サウナだったそうです。
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ほとんど見えませんがモザイクもありました。
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3つのサウナ室を抜けた一番奥は浴場。
ここで汗を流したんですね。 -
ガルニ神殿は16時40分から17時45分、1時間ほどの見学でした。
走り始めて18時前、帰路につく牛さんの行列。 -
かわいらしい。
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続いて18時、ゲガルド修道院にやってきました。
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駐車場の車の下にいたにゃんこ。
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険しい山肌に十字架が掲げられています。
ゲガルド修道院 寺院・教会
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駐車場から修道院へ向かう途中、仲良しの犬の家族が戯れていました。
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ゲガルド修道院とアザト川上流域、が世界遺産になっています。
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修道院入口を入った景色です。
グレゴリウスが4世紀に天然の岩を手で掘って洞窟修道院を作ったそうです。 -
屋根を修復中。
前室などは建築されたものですが、教会の奥は岩を掘って作られた洞窟修道院です。 -
見上げる崖に十字架色々。
説明は特にありませんでした。 -
ユダがロンギヌスの槍を持ってきたときに最初に置かれていたのがこちらの修道院だったそうです。
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なので、ドアに槍のレプリカがついています。
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内部の前室。
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ろうそくが灯されている一画。
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奥の祭壇。
カーテンがあるので、こちらも現役の教会だということがわかります。 -
シャンデリアの側面にぶどう、底にはざくろの模様がついています。
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説明を聞いていると外から鳩が飛んできてベンチで一休みしていました。
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他の観光客も面白そうに鳩を見ていました。
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こちらの十字架のイエス様の足元には骸骨が描かれています。
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これは、アダムの骸骨だそうで、イエス様が磔にされたのはゴルゴダの丘、アダムのお墓も同じ場所にあったそうです。イエス様の血で骸骨が赤く染まったら復活する、と信じられているそうです。
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前室は結構薄暗くて
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上の方に何やらかわいらしい動物のレリーフがありました。
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別の祭壇のドームに亀裂がはいっています。
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こちらの亀裂は17世紀の大地震で入ったものだそうです。
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近くのガルニ神殿は崩壊しましたけど、こちらのゲガルド修道院はこの亀裂だけで済んだそうです。
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こちらの十字架の下にもアダムのどくろがあります。
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前室の左側の奥の小部屋には
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グレゴリウスがここを聖地と定めた理由となった、聖なる湧き水があります。
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奥からこんこんと流れています。
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アルメニアの方々は飲むそうですが、私たちは手で触れるだけにしました。
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結構な勢いで流れていました。
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洞窟なのでとにかく薄暗いです。
ここからフリータイムになりました。 -
お外のにゃんこ。
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裏に行って見ると小さな川が流れていました。
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小川とも呼べないくらいの細い流れです。
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教会に戻って通り抜け、2階にあるというもうひとつの洞窟の礼拝堂へ行ってみることにしました。
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暗い、暗すぎます。
明かりがドームの上の窓からしかないので足元真っ暗だし、誰もいないしで、ささっと見てすぐ出てきました。携帯のライトだけが頼りでした。 -
19時、修道院も閉まるのでバスへ戻ります。
きれいな三日月。 -
さっきのにゃんこかな?
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夕焼けと三日月。
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まだ時間がある、ということで19時45分、スーパーに立ち寄りました。
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コーヒーが沢山売られていました。
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Tさんが、100%ザクロジュースが飲みたい、と買おうとしたら、添乗員さんが自分が買うから、皆で空港で飲みましょう、と言ってくださいました。
30分ほど滞在して20時15分に出発しました。 -
20時40分、夕食のレストランに到着。
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いつもの前菜あれこれ。
これも今日で最後です。 -
アルメニアは大体炭酸水と普通のお水を両方出してくれるので炭酸水好きとしては嬉しかったです。
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昨日に引き続き旅のデザインルームからドリンクサービスだったので、ベリーのレモネードを頼みました。赤と白のワインをボトルで1本ずつ頼んだので、味見だけいただきました。右は炭酸水。
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スープ。
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フルジンというアルメニアの料理で、
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包みを開いた中を、周りを崩しながら一緒に食べるそうです。
中身自体はそんなに多くなく、お野菜多めでした。 -
デザートはアイス。
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最後に紅茶をいただいて、2時間以上ゆっくりして22時55分に店を出ました。
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共和国広場を通り過ぎます。
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ライトアップされて綺麗です。
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月さんから、アルメニアの思い出に、とざくろのキーホルダーをいただきました。
30分ほど走って23時25分に空港に到着しました。エレバン空港 (EVN) 空港
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