2024/04/30 - 2024/05/08
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2024年の4月30日から5月8日にかけて、新疆ウイグル自治区の伊犂とその周辺の草原地帯などを観光してきました。
今回は5月2日の、サリム湖(賽里木湖)・コルガス市観光について書きます。
旅程
4/30 瀋陽→ウルムチ(飛行機)、ウルムチ滞在
5/1 ウルムチ滞在、ウルムチ→伊寧(高鉄)
5/2 伊寧→コルガス(列車)、サリム湖観光、コルガス観光、コルガス→伊寧(列車)
5/3 ナラティ草原観光
5/4 チャシ草原観光
5/5 惠远古城・锡伯古城観光、伊寧市街観光
5/6 チャプチャル(察布査爾)報社見学、カザフ民族旅行区観光
5/7 伊寧→ウルムチ(高鉄)、ウルムチ滞在
5/8 ウルムチ→瀋陽(飛行機)
※当時は留学中の身でしたので、旅行の開始地点は遼寧省の瀋陽となっております。ご了承ください。
※当時の元/円レートは、1元=21円くらいです。
それではここからが本編です。
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おはようございます。5月2日の朝です。
今日は朝から列車でコルガス市まで行き、日帰りでサリム湖とカザフスタン国境を観光していきます。 -
私が乗るのは7時53分発の霍尔果斯(コルガス)行きです。
駅に着いた時には既に検票が始まっていました。 -
プラットホームの様子。
次の駅で終点なんですが、伊寧から乗る人も結構多いみたいです。 -
今回は硬座席(座り席)を予約しました。
コルガスまでは1時間ほどですから、椅子の硬さに頭を悩ませられる必要はありません。 -
07時53分、定刻通り発車しました。
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農村風景が続きます。
町を通り抜ける時以外はずっとこんな景色です。 -
1時間ほどすると、向こうに街らしきものが見えてきました。
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09時05分、コルガス駅に到着しました。
とりあえず駅の外に出ます。 -
カザフ国境の街コルガス市に到着しました。
コルガス(霍尔果斯)市は、カザフスタンと中国の国境に位置する街です。
国境付近には経済特区などもあり、中国が推進している一帯一路構想の中で中央アジアの玄関口の1つであるコルガスは重要な拠点となっています。
市街より先にサリム湖の方へ向かいます。 -
駅前でタクシーをチャーターしたのですが、このタクシーの運ちゃんが超ハズレで…
途中に別の客乗せるわ寄り道するわで、ちょっとウンザリ。
まぁそれはそれとして、車はカナス湖に向けボロホロ山脈の中へと入っていきます。 -
針葉樹林が広がっています。
まるでアルプスのような景色です。 -
向こうに大きな橋が見えてきました。
これは果子溝大橋といって、2011年に建設された高さ200m全長700mの大橋です。
建設にかなりお金を注ぎ込んだそうで、イリ周辺の観光地の1つに数えられています。 -
なんだか絵になります。
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大橋を渡ります。
今回は行きませんでしたが展望台なんかもあるらしいです。 -
丘陵地帯の向こうには頭に雪を被った峰々が連なっています。
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トンネルを抜けるとサリム湖が見えてきました。
景区の入り口まではもう少しかかります。 -
コルガス市街から約2時間、もうあと少しで到着です。
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サリム湖(赛里木湖)に着きました。
サリム湖は標高2000mの高地にある、南北に25km東西に30kmの大きな湖です。
湖畔の大部分が草原地帯で、ボロホロ山脈を背景に美しい湖の風景が広がっています。 -
チケットを買います。
確か入場料が35元、景区内の移動バス代が60元の計95元でした。 -
景区の地図です。
池の周りをバスが周回しており、観光客は全37個の停留所の好きな場所で降りて景色を楽しむことができます。 -
それではバスに乗って観光開始です。
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最初の停留所でみんな降りていったので私も釣られて降りました。
サリム湖の青々とした眺めが広がっています。 -
人が分散するためか混んでなくていいです。
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波が打ち寄せています。
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人工の小さな村?がありました。
三台古驿と言うらしいです。 -
村の中には展望台があり、より高所から湖を眺められました。
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再びバスに乗って移動します。
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食事処がある停留所で降りました。
既に13時を回っていたので腹ペコです。 -
羊の出汁のにゅうめん的なものをいただきます。
全く塩気が無くお湯で啜っているような気分でしたが、まぁ胃には入ったのでよしとしましょう。(笑)
他にはサリム湖で養殖された鮭を使った料理などが売られていましたが、1人だと食べきれなさそうでしたので今回は断念。 -
食事処からの景色。
もう5月でしたが、遊歩道の影に雪が残っていたりしてビックリ。 -
再びバスに乗って移動します。
サリム湖は一周するだけで2時間ほどかかってしまうので、しっかり観光するなら丸1日は必要かもしれません。 -
帰りの列車までにコルガス市街まで移動して観光することを考えると、他の停留所でゆっくりしている暇はなさそうです。
残念ですが景色を眺めながらそのまま終点まで乗り通すことにします。 -
湖畔には草原が広がっています。
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盛り上がった丘の上に展望台的なものが見えます。
本当は降りてみたかったんですが。 -
湾になってる場所もあるみたいです。
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渋滞などもあり、結局4時間ほどかけて再び入口へと戻ってきました。
中々魅力を伝え切れませんでしたが、とにかく広くて綺麗だということだけは伝わったと思います。 -
タクシーに乗って市街へ戻ろうとすると、駐車場で大渋滞が起こっていました。
時間も押しているので早めに移動したいのですが… -
結局30分以上待ってようやく出ることができました。
運ちゃんに飛ばしてくれるよう指示し、大急ぎで市街へと戻ります。 -
行きしに通った果子溝大橋を再び渡ります。
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18時30分、市街にある霍尔果斯国门景区という場所にやってきました。
ここは経済協力区になっており、敷地内であれば中国とカザフスタンを自由に行き来することができます。 -
敷地内にある免税店にやってきました。
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カザフスタンとロシアの商品が主として売られています。
営業してるのは1階と2階の店舗だけでした。 -
チョコレートなどの食べ物や酒、タバコ、マトリョーシカや民族衣装なんかも売られています。
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特にチョコレートの品揃えは豊富で、見慣れぬキリル文字で書かれた商品が沢山あって面白かったです。
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それでは国境線を見に行きます。
いよいよ時間が押してきたので、有料で自転車を借りました。 -
国境線にやってきました。
両端の建物の間に引かれている線が両国との境になっています。 -
少しだけカザフスタン側にお邪魔してみました。
特に何かしたわけでもないですが、謎の達成感があります。
それでは敷地を出ます。 -
最後に霍尔果斯口岸新国门という場所に向かいます。
この場所は中国側の出入国検査場になっており、130年以上の歴史があるコルガス国門では第6代目のものだそうです。
先程いた経済協力区の隣に旧コルガス国門があるそうですが、時間が足りなくて行けませんでした。 -
霍尔果斯口岸新国门に着きました。
非常に大きい建物で、コルガス国境のシンボル的な存在になっています。 -
建物をくぐって少し行くとフェンスが設置されています。
向こう側にはカザフスタンの領土が広がっているはずです。 -
列車の時間が差し迫っているので、タクシーで駅へと急行します。
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20時15分、コルガス駅に到着しました。
列車の時間にはなんとか間に合いそうです。 -
私が乗るのは20時45分発のウルムチ行きの列車です。
この列車で再び伊寧へと戻ります。 -
検票を終えホームに出てきました。
席は行きと同じ硬座です。 -
列車に乗り込みました。
硬座車は乗客でいっぱいで、中にはウルムチまで乗り通す乗客も大勢いると思います。 -
列車は定刻通りに発車。
伊犂の田園地帯を行きます。 -
20時51分、伊寧駅に到着しました。
駅から歩いてホテルへと戻ります。 -
前回言っていたホテル裏の丝路之光旅游小镇という屋台広場にやってきました。
22時を過ぎていますが、日が暮れるのが遅いからかまだ活気があります。 -
炒面(焼きそば)の店が美味しそうだったので、今日はここで食べます。
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広場に設置されている椅子に座って食べます。
味は香辛料やニラなんかが効いた味で、日本人の口からしても普通に美味しかったです。 -
というところで今回はここまでです。
今回はスケジュールがタイトだったせいで結構グダグダしてしまいましたが、日帰りでもなんとかサリム湖とコルガス市を観光することができました。
次回は山脈の麓の草原地帯、ナラティ草原を観光していきます。
次回はナラティ草原編です。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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