2024/04/02 - 2024/04/02
24位(同エリア33件中)
ずーくさん
この旅行記のスケジュール
2024/04/02
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電車での移動
94列車 ~アビスコ11:09着
この旅行記スケジュールを元に
前日18時に夜行列車でストックホルムを出発して、朝起きたら雪景色の中。列車は北極圏をひた走って11時過ぎに目的地のアビスコに着きました!これから2泊して、少しでもオーロラを見ることができたら・・・日頃の行いが問われますね(笑)雪の降る街を旅行したことはありますが、雪景色のど真ん中にやってきたのはいつ以来でしょう?恐らく私の旅行記の中で初めてではないでしょうか。とにかく寒さにやられないこと、これ大事!
【今回の行程】
○3月30日(土):パリ→(航空機)ストックホルム
○3月31日(日):ストックホルム市内観光
○4月1日(月):ストックホルム市内観光、ストックホルム→(列車)
●4月2日(火):→アビスコ
○4月3日(水):アビスコ
○4月4日(木):アビスコ→(列車・バス)ナルヴィク
○4月5日(金):ナルヴィク→(航空機)オスロ
○4月6日(土):オスロ市内観光
○4月7日(日):オスロ→(航空機)パリ
【4月2日】
総移動距離1004km(列車)
総歩数7533歩
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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車内からおはようございます!
ほとんど揺れもなく快適な寝台で、よく眠れました。上段ベッドはNightjetよりも寝やすかったかな?ちょっと冷房が強めだったようにも感じましたが、大きな問題ではありませんでした。
時間は8:30少し前、外はすっかり雪景色です。 -
街が近づいてきたようですね。お、第一街人(?)発見!
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08:30、イェリヴァレGallivare着。ここは北緯67度なのですでに北極圏に入っているんですね。初めまして北極圏!
ここイェリヴァレはもともと鉱山の街として発展してきましたが、オーロラ観測地としても知られるのだそう。でも我々はさらに北へ向かいます。 -
街を離れると、もう送電線くらいしか人工物が見当たりません。一面真っ白の中を列車は快走します。
天気は快晴、空は真っ青!オーロラ観察も期待できそうですね。 -
9:40、キルナKirunaに到着。多くの人が下車していきました。
キルナという地名は学校の社会科の授業で出てきましたね、鉄鉱石の生産で知られています。今走っているこのオーフォート鉄道は、まさにこのキルナ産の鉄鉱石をナルヴィクやルレオまで輸送するために作られたもの。キルナ駅 駅
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10時にキルナ発。キルナで列車の進行方向が逆になり、我々の10号車は最後尾に。機関車がなくなったので車端部から線路が良く見えます。雪煙を上げながら快走~
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進行方向右側に真っ白な平地が見えてきました。これは野原ではなく凍結して雪が積もったトーネ湖。今日の目的地、アビスコが近づいてきたようです。
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11:05、アビスコと名の付く最初の駅、Abisko Ostra駅に到着。アビスコの街本体はこちら、でも我々が降りるのは次ですよ~
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11:12、ストックホルムを出発して17時間、ようやくAbisko Turiststationに到着しました!とても快適な列車の旅でした。
初めて降り立つ北極圏の地、外気温は-8度。極暖にフリースにダウンにヒートテックズボン下にブーツとガチガチに着込んでいたせいか、それとも風がなくて天気がいいせいか、寒いには寒いんですがしんどい寒さではありません。思いのほか大丈夫そう。
ここAbisko Turiststationで下車したのは10人ほど。この駅周辺にはTuriststationというロッジがあるくらいで、皆同じ方向を目指して歩いて行きます。バックパックの人が多くて、スーツケースを引きずりながら歩いているのは我々くらいですね(笑)荷物があって写真が撮りにくいので、あとでまた戻って来ましょう。どうせ昼間はやることなくてヒマなのです。 -
11:30、駅から歩いて5分ほどのAbisko Turiststation STFにチェックイン。まだまだ早い時間ではあるのですが、この時間の列車でやってくる人が多いせいか、このタイミングでチェックインできました。
部屋はホテルタイプとドミトリータイプがあって、我々はホテルタイプの27号室。部屋の仕様は普通のホテルと同じですね。朝食・夕食込み(夕食のドリンクは別)でEUR670也。アビスコ ツーリストステーション STF ホテル
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机、ティーセット、クローゼットも完備。暖房が効いていて暖かい室内。
アビスコ ツーリストステーション STF ホテル
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シャワーはご覧の通り、シャワーカーテンで仕切られているくらいで造りは簡素ですが湯量十分、清潔なシャワーでしたよ。
アビスコ ツーリストステーション STF ホテル
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12時、ロッジ内のレストランで昼食。ここTuriststationでの食事は、このレストランでいただくか売店で購入するかの2択。確か2人で320SEK(30ユーロ弱)だったでしょうか。
アビスコ ツーリストステーション STF ホテル
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食事はビュッフェスタイル。12時半ごろから一気に混んできました。種類はそこまで豊富ではありませんが、ロッジの食事としては十二分ではないでしょうか。写真に写っているのは最初に取ってきた分で、もちろんおかわりしましたよ。
夕食の予約もこのときに。我々は18時からにしました。アビスコ ツーリストステーション STF ホテル
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レストランの片隅で見つけたのは小さな野菜工場。外は北極圏の過酷な環境、こうして工夫しながら食料を育てているんですね。
アビスコ ツーリストステーション STF ホテル
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ロッジ内の売店。土産物、食料、飲み物などなど、思いのほかいろいろなものが売られていました。そしてスキーや登山グッズ、ウェアなどのレンタルコーナーもあり。恐らく事前に予約しないといけないのでしょうが、ここで借りられるのは便利ですね。
アビスコ ツーリストステーション STF ホテル
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ちょっと順番が逆になってしまいましたが、これがロッジのロビー。左がフロントで、右側に客室への通路があります。左奥に見える人影はツアーの受付スタッフ。このロッジを出るツアーがいくつかあるので、それに参加してみるのもよいですね。我々は夜にロッジからオーロラが見られればよくて、あとは昼間近場を少し散策できたらOKだったのでツアーには参加せず。
アビスコ ツーリストステーション STF ホテル
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ちょっと外に出てみましょう。青いドアがロッジへの入り口。その右側の建物は客室で、我々が泊まった客室もここにあります。中央の建物がフロントで、左奥の背の低い建物がレストラン。
アビスコ ツーリストステーション STF ホテル
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あれワンちゃん。こんにちは。寒くないですか?
アビスコ ツーリストステーション STF ホテル
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ロッジ脇を通る幹線道路E10号線に出てきました。右奥にロッジが見えます。この写真の背中側が線路と駅。
アビスコ ツーリストステーション STF ホテル
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先ほど下車したAbisko Turiststation駅にやってきました。宿泊しているロッジは駅を出てE10号線を渡ってすぐ。
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駅には暖房完備の待合室もあります。この駅に停車する旅客列車は1日4本。いまは14時半過ぎ、列車の発着のない時間帯なので誰もいませんね。
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待合室は暖かかったのですが、外はマイナス10度。昼間でもこの気温、それが北極圏。でも凍える!という感じではなくて、ちゃんと厚着していれば辛くない寒さでした。
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貨物列車がやってきました!
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鉄鉱石のホッパ車。キルナ方面に向かっているので、恐らく中身は空でしょう。
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今度はロッジ脇の遊歩道に入ってみましょう。Kungsleden、直訳すると王の道。
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おぉ~岩むきだしの谷、そして雪の下には川の流れ。ずいぶんと昔に訪問したイエローストーンを思い出すような光景です。
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ロッジに戻ってきました。先ほど見た売店でホットココアをお買い上げ。値段は・・・忘れました(汗)部屋でいただいて、飲み終わったらマグカップは売店へ。
アビスコ ツーリストステーション STF ホテル
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なんか愛嬌あるクローゼットのフック。
アビスコ ツーリストステーション STF ホテル
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18時、いい感じの夕暮れを迎えました。今夜はこのまま晴れていてくれるといいですねぇ。。。さぁ夕食に行きましょう。
アビスコ ツーリストステーション STF ホテル
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18時の予約でなんと一番乗りでした。飲み物はノンアルの白ワイン。ワインと呼んでいいのか分かりませんが・・・。
アビスコ ツーリストステーション STF ホテル
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夕食はすでに料金込み。前菜、メイン、デザートそれぞれ1つずつを選ぶプレフィックス式でした。今日の前菜はホタテ。
アビスコ ツーリストステーション STF ホテル
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そしてメインはトナカイ。フィンランドでも食べてますが、ここのトナカイはクセも臭みもなくて柔らかくて美味。
アビスコ ツーリストステーション STF ホテル
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デザートはプチシュー。
お支払いは飲み物代175SEK(15ユーロくらい)。ごちそうさまでした!アビスコ ツーリストステーション STF ホテル
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19時を過ぎて、外気温は-15度。さすがに夜になるとどんどん冷え込んでいきます。
この時間だとまだ外は明るくて、本格的に暗くなるのは23時頃を待たなければなりませんでした。このロッジの有難いところはライブカメラがあるということ。寒い中外でずっと空を見上げている必要はなくて、ライブカメラの映像を見ながら「出たぞ!」ってなったときに行けばいい、寒がりで出不精な我々向きなところなのです(笑)今回のオーロラ観光の場所としてアビスコを選んだ理由の一つがこれ。アビスコ ツーリストステーション STF ホテル
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午前1時を過ぎたころ、ライブカメラにぼんやりとした緑色の光が!パパっと身支度を整えて外へ!
肉眼で見ると「あー確かに言われてみれば緑色に光ってるのが見えるかな~」程度でした。でも持ってきたデジカメで感度をISO6400にまで上げてみるとご覧の通り!ちゃんと緑色の光が写ってくれました。弱い光ではありますが、人生初オーロラ!
このAbisko Turiststation、ロッジの北側には街も道路もなく、ただ湖しかないので、オーロラ観察にとって邪魔な光が少ないのです。アビスコを選んだもう一つの理由がこれ。あとはここアビスコは内陸なので、沿岸部よりも気候が安定していて観察しやすいというのも理由でした。アビスコ ツーリストステーション STF ホテル
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オーロラはどんどんと姿を変えていきました。ものの3分ほどで、光はどんどん横に広がって、そして薄くなっていきました。あたりには我々と同じくオーロラ出現に気づいた人が数人。みんなで幻想的な光景に見入ってしまいました。
この日のオーロラはこれでおしまい。もう1日あるので次に期待しましょう。アビスコ ツーリストステーション STF ホテル
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