2022/11/09 - 2022/11/09
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モボ101さん
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まだコロナ明けの半年前、鉄道でめぐる2022年秋の韓国東海岸です。
2020年にANAマイレージで、羽田→ソウル金浦、ソウルで3泊してから、ソウル仁川→関空、京都で1泊してから伊丹→羽田の特典航空券を発券していたが、コロナ禍でキャンセルに。
それから2年と数か月。日本より一足先に韓国が、2022年8月よりネットからのK-ETA(米国のESTA電子渡航認証システムの韓国版)取得を条件に、ビザ免除措置を再開(23年4月から不要に)。10月からは韓国入国1日以内のPCR検査義務付けを停止(23年3月に廃止)。
帰国便搭乗72時間以内のPCR検査陰性証明を不要とする日本の水際対策緩和もあり、韓国渡航の障害が取り除かれたのに気づいたのが2022年10月中旬。
それから韓国へのマイルの特典航空券を探したが既に出遅れで、厳冬期を迎える前のANAの韓国便は全部キャンセル待ち。11月上旬の、往路は朝のANA便で羽田から関空へ、同じスターアライアンスのアシアナ便に乗り継ぎソウル仁川。復路はソウル金浦から羽田へのアシアナ便を何とか確保。
運賃は無料でも、国際線で必要となる燃油サーチャージが、2年半前に比べ大幅に値上がりしている。ホテルはソウルの中心部や郊外と空港の両方へ足の便を考え、ソウル駅から広域電鉄で15分のヨンドンポ(永登浦)の東横インに4泊して、鉄道で日帰り旅行をすることに。
コロナがまだ明けきらない頃の海外行きを、今から思い起こせはこんな感じでした。
韓国鉄道の旅 コロナ明け前 2022年秋(その1 コロナ禍から復活の兆し 紅葉のソウル)
https://4travel.jp/travelogue/11919280
韓国鉄道の旅 コロナ明け前 2022年秋(その2 花郎台鉄道公園と紅葉の宗廟)
https://4travel.jp/travelogue/11919522
韓国鉄道の旅 コロナ明け前 2022年秋(その3 国立中央博物館、鉄道博物館から水仁線で仁川へ)
https://4travel.jp/travelogue/11924988
韓国鉄道の旅 コロナ明け前 2022年秋(その4 月尾海列車で仁川の月尾島を一周)
https://4travel.jp/travelogue/11925263/
韓国鉄道の旅 コロナ明け前 2022年秋(その5 仁川に残る日本と清国の面影)
https://4travel.jp/travelogue/11927044
韓国鉄道の旅 コロナ明け前 2022年秋(その6 高速列車KTX-イウムで正東津の砂時計公園へ)
この旅行記です。
韓国鉄道の旅 コロナ明け前 2022年秋(その7 正東津の砂時計公園、嶺東線の東海サンタ列車とV列車)
https://4travel.jp/travelogue/11931035
韓国鉄道の旅 コロナ明け前 2022年秋(その8 V列車で訪ねる汾川サンタ村と、嶺東線三段スイッチバックの思い出)
https://4travel.jp/travelogue/11933297
韓国鉄道の旅 コロナ明け前 2022年秋(その9 ソウルの紅葉の新名所 もと大統領府の青瓦台)
https://4travel.jp/travelogue/11933875?
韓国鉄道の旅 コロナ明け前 2022年秋(その10 紅葉の景福宮から南大門市場を経て金浦空港から羽田へ)
https://4travel.jp/travelogue/11934033
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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韓国4日目は、早朝から遠出をすることに。ホテルの朝食時間に間に合わないので、コンビニでキンパとおにぎり、サンドイッチも仕入れてから1号京釜線でソウル駅へ。広域電鉄を除く中・長距離の列車は、全車が指定席になって、駅の改札が廃止された。
韓国初の高速列車、KTXはフランスTGV。両端の電気機関車が中間の連接式客車を挟む編成だが、客車が8両の本家と違い18両の長い編成では出力が不足するのか、客車の機関車側の台車にもモーターを装備している。一般席はTGVと同様に座席が回転できず、半数は後ろ向きで狭くて窮屈。できれば避けたい列車。国鉄ソウル駅 駅
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続いて入線してきたのが、韓国が開発した第二世代の高速列車KTX-山川。両端の電気機関車で中間の連接式客車を挟む方式はKTXと同じだが、客車が8両と短く、2編成併結する列車には途中駅で分割して行先が分かれる運用も。一般室も座席が回転できるように改良。2日前に乗車しようと切符を買っていたが、ムグンファ号の脱線事故で京釜線とKTX京釜線が不通となり断念。同じ路線で運行する別会社のSR社では、山川をマイナーチェンジしたSRT-ダリアンを運用しているが、見た目はの違いは青い部分の塗色が赤紫になった程度。
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これが前日に買いなおした、この日の切符。全部で5枚もあるのは、広域電鉄を除く韓国鉄道公社の路線では、乗車する列車ごとに切符を購入するシステムのため。券売機ではJRによく似たカードサイズの切符が出てくるが、窓口で購入すると縦長で、スーパーマーケットのレシートのようなペラペラの紙。
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この日にソウル駅から乗るのは、在来線の改良が完成した中央線に2021年に登場した高速列車KTX-イウム。高速列車では韓国初の動力分散式、電車方式で連接車ではない普通のボギー車の6両編成。中央線の途中から分岐する形で、平昌冬季オリンピックに合わせて開業したKTX江陵線はKTX-山川で運行していたが、KTX-イウムに置き換え一部は嶺東線の東海まで乗り入れを開始。
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KTX江陵線の江陵行きは概ね1時間間隔で運行しているが、東海行の定期列車は週末は増発されるものの平日は1日わずか4本。夜が明け始めたソウル駅の一番端、14番線に停車中の7時01分発東海行KTX-イウムに乗車。デッキに折り畳み式の補助椅子があるのは、KTX-山川と同じ。
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2+2の座席配置の一般室。一部の車両には車いすスペースも。
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全席が回転するリクライニングシートで、座席ごとにある窓は日本の新幹線より大きい。
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フットレスト付きの座席の背にあるテーブルは、TGVのような下から引き上げるタイプ。その前のポケットはQi対応のスマホを入れておくと充電できる。ポケットの側面にはUSBの充電端子があり、下には電源のコンセントも。
KTXやKTX-山川のような2+1配置の特室はなく、1号車が2+2ながら多少ゆったりとした優等席。プレエコのようなものか。 -
ソウル駅発車時点では乗客はまばらだったが、のんびりと20分かけて到着した清凉里で大勢の乗車があり、次の上鳳でほぼ満席に。天井の液晶モニタでは、韓英中日の4ヶ国語で案内が表示されるが、日本語は駅名のハングルをカタカナに書き直しただけ。漢字表示の中国語の方がまだよく理解できる。
清涼里駅 駅
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日本の新幹線なら乗客が朝食の弁当を開ける時間だが、周囲で誰も食事をしていない。もしかしてと思ってスマホで検索したら、コロナ感染防止のため車内飲食禁止がヒット(乗車日時点では解除されていたことを後で知る)したので到着までお預けに。
清凉里から先はスピードアップ。スマホの速度計では、在来線を改良した中央線では200km/hまで。駅通過時には130km/h程度まで減速することも。西原州でKTX江陵線へ分岐。 -
KTX江陵線は250km/h対応とのことだがトンネルが多く、測定できた範囲では200km/hで走行。冬季オリンピックの平昌などいくつかの駅に停車して、
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左に大きくカーブして江陵に向かう単線が分岐していくと、右にカーブして、
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江陵から来る単線の在来線、嶺東線に合流。
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車窓の日本海の海岸には、北朝鮮工作員の侵入を阻むためのフェンスと鉄条網が延々と続き、監視小屋が点在。
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それらが途切れたところの正東津で下車。この駅は、1990年代の韓国名作ドラマ“砂時計”のロケ地で知られるようになったらしい。ソウルからここまで1時間15分程度。清凉里からは1時間を切っている。
正東津駅 駅
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正東津を発車し東海に向かうKTX-イウムの後ろ姿。背後の山の上に乗った船はホテル。
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正東津に来たのは2回目で、12年前に清凉里から改良前の中央線、太白線経由のムグンファ号に乗ってきたときは、距離も長いが6時間半を要した。
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正東津駅は、ギネス登録の世界で一番海に近い駅。海に近い駅は他にもいくらでもあるが、クレームがなければ言ったもん勝ち。ホームの海側に並ぶ彫像。
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とりあえずはホームのベンチに腰をかけ、日本海を眺めながらソウルのコンビニで買ってきたキンパで朝食。
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ホームから海側の一段低いところに、前回にはなかった複線の線路が敷かれている。標準軌だが、上り線と下り線の間隔が異常に狭く、枕木の間隔が広い。
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この線路、駅のホームからまだ先の方まで続いている。
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ホームの端には、色灯式の出発信号機に加えて、2基の腕木式信号機が保存されている。
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2面3線のホームと駅舎の間に跨線橋はなく、遮断機のついた構内踏切を渡る。その横には石造りの蒸機機関車を設置。鉄道関係者が監修しなかったのか、テンダを忘れているぞ。機関車の側面のハングルをGoogleLensで翻訳すると、“列車と松の木”。
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警報音が鳴って構内踏切の遮断機が下り、江陵行きのローカル列車が入線してきた。
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2009年に日立が輸出した、4両編成の電車"ヌリロ"号。将来的には、これで客車急行のムグンファ号を置き換えるといわれたが、結局8編成32両にとどまる。以前にはソウル駅から乗車したこともあるが、今では江陵-東海間をはじめローカル輸送に専任。その技術は国産化し、ITX-セマウルやKTX-イウムに引き継がれているのかも。
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ホームから構内踏切を渡ると、14年前と同じ小さな平屋建ての正東津駅舎。
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でも、その先に隣接して新しい駅舎ができている。
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駅前広場にはカフェもでき、青いブースは韓国鉄道公社直営らしいレールバイクのチケット売り場。ホームの裏の線路はこれだったのか。4人乗りが₩35,000、2人乗りが₩25,000で、ソウルからここまでのKTX-イウムの運賃₩28,300、帰りのムグンファ号の₩15,800に比べ、なかなかいい値段。
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正東津駅から嶺東線の線路沿いに東海方面へ、川の手前で線路の下をくぐり、川に沿った遊歩道。
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すぐ横を、4人乗りのレールバイクが通り過ぎていく。
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遊歩道の先に、1両ごとに色を変えたカラフルな客車列車の編成が見えてきた。
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夏は海水浴場になるであろう海岸に出ると、カバーがかけられてボートが砂浜に引き上げられている。
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正東津駅から10分ほどで着いたのは、レールバイクの乗り場もある砂時計公園。ここは、1990年代の韓国名作ドラマ“砂時計”のロケ地で知られるようになったらしい。廃車になったムグンファ号の客車の車内は、時間博物館や売店になっているが、海岸に置いているので潮風で車体に傷みが目立つ。台座の上に乗るのは大きな日時計 。
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その横を親子で漕ぐ2人乗りのレールバイクが行く。
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