スイス10日間の旅Ⅶ　ミューレン・チューリッヒ

2024/06/26 - 2024/07/05

　スイス６日目、グリンデルワルトからミューレンに向かいます。
　２回目のユングフラウヨッホに行って、空の青さと、雪と雲海の白さのコントラストのなんてきれいなことかと、あんなに興奮するとは自分でも思いませんでした。
　その興奮冷めやらぬまま、ミューレンに向かったわけですが、行ったときは晴れていて、こんなきれいなところがあったなんて・・・と感動しきりだったものの、どんどん雲行きが怪しくなり、最後は雲の中と、最後まで天気に泣かされる旅行でした。
　それでも最終日、ヨーロッパの街並みを結構見てきたジロロンでも、やはり、その土地で違う良さがあると、チューリッヒを感じることができて、いい旅行だったよなぁとしみじみ思い返しています。
　が、天気のいい時期をなんとか選んで、リベンジしたいと考える、今日この頃です。

エリア ミューレン(スイス)

グリンデルワルトから列車に乗り、ミューレンに向かいます。
グリンデルワルトからミューレンには、３通りくらい行き方を選べたんですが、結局一番短時間で行ける、オーソドックスな列車での移動にしました。
ユングフラウトラベルパスでしたから、交通費をまったく気にしない、お気楽ってところです。

最初の乗り換え駅の、ツヴァイリュッチネンです。
ここは、インターラーケンからグリンデルワルト方向、それと私たちが向かうラウターブルネン方向に分かれる基点の駅です。
インターラーケンから乗ると、ここで車両の前方と後方で行き先が分かれます。

ラウターブルネンの駅です。

ラウターブルネンの駅を出て、すぐ向かい側にあるグリッシャルプに行くロープウエーの駅です。

ミューレンに着き、駅前で撮影した写真ですが、こんなにいい天気だったのに、午後には曇ってしまいます。

ミューレンで宿泊した、ホテル ユングフラウ ミューレンです。
駅から少し歩きますが、荷物を持っての上り坂が少々きついくらいで、晴れていればちょうど良い、気持ちいい散歩ができる距離です。

ここのホテルのベランダからも、非常にいい景色が楽しめます。
何度も言いますが、晴れていれば、ですが(^_^;)

ミューレンは旅行会社の方に勧められて行ったわけですが、なんとものんびりとした、絵画のような山が一面に広がっている町でした。

奥さんはミューレンでのんびりしたい、と言っていたのですが、雲の中だったメンリヒェンがどうも気にかかり、今日なら大丈夫なんじゃないかと奥さんを説き伏せて、ミューレン行ったら大失敗。
どんどん曇ってきて・・・

また雲の中です。とほほ・・・。
ミューレンから１時間もかからない距離で、トラベルパスで交通費もかからないからなんて思っていても、時間もお金も天気には勝てませんでした。

　この写真は、前日のミューレンBLM（駅）ですが、晴れているとこんなにきれいなのに、ここを後にしたときは雲の中で、周りは真っ白でした。

　翌日、ホテルをチェックアウトし、ミューレンからラウターブルネン、インターラーケンOSTを経て、一路チューリッヒ中央駅に列車で向かってます。
　ここは、シュピーツに近いトゥーン湖。
　列車は快適です。
　音は静かで、揺れや、発車や停車時の加速もほとんど無く、日本の列車なんか比べものになりません。
　（別にJRさんの悪口じゃないですよ。(^_^;)）

　スイス中央駅着きました。
　ホームから地下の通路に降りましたが、右も左もこんな通路。
　どっちに行けば・・・って考えましたが、スイスには改札が無い。
　で、南北どちらに歩いて行っても、地上に出る階段やエスカレーターがあって、そのまま外に出られます。

　スイス最終日の宿泊先は、ホテル モンタナ チューリッヒ。
　駅から徒歩５分くらいで、見た目はさほどではなく、広くもないんですが、おしゃれです。
　この写真、エレベーターです。
　ホテルのほぼ中央が中庭風の吹き抜けになっていて、シースルーのエレベーターがあります。

　チューリッヒ中央駅なんですが、自転車が乱雑に置いてあって、少々かっこ悪いですが、短い階段の先はすぐホームです。
　改札が無いってことは、すっげーらくちん、って感じです。
　まぁ乗る列車とホームの関連性もありますが・・・。

　駅に改札がないんで、コンコースと言っていいのか悪いのかわかりませんが、駅の中です。
　古いような、新しいような・・・でもなんか、かっこいい駅です。

　ここは、みんな大好き「リンデンホフの丘」です。
　リマト川の対岸から見たところですが、なんでこんな丘が好きなんか、よーわかりません。
　登っても街が見渡せるほど高いわけでもないし・・・。

　私はそんな丘よりも、趣のある路地や、階段、坂道が大好きなんですが、チューリッヒってすごくいいです。

　こんなんだったり、

こんなんだったり、

　大好物の路地がいっぱい(^^ゞ

　翌日、いよいよスイスに別れを告げます。
　ここは、空港のチェックインフロア。
　広くて最初は面食らうんですが、インフォメーションを見ると、乗る飛行機の出発時刻、機体番号の他、チェックインカウンターの番号が出ています。
　このフロアには、長方形に区切られたカウンターが２つ（写真右側）あって、その各面に１～４の番号が振られていて、自分の乗る飛行機のチェックインカウンターがどこかわかるという仕組みです。

　と、いうことで、スイス、バイバイ・・・です。