トルコ in でお得にエーゲ海クルーズその1 四川航空　成田　成都　イスタンブール搭乗記

2024/08/06 - 2024/08/15

円安の昨今、海外旅行は出費がかさみます。ましてやハイシーズンの夏のヨーロッパ！
トルコに寄港するエーゲ海クルーズにトルコ側から乗船することで、乗船までの旅行費を抑え、お得にギリシャの島々をクルーズしてきました。
イスタンブールまでのお値打ちフライトと旅行記です。

エリア イスタンブール(トルコ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 3.0
• 交通: 5.0

• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 飛行機
• 航空会社: 四川航空
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: エイチ・アイ・エス

お盆の時期のイスタンブール往復航空券、HISでの予約でなんと税金やサーチャージ全て込み、往復7万円台と言う破格のチケットをゲット！四川航空の成都経由のイスタンブール行きです。

四川航空のイスタンブールへの乗り継ぎ便、まずは1640成田発、2100成都着の5時間強のフライトです。
成都でトランジットが4時間35分あり、0135成都発、翌朝0630 にイスタンブールに到着するスケジュールです。
2024年8月の時点で成田線はデイリー、イスタンブール線は週4便の運航となっています。

機材は当初A320がアサインされていましたが、A330に大型化されました。四川航空は事前のウェブチェックインなどが少なくとも日本語では探せなかったので、成田空港で並んでチェックインを行いました。バゲージはスルーでイスタンブールまで。定刻にボーディング開始です。

330に機材変更になったので、座席にモニターがありました。四川航空の320はモニターなしのため、機内エンタメなしの5時間のフライトは暇だなと思っていたので、このシップチェンジはありがたい。そもそも単通路の320で5時間を超えるフライトはかなり疲れると予想していたので、助かりました。

夏休みシーズンですので、機材大型化でも満席です。

離陸前にイヤホンが配られました。

水平飛行に入るとドリンクのサービスが始まります。
ソフトドリンク中心ですが、ワインもハーフボトルで赤白積んでいました。お酒を注文されるお客さんはかなり少なく感じました。
乗客の比率は中国人客9割、日本人1割、その他の外国人客は数名といった感じです。
ソフトドリンクは紙コップ、ワインは小ぶりのプラスチック製カップでサービスされます。このフライトでは白ワインは常温でした。

ドリンクに続いてミールのサービスが始まります。
この際ドリンクはサービスされないので、ドリンクは飲み切らない方が良いです。
ボックスが配られます。

ボックスの中身です。
パンとバナナ、ゼリーが入っています。

合わせてホットミールが配られます。
チキンwith ライス
または
チキンヌードルです。
ミールは成都で搭載している模様。
成都から成田への帰路便も全く同じ内容でした。
有名なチリソースもかけてもらいました。
麺はかなりバサバサしていましたが、お値段を考えたら文句はありません。
ちなみに成都からのフライトのほうが搭載後時間が経っていないので、すこし品質が良い感じです。4レグ乗りましたが、成田発のフライトが時間が一番経過しているためか、クオリティが一番低かったかも。
イスタンブール発はホットミールだけ現地ケータリングのものを搭載しているぽかったです。

ミールボックス回収後、お茶のサービス。
ジャスミン茶は美味しかったです。

モニターありなのは嬉しかったですが、なぜかフライトマップは見られませんでした。

定刻より早めに成都に到着。降機の際に見たビジネスクラスの座席。

新しく出来た成都天府空港はとても近代的な内装です。
他の乗客と一緒に出口へ向かいます。

他の方のレビューで天府空港での乗り換えに迷ったというコメントありましたが、ここが問題の地点です。入国及び、荷物の預け入れのある乗り継ぎ客は左、荷物の預け入れなしの乗り継ぎ客は右に進みます。

つまり、
成都が最終降機地の乗客
中国の他地点への国内線に乗り継ぐ乗客
別会社の便に乗り継ぐために預け荷物をピックアップする乗客
は左に進み入国審査を通過する必要があります。

際際乗り継ぎでバゲージがスルーあるいは預け荷物がない乗客は右に進み、乗り換えカウンターに進むという構造になっています。

難しいのが、左に進むと際際乗り継ぎのゲートが閉まっていて、職員が誰もいないことです。
際際乗り継ぎの乗客が右往左往して溜まって来ると職員が来てゲートを通らせてくれます。
ここから1時間近くかかります。
まず、四川航空の職員が乗り継ぎ客のボーディングパスとパスポートをチェックするため列に並びます。
終えると窓なしの部屋にとめ置かれます。
全ての乗客のチェックが終わるまでここで待ちます。
次にネクストステージ、入国審査ゲートに進むことが許されます。審査ゲートは１つのみオープン。この時間帯は乗り継ぎの乗客が結構多く、時間がかかりました。
このあとセキュリティチェックですが、前のアジア人グループがたくさんのドリンクを箱で買い込んでいた様子。乗り継ぎに際して液体物の持ち込みが禁止と知らなかったのでしょう。没収を回避するため、その場でグループ全員でドリンクを全部飲み干すという宴会が開始されました。カオス。
セキュリティチェックを抜けると上階に上がり、やっとコンコースに解放されます。

天府空港はトイレもギラギラデザイン

ミラーもギラギラ！

さてここで、イスタンブール行きのフライトが1時間ディレイ。館内放送も航空会社起因による遅延とアナウンスしています。実際、ディレイしたのに定刻でのイスタンブール到着だったので、時間調整のための、恣意的な遅延だったのかもしれません。
真夜中だったこともあり、この乗り継ぎはかなり疲れました。

ただ嬉しいことにイスタンブール線の機材も330から最新鋭の350にシップチェンジ。

予期していなかったので、ラッキー

成都から西へ進み、カザフスタン、カスピ海上空から黒海へと飛行します。
イランやイスラエル、ロシア、ウクライナの上空は飛ばないルートです。中国系キャリアなのに、ロシア上空には入らないルートでの飛行でした。

機内食は2回出ました。
1回目はお粥が出たようですが、あまりに眠くパスしました。
2回の機内食は3種類からのチョイス。チキンwithライスにしました。
成田からのフライトで積んでいたのと同じメニューです。
四川航空の成都積み込みのケータリングはメニューを統一して、オペレーションを簡易化しているんですね！

350の尾翼のカメラ

もうすぐ着陸です。

イスタンブール空港に到着！
移転後のイスタンブール新空港に初めて来ました。
四川航空乗り継ぎのイスタンブール線、日本や欧米系キャリアのサービスとはかなり異なりますが、他社の1/3程度の料金を考えると、充分満足と言えると思います。
かなり出費を抑えることが出来ました。
円安の夏のバカンスシーズンに７万円代でイスタンブール往復！感謝感謝。
これから物価の比較的安いトルコを周りながら、目的のエーゲ海クルーズへ向かいます。

その2 イスタンブール　カッパドキア旅行へ続きます。

この旅行記へのコメント （1）

• しほさん 2024/09/30 23:41:24

  同じルートで、イスタンブールに行く予定です。

  はじめまして。同じルートでイスタンブールに行く予定ですが、バゲッジスルー不可となっていた為、機内持ち込みのリュックを買いましたが荷物が規定ギリギリの8キロになってしまい、やはり預け入れをするべきかと思い直しています。四川空港はスルーバゲッジ不可ではなかったでしょうか？もともと、スルーバゲージできるチケットを購入していたのですか？
  帰りは4時間のトランジットなので、荷物を再度預け入れたり、出入国で慌ただしく、かなりめんどくさいです。