⑥ ハイキング＆ゴルフ＆温泉が目的で北信州へから妙高へ。日本秘湯を守る会　燕温泉の樺太館は、アットホームで素敵な秘湯のお宿でした。

2024/07/12 - 2024/07/16

北信の斑尾から新潟の燕温泉がこんなに近いとは・・・
日本秘湯を守る会の樺太館、一度伺いたかった名湯のお宿です。
燕温泉は、標高1100mにある秘湯です。
5軒の温泉宿がある燕温泉、妙高の登山口になっている温泉です。
元々この温泉は、弘法大師が発見したとされていますが、本当かいな？？
明治末期から、湯治客や登山客、冬はスキー客で賑わった温泉なんですね。

エリア 赤倉・関・燕(新潟)

大雨が降る中です。
関川関所から燕温泉に行くには、赤倉温泉を上がって行くのですが、途中のトンネルが崖崩れで通行止めの為、少々遠回りですが、１本北側の道から妙高をのぼってきました。

ここは関温泉。
関川の関所から約２０分でした。
スキー道場がある温泉で、スキーをやる人には有名なスキー場です。
私たちはココで滑ったことはありません。

関温泉から車で５分ん。
燕温泉に到着しました。

燕温泉の入口に、左側に今晩お世話になる樺太館と、右側に花文が並んでいます。

日本秘湯の会のお宿です。

ごめんくださ～い！

ご主人が出ていらっしゃいました。
ご主人「いらっしゃいませ」
私「予約しておりますnichiです。」
ご主人「お待ちしておりましたnichi様、靴を脱いでお上がりください。」

歴史を感じます。
風情を感じます。

いい感じ。

女将さんが出ていらっしゃいました。
ご主人のお母様でしょうか？
７０代と思われる女将さんで、この女将さんがなかなかいい感じ。

私は帳場で手続き。

家に帰って写真を整理していて気付いたのですが、
「帳場」の文字が右から。。。
どんだけ古いの～～？

私が手続きをしている間、相方は女将さんと会話。
相方「これ、かっこいいですね～」
女将さん「いやいやその辺にあるものを突っ込んでいるだけです。」
相方「生け花とか教えていらっしゃるのですか？」
女将さん「とんでもないです。」

女将さんがお部屋に案内してくださいます。

階段にも素敵なドライアート。

案内されたのは「大倉」という部屋。
妙高の隣にある部屋の名前ですね。

ドアに小少ビックリ・・・・

１０畳だったかな？
広いお部屋です。

壁の大きなシミなど、老朽化は否めませんが、掃除は行き届いています。

夕食、朝食、温泉の説明をしてくださいました。
トイレと洗面は共同です。

そしてココから徒歩５分の所にある無料の露天風呂「黄金の湯」も説明してくださいました。
混浴ではありません。
そこまで行くと、妙高が目の前に見えるそうです。
女将さん「滞在中、是非一度、黄金の湯にもいらしてください。晴れていると混むので、雨降っている時がねらい目かもしれません。」
お～～そこまでおっしゃる？？

コロナ以降、最初からお布団は敷かれていますがそれはココでも同じですね。

このかごに入れて温泉に行くように説明を受けました。

小さな鏡台と小さなテレビ。

女将さん「ココは豪雪地帯で夏も暑くはないので、クーラーは無いんですよ～。扇風機だけ。でもここ２年ぐらいは暑くなる時もあるんですよね～」

窓の外は雨。

女将さん「晴れていればココから斑尾山が見えるんですよ～」

私たちは斑尾でスキーで滑っている時、よく妙高が見えていたのですよね～～

反対側にはやはり燕温泉を代表するお宿である花文さん見えます。

ここで女将さんと会話がはずんじゃいました。

燕温泉は以前はスキー場があって非常に賑やかであり、スキーシーズンはランチも営業していてすごく忙しかったこと。
元々は神戸の方で、新潟の山奥の妙高にお嫁に来たこと。
学生時代に神戸三宮にアーケードができて、御紅茶を飲みに行ったこと。などなど。

神戸のお話をする女将さんの目が少女のように輝いていました。
女将さん、どこか上品なんです。
神戸出身だからかな？

お茶を入れて少しゆっくりします。

この和菓子。
新潟の直江津のお菓子屋さんらしいのですが、美味しかったですよ～

これが共同洗面です。

さあ温泉に行ってみましょう。

日本秘湯を守る会の提灯です。

お湯が青い！
硫黄の香りがします。

相方はシルバーのファッションリングも付けていたのですが、真っ黒になりました。

THE温泉という感じです。

こじんまりしてますが、風情あります。

この時間は男湯のみの露天。
ここのお湯も青い。
でもちょっとぬるいかな？

内湯の方が気持ちいいです。

湯上り処で相方と待ち合わせ

湯上り処には、先代か先々代が集めたであろう、壺や掛け軸、衝立が並んでいました。

このマッサージ器は高級なもので、シニア夫婦でゆっくり楽しませていただきました。

部屋に戻ったら、雨が止んでいました。
黄金の湯に行ってみる？？

私は浴衣からTシャツとラフパンツ。
相方はハワイのビーチワンピースに着替え、黄金の湯に行ってみることにしました。

燕温泉の坂道を登って行きます。

お土産屋さんの先に、

妙高山の登山口があります。

ココに妙高山があるはずですが、雲に覆われています。
残念。

露天風呂はこちらです。

長い階段を登ると薬師堂がありました。
お賽銭は持ってないけど、シニア夫婦でお参り～

ココから緩やかな坂を上がって行きます。

これは後日入手した、かつてあった燕温泉スキー場のゲレンデマップです。
この図を見る限り、この辺りは初心者コースのゲレンデだったのでしょうね～

２００４年まで営業していた古くからあったスキー場です。

右側に「黄金の湯」の表記が現れました。

出は入ってみましょう。

相方と別れ、男湯はこの奥？

これが黄金の湯ね～～
青白い～～

ここが脱衣場。

ココが源泉？

私貸し切りです。
そこで相方の声が聞こえました。

相方「ねぇ～～　貸し切り～？」
私「俺一人だよ～」

こりゃ文字通り、秘湯ですね～～

スキー場があったころはめっちゃ混んだのでしょうね～

雲がガンガン出て来て妙高は全く見えません。
この目の前に見えるはずですが、、、

ここでざーーと雨が降ってきたので、上がりました。
相方「あがるよ～～～」

身体を拭いて、服着てココで待ってたら相方がやってきました。

妙高は見えな～い！
相方の格好がトロピカルでココとのアンバランスが面白い。
写真を載せるのに相方の許可が出ません。

雨が降ってきたので傘さして宿に戻りました。

雨降る中、樺太館まで戻ってきました。
斑尾も見えないですね～

宿に戻ってシニア夫婦はそれぞれ宿のお湯にもう一度浸かりに行きました。
そこでそれぞれ他のお客さんとお会いして、それぞれ会話しました。
皆さん、妙高を上る登山者？？
みなさんこのお宿の常連さんのようです。

部屋に戻って、シニア夫婦はビール！

1本すぐに開けちゃって、もう一本！
したまでお願いに行って。。。
シニア夫婦は広い和室で気持ちよくダラダラ～～

この後、しばらくして夕食です。

つづく