2024/07/20 - 2024/07/21
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j3matuさん
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よく一緒に山歩きに行く友人二人が遂に山小屋デビューを決意しました。お風呂があって、個室があって、お手軽に行けて、綺麗な景色のところがいい…となると、やっぱり尾瀬かな?
とはいえ、人気の尾瀬なので、3人の休みが合う日はどこもいっぱいで、空いていたのは尾瀬沼にある長蔵小屋の一室だけでした。尾瀬が初めての友人たちのために、メジャーな尾瀬ケ原の方にある山小屋にしようと思っていたのですが、やむをえず長蔵小屋に予約を入れました。
しかし後に、長蔵小屋にして本当に良かったと神に感謝することになりました。長蔵小屋は今が見頃のニッコウキスゲが咲く大江湿原がすぐお隣にあって、小屋の裏からの尾瀬沼の眺めも最高に素晴らしかったのです。泊まった人にしか見ることができない絶景を見ることができて、絶対にまた来たい宿の一つになりました。
写真が多めになってしまったので、旅行記は2つに分けました。この旅行記では、1日目、一ノ瀬休憩所から三平峠を越えて尾瀬沼に至るまでの様子と大江湿原を散策した様子、長蔵小屋で過ごす夜までの様子をご紹介させていただきます。
1日目の歩行距離 7.8km、アップ 358m、ダウン 107m
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 高速・路線バス JRローカル 徒歩
-
友人二人と一泊二日の尾瀬旅へ。
普通電車を乗り継いで、JR沼田駅に8:34に到着。8:40発の路線バスに接続できたのですが、座れそうになかったので1本見送ることにしました。なんせ乗車時間が1時間半もあるのです。次の9:20発の関越バスに乗って大清水に10:50頃着。大清水からは写真の低公害バスに乗り換えて、一ノ瀬休憩所に向かいます。沼田からの路線バスはICカードを使えますが、低公害バスは現金払いになります。料金は1000円です。 -
こちらの一ノ瀬休憩所には11:10に到着しました。
一ノ瀬休憩所には売店などはありませんが、椅子や机が置いてありました。別棟にトイレもあります。余談ですが、尾瀬の公衆トイレはどこも100円を寄付する方式です。ペイペイも使えるそうですが、尾瀬の中はWI-FIが使えないこともあるので、100円玉を何枚か用意しておくといいと思います。
一ノ瀬休憩所で早めの昼食をとり、身支度を整えて、11:36に登山を開始しました。一の瀬休憩所 グルメ・レストラン
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休憩所のすぐそばに登山口があります。
今日の天気予報は曇りのち雨。雨登山を覚悟して来たのですが、バスを1本遅らせて来たのが功を奏したようです。私達が大清水に到着する直前までザーッと雨が降っていたそうなのですが、この後降られることはありませんでした。 -
一ノ瀬休憩所からしばらくの間は川を横に眺めながら緩やかに登って行きます。
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風が爽やかで涼しいし、川の音に癒されます。
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直前の雨で所々ぬかるみあり。
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川のように見えるけど、れっきとした登山道。直前の雨で、このように水が流れ落ちて来る箇所もありました。
この辺りから三平峠まで、ずっとそこそこの急登が続きます。 -
ミヤマタムラソウ。
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あ、滝も見えました。
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空の背負子の歩荷さんとすれ違いました。この急坂を重い荷物を背負って行き来しているのですね。自分の荷物だけでゼイゼイしている私達には考えられない大変な仕事です。頭が下がります。
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12:02、岩清水に到着。案内標識の奥にあるパイプから湧水を汲むことができます。水はたっぷり持ってきたので飲みはしませんでしたが、水に触れてみるとびっくりするほど冷たかったです。手ぬぐいを濡らして、ここまでの急登で火照った体を冷やしました。ふぅ~、生き返る~。
岩清水 自然・景勝地
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岩清水からもしばらく急登が続いていたのですが、漸くなだらかな道に入りました。
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なだらかな道に入ると、周りを見る余裕が出てきます。
ニガナの花にキスジホソマダラ。 -
育ちすぎの苔。
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ギンリョウソウ。
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12:53、三平峠に到着。標高1762m。今回の旅ではここが一番の最高地点です。
一ノ瀬休憩所からは距離2.7km、350mほどアップする感じでそこそこの急登が続きますが、道は悪くないし、シンドイけど登りやすい道ではありました。
ここまで来てしまえば、後は少しの下りがあるだけなので楽です。三平峠(尾瀬峠) 自然・景勝地
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少し下ると、木々の隙間から尾瀬沼が見えてきました。
「あ、尾瀬沼だ!」と私が声を上げた途端、Fさんが転んでしまいました。尾瀬沼に気を取られて、足を滑らせてしまったようです。尾瀬の木道は雨で濡れるとつるつる滑りやすいので注意が必要です。 -
カラマツソウ。
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尾瀬沼休憩所そばにアヤメ。
尾瀬沼休憩所 グルメ・レストラン
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尾瀬沼を周回する木道に出ました。
育ち過ぎなミズバショウの葉。昨年、ミズバショウシーズンに尾瀬に来たのですが、あの可憐なミズバショウがこんなに大きくなっちゃうんですね。
クマはこの大きく育ったミズバショウの実が大好きだそうです。翌日の尾瀬ヶ原の方ではかじられたばかりの痕跡が生々しく残ったミズバショウをいくつか見かけました。 -
なんか、すっごく綺麗な色の虫がいる。なんだろう?
グーグル先生に聞いてみると、クロムネアオハバチではないかと…。こんなに小さくて、綺麗なハチがいるんですね。 -
少し開けた場所から沼を見渡すことができました。沼の向こう側に見えるのは燧ケ岳。どんよりとした雲に覆われて全貌は見えません。滞在中に一度くらい姿を拝めるといいのですが…。
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今回のお目当ての花の一つ、キンコウカが咲いていました。まだ咲き始めのようで、この辺では少ししか見かけませんでした。
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今夜泊まる長蔵小屋に13:37頃到着。チェックインします。
長蔵小屋は尾瀬沼の東岸のほとりに建つ歴史ある山小屋です。3人で個室を利用して、一泊二食付きで一人13000円でした。(現金払いのみ) スタッフの対応もとても丁寧で、素晴らしい小屋でした。絶景が見られる山小屋です by j3matuさん長蔵小屋 宿・ホテル
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レトロ感に溢れる館内。
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木の温もりが感じられる清潔なお部屋。靴は玄関ではなく、部屋の出窓に置きます。出窓のところには小さいタオルや小物などが干せるようになっていました。
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部屋に荷物だけ置いて、雨が降り出す前にと慌ただしく出かけます。長蔵小屋のすぐお隣にある大江湿原です。湿原の入口からは尾瀬沼が見えました。
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よく見る普通のアザミ。
大江湿原 自然・景勝地
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尾瀬の固有種、オゼヌマアザミ。
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横から見ると、普通のアザミとの違いがよく分かります。
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ネジバナ。
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お? 青空が見えてきました!
そして、今回のお目当て、ニッコウキスゲが咲いています。 -
トンボがとまっています。この時期の尾瀬にはやたらとトンボが多かったです。
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コバギボウシ。
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ダケカンバの林。黄葉も綺麗だそうです。
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ニッコウキスゲ越しの尾瀬沼。こちらの方面にも青空が広がってきました。
尾瀬沼手前の3本の木は、「三本カラマツ」と呼ばれ、大江湿原のシンボルツリー的な存在です。 -
オニシモツケ?
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晴れてきたので川面がキラキラしています。
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花火のようなシシウド。
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一面のニッコウキスゲ。すごい!
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ミヤマワレモコウ。
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ニッコウキスゲ越しにダケカンバの林。
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ヒヨドリバナ。
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ニッコウキスゲには青空がよく似合います。タイミングよく晴れて本当に良かった。雨予報が一転。私達、持っています!
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広い湿原の中、どこまでもニッコウキスゲが続いています。
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ニッコウキスゲロード。
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お? 燧ケ岳の雲もとれました!
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ニッコウキスゲのつぼみに似ているけど、色が濃いですね。ニッコウキスゲの後に咲くというコオニユリのつぼみでしょうか?
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尾瀬沼の水面も光が当たってキラキラしています。
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大江湿原の散策を終えて長蔵小屋に戻る途中のビュースポット。
大江湿原越しに尾瀬沼と燧ケ岳が見えます。素晴らしい!
関東は梅雨明けしたようですが、この尾瀬はまだ梅雨らしく、グズグズした天気予報だったので、まさかこんな景色が見られるとは…!! -
上の写真のビュースポットから少し先に行ったところ、長蔵小屋のすぐ裏にあるビュースポットからの眺め。尾瀬沼越しの燧ケ岳。
雨予報でも来てよかった。こんな絶景が見られる僥倖。 -
同じ場所から右に目をやると、先ほどまでいた大江湿原も見えます。
小屋のこんなに近くで、こんな素晴らしい景色が見られるなんて! 長蔵小屋、素敵すぎます。 -
「この景色を眺めながら、コーヒーでも飲みたいね。」と長蔵小屋の別館カフェに来てみたのですが、やっていないみたい…。(あとで分かったのですが、本館の方で買えたみたいです)
あきらめて小屋に戻って、入浴を先に済ませることにしました。入浴は16:00~18:30。この日は満室で客が多い上に、洗い場が2つ、洗面器が6つしかないので、お風呂は順番待ちの列ができるほど混み合っていました。でも、こんな山の中でお風呂に入れるだけでもありがたいです。皆で順番に並んで入浴しました。
ちなみに、環境に配慮して、シャンプー、リンスは使用禁止。備え付けのボディソープだけ使用可です。ドライヤーもありません。 -
「カンパーイ!」
入浴後、小屋裏のビュースポットで夕涼みです。
涼しいを通り越して少し肌寒いくらいで、連日、猛暑&熱帯夜の東京と比べると、まるで別天地です。 -
そして、この景色を見ながらの一杯は最高!
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静かに時間が流れていきます。
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水鳥ファミリー。
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陽がだいぶ傾いてきました。
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水面がキラキラ。
夕食の時間が近づいてきたので、そろそろ小屋に戻ります。 -
小屋のそばにはヤマオダマキがたくさん咲いていました。本当に素敵なところです。
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夕食は17:00から食堂で。
ハンバーグも美味しいし、野菜もたっぷりでグッド。プチケーキがついているのも地味に嬉しい。車も通っていない山の中でこんなご馳走が食べられるなんて、本当にありがたいことです。 -
18:37、再び小屋裏に行くと、ちょうど燧ケ岳の裾野に陽が沈み始めるところでした。
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夕暮れの水鳥ファミリー。波が荒くて、ちょっと泳ぐのが大変そうです。
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大江湿原方面の雲も夕暮れ色に染まっています。
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もうすぐ陽が沈みます。
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夕暮れ色に染まる水面。
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間もなく夜。
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大江湿原方面に一筋の雲。
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小屋裏のスポット近くに、沼のすぐそばまで行けるところがありました。これまで見ていたのとは別方面の眺めになります。薄っすらとピンク色に染まった空と、すぐ目の前に広がる沼が見えました。
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長蔵小屋のすぐお隣にある尾瀬沼ビジターセンターでは、週末の夜19:00~19:45にスライドショーをやっています。私達は夕陽を眺めていて15分ほど過ぎてしまったのですが、途中からでも入れてもらえました。
尾瀬の自然についてや環境を守るための取り組みについて学ぶことができました。とってもタメになるのでオススメです。尾瀬沼ビジターセンター 名所・史跡
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スライドショーが終わって外に出ると、辺りはもう真っ暗。
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長蔵小屋に戻ると、カエルくんが出迎えてくれました。小屋の人に聞いてみると、決して飼っているわけではないのですが、勝手に隙間から土間に入って来るんだそうです。
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20:30頃、星空が見えないかと小屋裏にやって来ました。燧ケ岳の上方に星が写っていますが、見えるでしょうか?
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当日はほぼ満月だったので、星を見るにはちょっと明るかったのですが…
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それでも、東京とは比べられないほど星がたくさん見えました。ちなみに木で上空が遮られる小屋裏よりも小屋の前の方が星がよく見えます。
今日は思いがけずお天気に恵まれ、素晴らしい一日でした。明日も良い一日になりますように…。
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