通常営業への道、その１の２　秘境パックで行くカザフスタン　何時もの秘境パックと違うぞ

2024/05/24 - 2024/06/01

初日は通称ラビリンスの近くでキャンプとなった。前回の日記は夕飯の写真で終わっているが、もちろんその前に各自テントを建てなければならない。初めてのテント泊・・・って方も何人かいて不思議な感じがした。

エリア アクタウ(カザフスタン)

• 旅行の満足度: 4.0

• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

同じ旅行社のツアーでも、トレッキングツアーだとスタッフがテントを建ててくれるので意外な感じがした。もちろん、テントを建てることが初めて・・・って方が半分？　まずは添乗員が模範演技を見せてくれるが、それじゃなくても物覚えが悪くなってるお年頃のメンバー、しかもこんなツアーにひとりで参加するんだから、もう自分勝手選手権？　

テント泊100泊以上の私がリードしなきゃならないのだろうが、いきなり「でしゃばりじじぃ」と思われてもイヤなので「2-3人のチームでひとつづつ建てましょう」と提案だけした。テントはひとりでひとつ張るよりも、ふたりでふたつ張る方が早い。片付ける時も同じ。しかも一緒に作業をすることで直ぐに親しくなれる。

赤矢印がmyテント

写真は砂だらけになったスマホとバッテリー

狭いところが好きな私はテントは快適。この日もグッスリ眠れたのだが夜中の3時頃、どうにも気分が悪くて目が覚めた。喉や鼻が気持ち悪い・・・コロナの症状に似てるぞ?　外は猛烈な風が吹いている。もしやと思って起き上がったら、テント内は砂だらけ！　

この中で寝てたのか～・・・って思ったら、余計に気持ちが悪くなって来た。

知らない間に愛犬（シフォン）が同じ枕で寝ていて、目が覚めたら口と鼻の中から犬の毛が出て来た・・・な～んていうのの35倍くらい事態は深刻。

秘密動画を追加・・・昔の話です。
https://youtu.be/ThHE_t8MYUo?si=e16KKenmWqUsG9tl

この後はマスクをして寝たが気持ち悪くて、ほとんど眠れなかった・・・まだ砂はがんがん入って来るし。

朝になって他の方に「砂、どうだった？」って聞いたら、テント内が砂だらけになったのは３人ほど。どうも風の通り道であったことと、テントの角度によって砂が入り易い関係があった様だ。

喉がどうなってしまったのか、このあと帰国するまで不快感が残っていた・・・龍角散の喉飴をひと袋持っていたのが微かな救い。非常用に持っていたサントリーでも毎晩消毒した。鼻くそ（正式名称なんだってね）も大量に出続けたし、鼻腔を傷つけたのか鼻血まで出た。

これが朝方の私のテントだ。この谷間を夜中、強風が駆け抜けたってことかな？

マンギスタ台地、最初の見ものの「ボスジラ」　多分「ボスゴジラ」の略だと思うが確かなことは知らない。マンギスタのボスジラって、どんなに悪党なんだ？

なんか、こういう眺めって、昔の西部劇によく登場しなかった？

6500万年前に堆積した炭酸カルシウムの地層が侵食され、硬い岩がこのように残った・・・って、話だったと思う。

ここでハイキングって時に参加者の靴底が剥げる・・・添乗員ってほんと大変。

日本ボスジラ探検隊。

記念写真に余念がないね。

確かに地面が白いっていうだけで異世界？

雪の上を歩いてるみたいだが、暑い！？

向こうに見える岩峰、どこまで登れるか分からないし添乗員も止めてくれないので、どんどん登ってみる。

何となく引っ込みがつかなくて、常識的に登れる一番高いところまで行ってみた。
あいつは煽てりゃ木に登るタイプ、要注意ってチェックされたに違いない。

かろうじて生きてる植物。

次は近所のテーブルマウンテンに登る。
黄色のラインを歩いて来た。

更に赤矢印を目指すらしい。

え～・・・このメンバーで大丈夫？

黄色線を行くらしいよ。
何時ものトレッキングツアーなら何でもないコースだけど。

この時に思ったんだけど、同じような年齢の集団でも「何時もの連中」とは基礎体力も体幹もまったく違う。いやいや、こっちが普通で、変態トレッキング参加する高齢者の行動力がおっかしいのだ。

向こう側の大地の上に出ると、なるほどテーブル。

こういう写真を撮りたくて、後方を行く。

先っぽからの眺め。

証拠写真。
崖っぷちに立とうとすると怒られる？

午前中はあの下の辺りを走ったのかな？

この辺りは化石がいっぱい落ちている。

初日は珍しくて拾ったが、2日目にして「見るだけ」みたいな。

やっと生きてる植物。

何処かで昼ご飯。
サバの燻製かな？　
加工品ばかりだが海産物が美味しかった。

中でも、このタコとイカは絶品だった。
ただ昼間っから、こんなメニューじゃ飲みたくなっちゃうじゃんね。

今欲しいのはスイカじゃないだろ！

本日、二日目のキャンプ地。

今晩も強風が予想されるということで、テント建設は厳重に。
地面が硬くてペグが刺さらないので、大きめの石を拾ってきて固定。

添乗員が各テントを点検・・・夜中に「テント壊れた～」って起こされたんじゃたまんないし。

ゲジゲジ発見。

ちょっと遊んでやろうか？　日本製の靴が好きらしい。

https://youtu.be/tAvi6IEes4M

昼に残ったイカタコが出た。
も～・・・ビールがうめ～！！

ところで、さっきクルマの中に酒を２本発見しちゃったんだけど、いつ飲むの？　忘れないでよ。

若者があいさつ代わりに、1本買って来たんだって！
相当、社会にもまれてるな・・・気遣いありがとう。

誰かがこんなの出して来たぞ・・・70度ってどうよ！？

イチゴの缶詰って初めて。
イチゴジャムとは違うんだよね。

洗面用の水は水場？から各自適量を。
分かってる連中がほとんどだから、どばどば持って行くヤツはいない。

なんでミネラルウォーター…って思うかもしれないが、ツアー中は井戸水も川の水も無いから、どうせ運ぶならミネラルウォーターってことなのかな？

この晩も風が凄まじく、マスクをしたまま寝た…これが辛い。やっとマスクから解放されていたのにね。

朝、来た～

雲が多くて、残念な朝焼け。

ちょっと工夫してみた。

動画あります・・・つまんないけど。
https://youtu.be/RDGIxt3pzB0

あれれ・・・テントの形が変になってない？

風を避けながら朝ご飯。

ちょっと短いし、つまんない日記になっちゃたけど、今回はこれで終了。10分くらい前に激しい雷雨があって停電した。また停電するとPCが面倒臭いことになるかもしれないので寝ます。
追加、添削は雨が止んでから・・・って明日だね。

この旅行記へのコメント （4）

• くろねこだりゅんさん 2024/07/17 17:46:22

  不思議な感じ

  カザフスタンのグランドキャニオン？
  日本だったら絶対にそう名付けてる場所です（笑）
  
  白くて少し距離感がつかめませんが…面白い場所　
  なんか地球上じゃないみたいです
  化石は貝と三葉虫？
  砂のキメがかなり細かそうですけど厄介ですね
  スマホとかカメラとか大丈夫でしたか
  大丈夫と言えば靴底　
  ここでペロンしなくてもと持ち主は思ったでしょうね
  その後補修は完璧だったのか気になりました
  この場所では代替品手に入れられませんし歩くの不便だったでしょう
  
  70度のウォッカ　飲んだら口から火が出ますね( *´艸｀)
  

  ほいみさん からの返信 2024/07/17 20:53:29

  Re: 不思議な感じ

  こんばんは。
  ほとんど歩かないツアーなので適当に応急処置して大丈夫でした。
  
  化石はそこらじゅうに落ちてるって感じで逆に有りがた味が無いというか。魚やアンモナイトとか分かり易いやつは、なかなか無いのが残念です。
  
  旧ソ連領だから、グランドキャニオンは敵性語かも。
  
  今回は酒好きなかたが多くて、夕飯が楽しかったですよ。
  
  ほいみ@乗鞍高原
  

• チーママ散歩さん 2024/07/12 12:52:32

  神秘的な世界ですね

  神秘的な世界ですね
  以前　茨城のグランドキャニオンに行った時に
  稲田石が風化して真砂土になって…..
  こんなふうに一面白い景色になっているのを
  見て「別の惑星」に感じたけれど。
  それとは比べられないほどのスケールで
  見渡す限り続く世界ってとっても感動する
  でしょうね。
  日常に疲れささくれだった心をいやして
  くれそうな光景だなあ♪
  ほいみさんは少し心おだやかになれましたか？
  　　　　　(^_-)-☆
  
  素人でもテントも張り方を教えてくれる。
  靴の世話もしてくれる。
  熊はいなそう。化石コーミングできる♪
  なんだってできることはしてくれる...
  なのであればお金の心配さえなければ私も参加
  したいな～。
  　ソコイチバン　ジュウヨウ。
  あの岩に朝日が照ると最高でしょうね。
  タイムラプス仕掛けたのに残念。
  きっといつかこの旅行記で見れるかな？
  工夫って....
  タイムラプスの写真を入れて工夫されたのですか？
  

  ほいみさん からの返信 2024/07/12 17:19:10

  RE: 神秘的な世界ですね

  イバグラニオン・・・チーママさんの旅日記を見て「これはいかなくっちゃ・・」と地図に赤丸くれたのに、今日までまったく思い出さなかった。青森の日本キャニオンには面白半分？で行ってみたけど、どっちが本当の「日本を代表する」キャニオンなんだろう。
  
  ウスチュルト台地、10年位前からパンフレットで写真は見てた。その写真っていうのが大したことなくて、これじゃあ人が集まんないだろ！　って思ってたさ。で、カッコ良く撮ってやろうじゃんか〜・・・って、行ったら「あれれ〜・・・珍しくパンフレットの写真はがんばってた！？」みたいな。っていうか、高額な代金の割に大したことない？
  
  チーママさんに言われて気が付いたんだけど、普段から超穏やかな心で生活してるので、チーママさんみたいな感想が得られなかったのかも。本当は初日に喉をヤラれたのと、夜になると天気が悪く強風が吹き荒れたのが印象を悪くしたかな。化石は「イヤになるほど」落ちてます。初日は珍しくて拾ったけどね。
  
  確かに秘境パックは高額だけど、もう人生先が見えたし贅沢しようか・・・って、ビジネスクラスにも乗れないくせにね。朝焼け写真はその通り、何枚か合成して雲が流れてる雰囲気にしました。夜は曇って強風なのでカメラを出せる環境じゃなかったけど、最終日にはすれすれがんばってみました。
  
  ほいみ