青春１８きっぷで弁天島温泉へ。そして舞坂宿の夜散歩。あ、温泉抜きでした。

2023/03/31 - 2024/03/31

弁天島温泉に泊まって舞坂宿の夜散歩。
あ、温泉抜きでした。

エリア 弁天島温泉(静岡)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

青春１８きっぷです。
川崎から東海道線。
桜並木。

川崎駅 駅

根府川夕景。

根府川駅 駅

熱海。
浜松行きに乗り換え。
編成が一気に短く。
１５連から６連に。

熱海駅 駅

あ、富士山。

三島からホームライナー浜松３号に乗り換え。４分接続。
特急型車両使用。
ホームの乗車整理券発行機に列ができる。
３３０円。みなさんすいすい購入。列はすぐにすすみます。
が、私の前の人、券売機の前にきてから荷物を背中からおろし、ゆっくりふたをあけ、中をまさぐって財布をさがし、財布の中をあさり、ゆっくり機械をながめながらのんびり操作。１分半以上かかった。次の私は１０秒で購入。その前の客、横でそれを見て「チッ」と言った。どうやら発車直前で販売終了になって焦る人を見たかったみたい。前にもあったなあ。こういうの。何が面白いんだか。
なお、この列車は車内でも乗車整理券は購入できることは確認済みだったので私自身は焦りはなかったのですが私の後の数人は相当イライラしてました。

三島駅 駅

それはともかくゆったり。窓側。

これがその乗車整理券。
車内販売だと補充券とか携帯発行機できっぷがうすっぺらで味気なくて。
できれば券売機で買いたい。

富士山。うっすら。

きっぷはここにはさんでおくと検札なく寝ていられます。
と、１回車掌さん確認して通ったのでひっこめてたら静岡の発車後にもう一回検札あり。
乗車中はずっとさしておきましょう。

静岡駅で１本各停を追い抜き。

静岡駅 駅

２０３０ころ大井川をわたります。
実はこのあたりから交信が活発化。妹や姪と現在位置情報交換。
私は１５３０に東京西郊の最寄駅を出発、妹家族はちょうど１時間後の出発。
私は川崎経由青春１８きっぷ、あちらは東京駅から新幹線のぞみ。
いったいどこで抜かれるか？
２０時ちょうどに天竜川鉄橋付近と想像、と言っておいたので。
まさにどんぴしゃり。天竜川直前で一気に抜かれました。
こちらからあちらは町の向こうを行く窓の光の列が見えたけど、あちらからこちらは見えなかったそう。在来線は線路側に家が多いし６両編成の３７３系スモークガラスでは窓の灯りは見えにくいかあ。
なお、同時に出たとしたら富士山の麓くらいで抜かれていたはず。東京の西郊在住だと東京駅に出ない分、在来線も意外に速くて便利なもんです。
小田急で小田原出てたらもっと速い。今日は青春１８きっぷなので川崎経由の分、差が縮まってしまった。

浜松駅で。
ヘッドマーク。

浜松駅 駅

浜松からは３１３系。ロマンスシート。ゆったり。
でもやはり特急型車両のシートの方が圧倒的によかった。

１２分で弁天島到着。

あ、この時間もう無人だわ。

弁天島駅 駅

となりを新幹線が駆ける。

温泉駅です。

駅前のホテルです。

浜名湖弁天島温泉 ファミリーホテル開春楼 宿・ホテル

チェックイン。すぐに部屋へ。
和室はおちつきます。
このころには新幹線組はもう名古屋をすぎて岐阜県。
私にはワープしてるようにしか思えない。

広縁。窓の向こうは浜名湖。
光っているのは

湖の中の鳥居。

さて、泊まるだけではつまらない。
夜散歩に出ます。
ロビー。
豪華旅館の趣き。
窓の向こうに湖中の鳥居。
と、ここで新幹線組は京都到着の報。
はやすぎる。

浜名湖弁天島温泉 ファミリーホテル開春楼 宿・ホテル

それはともかく、まずは東岸の舞坂宿へ。
湖の眺め。
左端が泊まったホテルと温泉街。
右に湖中の鳥居。

弁天橋で弁天島を抜けて本土へ。
そこにこの旧東海道舞坂宿常夜燈。

その先へ。まずはここ。北雁木。
「がんき」って雪国では雪除けアーケードのことだったと思うけど、
ここでは渡船場跡。
３箇所あったうちの北側なので「北雁木」。主に大名や幕府公用役人が利用。
中雁木は武家用、南雁木は庶民用、だったそう。

このような石をしきつめた湖への傾斜地。
ここを船を丸太をかませて転がしたようです。

北雁木 名所・史跡

すぐ近くには現在の漁港。

舞阪漁港 名所・史跡

行けるとこまで行ってみよう、っと。
あれ、中雁木と南雁木がなかったなあ？
かなり先で大きなバイパスに突き当たり。
その下を潜って海岸側へ。これ以上は真っ暗で道も不明。なのでここで転進。
振り返るとバイパスのむこうに灯台が。
灯台より海側には来た、というので満足。

帰路、ゆっくり沿道観察。
神社がありました。
水神社。その脇に案内板。ここが南雁木でした。

とくに何も残ってないようです。

中雁木（本雁木）のあったと思われる場所で、湖から直角に曲がって昔の宿場町に入ります。旧東海道にしてはちょっとさみしいなあ、と思ったら一本南側の道だった。
ちょっと古い建物が北側に。あ、脇本陣の裏門だわ。
で、元の湖岸道路に戻って１本北側の道へ。
なお、中雁木、何も残ってないなあ、と思ったのですがあとで見ると交差点に看板がありました。そして漁港に下っていく道がたぶん雁木のあと。

本当の旧東海道の入り口にはこの常夜灯がありました。
舞坂宿には３つあるそうでその西の端のもの。

すぐのところに津波避難のタワーがありました。
たしかに高いビルも山もここらには無いです。

舞坂宿。
こんな通りです。
静か。

脇本陣の表側です。
南北に長い細長い敷地なのね。

舞坂宿脇本陣 名所・史跡

その先。本陣は跡地のみ。

舞坂宿 名所・史跡

常夜灯。２つめ。
小さい。

宿場町の東端にきました。
「見附石垣」。道の両側にこのような石垣の一部が。これは南側のもの。
この手前に３つ目の常夜灯があったはずが見落としました。

見付石垣 名所・史跡

解説板。

見付石垣 名所・史跡

振り返って宿場町。
暗いですが両側に石垣があります。
なお、見落としの３つ目の常夜灯、街灯の向かいに見えてますがな。
なんで見落としたかなあ？

その先は大通りと斜めに交差。
その先には昔ながらの旧東海道。
並木道。
ちょっと先に舞坂駅があります。
青春１８きっぷだしそこから電車で帰ろうかな、とも思ったのですが今行ったばかり。
歩いた方が早いのでそのまま戻ります。

旧東海道松並木 名所・史跡

かなり戻って橋の上。
湖上を行く新幹線。

ホテルのよこに神社がありました。
真っ赤なのが珍しい。

弁天神社 寺・神社・教会

ここにも天女伝説があったのね。

ホテル帰着。

と、今晩は夕食買ってないことを今頃おもいだした。明日の朝食も。
３度の飯より電車、の気分がしみついてて。
調達のためにコンビニへ。
けっこう先だった。
舞坂で買っておくのだった。

遊船家 グルメ・レストラン

弁天島駅の観察。
競艇かなにかのための臨時出口とみた。

普通の改札。
ひっそり。

弁天島駅 駅

１９時には終わっちゃうのね。

あ、電車が来た。
島式ホームの中に改札あるのは珍しい構造。
電車の多い路線ではほかには昔の上野原駅とか、昔の井の頭線の駅とかくらいしか浮かばないなあ。

ホテル帰着。２時間くらい歩いてた。
まあ、ちょうどいいくらいの運動量。
新幹線組はもうすでに家について夕食も終わってるかな。

浜名湖弁天島温泉 ファミリーホテル開春楼 宿・ホテル

というわけでこちらはこんな簡単な夕食。
まあ、家出る前にまともに食べたからこれでもいいかな、と。
このホテル、浜名湖温泉の温泉ホテルではあるのですが、コロナ渦のためか大浴場は週末のみ。今回の予約は温泉に入れないプランでした。
それがちょっと残念。まあ、それゆえ、すごくお得な価格でした。お部屋はすばらしいし、眺めもすばらしいし。リゾートホテルに泊まった感じ。また泊まってみたいわあ。

浜名湖弁天島温泉 ファミリーホテル開春楼 宿・ホテル