2024年6月　どこかにマイルで宮崎空港経由、鹿児島へ　2日目　桜島再び

2024/06/11 - 2024/06/12

鹿児島二日目は市内の歴史名所を巡る予定だったけれど、再び桜島を訪れることに。

エリア 鹿児島

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 船 JALグループ 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

前日に桜島を訪れ、その雄大な姿に感動。二日目は市内の名所を巡る予定だったけれど、もう一度桜島を訪れたくなり、朝6時のフェリーで桜島へ。市電の始発でも間に合いそうだったけれど、天文館のホテルを朝5時半にチェックアウトして荷物を預け、フェリー乗り場まで歩く。

昼間は賑やかな天文館界隈も早朝はとても静か。鹿児島の老舗百貨店「山形屋」の立派な建物の前を行く。

山形屋 百貨店・デパート

海沿いの道に出て、15分ほどで桜島行きフェリー乗り場に到着。

桜島フェリー(鹿児島市船舶局) 乗り物

朝6時発のフェリーに乗船。乗客のほとんどは桜島へ仕事に向かう地元の人々だった。

桜島は今日も稜線沿いに雲が立ち込めている。

こんなに早い時間に桜島へ向かったのは、始発の市営バスで島の東側へ行くため。
あさイチの便のせいか乗客は自分だけだった。

桜島港フェリーターミナル 乗り物

東白浜で塩屋ヶ元行きのバスに乗り換える。10分程度で乗り継ぎのバスが出発。

通勤・通学時間帯には早すぎるのか、乗り継いだバスも乗客は私だけ。海から少し離れた道路をゆく。

黒神中学校前で下車して、1914年の桜島の大噴火で鳥居が埋もれてしまった腹五社神社（黒神神社）を訪れた。鳥居は掘り起こさずに、噴火の脅威を伝えるためにそのままの形で残されている。

黒神埋没鳥居 名所・史跡

境内側から見た鳥居。写真で見てもショックだったけれど、実物を前にすると何とも言えない気持ちになる。少し奥にある本殿にお参りする。

鳥居の横には立派なアコウの木が。

熱帯地方で良く見るパンヤノキと同じ種類かと思って調べてみたら、パンヤノキがアオイ科なのに対して、アコウはクワ科イチジク属のようだ。

桜島には噴火に備えて避難壕があちらこちらにある。日本には火山がたくさんあるけれど、こんなに日常生活に影響を与えている場所は初めて見たかもしれない。

終点まで行って折り返してきたバスに再び乗車。東白浜へ。

東白浜から桜島港へ戻る路線も自分以外に乗客はいなかったけれど、途中から１名乗ってきた。

やはり展望所にももう一度行きたい。というわけで、9:30のアイランドビュー号の始発まで溶岩なぎさ公園付近を散策する。

溶岩なぎさ公園にある全長100メートルの足湯。

「桜島」溶岩なぎさ公園足湯 温泉

公園には海岸沿いに全長３キロの遊歩道が整備されていて、鳥居展望所まで行くことができる。

溶岩なぎさ遊歩道 名所・史跡

1914年の大正の大噴火で流れだした溶岩が全てを焼き尽くし、海まで埋め立ててしまった。生物の全くいない状態から、100年を経て植生が回復したとのこと。時間を見計らってUターン。

写真を取り忘れてしまったけれど、9時になったので桜島ビジターセンターを見学。ビデオ上映にも間に合った。

桜島ビジターセンター 美術館・博物館

そしてアイランドビュー号で再び展望所を目指す。車内には修学旅行の学生さんが７～８名乗っていた。

叫びの肖像ふたたび。

赤水展望広場 叫びの肖像 公園・植物園

火山砂防センターふたたび。

桜島国際火山砂防センター 名所・史跡

そしてバスは展望所へ向けて坂道を登ってゆく。

前日より雲が多い。雄大な桜島の風景を謳歌して、昨日と同じく乗ってきたバスで桜島港へ戻る。

湯之平展望所 名所・史跡

フェリーターミナルに交通系カードのチャージ機。日本語で言うと積増機、確かに。

桜島フェリー(鹿児島市船舶局) 乗り物

さよなら桜島。今日も来られて良かった。

帰りの船は一番新しいタイプだった。

桜島フェリー乗り場から徒歩で城山へ。改めて鶴丸城を訪問。

鶴丸城跡 (鹿児島城跡) 名所・史跡

紋を入ったところにある西南戦争の銃弾跡。

西南戦争の銃弾跡 名所・史跡

お堀の外側よりも銃弾跡が激しい。

天璋院、篤姫さまの銅像。

城内にある黎明館を見学。鹿児島の歴史や文化が丁寧に紹介されている。

天璋院篤姫像 名所・史跡

早朝から活動していたので、そろそろ疲れが出てきた。午後２時くらいまでは鹿児島市内に居ることができたけれど、予定より早めに宮崎空港へ向かうことにする。

西郷隆盛銅像 名所・史跡