ゴジラ岩観光の「カムイワッカ55号」で、ルシャ湾クルーズに出発しましたが、濃霧のためクルーズは中止、途中で引き返しました。今日は朝から晴天で風もほとんどありません、なのに、ウトロの海は濃霧に覆われていました。残念ですが、ヒグマには会えませんでした？！<br /><br />知床は、流氷が育む豊かな海洋生態系と原始性の高い陸息生態系の相互関係に特徴があることが高く評価され、平成17年(2005)に世界自然遺産に登録されています。知床の代表的な動物を紹介します。<br /><br />１、知床を象徴する陸の王者ヒグマは、アイヌ語でキムン・カムイと呼ばれ、「山の神」として崇めていました。<br /><br />２、海の王者シャチは、アイヌ語でレプン・カムイと呼ばれ、「沖の神」として崇めていました。<br /><br />３、シマフクロウは世界最大級のフクロウで、アイヌ語でコタンコロ・カムイと呼ばれ、「村の守り神」として大切にされていました。<br /><br />４、オオワシは日本最大のワシで、アイヌ語でカパッチリ・カムイと呼ばれ、「鷲の神」として崇めていました。

知床大自然紀行（４）・・ルシャ湾（ヒグマの聖地）クルーズは濃霧で中止、知床世界遺産センターを訪ねます。

6いいね！

2024/06/01 - 2024/06/01

739位(同エリア1057件中)

エリア

知床・ウトロ(北海道)

ウトロ漁港の「ゴジラ岩」です。
観光船発着場のすぐ近くに立つ、高さ15mの奇岩です。
「オロンコ岩」です。
オロンコ岩は高さ60mの巨岩で、頂上には展望台があります。
オオセグロカモメです。
日本最大のカモメで、知床では約300ツガイが繁殖しています。
ゴジラ岩観光の「カムイワッカ55号」で、ルシャ湾クルーズです。
船の後ろに、霧に霞む「三角岩」が見えています。
港を出たのですが、濃霧のためクルーズは中止、引き返します。
残念、ヒグマに会えません？！

今日は朝から晴天で風もほとんどなく！！
なのに？！
オホーツクの海は濃霧に覆われています？？
「知床世界遺産センター」に到着です。
ウトロ漁港のすぐ近くなのですが、ここの空は快晴です？！
知床世界遺産センターの入口です。
知床は、流氷が育む豊かな海洋生態系と原始性の高い陸息生態系の相互関係に特徴があることが高く評価され、平成17年(2005)に世界自然遺産に登録されています。
北の海の巨大パネルです。
知床半島は、オホーツク海の入口に位置しています。
知床半島のジオラマ、ウトロ・羅臼・知床峠です。

赤線から左が世界自然遺産エリアです。北海道東北端にある知床半島の一部及びその沖合3kmの海域で、その面積は約71,100ha（陸域48,700ha、海域22,400ha）あります。

知床半島のジオラマ、知床連山・知床五湖です。

世界自然遺産エリアの主な、山、川、湖沼、滝などは以下の通りです。
１、山は；遠音別岳・知西別岳・天頂山、羅臼岳・サシルイ岳・オッカバケ岳・知円別岳・硫黄山、知床岳・ポロモイ岳などです。
２、川は；岩尾別川・カムイワッカ川・ルシャ川・テッパンベツ川・アウンモイ川、モイレウシ川・ルサ川・ケンネベツ川・サシルイ川・羅臼川などです。
３、滝は；フレペの滝・カムイワッカの滝・カムイワッカ湯の滝・カシュニの滝・熊越の滝などです。
４、湖沼は；知床五湖・羅臼湖・知床沼などです。
５、岬は；プユニ岬・エエイシレド岬、知床岬、ペキンノ鼻などです。
６、峠は；知床峠などです。
知床に住む動物達の実物大の写真パネルは迫力満点、知床の魅力を感じて学べる展示が満載です。
ヒグマです。
知床を象徴するヒグマは、アイヌ語でキムン・カムイと呼ばれ、「山の神」として崇めていました。
シマフクロウです。
世界最大級のフクロウで、アイヌ語でコタンコロ・カムイと呼ばれ、「村の守り神」として大切にされていました。
シャチです。海の王者シャチは、アイヌ語でレプン・カムイと呼ばれ、「沖の神」として崇めていました。