2024/04/19 - 2024/04/19
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桂離宮 その1
桂離宮は江戸時代1615年、八条宮智仁(トシヒト)親王が造営。
皇族の月見のための別荘として建てられました。以後増改築ののち、1662年ごろ今の形に整えられました。
数奇屋風書院、四つの茶屋、宮廷庭園が有名です。
1883年桂離宮として宮内庁へ。
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<受付>
奥にある白いテントが受付です。当日も1000円で入場できますが、先着順なので、宮内庁のホームページから予約を入れておくのが一番確実です。(予約を入れても1000円は必要です。)
ちなみに桜の頃と紅葉の頃はやはり競争率が高い。何回も外れて桜は終わっていましたが、躑躅の満開に出会えました。 -
<御幸道>
「霰こぼし」と言われる御幸道。13万個の小石が敷き詰められています。中央部が高くなっており、カーブで雨水が行く道に溜まらないようにつくられています。 -
<奥に御成門(表門)>
ヨーロッパルネッサンス期につくられた門。遠近法が利用されていて、手前が1メートル広くつくられています。
入った時には庭の広がりを感じられるように。帰る時には名残り惜しく遠くにより感じるようにつくられています。 -
<御幸門>
茅葺の屋根。 -
<土橋>
進行方向を示していて、左向きに五度傾いています。
真っ直ぐよりも奥行きを感じさせて「左方向に書院がございます。」と左方向にお進みくださいという意味で左向きにしつらえてあります。 -
外腰掛けの屋根
松琴亭(ショウキンテイ)のお待ち合い。茅葺き屋根で軽やかで簡素な作り。 -
<蘇鉄山>
この頃南国的な雰囲気が好まれました。薩摩島津家からの献上。 -
松琴亭に向かう敷石
真.行.草のうちの|「行」の敷石です。 -
行の敷石
真の敷石は左の切石を意味し、緊張感を表します。草の敷石は右の自然石を意味し、お茶の寛ぎや安らぎを表します。行はその中間の柔らかさを表しています。 -
<二重升形手水鉢>
中にも45度角度を変えた升形があり、二重の升形。桂離宮は灯籠がたくさんありますが、どれも低い位置にしつらえてあります。 -
<回遊式庭園 州浜>
海岸の景色、州浜の先の灯籠は岬の灯台を表しています。 -
<松と石橋>
日本三景天橋立を表しています。 -
<松琴亭(ショウキンテイ) 荒磯>
手前の岩は波の荒い岩場の海岸を表すイメージ。
松琴亭は拾遺和歌集の和歌から名前をとってあります。 -
<お茶屋>
お茶室と違い自由で開放的。食事、宴、和歌を詠む、双六などの遊びなど、貴族や文化人など招いて文化サロンとして使われました。 -
<市松模様の襖>
四百数十年前のデザインとしては斬新で大胆。今でも通じるモダンなデザインです。 -
<お茶屋建築の特徴>
丸くむくらせた茅葺き屋根で竹や土壁を使うことを好む。 -
<竈>
簡単な料理を作るかまど。 -
<囲炉裏>
冬は暖房と、上の袋棚の中に茶事で供される料理を入れて下から温めます。
襖の絵は狩野探幽作と言われています。左からオナガドリ、カワセミ、セキレイ、スズメの四羽の鳥が描かれています。 -
<結び紐形の引き手>
巾着袋の形をしている。 -
<松琴亭の船着場>
嵐山から舟に乗って桂川を下り、直接ここに舟で訪れました。食事をとり、月を愛でる、優雅な時をすごしたということです。 -
<昔は見渡せた山々>
当時は愛宕山、嵐山、比叡山まで見渡せたが、今は周りのビルが見えないように高い木が植えられています。そして周りは瓜畑が広がっていたそうです。 -
<ほたる谷>
庭の中で静かな奥まった所。鳥の囀りなども聴こえました。 -
<峠道の風情>
山の茶屋への誘い -
<水ほたる灯籠>
対岸の書院から夜見ると、この灯籠の光が水面にちらちらと見えて、ほたるが飛び交っているように見えるのでそう呼ばれています。桂離宮その2では、賞花亭や書院のご紹介です。パート2へgo!
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