リスボンの魅力にはまりました その5

2024/03/26 - 2024/04/02

なかなか遠くまで足を延ばせない日々が続いていましたが、ついに長年の憧れでもあったリスボンに赴くことができました。

ポルトガルは街並みの美しさから「オールドヨーロッパ」として最近注目を浴びているとのこと。
たまたまイースター休暇にもあたり、ヨーロッパ中からの観光客でオーバーツーリズム気味でしたが、
どこを切り取っても絵になる景色、素材を活かした美味しい食事、優しい人々に魅せられてしまい、
１週間の滞在では足りないほどでした。

あっという間にリスボンの最終日です。心残りを全部、、と言いたいところですが、まだまだ宿題が残りました。西の果てのポルトガルは遠いですが、再訪を誓いました！

エリア リスボン(ポルトガル)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

ついにリスボン最終日です。ホテル前のレスタウラドーレス広場は雲一つない青空。今日１日を有効に使わなければ。

リスボンで来たかった場所その１，天欧少年使節団も宿泊したというサンロッケ教会です。ケーブルカーのグロリア線を降りて比較的すぐです。戦国時代に何年もかけて日本からポルトガルに着いた少年達は、ヨーロッパの街並みにどんなに驚いたでしょうね。サンロッケ教会は外観はいたって素朴です。

中に入ると絢爛豪華で、外観とのギャップに驚きます。イエズス会ゆかりの教会です。

いたるとこに金が使われており、宗教画も見事です。この教会は無料です。

教会の外にある銅像。宝くじ売りのおじさんだとか。観光客は皆さん一緒に写真を撮ってました。

徒歩 6-7 分ほどのところにあるア ヴィダ ポルトゥゲーザ。おしゃれなポルトガル雑貨店です。リスボン市内に何店舗かあるようです。

とても素敵なのですが、全体的にお値段が若干お高めなのでリスボンでよく見かけたツバメの置物のみゲットしました。つばめはポルトガルのシンボルで「必ずまた戻る」という意味もあるとか。

市電とテージョ川とリスボンの街並み。

素敵なパンやさんのウィンドウ。どれも美味しそう。中はカフェになっていました。お腹いっぱいなのでスルーしましたが、コーヒーくらい飲めばよかったかも。

帰る前に来たかった場所その2. 有名なピカ線です。テージョ川を背景に、確かに絵になりますね。車体が黄色というのも街並みに似合っておしゃれ。

写真を撮っている人がたくさん

逆向きからも。

道沿いの雑貨屋さんです。マッチ箱に眠るとてもかわいいネズミの手作りぬいぐるみで、子供向け？思わず欲しくなりましたが、値段を見て我に返りました （30ユーロ）。
リスボンの雑貨はセンスもよく可愛いものが多いです。

疲れたので広場のベンチで一休み

雑貨屋さんでオレンジジュースを買ってみました。次回はエアビーに滞在してこんな果物なども買い込んでみたいな。

昨日も来たけど、またサン ペドロ デ アルカンタラ展望台。昼間で日が照っていると印象が変わります。

昔、消臭剤のCMが撮影されたのもこの展望台だとか。広くて見晴らしがよく気持ちよい場所です。

しばらくぼーっと見ていました

ロシオ広場に戻り、サクランボのお酒 A Ginjinha でジンジーニャを一杯。人の出入りが多いのですぐにわかります。

この方が黙々とついでくれます。

期せずして、不思議なマネキンとの２ショット。お値段はよく覚えていませんが日本円で200-300円位だったかな

ランチはバイシャ広場で開催されていた、イースターの屋台街。美味しそうなお店がたくさんあって迷います。地元の人で賑わっていました。

チーズ生ハムサンドと、豚肉焼きを選びました。両方で20ユーロほどだったかと。席をやっと確保。二人用でもかなりのボリュームでした。どちらか一方で良かったかもですが、せっかくなのでいろいろと試したいという気持ちが勝り…

写真は今一つですが、豚肉に塩コショウして鉄板上で炙り、細かく切ってくれます。いわば豚肉鉄板焼き？とても美味しかったです。豚肉自体も美味しいのかな。ポルトガル料理は日本人の口に本当にあいますね。生ハムサンドも期待通りのおいしさでした。

その後には、コルメシオ広場に向かう途中のお店で、食べていなかったバカリャウコロッケをテイクアウト。

さらにタイムアウトマーケットまで徒歩で移動。15分くらいでしょうか。
どれだけ食べるのか…
このマーケットは元市場だった場所に作られた大きなフードコートです。
活気に満ちて、おもしろいところでした。食べなくても雰囲気を味わうだけでも良いかも。

とにかく人が多く、どこにも席が見つからず、帰ろうとあきらめかけましたが、
隅にあったイタリアンレストランのカウンターでカフェだけ飲むことができました。感じの良い定員さん、お値段もお手頃（1.5ユーロ）で大満足。

観光客向けの施設なので、マーケットの目の前にはこんな風にトゥクトゥクがたくさん客待ちしています。リスボンは坂道が多いせいかトゥクトゥクをたくさん目にしました。

タイムアウトマーケットは地下鉄のCias do Sodreの駅のすぐそばです。Cias do Sodre駅にはスーパー Pingo Doce もあったので、最後のおみやげをGet。

リスボンの地下鉄は綺麗で乗りやすいです。

青空をバックにパステルカラーが映えます

ケーブルカーが通る道

私のお手頃スマホで適当にとっても、絵になるリスボンです。

疲れたのでホテルに帰って一休み、その後は最後のディナーに出かけます

夜になると、また雰囲気が変わります。
路地に灯りがともって舞台のようです。
リスボンの中心地では夜も危険な感じはあまりしませんでした。治安の面でも住みやすそうです。

落書きも多いですが、このような芸術的な壁画もよく見られます。これはサンタジュスタタエレベータの脇。

ディナーは Frade Dos Mares というお店をネットで予約しました。玄関はロックされており、予約客のみ通される感じです。

最後なのでちょっとがんばって奮発しました。こちらはスープとマグロの前菜。ほのかにセロリの香りがついて、味が奥深い絶品スープでした。ポルトガルで食べたスープの中ではナンバーワンです。

タコのガーリック焼き。スープ、前菜、タコ、すべて１つ頼んでシェアしましたが、十分な量でした。男性でもいけます。タコは柔らかくて今まで食べたことがない食感。

盛り付けもおしゃれで気分が上がります。

カプチーノにはシナモンスティック

このフォンダンショコラ、今までのフォンダンショコラは何だったの？というくらい絶品でした。中から溶け出したチョコレートが本当に美味しくて。

ポルトガル、実はカカオの産地であるアフリカ大陸に近く、チョコレート大国でもあるようです。そういえばスーパーのチョコレートの棚は壮観でした。
こちら最後の夜にぴったりの素敵なお店でした。二人で日本円で１万いくかいかないか、ぐらいだったと思います。

つたない旅行記を最後までお読みいただきありがとうございました。念願かなってのリスボン。想像以上に街並みが美しく、お料理もびっくりするほど美味しく、ラテン系のはずなのですがシャイで優しい国民性、天候も（多分普段は）晴れが多いなどなど、ちょっと住んでみたくなるような街でした。日本から直行便が飛んでいないのだけは残念。でも苦労しても行く価値があるポルトガル、次回はポルトや他の街にも足を延ばしてみたいです。そのために、また頑張って働いて再訪しようと心に誓った夜でした。