2024/04/18 - 2024/04/19
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ひよこ日和さん
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この旅行記スケジュールを元に
JR北海道&東日本パスを使って、各駅停車の旅をしています。
今日は5日目。
新潟の大沢駅からスタートです。
上越線に乗り小出へ。乗合タクシーで大湯温泉の「友家ホテル」に向かいます。これが、今回の旅の最後の宿泊です。
「友家ホテル」は、源泉掛け流しの貸し切り風呂、それにミシュランに掲載された食事が魅力です。
昭和感漂う館内も面白くて、退屈しません。
旅の最後には、ちょっと寄り道です。人気のご当地スーパーマーケット、ツルヤで買い物をします。
ネットで評判のスーパーなので、ずっと行ってみたかったのです。
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JR北海道&東日本パスで各駅停車の旅をしています。
きょうは5日目。
新潟県の大沢駅からスタートします。大沢駅 駅
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上越線で30分。小出に着きました。
大湯温泉「友家ホテル」へは、この駅前からバスに乗ります。
でも、バスの本数がかなり少ないので、別の方法で行くことにしました。
乗り合いタクシーです。小出駅 駅
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小出駅前から大湯温泉バス停まで、予約しました。
途中から、地元のご高齢の方々と同乗になりました。 -
状況次第ですが、大湯温泉まで20~30分です。ひとり400円でした。大湯温泉 温泉
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運転手さんに教えられた通り佐梨川の方へ歩くと、「友家ホテル」がありました。
古い建物ですが、ファサードはすっきりと化粧直しされています。
ここが、この旅の最後の宿です。どんなホテルなのでしょう。友家ホテル 宿・ホテル
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館内に入ろうとして、エントランスにあるマークに気がつきました。
「開湯1300年 OU 」とあります。
「 OU 」? 何のことでしょう。
あ、大( O )湯( U )!
なんだか面白いホテルのようです。 -
館内はこざっぱりした印象。古さは感じますが、綺麗に整えられています。
でも、普通の旅館と何処か様子が違います。
その理由は… -
ロビーフロアに並ぶ大量のレコード(販売)です。軽く1000枚はあるでしょう。 -
ジャンルは、歌謡曲、フォーク、R&Bなど多岐にわたります。
全て「友家ホテル」のご主人のセレクト。音楽関係の仕事をしていたとのお話でした。これはコレクションの一部だそうです。
レコードの一枚一枚に、ユニークなレビューが貼り付けてあります。
こういうの書くの好きなんですよ、とご主人は微笑っていました。 -
(クリスタル灰皿 中古・現品限り / 2500円)
一階の売店もユニークです。
並ぶのは、オリジナルデザインの「つっかけ」や昭和レトロな旅館備品など。ご主人のキレのいいコメントが添えてあります。 -
そろそろ部屋へ向かいます。
館内を歩くと懐かしい気持ちになりました。あちこちに昭和の面影があります。
今夜の部屋は301。きれいできちんとした和室です。でも、照明器具だけ洋風です。 -
和室の奥は、10畳ほどの洋室です。
こだわりが感じられるクールなインテリア。
隣の和室とあまりにテイストが異なります。
この不思議感もまた、「友家ホテル」らしさかもしれません。慣れてきました。 -
スタイリッシュな館内着が用意されていました。
さっそく、着替えて温泉に行くことにします。歴史ある大湯温泉の源泉掛け流しです。
でも、その前にやることがありました。 -
「友家ホテル」には、大浴場がありません。
4つのお風呂を、それぞれ貸し切り(無料)で使用します。
使用状況は、部屋のタブレットから確認します。
空いている風呂を選び、画面をタップして予約。これで、他のゲストに先を越されることはありません。 -
4つのお風呂を回っていこうと思います。
全て泉質は同じ。肌に優しいアルカリ単純泉です。
まずは、「四角い風呂」に来ました。
ドット柄の浴槽が可愛い。二人でゆったり浸かれるくらいのサイズです。
シャンプー類はミキモト。4つのお風呂に、それぞれ違うバスアメニティーが置かれています。 -
露天風呂はありません。でも4箇所とも佐梨川に面していて、野趣があります。
こちらの「龍神の湯」は、川に沿うような細長いつくりです。窓から綺麗な川面が見えました。
湯船は10人くらい入れそうな広さです。 -
次は、「扇風呂」です。
程良い大きさで落ち着けました。黄色い洗面器がノスタルジックです。
どのお風呂も、毎日換水・清掃しているそうで、清潔感があります。
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一番大きな「庭園風呂」は、大浴場さながらの広さです。これを独占できるなんて信じられません。
お湯の温度はぬるめです。長湯できました。
これで、4つ全て堪能しました。貸切でのびのびと楽しめて、大満足です。
どのお風呂も良かったですが、川を感じる「龍神の湯」が特に好きでした。 -
湯上がりに娯楽室にきました。
本、ビリヤード台、懐かしのゲーム機などが盛りだくさん。よく見ると天井にミラーボールも。
ここにも昭和が生きています。
若いお客さんが、レトロなゲームに熱中していました。 -
夕食は、部屋でいただきます。
献立は、お風呂の予約に使ったあのタブレットに載っていました。例によってご主人の解説もあります。
まず、前菜と蛤の鍋仕立て。
続いて、出来たての料理が次々に運ばれてきました。
どれも、上等の出汁をひいた丁寧な味です。 -
長く太い蕨。名物メニューのひとつです。
魚沼の舞茸と合わせてあり、旨みが濃厚でした。 -
季節の味のアケビの新芽。
うずら玉子と胡桃で和えてあります。ほんのりした苦みが大人好み。このあたりでは、アケビの新芽を木の芽と呼ぶようです。 -
岩魚の塩焼きとお造りが続きました。特にマグロがおいしいです。山の宿だからこそ、仕入れにこだわっているそうです。 -
看板メニューのローストビーフ。脂が控えめで、旨味があります。やわらかでした。
どの料理もレベルが高く、力作揃いです。もてなしの熱い気持ちが伝わってきました。 -
ご飯もご自慢です。
契約農家さんの「最強」のお米だそう。魚沼の新之助です。料理を引き立てる、しっかり目のご飯でした。
例のタブレットを使って、おかわりのリクエストができます。でも、もうお腹いっぱい。無念です。 -
デザートは、手作りのミントシャーベットでした。
ご主人のコメントによれば、賛否両論の味。
熱烈なファンがいる一方、苦手…!という方も多いそう。正に「友家ホテル」らしい存在だということです。
恐る恐る口に運ぶと、ミントの風味は控えめでした。案外食べやすくて、食後に良いです。 -
(部屋からの眺望)
翌朝。旅の最後の朝です。
寝室の窓から川を眺めました。雪解け水の流れる音が高く響いています。
この種の音は眠りを妨げないようです。よく休めました。
気になる方の為に、耳栓が用意されています。細かな気遣を感じます。 -
朝食も部屋でいただきます。
出来立ての料理が並びました。定番の朝食メニューですが、どれもがこだわりの味。しみじみと美味しいです。特に鮭の味と焼き加減が絶妙でした。 -
朝食のご飯は、魚沼コシヒカリです。
昨夜の新之助同様、契約農家さんの自慢のお米だそう。甘みがあって、朝の主役にふさわしい味でした。
素晴らしい朝食でした。朝食が良いのは良い宿だといつも思います。 -
デザートはチーズケーキです。
コーヒーを淹れ、ゆっくり楽しむことにしました。チェックアウトまで、もうしばらく寛げそうです。
長い旅の締めくくりが「友家ホテル」で、良かったです。
面白いだけのホテルではなかった、と思います。 -
ホテルを出発し、乗り合いタクシーで駅に戻ります。
小出駅から、JR北海道&東日本パスで東京方面に向かいます。
このパスは連続7日間有効なので、1日分余ります。それでも充分満足できました。 -
とはいえ、せっかくパスがあるのです。
帰る前に、寄り道することにしました。
目的地は、スーパーツルヤ。
長野の大人気のご当地スーパーです。評判を聞いて、ずっと行きたいと思っていました。
群馬にもいくつか支店があります。前橋駅 駅
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前橋市の郊外、前橋ローズタウン店に行くことにします。
駅前から、バス(41A・城南運動公園行き)に乗り、
ローズタウン中央公園口で下車します。 -
バスを降りたら、スーパーツルヤが見えました。
駐車場も、売り場面積も広いです。
プライベートブランドが特に魅力的でした。林檎ジュース、ドライフルーツ、野沢菜、信州そば、ジャムなどがずらり。どれもがネットで大絶賛されています。見るもの全て欲しくなって、困りました。 -
山のような買い物を抱え、バスで前橋駅に戻りました。あとは、家へ帰るだけです。
駅構内の土産店Vento Maebashi で、登利平の鳥めしをみつけました。前橋市民にとって馴染み深い味なのだそう。ソウルフードというものでしょうか。
帰りの車内で食べようと思います。Vento Maebashi(ヴェントまえばし) お土産屋・直売所・特産品
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両毛線の高崎線直通熱海行きに乗ります。
最後なのでグリーン車にしました。旅の思い出に浸りながら、のんびりと帰ります。
これで、今年の春旅が終わりました。
桜が咲いていたり残雪があったり。色とりどりの車窓を眺めました。お湯と美食も楽しめました。最後には爆買いも。
面白くて、楽しい旅でした。
最後まで読んで下さってありがとうございます。
旅の話を聞いていただけて、とても嬉しいです。前橋駅 駅
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