'24春旅　③六日町　ryugon龍言　Villa Suite

2024/04/16 - 2024/04/17

JRの北海道&東日本パスで各駅停車の旅をしています。
３日目の今日は、新潟の妙高高原駅から六日町へ。はねうまラインとほくほく線を乗り継いで行きます。
宿泊は「ryugon龍言」。豪農の館を使った温泉旅館です。離れのVilla Suiteを予約しました。

エリア 新潟

各駅停車の旅３日目は、新潟の妙高高原駅から。
きょうの目的地は同じ新潟の六日町です。

妙高高原駅 駅

時間があるので妙高高原駅前を散策してみます。

駅前のお店は、おみやげカネタ。静かな雰囲気だったので、静かにお店を出ました。
他に、観光案内所内にmont-bellがありました。

おみやげカネタ グルメ・レストラン

12時、はねっこライン直江津行きに乗ります。
北海道&東日本パスは使えないので、切符を買いました。

妙高山が遠くなっていきます。標高が低くなり、車窓の景色が春に変わりました。

直江津駅で、ほくほく線に乗り換えました。
こちらは北海道＆東日本パスが有効です。

直江津駅 駅

まつだい駅で、線路脇に何か見えました。
色鮮やかで大きなものです。…あの水玉は草間彌生！

後で調べてみると、「花咲ける妻有」(2003)、大地の芸術祭に出展された野外彫刻とのこと。草間彌生本人がお気に入りの作品なのだそう。
僅かな時間でしたが、見られて良かったです。

まつだい駅 駅

車内でお昼にしました。

今朝、赤倉観光ホテルのベーカリーで買った「カレードーナツ」です。パンの中には、本格的なカレーと丸ごとのゆで卵。これは、美味しいです。

2時過ぎ、六日町駅に着きました。

きょう泊まる「ryugon龍言」まで歩くことにします。天気がいいので気持ちよく行けそうです。

六日町駅 駅

魚野川を渡ります。見下ろすと、澄んだ碧色の水が流れています。
川のほとりでは、桜が満開でした。

魚野川 自然・景勝地

歩いて20分、「ryugon龍言」に到着しました。豪農の館を移築したという宿です。

ryugon 龍言 宿・ホテル

チェックインしました。

到着時の茶菓のもてなしはありませんでした。
でも、ラウンジではコーヒーやおやつを無料でいただけます。

今夜泊まるVilla Suiteに案内していただきました。
本館から、長い渡り廊下を通った別棟です。かなり奥の方の部屋「I」でした。

間接照明がスタイリッシュです。
ゆったりしていて、安らげました。

池に面したテラスに露天風呂が備わっています。

六日町温泉は、無色無臭のクセのないお湯です。
部屋の成分表には、
ナトリウム-塩化物温泉(低張性弱アルカリ性高温泉)。
加水加温のため循環装置使用。
毎日洗浄しているので、塩素系薬剤は不使用。
とありました。

肌触りが優しくて、気持ちよく長湯できます。

露天風呂から見えるのはこの景色です。

手が届くほど近くに、大きな池が広がっています。水面にはアメンボがいました。
風が吹くたび、桜の花びらが舞います。

この露天風呂は好きでした。
お湯に浸かっていると、池の一部になったように感じます。
すぐ近くを鴨が泳ぐ時もありました。

露天風呂にはシャワーがありませんが、室内にお風呂があります。
この浴槽のお湯もかなり気持ちが良かったです。沸かし湯だと思うのですが…,
水が良いからでしょうか。

部屋を出て、本館のお風呂に行ってみます。

こちらは貸切風呂。予約や使用料は必要ありません。
大浴場もありますが、かなり混んでいて困りました。間が悪かったのでしょう。

湯上がりにラウンジで一休みしました。素敵な椅子で寛げます。

夕方、ラウンジのカウンターにお酒が登場しました。日本酒と梅酒です。
梅酒を一滴飲んでみました。甘くて美味しい！けれど、脳が火照りました。

やはりだめでした。下戸は部屋に戻ることにします。

夕食は、「ryugon龍言」特製のお弁当を頼みました。指定した時間に部屋に届けていただけます。

内容は、
菜の花黄身和え、独活蟹酢、山菜フリット、南蛮エビ。
新潟和牛ロースト、つくねハンバーグ、魚の南蛮漬け、鰆香草焼き。
それに塩沢地区限定一等米のおにぎり。

どの料理も出来立てで、大変美味でした。

食事を終えて、床に立ち上がった時です。

足の裏にいやぁぁな感覚がありました。
このお宿にはスリッパが無いので、靴下しか履いていません。
恐る恐る足の下を見ると、黒っぽいもの。
踏まれて瀕死のカメムシ(特大)です。

泣きたいのは虫の方でしょうけれど…

自然に囲まれた宿には、どうしてもカメムシが入り込むようです。

幸い、その後は現れず、穏やかに眠れました。良かった…

早朝、池に落ちる雨の音で目を覚ましました。

雨を眺めながらの朝風呂は、夢の続きのよう。
旅の至福に浸りました。

朝食は会場でいただきます。

ご飯のお供、飛竜頭、真鯛など美味しいものが並んでいます。お鍋には魚沼きのこがたっぷりでした。

主役は魚沼コシヒカリ、しかも塩沢地区限定一等米の炊き立てご飯。真珠のように輝いて、甘みと深みがあります。

そーっと、おかわりを頼みました。

朝食後、ラウンジにペストリーとクッキーが並べられました。手作りのようです。緑色のクッキーは蓬でした。季節感が嬉しいです。
どちらも、さすがのお味でした。

「ryugon龍言」のチェックアウトは12時です。朝食の後もゆっくりできました。
天気が良くなったので、駅まで歩くことにします。スタッフさんが、笑顔で見送ってくれました。


きょうの宿泊は「里山十帖」。
自遊人のお宿です。絶景の露天風呂と野菜料理で人気だそう。
同じ新潟の魚沼なので、移動時間はかかりません。のんびりと行くことにします。

きょうも楽しみです。