2024/04/17 - 2024/04/18
159位(同エリア272件中)
ひよこ日和さん
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この旅行記スケジュールを元に
JRの北海道&東日本パスを使って新潟を旅をしています。
きょうは4日目。六日町「ryugon龍言」をチェックアウトしたところです。
今夜の宿、大沢山温泉の「里山十帖 created by 自遊人」に向かいます。
この宿では、特に料理が楽しみです。地産地消、化学調味料不使用を信条としています。普通の旅館とは、かなり違う食事が食べられるようです。
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六日町「ryugon龍言」をチェックアウト。
のんびりできて、良いお宿でした。ryugon 龍言 宿・ホテル
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六日町駅へ向かいながら、商店街を散策します。
ヨーロッパ風のファサードに惹かれて、パティスリーシュクレに入ってみました。シュクレ グルメ・レストラン
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(お店の許可を得て撮影しました)
店内には、ケーキや焼き菓子がずらり。イートインもあります。
アップルパイがとても美味しいです。林檎がジューシーで、パイはさくさく。おすすめです。 -
駅前の図書館です。
同じ建物にスーパーマーケットや地元の物産館がありました。地域の野菜や餅菓子を眺めるだけでも、楽しいです。特に山菜は、初めて見るものばかりでした。ショッピングセンターララ ショッピングモール
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六日町駅に着きました。
今夜の宿「里山十帖」がある大沢まで、上越線で3駅です。六日町駅 駅
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大沢駅は無人駅です。駅前に、バスやタクシー、商店はありません。
14時半、「里山十帖」からの迎えの車がやって来ました。宿までは10分くらいです。大沢駅 駅
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スタッフさんが、桜のような笑顔で迎えてくれました。
ほっとします。料理 by ひよこ日和さん里山十帖 - created by 自遊人 宿・ホテル
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美味しいお茶とお菓子で、もてなしていただきました。北限の和紅茶と酒粕のチーズケーキです。
このまま、チェックインの手続きをしました。 -
目を上げると、教会のように高い天井です。
築150年の古民家を移築したそう。総檜、総漆塗といいます。
豪雪に耐えてきた骨組みが、壮麗でした。 -
今夜の部屋206に案内していただきました。
無駄がない、すっきりとしたインテリアです。
椅子は吸い付くような座り心地でした。床は無垢材で、温かみがあります。
素敵な部屋で、嬉しくなりました。広さも充分です。 -
でも、バスルームはかなりコンパクトです。
大浴場に行くことにします。 -
(人がいないのを確認して撮影しました)
この時間はこのお風呂が女湯でした。
壮大な眺望です。これこそ露天風呂だと思いました。
お湯も良いです。
源泉掛け流しではありませんが、それと変わらないほどフレッシュでした。
温泉の感触はつるつる、ふわふわ。ずっと包まれていたくなります。 -
(食前の桜茶)
夕食は食事処「早苗餐(さなぶり)」で、いただきます。
野菜料理で高く評価されているレストランです。
地産地消、化学調味料不使用をはじめとする「里山十帖の料理十条」を掲げています。
聞いただけでも難しそう…竦んでしまいます。
どんな夕食なのでしょう。 -
「早苗餐」の桑木野恵子シェフが、摘みたての山菜を見せてくれました。
まだ4月半ばですが、今年はもうシーズンが到来したそうです。
「早苗餐」で、もっとも人気の山菜料理。今夜はそれをいただけるようです。 -
一皿目は栃餅。山胡桃のディップが添えられます。
見た目は地味ですが、華やかな味です。広がりを感じました。 -
二皿目。
たっぷりの山菜と立派な南蛮エビです。
山菜の豊かな風味に驚きました。甘みとかすかな苦味があって爽やかな噛み心地。エビも甘いです。 -
三皿目。
カジカと山菜と雑穀を、四角いクレープで巻いて食べます。
黒いものがカジカ。清流に棲む希少な魚です。
カリッと揚げてあり、雑穀のプチプチと重なって面白い食感です。 -
四皿目。
独活と豆と鹿のソーセージ。
鹿の血抜きは完璧で、臭みがまるでありません。
ジビエは苦手でしたが、これは美味しいです。滋味とはこういうものか、と思いました。 -
五皿目。
巣ごもり卵。
新じゃがのフリットとアケビの新芽を巣に見立てた、温泉卵です。
アケビの新芽は初めて。みずみずしくて食感がいいです。芽吹く力を感じました。 -
先ほどから、卓上の土鍋で魚沼コシヒカリを炊いています。
火を止めて蒸らす前の「煮えばな」を少し盛ってくれました。お米がご飯に変わる瞬間を食べてみるのです。
まだ少し芯があり、みずみずしい甘さがあります。 -
六品目。
山菜と猪の鍋です。
クレソン、アサツキ、芹と、旨みが濃い猪肉。香り高い出汁で煮ます。贅沢な顔合わせです。
シメは、好みで雑炊にします。 -
蒸らしが終わって、ご飯が炊き上がりました。
蓋を開けると、甘い香り。粒が立って輝いています。ご馳走ご飯です。
食べきれなかったご飯は、おむすびにしていただきました。
これが絶品でした…。極上のご飯は、冷めるとより美味しさがわかる気がします。 -
最後の甘味は、越後姫苺のよもぎ餅と黄金柑。それにハーブティーです。
夕食が全て終わりました。
繊細で透明感があって、素晴らしい料理でした。このおいしさを上手く言えないのが、もどかしいです。
今夜このディナーに出会えて良かった…と思いました。 -
スタッフさんの笑顔に送られて、部屋へと戻ります。
時計を見ると、もう10時。夕食に2時間半かかっています。料理に夢中で気づきませんでした。
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(人がいないのを確認して撮っています)
翌朝は、早起きして旅の贅沢を味わいました。朝風呂です。
夜遅く男女が入れ替わり、朝はこの岩風呂が女湯でした。
視界が広くてこちらも爽快。雲が多くて残念ですが… -
「早苗餐」で朝食です。
まず、鍋の出汁で春大根を煮ます。卓上で味噌汁を作るのです。
香りが高くて、しみじみ美味しい。お味噌も手作りだそうです。 -
納豆(右)が苦手なので、代わりの小鉢(左)をお願いしました。山菜の和物です。
後ろのスプーンには、山のはちみつ。白湯に溶かして味わいます。 -
綺麗に盛られた小さなおかず。焼き魚、車麩煮物、高野豆腐などです。生卵は、目玉焼きに変えていただきました。
どれも上質で、さすがの味です。
でも、朝の主役はご飯。木のおひつにたっぷりでした。昨夜のご飯も絶品でしたが、今朝は更に美味しいです。 -
11時、チェックアウトの時間。名残惜しいです。
豊かで、美味しくて、気持ちいいお宿でした。また泊まりたい...!と思います。
最後に、魚沼のおかきをプレゼントしていただきました。美味しそうです。 -
送迎車で大沢駅に送ってもらいました。昨日と同じ、のどかな駅です。
きょうは、ここから同じ新潟の小出へ移動します。
宿泊は大湯温泉の「友家ホテル」。
個性的で面白いお宿のようです。ミシュラン新潟に掲載されているので、食事にも期待できそう。
楽しみです。大沢駅 駅
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