2023年12月　ロンドン・パリ (８)　パリ１日目

2023/12/19 - 2023/12/27

パリ滞在一日目は、クラシックコンサートを二つ聴きに行った。

エリア パリ(フランス)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

パリ到着日の夕食は、空港のコンビニMonop'で買ったキャロットラペとサーモンのお寿司。図らずもオレンジ色のゴハンになってしまった。
サーモンは美味しかったけれど、ご飯がおはぎ状態だったのは日本人的にはちょっと残念だった。

パリではオペラ座界隈のサンペテルスブールホテルに三泊。ギャルリーラファイエットやプランタンから徒歩３分、お部屋も十分な大きさ。

ホテル サン ペテルスブール オペラ&スパ ホテル

テレビ画面はやや小さめで、設置位置が少し高いかな、といった感じ。机も小さいけれど、今回は出張ではないので特に問題なし。

水回りはいちおうバスタブあり。そしてフランスでは珍しいレインシャワーも付いている。個人的にはハンドシャワーがあればそれだけでOK。

一夜明けてクリスマス当日。ロンドンと違って、パリはバスもメトロも普通に動いている。12時頃ホテル発。基本徒歩で回るつもりだけれど、念のために地下鉄のチケットも買っておいた。

コンコルド広場を北から南へ横切る。シャンゼリゼ通りの奥に凱旋門が見える。

コンコルド広場 広場・公園

セーヌ川を渡る。お天気はどんより。ロンドンより寒い。

さらにセーヌ川沿いを歩いてエッフェル塔を目指す。アレクサンドル３世橋の向こうにグランパレが見える。

やがて左手に金色の玉ねぎのような建物が見えてきた。2016年に竣工したロシア正教会らしい。

パリ日本文化会館。

一年にわたり「男はつらいよ」を連続上演しているとのこと。

ビル・アケム橋あたりで時間調整してからエッフェル塔へ。ホテルからエッフェル塔までは距離にして４kmくらい。

この日はエッフェル塔で行われるコンサートを聴きにきた。第一関門の手荷物検査は思ったよりスムーズに進んだけれど、内部は大混雑。

コンサートのチケットはオンラインで購入済み。しかし当日、窓口で受付が必要。受付開始後にエレベーターの優先レーンに案内されたけれど、それでも寒空の下、小一時間くらい並んだ。

エッフェル塔 建造物

開演まであと20分というタイミングで、ようやくエレベーターに乗ることができた。

コンサートが行われるのはエッフェル塔の一番低い展望台にあるSalle Gustave Eiffel（ギュスターヴ・エッフェルの間）。もうすぐ開演時間だというのに、会場はまだガラガラ。みんなまだエレベーターに並んでいるのだろう。

座席数は200強で全席自由席。早めに到着できたので最前列を確保。

演奏はヴィヴァルディの四季などを中心に約１時間。クリスマスにエッフェル塔で生演奏を聴くということに意義があるコンサートだった（辛口）。

コンサートが終わる頃にはすっかり日も暮れ、エッフェル塔にあかりが灯っていた。

エッフェル塔は毎時０分から５分間シャンパンフラッシュがあるので、それを塔の中から見ようと思い、お土産屋さんなどを見て時間をつぶした。実際に始まると、近すぎてただの電気点滅な感じ。シャンパンフラッシュは遠くから見たほうが綺麗かも。

帰りのエレベーターが混雑していたら階段で降りようと思っていたけれど、少し待つくらいで乗れた。付近のバス停はどこも大混雑していたので、ホテルまで歩いて帰った。

パリ中心部に戻ってくると、各メゾンのクリスマスデコレーションが美しい。これはディオール。

こちらはシャネル。おリボンがいかにもシャネルらしい。

他にも美しいイルミネーションがたくさんあったけれど、この二店がとりわけ印象的だった。

いったんホテルに戻って簡単に夕ご飯を食べてから再び外出。20時からマドレーヌ寺院でこの日二つ目のコンサート。

マドレーヌ寺院 寺院・教会

曲目はヴィヴァルディの四季など、先ほどのエッフェル塔のコンサートと若干被るところあり。というか、このシーズン、どこの教会のコンサートも選曲は似たり寄ったりだった。

演奏中盤で黄金の衣装をまとった歌手が現れると、会場がどよめいた。

プログラム後半には、現代のパガニーニ？みたいなバイオリニストが登場して熱演。

エッフェル塔のコンサートは会場が小さく、音もかなりデッドだったけれど、こちらマドレーヌ寺院は広くて天井が高いので、教会全体に音がわんわんと回ってしまっていた。演奏会は専用ホールで聴くのが一番良いと再認識した一日であった。

コンサートが終わって、マドレーヌ寺院の正面からコンコルド方面を臨む。

マクドナルドもクリスマス仕様。

徒歩10分くらいでホテル到着。