2019/02/18 - 2019/02/28
408位(同エリア3816件中)
Noraさん
この旅行記のスケジュール
2019/02/18
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飛行機での移動
Swiss Air, LX9、シカゴ7:20pm発 チューリッヒ着11:00 AM
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飛行機での移動
Swiss Air、LX1674 : チューリッヒ12:55pm発 フィレンツエ2:10pm着
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その他での移動
タクシー
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Tabernacolo delle Fonticine
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De Peccatori
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Studio d'Arte di Agostino Dessi
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Conad City
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Fontana dello Sprone
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Fontana del Bacco
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Torre dei Mannelli
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この旅行記スケジュールを元に
訳あって5年間、メモリースティックの中に眠っていた画像たちと旅行記です。そろそろ、冬眠から覚めさせてやりたいと思いました。
2019年2月中旬から下旬にかけてシカゴ~フィレンツェ~オルチャ渓谷~シエナ~フィレンツェ~シカゴという行程。初めておとずれたオルチャ渓谷はまだ少しばかり冬の衣をまとい、乾いた色が広がっていました。でもシカゴよりうんと暖かくて優しい春の日差しが雲の間からこぼれる時もあったり。。
この①はシカゴから大西洋を越えてフィレンツェへ移動する部分をカバーしています。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- タクシー 徒歩
- 航空会社
- スイスインターナショナルエアラインズ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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2/18/2019. オヘア空港T5ターミナル。UAのスターアライアンス、スイス航空を利用。
これがその機材、Swiss Air, LX9(Airbus A330). チューリッヒまで飛んでくれるちょっとまるぽっちゃりの機体。
2/18 7:20pm シカゴ(オヘア空港)発, 大西洋を越え 2/19 11:00amチューリッヒ着の予定。シカゴ オヘア空港駅 駅
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鼻先に傷やゴミがついてるような。働きすぎ?それとも酷使に耐えている?
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インフライトミールとアメニティーの一部(イヤープラグ)
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そうこうするうちにチューリッヒ空港に到着。2/19 11:00amほぼオンタイム。むこうには離陸の用意をしているスイスエアーの機材がみえる。
チューリッヒ空港駅 駅
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チューリッヒ空港はさして大きい空港ではないが、各旅行関係のレビューを読むと’結構歩かされる’とか、’パスポートコントロールの設備が今イチ’とかネガティブな評もあった。ならば心して向かわねば!!。
到着のコンコースであるが、シェンゲン圏外からのフライトはすべてコンコースEになっている。最終目的地までチェックインしているトラベラーは、Transferの表示に従い進み、到着したフロア(つまりGates Eがある)でセキュリティチェック(手荷物検査?)を受ける。その後、長いエスカレーターで地下に降り、1分ちょっとSkymetroに乗車するとコンコースAの地下に到着する。ここが初めてシェンゲン圏入国後に体験するパスポートコントロールである。ま、大体のひとは’入国していいよ’とスタンプを押してもらえるだろうから、シェンゲン圏内の国にトランスファーするトラベラーは標識をみながらコンコースA,Bのゲートに進めばいいのである。 -
こういうチューブ状のトンネルの中をSkymetroはスイスイと進む。気のせいか、牛の鳴き声とかヨーデルのBGMをかすかに流しているようだ。さすがスイス!!
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そしてコンコースA,Bにむかう。気分はモグラ!!コンコースA,Bにあるゲートの一つから無事フィレンツエ行きに搭乗できるだろう。
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2/19/2019. 12:55pm チューリッヒ発 同日 2:10pm フィレンツェ着の予定。
チューリッヒ空港からはローカルのLX1674(Boeing 747)に乗り、国境をこえ1時間ちょっとの飛行でフィレンツェに。
離陸したと思ったらもういっきにアルプス上空。機窓からは白い氷雪をまとった峻厳な山々が見える。 -
機窓から見える空の色は地上から見る空の色と全く違っている。吸い込まれるように美しい深い藍色だ!!
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そして早や、トスカナ上空、何しろ1時間ほどの飛行時間なので。。まもなくフィレンツェ。蛇行するアルノ川の向こうに見える小さな町はシーニャ(Signa)のようだ。
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徐々に高度を下げてフィレンツェ郊外に近ずく機。
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フィレンツェ郊外。枯れた草の色が’春はまだこれからだよ’。と言っているようだ。
このあと、間もなくアメリーゴ ヴェスプッチ空港 (フィレンツェ ペレトラ空港)に到着。初めてのトスカナ!!アメリーゴ ヴェスプッチ空港 (フィレンツェ ペレトラ空港) (FLR) 空港
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フィレンツェ空港は思ったよりこじんまりとしたわかりやすい空港だった。
空港を出てすぐのタクシー乗り場から今夜の宿、ホテル コジモ ド メディチに直行。チップを含めて25ユーロ位。ホテル コジモ ド メディチ ホテル
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ホテル コジモ ド メディチを選んだのはひとえにロケ―ション。またトリップアドバイザーの口コミで手頃な値段でスタッフが親切、交通の便もよくて家庭的雰囲気のホテルだとあったから。私のイメージには似つかわしくないが可愛いブティックホテルで。。。ドオーモのみでなくサンタマリアノヴェッラ教会やサンタマリアノヴェッラ駅にも徒歩圏内なのである。
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しかし、お部屋が思った以上に狭かった。それとバスルームのベンティレーションが悪いのか、カビっぽい匂いが気になって。。。ずっとお部屋にいるわけではないし、どうせ寝るだけだから構わないが。。
これはフロントデスクの天井部のメダリオン。 -
フィレンツエ:ユネスコの世界遺産(文化遺産)登録されている(世界遺産ID:174)。歴史的な町並みが広範囲かつ集中的に保存されており、ルネッサンスの芸術、文化を眼前にみることができる。wikipediaより。
タクシードライバーのお兄さんにもらったフィレンツエ地図(随所にダブルアーチのマークがあるので、多分マックがスポンサー)にランドマークもちゃんと載っている。まずは’屋根のない美術館’と言われるフィレンツエをざっと下見してみようか。 -
チェックインして荷物をアンパックしたらduomoのほうに歩いてみる。タクシーのドライバーのお兄さんやホテルのフロントでもらった地図で道順を確認したし、各通りにある標識を確認しながら行けば迷うことはないだろう。(絶対に歩きながら、地図を見てはいけない。旅行者であることが一目瞭然だし、スリのいいカモになるからね)。しかし誰かが書いてたように’フィレンツェは旅行者に優しい街’だというが、ほんとうかなあ。。
それにしても通りが狭い。路駐しているその狭い通りをぎりぎりで走り抜けていく車のドライバー氏はあっぱれと言うほかない。
さて、これはduomoに行く途中のナツィオナーレ通りにあるフォンティチーネの幕屋(Tabernacolo delle Fonticine)。ここでいう幕屋とは’公共の場所にある小さな宗教的建築物’を指すらしい。上部の美しい祭壇画は1522 年にジョバンニ デッラ ロッビア(Giovanni della Robbia)によって制作されたセラミック製。なぜこのような幕屋がフィレンツエの通りにあるかというとその背景には中世のカトリック教徒と異端勢力との闘いにあるらしい。 1200 年頃、ピエトロ ダ ヴェローナの指導の下でカトリック教徒が異端と戦った頃、フィレンツェではこうした幕屋がカトリック教徒の手によって盛んに作成されたようだ。 これらの像の前では祭祀が行われ、住民の信仰を証し旅人を守る灯火が灯され、夜には街路が照らされたという。しかし、時代とともに劣化がすすみ無残な状態になっていたこれらの幕屋をロレンツォ デ メディチ研究所が完全修復し、 新たに1522 年にジョバンニ デッラ ロッビアがこの祭壇画を制作したようである。今は通行人や旅人の水飲み場、安らぎの場を提供する空間となっている。 -
さあ、フィレンチェのシンボルであるサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂のドームとサン・ジョヴァンニ洗礼堂(の一部)が見える場所についた。在フィレンツェ、カトリック大司教座聖堂である。ドゥオモ(大聖堂)、サン・ジョヴァンニ洗礼堂、ジョットの鐘楼の三つの建築物で構成されている。教会の名は ’花の聖母マリア’大聖堂の意である。巨大なドームが特徴の大聖堂は、イタリアにおける晩期ゴシック建築~初期ルネサンス建築を代表する威風堂々とした建物である。
ドゥオーモ (フィレンツェ) 寺院・教会
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ジョットの鐘楼と左はサン・ジョヴァンニ洗礼堂。
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ホテルの近くにあったアゴスティーノ・デッシのアートスタジオ兼ショップ(Studio d'Arte di Agostino Dessi)。アゴスティーノ・デッシはベネチアンマスク職人としてかなり知られているようだ。
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店内。小さめのマスクを隣家のちびっ子、パーカーのお土産に買ってもいいかと思ったが荷物になりそうなのでやめた。
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ホテルの近くのスーパー、Conad Cityでスナック等の調達。当たり前だけど、イタリアのスーパーマーケットだからイタリアンの食材が充実している!!
コナド シティ スーパー・コンビニ
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スプローネの泉 (Fontana dello Sproneフォンターナ・デッロ・スプローネ )
スプローネ Sproneは拍車(鋭角)を意味し、サン・ジャコポ通りとスプローネ通りが鋭角に交差する先端にあることからの命名と思われる。訳して拍車の泉。
メディチ家のコジモ 2 世とオーストリアのマリア・マッダレーナの結婚式を祝うため17世紀に作成された公共の噴水と言われており、上部にメディチ家の紋章が見える。噴水と言うよりは公共の水飲み場といった趣であるが、形状がユニークである。 -
バッカスの泉(Fontana del Bacco)ブロンズ製のバッカス像と大理石の水飲み場はメディチ家の重要な宮廷彫刻家の1人として知られるジャンボローニャ(Giambologna)の作であるがここにあるのはコピーである。老年のバッカスではなく若さにあふれたしなやかな少年の立像が印象的である。
この像はボルゴ・サン・ジャコポ通り (Borgo San Jacopo St.)、Hotel Pitti Palace al Ponte Vecchioの正面横に立っている。ホテル ピッティ パレス アル ポンテ ヴェッキオ ホテル
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バッカスの泉(Fontana del Bacco)の近く、 セイ.ディヴィーノ(Sei.Divino)というトラットリア兼ワインバーでランチ+ディナータイム。スパゲティポモドーロ。ペコリーノとプロシュートも少しずつ。シカゴではカラマタオリーブが善戦しいているけどトスカナオリーブもとてもおいしい。
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マネッリ家の塔(Torre dei Mannelli)。ベッキオ橋の南東の角にある小さな塔で、かつて橋の各隅を守っていた 4 つの塔のうち唯一生き残ったもの。
ヴァザーリ回廊(Vasari Corridor)は川の対岸にあるウフィツィ美術館(当時は市庁舎)とピッティ宮殿を結ぶためにコジモ1世デ・メディチの命でヴァザーリが建設した回廊。ヴァザーリは回廊を直線で建設するため、ベッキオ橋の塔を取り壊すことを決めたものの、この塔の所有者であったマネッリ家の強い反対にあい、破壊や変更を断念せざるを得なかった。結果的にヴァザーリはブラケットを用い塔を迂回するという仕様で妥協し、このようなユニークな形状になったのだとものの本にあった。当時のマネッリ家はメディチ家の圧力に屈さないだけの権力をもっていたのだろう。
フィレンチェに到着したばかりの今日はこれくらいにしておこう。明日、早朝からウフィツイ美術館に出かけなければならないので余力を残しておいたほうがいいだろう。ヴェッキオ橋 建造物
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そしてホテル帰着。
ホテル コジモ ド メディチ ホテル
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