2024/04/29 - 2024/04/29
7041位(同エリア14876件中)
れむさん
シンガポールでの空いた時間を使った周辺散策。朝、サマセットのキリニーコピティアムでカヤトーストを食べ、その後リトルインディアまで徒歩で散策。
リトルインディアではヒンドゥー教、仏教、道教の寺院を巡る。
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シンガポールでの朝は、やはりカヤトーストとコーヒーから始めたくなる。
午前8時過ぎ、朝はサマセットのキリニーコピティアムでの朝食からスタート。サマセットの駅から徒歩2,3分ほど。キリニーコピティアム (キリニーロード本店) カフェ
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いつも朝から結構混んでいて、席が埋まっていることも多いが、回転は割と早いので、少し待てば座れる。
先に座席を確保して、その後オーダーするものを決めたら、前方のカウンターへ向かう。 -
主なメニューは座席の横に貼り紙がしてある。トラディショナルな、カヤジャムとバターが挟まれたカヤトーストと、半熟卵2個、コーヒーを注文。
前方のカウンターで座席番号とオーダー内容を告げ、前払する。支払は現金のみ。合計で8.1ドル。 -
あとは座席で待てばお店の人が用意が出来次第、運んできてくれる。
卵はかき混ぜてパンをつけて食べるが、スプーンもあるので適当にスプーンで食べると食べやすい。コーヒーは砂糖抜きを注文。コソンと付けて、コピCコソンと言えば砂糖抜きになる。without sugarでも通じる。 -
ラクサやカレーチキンなどの料理もあり、昼時はこうしたメニューをオーダーしている人が多い。
朝はやはりカヤトーストを注文している人が多い感じ。観光客も多いが地元の人も結構食べている。 -
午前8時半、朝食を終えて、今日はリトルインディアに向かう。オーチャードロードから65番のバスで行けるが、バスが行ったばかりだったので朝の散歩がてらに歩くことにした。
リトルインディアの入口のテッカセンターまで、徒歩で行くと2キロほどの距離。 -
10分ほど歩いて、サマセットの隣駅、ドビーゴートの駅に直結するショッピングモール、plaza singapuraの前を通過。
MRTでリトルインディアに向かう場合は、ここで紫色のnortheastラインに乗り換えて次の駅になる。 -
ランデブー(Rendezvous)ホテルの交差点でオーチャードロードから左に折れ、プリンセプ(Princep)ストリート、更にセレギー(Selegie)ロードへと北の方向へ歩く。
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オフィスやモール、ホテルなどが立ち並ぶオーチャードロードからは少しずつ雰囲気が変わってきて、大きな集合住宅が見えてくるとリトルインディアはもうすぐ。
まだ午前9時前だがこの時期のシンガポールは暑く、かねり汗が出てくる。近い距離だがやはり電車かバスを使った方が快適である。 -
片側3車線、両方向に走るブキティマ(Bukit Timah)ロードを渡ればリトルインディア。
この集合住宅の間がリトルインディア入口にあるホーカーズ、テッカセンター。キリニーコピティアムからは30分弱歩いて9時少し前に到着。 -
インド料理屋が並び独特の雰囲気で、夜は熱気に包まれるテッカセンターのホーカーズだが、まだ朝ということもあって開いているお店も半分ほどであり、お客さんもまばらで閑散としていた。
先ほどカヤトーストを食べたばかりなので、自分もパス。テッカ センター ショッピングセンター
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ホーカーズと並んでマーケットもあり、肉や魚、野菜などが売られている。こちらもまだ朝でお客さんも少ないためか、空いているお店もまばら。
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テッカセンターを抜けた先のバッファローロード沿いにもお店が並ぶ。八百屋や雑貨屋と並んで花屋も多い。ヒンドゥー寺院が多くあるのでそのお供物用なのであろう。
このあたりはインド独特の香料の香りが漂い、まさにリトルインディア、という雰囲気である。 -
セルジーロードから名前を変えたセラングーン(Serangoon)ロードに戻り、北方向に少し進むと、リトルインディアの中心的寺院、スリ・ヴィーラマカリアマン寺院。色とりどりの彫刻の施された寺院入口の装飾が印象的である。
スリ・ヴィラマカリアマン寺院 寺院・教会
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中には自由に入れるが、短パンノースリーブなど露出多いのは避けるようにとの案内板があって、それ用のショールやズボンなどが無料でおいてある。靴は脱いで中へ。
堂内は、神々を祀る廟が並んでいて、皆、花を供えたり祈りを捧げたりしている。中央の廟が、ここの主神である、殺戮と破壊の女神カーリーの祠。 -
王妃のお腹を切り裂いて内臓を食べるという衝撃的なシーンに、これがカーリー神と思っていたが、こちらはスリ・ペリヤッチという女神だった。廟の上の屋根にも、祠の中にもある。
スリ・ペリヤッチが助産師として王妃の子を無事に取り出したが暴君の王が賃金を払わなかったため、王を殺し王妃の内蔵を引き裂いたとか。 -
スリ・ヴィーラマカリアマン寺院に参拝後、セラングーンロードをさらに北へ。右手少し入ったところにあるのがムスタファセンター。とにかく広い店内で見るのも楽しいが、今日は寄らずにそのまま北上する。
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セラングーンロードを挟んでムスタファセンターとは反対側には緑地が広がり、再び近代的なビルが並ぶ。ワンファーラーホテルの入るビルの下がファーラーパーク駅。
インドのお祭りの時期にはこの緑地に出店が出て、縁日のようになって賑わう。 -
キッチナー(Kitchener)ロードを渡ったところにあるシティ・スクウェア・モール。10年以上前に旅行で来た時に、ここでマッサージをした。当時は日本と比べて半額くらいだったが、もはや円安と物価高で、日本より全然高い。
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ここから北の方はこれまで行ったことがなかったが、この先にも寺院がいくつかあるようなので、初めてこの先にも足を延ばしてみた。
シティ・スクウェア・モールの向かいくらいにあるのが、スリ・スリニヴァサ・ペルマル寺院。こちらも入口にショールなどがあって貸し出してくれる。スリ スリニバサ ペルマル寺院 寺院・教会
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この寺院で祀られている主神はヴィシュヌ神。なんとなく世界史で聞いたことがあるようなないような、という感じだが、調べると、ヴィシュヌ神は、叙事詩ラーマーヤナの主人公ラーマの化身だとか。
ラーマーヤナと言えば、年末にバリで見た舞踊で、シーターを救い出した王子がラーマである。思わぬところでいろいろと繋がり、ちょっと興味が湧いてきた。 -
先ほどのスリ・ヴィーラマカリアマン寺院もそうだが、ヒンドゥー教の寺院は建物というか、屋根だけあって壁はなく神殿形式になっているものが多いようだ。
そして多神教でいくつもの神様が祀られ、それぞれの廟にお供えをし、お参りするようである。 -
更に北に足を延ばす。リトルインディアの独特の雰囲気、ファーラーパークのオフィス的な雰囲気もなくなり、シンガポール郊外の通り沿いによく見かける、低層のお店が並ぶマレー系に近い雰囲気になってくる。
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この先に中国寺院があるはずだったがないなあと思っていたら、中国寺院はセラングーンロードから一本入ったところであった。
まずこちらの、龍山寺というお寺から見学。その名の通り、屋根には龍の彫刻が施されている。龍山寺 寺院・教会
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龍山寺は道教の寺院。道教は華僑の間で広く信仰され、中国南部から東南アジアで多く見かける。シンガポールにも多く、航海の守り神媽祖や商業の神様である関羽を祀るお寺が多い。
ここの主神は千手観音様のようなお姿である。 -
脇の回廊のようになっているところから奥に行くことができ、小さな七重塔や鯉も泳ぐ池などが設置されて小さな箱庭のよう。その先にはこちらにも観音様が配されており、仏教寺院のようである。
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龍山寺を出て向かい側をみると、こちらには仏教寺院。シャカ・ムニ・ブッダガヤ寺院という名前で、1927年にタイからの僧によって建立された。
左側の門は閉まっていて入れず、右側の白い建物から入る。千燈寺院 寺院・教会
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中には大きな大仏様。顔や衣装がなんとなくバンコクの寺院を想起させる。
大仏様の裏に回り込むと中に入ることができ、中には寝釈迦仏が配されている。大仏内部の寝釈迦仏は撮影禁止だった。 -
セラングーンロードに戻りさらに北上し、最後に、スリ・バダパティラ・カリアマン寺院を見学。
ここの外観もまた鮮やかな彫刻。
ここまで来ると観光客もおらず、ショールなどの貸出もなかったが、短パンの人とかもお参りしており、そのままでも大丈夫だった。スリ バダパティラ カリアマン寺院 寺院・教会
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この寺院もこれまでと造りは同じ。天井には鮮やかな天井画が描かれ、主祭壇に神々が並ぶ。
ここの主神は破壊と殺戮の女神カーリー。最初に参拝したスリ・ヴィーラマカリアマン寺院と同じ。おそらく中央の女神で、破壊と殺戮とは裏腹に凛々しいお姿である。 -
こちらにもあった、女神スリ・ペリヤッチ。右上に持っているのが助産師として取り上げた赤ん坊だろうか。
その激しいお姿とは裏腹に、信仰の対象としては結構人気があるようだ。
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