【那覇～東京リポジショニングクルーズ】MSCベリッシマ　基隆でB級グルメ！　3日目

2024/03/09 - 2024/03/09

DAY3

MSCベリッシマは唯一の寄港地台湾の基隆に入港。

基隆では台湾からの乗客を降ろし、また入れ替えで乗船客を受け入れます。
そのため、船内は小型のスーツケースや大量の荷物を手にした乗客で溢れていました。
彼らは8時にはキャビンを出なければならない為、手荷物を持ってパブリックエリアで下船待ちをしています。

今まで総入れ替えのクルーズしか乗ったことが無かったけど、インターポーティングだとこういう事も有り得るのね。
慣れないと変な感じです。

初の基隆だけど、同じアジアだと思うと興味ゼロ。
降りなくても良いかなとも思ったけど、一応降りて食べ歩き。
大陸の中国料理と違って台湾料理は日本人に馴染みやすいかも。
次回はもっと「ガチ」な台湾を堪能したいです。

エリア 基隆(台湾)

• 旅行の満足度: 5.0

ライトハウスレストランで朝食を頂きます。
かなり混み合っているし相変わらずバタバタしている印象です。

普段はあまり頼まないオムレツを注文。
MSCのオムレツは海外の船にありがちな、油たっぷりで卵にガッチガチに火が通ってるタイプではなく、比較的日本人好みのオムレツに仕上がってました。
今日もクリスピーベーコンを頼んだけどしっとり。
ハッシュブラウンはサクサク、ゴーダチーズも美味でした。

マーケットプレイスに移動しておつまみ。
台湾食コーナーにある大根餅が美味しいというので食べてみました。
これは美味しい！
餃子餡餅もような感じです。

日本食コーナーから煮物と明太子を貰ってきました。
明太子、ご飯と一緒に食べたい！
煮物は甘口でした。

基隆11時入港。

下船はアナウンスが～と書かれていたので大人しく待機していたけど、いっこうに呼ばれる気配が無いのでクルーに確認した所「いつでも降りて大丈夫だよー」とのこと。

13時過ぎに下船し、税関とセキュリティチェックを抜けたのが13時半ごろ。
港に両替所もあったので台湾ドルに両替も出来ました。

基隆も強風で極寒。
台湾って暖かいんじゃ・・・
たまーにポツポツと雨粒が落ちてたけど、傘をさすほどではなかったので良かったです。
KEELUNGサインと3Dモニター。
猫が飛び出してました。
スシローがあったりして日本みたい。

Azamara Journey（3万トン）も入港してました。

基隆海洋廣場 広場・公園

パイナップルケーキをお土産にと思い李鵠餅店に来たら長蛇の列。
もちろん皆さんMSCのゲストです。
どれだけ待つかわからないのでパス。

李鵠餅店 専門店

もう一つ、有名な連珍糕餅店を訪ねてみると地元客で混み合ってはいるものの列は長くないのでこちらに決定。
しかし、どこもかしこも英語も日本語も通じない。

連珍糕餅店 スイーツ

廟口夜市に到着。
時折雨がポツポツ落ちてきて寒いです。

ここまでの道中、見慣れた看板ばかり。
ファミリーマート、モスバーガー、すき家、はま寿司、サツドラ、焼肉食べ放題・・・
ハングルや中国本土と違って台湾の漢字は読めちゃうので海外に来た気がしません。

夜市なので夜が本番かと思いきや昼間もものすごい人の数。
ほぼ日本人かと思いきや、意外とそうでもない。

基隆夜市 (廟口夜市) 市場

苦手な八角の香りはそれほどでもないので小吃にチャレンジしてみようかな？

夜市の中央付近にある奠済宮をお参り。
お供え物がパイナップル、スターフルーツ、ドラゴンフルーツ、スイカと南国です。

奠濟宮 寺院・教会

義母がお友達から「麺線」を紹介されたそうで、本場で食べたいというので注文。
パクチーが苦手な義母はパクチー無し、私はパクチーだけを器に貰ってそこにちょっぴり味見でいただきました。
美味しい！

おこわが美味しそうだったので注文。
名前が「油飯」なのでちょっと躊躇するけれど普通のおこわです。
こちらも優しい味と香りで美味。
おにぎりにしてほしいなー。
具は豚肉だけのような・・・

カルフール（家楽福超市 基隆孝二店）でお買い物。
大型店をイメージしてたら地下の小さい店舗でした。
日本のお菓子や調味料だらけで「ここはどこ？」状態です。
これといって何も買わず・・・

この後、義母は本場で味わいたいもの第二段でタピオカミルクティーを堪能していました。

余った台湾ドルを港の売店で日本円をプラスして使い切り、船に戻って一休み。
何とか天気も持ちました。

マーケットプレイスは毎日様々なケーキが並びます。
甘党の母は毎日数種類のケーキを堪能。
写真はディスプレイだけれども、これも食べられるのかな？

18時からはカルーセルラウンジでの有料ショー「MYUT」を観劇。
もちろん今日も最前列でかぶりつき。

全体的な演出はSWEETよりもMYUTの方が好みだったけど、やってる事と言えばどちらも一緒。
エアリアル、ジャグリング、シルホイール、バランシングアクト、フープ。
どれも凄いんだけど、凄いんだけど・・・・
見たことあるんだよなー、しかも無料のショーで、という感じなのでした。

MSCベリッシマにはジャン・フィリップ・モーリー監修のチョコレートショップがあります。
船のお土産これで決まりでしょう。

ベリッシマ型のチョコレートもありました。
嵩張るけどこれは良いかも！

ディナーはお決まりのライトハウスレストランで。
入口では必ずレストランと時間を確認されます。
きっと間違う人が多いんだろうね。

この日はしかめっ面のイタリア人マネージャーに呼び止められました。
えぇ、もちろん場所と時間の確認で。
レストラン名、時間、テーブル番号を答えたら無罪放免。
「場所わかる？」
「はい、大丈夫。入って左。」
「OK、自分で行って良いよ！」
エスコートがないことは知っとるわい！

でもこの日を境に、彼が挨拶してくれるようになりました。
もちろん笑顔ゼロだけど。

前菜はイタリア料理らしくVitello Tonnato。
仔牛とツナを合わせるという斬新な料理。
これがまた合うのが不思議。

春野菜のリゾットという爽やかなメニューを見つけたので注文。
もちろんチーズたっぷり。
お味は高まる期待を裏切ってくれました。
まぁ仕方ない。
こんなこともあるよね。

メインはステーキ。
焼き加減を聞かれなかったけど、それもそのはず、厚みがせいぜい1.5センチある無いか。
おろしポン酢ソースだし、付け合わせは揚げナスだし、どう考えても日本人向けです。
ステーキにしては薄切りだったけど、焼き加減はミディアムレアで味も良かったです。
ま、こんなもんよ。

今夜のメインシアターのショーはゲストパフォーマーによるマジックショー。
これがまた、本人も「昔懐かしの」「昭和の香りがする」と言ってはいたけど、さすがにこのタネで拍手喝采を狙うのは厳しいのでは？と思うものばかり。
でもそこは日本人ゲスト。
アジアを中心に活躍している（らしい）同胞には優しいので温かい拍手を送っていました。
でも皆さん感想は「見たことあるのばかり」。
ま、彼のキャラクターが拍手を誘うのかな？

今夜のドレスコードはホワイト。
真面目な日本人、白い洋服を着てホワイトパーティーを楽しみます。
この日もみんなに交じって踊ってホワイトな夜を楽しみました。

ダンスの後はマーケットプレイスでお夜食タイム。
日本食コーナーで「日本のカレー」が大人気。
一口食べたら激甘でした。

お隣のテーブルはなぜか子供だけ。（小学校低学年～高学年）
ブッフェのナイトマネージャーらしき人がそのテーブルを気にかけていて、ちょっかいを出してます。
英語を解さない子供達だけど、マネージャーがテーブルマジックを始めたら興味津々。
何とか見破ろうとスマホを構えて動画を撮影する子もいます。
低学年の子は何度も何度も「もう一回！」と指を1本出してジェスチャーで懇願。
するとまた新たなマジックを披露する彼。
子供達は大喜びで歓声を上げて、彼はもう完全にヒーローです。

最後はマジックの種明かし。
子供達は真似をしてみたり（でも出来ない）、他のマジックもやってとお願いしてみたり。
彼は今日のゲストパフォーマーよりも人気があったかも！