2024/04/05 - 2024/04/05
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sassyさん
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遅かった2024年の春もようやく盛りになってきて、たまたま空いた日と特別拝観日が重なったので、霊鑑寺にお出かけです。
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朝の9時過ぎに蹴上駅に到着。
普段だとこの時間は学生の登校も終わりあまり人がいない駅なのですが、この日駅のホームには国内外の方を問わず多くの人が。
地上に出ても、隧道も上のインクラインも人がいっぱい。
インクラインは昔から桜の名所ですし、桜が終わると今度は浄水場のツツジが満開になって、蹴上はこれからしばらく花盛りでしょう。
蹴上の隧道はねじりまんぽといって、インクラインの重みにも耐えられるよう強度を増すためにレンガが渦を巻くように組み合わされ作られている、と子どもの頃「わたしたちの京都」学習で先生に教えていただいた覚えがあります。 -
まんぽの周辺では写真を撮ろうとする人が滞留していましたが、そこを抜けると意外に人気がありません。
この辺りはお寺と別荘の立派な門構えばかり。 -
南禅寺の前を過ぎて
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東山高校の前で始業式終わりなのか道を渡る大量の生徒たちに行手を阻まれつつ、永観堂の前も過ぎて
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哲学の道へ入るとここにもたくさんの人。
桜はもうひと息、といったところでしたが -
ところによっては満開に近かったり。
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人が多くて1人ではゆっくり散策する雰囲気でもなかったので、思ったよりもサクサク歩いてしまい、早い時間に大豊橋まで来れたことだし、右に曲がって寄り道しましょう。
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東山、というだけに東へ向かうとだらだらと上り坂。
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綺麗に飾られた手水で手を清め、
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大豊神社の鳥居をくぐりましょう。
こちらはあまり有名ではないのか観光客は少な目です。 -
本殿の狛巳。
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狛鳶と狛猿。
愛宕社と日吉社だそうです。 -
狛ねずみは大国社。
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狛きつねはもちろん稲荷社。
どの狛動物もみんな椿のお花を身にまとって、とてもキュート。 -
授与所で御朱印をいただき、神様にお礼をして神社を後にして再び哲学の道を戻ってしばらくしてから住宅地に入り、
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霊鑑寺に到着。
子どもの学校が近いので何かと頻繁に通る門前ですが、なかなか中に入る機会には恵まれず、一念発起して今日はこちらを目的に出掛けてきました。 -
10時開門で、到着は9時50分。
5組ほどの参拝客とともに時間になるのを待ちます。 -
待っている間に説明書きをゆっくり拝読。
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時間ちょうどに開門となり、大きなカメラを持った取材クルーらしき人たちと入れ替わりで山門をくぐり、拝観券を購入。
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尼門跡寺院らしい華やかなお出迎え。
朝一番にお寺の方が落ちたばかりの花で入れ替えて作ってくださるのでしょうか。 -
本堂。
こちらではお寺の方が説明をしてくださるのでとても分かりやすいのですが、ご本尊の如意輪観音さまは本当にお小さいそうで、何度見ても私にはお姿を確認することができませんでした。残念。
修行が足りぬのかもしれません。 -
境内には100種ほどの椿があるそうで、こちらは本堂のすぐ前にある「玉の浦」。
赤い花びらに白い縁取りが入っています。 -
お花の向こうの葉に焦点が合ってしまった残念な画像ですが「菱唐糸」。
お花の咲き初めに中心の方が菱形になるのだそうです。 -
山に沿って建てられているので境内は自然のままの起伏を生かされており、階段を登った椿の向こうに本堂の屋根が。
宝珠が凝っていますね。 -
「春曙紅」
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赤い椿が地に落ちて色褪せているさまは少し秋の紅葉風。
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落ちたばかりのお花は地面から咲いているかのよう。
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所々に休憩用の床几が置かれていて、毛氈を抑えておく実用も兼ねてかの花挿し。
こういう心遣いも尼寺院ならではですかね。 -
「王冠」
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落ちたばかりなのかとてもきれい。
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お庭の手水鉢に浮かぶ白い花は、わざとなのか偶然なのか。
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書院には上がることができ、縁には歴代尼門跡のゆかりの品々が展示されています。
いずれも女性らしい品々ばかりで、特に幼年でこちらに上がることになった宮様のお人形など可愛らしく微笑ましい一方で、自らの意思ではないだろうにと物悲しく思う気持ちが交差してしまいました。 -
「五色散椿」
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「散椿」
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「おそらく椿」
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多分椿やねん、
ということではなく、これは品種名だそうです。 -
京都市天然記念物の「日光椿」。
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最後に寺務所で御朱印をいただきました。
こちらは書き置きのみ2種類あり、今回はご本尊の方をいただきました。 -
寺務所の前の椿は何と言う名か分かりませんでしたが満開でした。
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寺務所には看板犬のポポちゃんが誰にも愛想良くてとても可愛らしいかったです。
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例年椿は3月末頃に見頃を迎えるそうですが、今年は大変遅いとのことで、ちょうどよい時期に訪れることができました。
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帰り道、お昼を済ませて帰ろうと「日の出うどん」に向かったら、11時少し前だというのに20組ほど店前に行列ができていてびっくり。
京都にはすっかり観光客が戻ってきたようですね。
なので少し道を戻って、白川通沿の「とろとろ」というパスタとピザのお店に行きました。 -
ランチセットのグリーンサラダと
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日替わりでこの日はきのこのパスタと温かいパン、
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デザートにチョコバナナムースとコーヒーでお腹いっぱい。
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窓際に座ると雑然としたようでちゃんと維持されている前裁と、その向こうに行き交う人や車が見えてのんびりするお店です。
お店のすぐ前がバス停なので、この後午後からはバスに乗ってお買い物に。
午前中のわずかな時間でしたが、春を満喫できた京都さんぽでした。
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