2024/03/09 - 2024/03/11
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sassyさん
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息子のお部屋の掃除のために向かう東京で、今回は念願の柴又へ寅さんを偲びに行って来ました。
ちょうどお天気にも恵まれてお散歩日和の日曜日でした。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- JRローカル 私鉄
-
東京へ向かったのが3月9日。
この日は朝からとても良いお天気で、道中の富士山が美しくはっきりと見えました。
早めのお昼を持参したお弁当で車中で済ませ、東京駅に着いてから日本橋辺りでいくつかの買い物。
さらに大荷物になって夕方近くに息子の部屋に着き、掃除と食事の準備でこの日は終わり。 -
3月10日 日曜日
息子と一緒に東京さんぽ。
念願の柴又に10:40に到着。
駅名標のイラストに早速テンションが上がりますw -
改札を抜けて駅前に出ると寅さんとさくらとガイドの方。
時間があって1人ならゆっくりお話を聞きたいものです。 -
帝釈天参道へ向かうと、観光地ということで毎日なのか、フルーツ飴や粉ものなどの露店が数軒出ていました。
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高木屋老舗。
この辺りの参道の雰囲気はもう寅さんワールド。
テンションが上がります。 -
寅さんTシャツなんかを売っているお店も。
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参道の終点。
左手の神仏具店も映画でよく見るなー。 -
参道をぶらっと歩いて、少し早いですがお昼にしましょう。
鰻が食べたくて、「川千家」も考えましたがGoogle Mapでより評価の高かった「宮川」へ。
11時15分頃にお店に入ると既に3組の先客。
飛び込みでしたがすぐに中に通していただき、靴を脱ぐのが面倒だったのでテーブルのお席にします。
オーダーを通して辺りをキョロキョロすると池内淳子さんの写真が飾られています。
なんでかなーと思っていたら、彼女が喫茶店主をした回のロケが行われたお店なそうな。 -
使われていないカウンターに、確かに面影が。
向こう側が厨房のようで、串に刺された鰻が炙られていたり、蒸すための圧力鍋がシューシューいっていたり。
調理はご主人が、フロアは奥さまが、間にお嬢さんじゃないかな?お若い方が両方を調整する感じで、3人でお店を回しておられました。 -
オーダーしてから20分ほどで運ばれてきた、特上のうな重。
先客の3組と同時に一斉にサーブされました。
関西人なので濃いめのタレで香ばしくパリパリに焼かれた鰻が好きですが、こちらの鰻は焼いて蒸して焼いての工程で骨も感じないほどフワフワで、これはこれでとても美味しい( ≧∀≦)!
付け合わせの肝吸いもお漬物も全てが美味しいお店で、常連さんも多いらしく私たちの後1組くらいの飛び込み客以降は予約でいっぱいのようでした。
確実に行きたいときは予約必須ですね。 -
食事を終えて、いよいよ帝釈天へお参りに。
映画で良くみる風景やん。 -
帝釈堂と瑞龍の松。
創建由来の松だそうで、とても見事。
靴を脱いでお堂に上がりお賽銭を入れてお参りしてから、入場券を購入して彫刻ギャラリーへ。 -
法華経の説話を題材とした彫刻がずらりと並び壮観です。
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彫刻の説明。
大正から昭和初期にかけて作られたものだそうです。
この辺りは戦争でも焼けなかったということですね。 -
大客殿の長い広縁。
お部屋も見事、庭園も見事、で両方をキョロキョロしながら進みます。 -
横山大観の屏風絵。
彫刻の下絵として描かれたようです。 -
帝釈天だそうです。
調べてみると江戸時代の十二世住職日輝様が求める人に刷って配った版画だとか。 -
大南天の床柱。
伊吹山麓から運ばれてきたのだそう。
縁起の良さから金閣寺などにもあったと思いますが、こんな枝分かれしたままのものは初めて見ました。 -
広縁のガラス戸も古いものでしょうか。
昔ながらの手拭きガラスのようで波打っているのが風情を感じます。
広縁の中程にお庭を見渡す物見台。 -
邃渓園。
すいけいえん、とお読みするそうで。
大客殿から渡り廊下で緑の中を進むと -
立派な池泉が。
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大きな鯉がたくさん泳いでいる中で、亀が2匹甲羅干し。
石の置物かと疑うほど動きませんでした。 -
こんなすべすべで滑らかな巨石がいくつもありました。
なんとか石とか言うのかな? -
全く何も知らずに訪れた題経寺でしたが、彫刻群もお庭もとても素晴らしく、ことにお庭は息子も気に入ったようで2巡してきましたw
帰り際、映画でよく源ちゃんが突いている鐘撞堂。 -
御朱印もいただきました。
今回は御朱印帳を持ってくるのを忘れたので書き置きです。 -
江戸川へぶらぶら。
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野球少年と野球おじさんの聖地?
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川辺に着くと矢切の渡しがありました。
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桜の季節は見事な風景になりそうですね。
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向こうから渡ってきた船には数名の乗客がおり、こちらからの折り返し便にも数名の方が乗り込まれていました。
さすがにモーターで動かされているようでしたが、手漕ぎだったら私も乗っていたかも。 -
また堤防に上がり南下します。
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堤防からは裏手を回って入る寅さん記念館。
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写真を撮ろうとするとエントランスのおじさまにここから撮りなと誘導された角度。
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入館時にくじを引かせていただき、息子はクリアファイル、私はボールペンをいただきました。
嬉しい(〃ω〃) -
映画撮影時のセットが移築されているそうで、寅さん好きにはたまりません。
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寅さんの世界に私もいる!的な。
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おいちゃんの仕事の上っぱりが襖のところに掛かってる!
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流し台はこんなのだったんだ。
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2階に行く階段。
上がりたい! -
電話を待ってる寅さん?
なんのシーンかなぁ。 -
朝日印刷所まである!
タコ社長と博さんが働いてる! -
息子は事務机に興味津々。
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ジオラマもありました。
とらや(くるまや)の2階の構造を初めて知りました。
あっちの階段とこっちの階段はつながっているのですね。 -
帰ってきたところなのかな?寅さんがドテっと寝転んでる。
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さくらはお洗濯干してるところ。
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リアル寅さんウエア。
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あの茶色い鞄の中身。
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履歴書にカルテにパスポート。
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寅さんといえば鉄道旅。
昔風のボックスシートが用意されていて、車窓には映画から抜粋された美しい風景が流れます。
陶製のお茶入れと手拭いやウイスキーボトルなどが置かれていて、旅情を演出。 -
帝釈人車鉄道というものは聞いたことがありましたが
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まさか人が車輌を押していたとは思いもよりませんでした。
後から調べてみると、人車鉄道は日本では20世紀初頭に東日本を主にたくさん存在していたとのことです。 -
こちらがその車輌。
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乗り込んでみるととてもコンパクトな作りで、当時の小柄な日本人でも6人でいっぱいになりそう。
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館内には他にも寅さんクイズがあったり昔の商店街のジオラマがあったり、思った以上に盛り沢山な内容で、好きな人なら数時間は過ごせそうな気がする。
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記念館を満喫して再び参道へ戻り、高木屋老舗で休憩しましょう。
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もちろん草団子。
お団子自体には甘味はほぼ感じられず、あんこもあっさりとした甘味で、とても美味しくいただきました。 -
帰りも京成。
この駅舎のこの角度ですら寅さんぽい。
息子は寅さんにはなんの興味もなく、ただ付いて来てくれただけなので申し訳なかったけれど、鉄オタなのでそれなりに楽しんでもらえてたようで良かったです。 -
翌日11日の自宅への帰り道、新幹線の車窓から伊吹山がまぁまぁはっきりと。
東京までの往復で日本で1番高い山と2番目に高い山を見ることができた、楽しい旅でした。
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