2024/01/03 - 2024/01/05
19位(同エリア79件中)
尚美さん
ジローナで2泊しましたがずっとアパートメントに籠っていました。古い町で、旧市街は石畳の薄暗い小路が連なり中世の雰囲気満点。近年はここの大聖堂がアメリカの人気テレビシリーズ「Game of Thrones」のロケ地に使われてもいます。アパートメントはジローナ旧市街、しかも市庁舎の4軒隣という素晴らしい立地。駅から徒歩約30分で普段なら歩きますが、まだ左足が痛むので駅とアパートメントの往復はすべてタクシー利用しました。ジローナのタクシーが素晴らしく、電話で呼んだら受付係との英語のやり取りがスムーズで「5分後に行きます。」が3分かからずに感じの良い女性ドライバーのタクシーが来てくれました。駅前には常にタクシーが待機しているようで、今までの旅でタクシー運は一番。このアパートメントにいる間は鐘の音が30分毎に聞こえてきました。こんなアール・ヌーヴォー建築のアパートメントに泊まれるんだなぁと喜びに浸っていました。
建物見学はこの街から近いフィゲラス、オロト、Caldes de Malavellaという3つの町に行きました。この旅行記はジローナのアパートメントとフィゲラスの街歩きについて、です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ジローナで泊まったアパートメントはCasa Salietiというアール・ヌーヴォー建築の2階です。16世紀の建物を1910~1911年にリフォームしたものです。写真右が入口、左が1階から2階への階段。内装はジローナのアール・ヌーヴォー建築で断トツ1位でしょう。中世の街のアール・ヌーヴォー建築。こんなアパートメントに泊まれるんだなぁと改めて思いました。
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ジローナ。アパートメントの名前はAPG Palau Salieti 1。この建物で同じ経営者が3軒のアパートメントを所有しているようです。 連続アーチのてっぺんが尖っているのはイスラム建築っぽいです。私の好きな、石!と鉄とステンドグラスとタイル!の世界。
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ジローナ。泊まったアパートメントがあるCasa Salieti。
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ジローナ。泊まったアパートメントがあるCasa Salieti。
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ジローナ。泊まったアパートメントがあるCasa Salieti。左上写真は階段ホールの天井。
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ジローナ。泊まったアパートメントがあるCasa Salieti。
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ジローナ。泊まったアパートメントがあるCasa Salieti。古めかしい絵柄のステンドグラスはもちろん、石の王冠や刻まれた文字も素晴らしいです。照明も素敵だけど、これは新しく付けたものでしょう。
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ジローナ。泊まったアパートメントがあるCasa Salieti。
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ジローナ。泊まったアパートメントがあるCasa Salieti。
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ジローナ。泊まったアパートメントがあるCasa Salieti。
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ジローナ。泊まったアパートメントがあるCasa Salieti。カサバトリョやペレ・マタ病院にあった円形の色ガラスも使われています。
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ジローナ。泊まったアパートメントがあるCasa Salieti。右写真は泊まった部屋の扉。
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ジローナ。Casa Salietiにある泊まった部屋。きれいに作っています。
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ジローナ。Casa Salietiにある泊まった部屋。右写真から外の通りのイルミネーションが見えています。4軒隣は市庁舎という旧市街の、観光の中心地にある建物です。
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ジローナ。Casa Salietiにある泊まった部屋。天井が高くて、滞在した1月初旬は部屋の中も寒い。設置されているエアコン2台を、朝晩は32度!という最高温度でフル稼働させました。
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ジローナ。Casa Salietiにある泊まったアパートメントのテラスからの眺め。
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ジローナで買ったもの。奥はお土産のスペイン銘菓トゥロン。ヌガーですが、全く歯にもくっつかず程よい甘さで美味しかったです。お腹が弱いので、瓶のは軟水。手前の袋はアパートメントで飲むための量り売りのカモミールティー。これが今まで日本で飲んでいたティーバックのカモミールティーとは別物のおいしさ。黄色の発色も美しく、大変良い香りがしました。お土産にも買っておくんだった。
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1月4日。7:17にジローナ駅出発の列車でフィゲラスへ。30分しかかかりません。着いてもまだ暗い。下写真は駅だったかと。上写真は町中の市場。朝早くても市場には買い物客がいます。
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フィゲラス、第一アール・ヌーヴォー建築、Casa HejmeまたはCasa Rodaと呼ばれる建物。建設年不明、設計はSebastia Pi i Pi。ピイピさんと読むのでしょうか?
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フィゲラス、Casa Hejme。
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フィゲラス、Casa Hejme。わかりにくいですが、てっぺん中央にHejmeの文字がタイルであしらわれています。
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フィゲラス、Casa Geli。1915年、Lorenzo Ros Costa。青いタイルが鮮やかです。くり抜いたような開口部も開口部周りの装飾も楽しい。
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フィゲラス、Casa Geli i Verges II。1922年、Antonio Alcaide de la Fuente。この建物も楽しい。窓や扉がくり抜かれたように奥まっているのは壁がとても厚いのでしょう。古い町の雰囲気とマッチしたアール・ヌーヴォー建築だと感じました。
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フィゲラス。前の写真の建物の隣に建つCasa Geli i Verges I。こちらがIだったのね。建造年と設計者は同じ。
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フィゲラス。Casa Geli i Verges I、Ⅱの扉。
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フィゲラス、Casa Jimenez。1907年、Josep Bori Gensana。曲線使いのてっぺんと立体的な出窓が特徴的。1階のカタツムリみたいなのもかわいい。
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フィゲラス、Casa Jimenez。
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フィゲラス、Casa Jimenez。
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フィゲラス、これはどこだったか思い出せません。
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フィゲラスで一番見たかった建物が見えてきました。
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フィゲラス、Casino Menestral。1904年、Josep Bori Gensana。大きい建物ですが細部まで美しいです。
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フィゲラス、Casino Menestral。
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フィゲラス、Casino Menestral。
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フィゲラス、Casino Menestral。丸みを帯びたコーナーがかっこいい。
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フィゲラス、Casino Menestral。
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フィゲラス、Casino Menestral。素敵です。
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フィゲラス。これもどこだったか思い出せません。
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フィゲラス、Cine Teatre Jardi。1914-1916年、Lorenzo Ros Costa。現役の劇場です。この建物が目に入った瞬間から観客をファンタジックなショーに誘う。そんな意図をもって設計されたのが手に取るようにわかりますね。
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フィゲラス、Cine Teatre Jardi。
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フィゲラス、Cine Teatre Jardi。
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フィゲラス、Cine Teatre Jardi。写真上はブダペストの地質学研究所を思い出します。写真下は今年(2024年)の年賀状の絵柄のようなので、知人に画像を送りました。
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フィゲラス、Casa Salleres。1904年、Josep Azemar i Pont。
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フィゲラス、Casa Salleres。
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フィゲラス、Casa Salleres。
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フィゲラス、Casa Salleres。
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フィゲラス、Casa Salleres。
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フィゲラス。Casa Salleresの隣の建物もきれいです。
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フィゲラス、Casa Cusi。1894-1904年、Josep Azemar i Pon。
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フィゲラス、黄色い方がCasa Cruanas。1915年、Lorenzo Ros Costa。隣の建物もいいです。
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フィゲラス、Casa Cruanas。
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フィゲラス、黄色い方がCasa Cruanas。
フィゲラスの見学はこれで終わり。フィゲラスと言うとサルバドール・ダリの生誕地でユニークな建物のダリ美術館で知られていますが行っていません。ここから150mくらいの場所にあるはずなんですが。 -
フィゲラス、Casa Cruanasの向かいのカフェでクロワッサンとカモミールティー。
このあと今度はバスでオロトに向かいます。停留所は調べてあったのですが、途中のロータリーになった六叉路で道を間違って1本南の道へ進んでしまいました。気づいた時は発車時間間近。停留所に行く道は高低差があり坂を駆け上がり階段を駆け下りる羽目に。間に合いましたが、いつもの爆走。どこが骨折?
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旅行記グループ
アール・ヌーヴォーはしご旅
この旅行記へのコメント (6)
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- milkさん 2024/04/29 20:24:30
- 素敵なお宿☆
- 尚美さん、こんばんは☆
今回もまた素敵なお宿にお泊りでしたね( *´艸`)
お部屋の中のタイル、好みです~♪
天井が高いお部屋は冬は寒そうですね...。
32度で2台をフル稼働って...。
寒がりの私では凍えてしまいそうです(^▽^;)
お話されていたカモミールティー、これですね!
寒い夜にはホッとするお茶ですね。
そう言えば、リヨンではカモミールティーを買えたのかしら?
milk
- 尚美さん からの返信 2024/04/29 20:39:28
- Re: 素敵なお宿☆
- milkさん、そうなんです。ジローナで買ったカモミールティーが忘れられないんです。買った時は「自分でティーバッグにつめるのは面倒だなぁ」なんて思っていたんですが。
建物もそうですが、食事でも意外な出会いがあるので旅はやめられないですよね。
尚美
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- ひなこさん 2024/04/04 20:17:19
- Casa Salieti
- 尚美さん、
中世の町に入り込んでいるようですね。
Casa Salietiって16世紀の建物でしょう、博物館とか何かの様、特に階段のタイルと階段手摺のライオン?に目を奪われました。こんな建物がアパートメントになっているなんてすごいですね。そのことをしっかり見つけている尚美さんもさすがだなと思いました。尚美さんは電話でタクシーを呼んだりできるんですね、ワオ~です、アパートメントでタクシーを呼ぶにはどうしたらいいのだろうかって悩んでいました。今度内緒で教えて下さいね。カモミールティー、興味津々です。どこで買われたのですか?お茶屋さん?専門店があったのですか?スーパーではないような。
Casa Salieti、フィゲラス、楽しませていただきました、ありがとうございます。
ひなこ
- 尚美さん からの返信 2024/04/05 13:53:12
- Re: Casa Salieti
- こんにちは!
Casa Salietiを見つけなかったらジローナで2泊しなかったでしょう。このアパートメント2泊縛りがあるんです。でもそのおかげでフィゲラス、オロトなどに行けてほんとによかったと思ってます。
タクシー会社に電話したのは偶然なんです。駅に行こうとしていた時タクシーみつけて手を上げたら停まってくれてでも予約車だったんです。その運転手さんに電話番号おしえてもらって期待せずにかけたらすぐにタクシーがきて驚きました。タクシーなかなか見つからないだろうと早めにアパートメントを出たんですが、すぐに乗れて良かったです。
カモミールティーはお茶の専門店で買ったんです。大きくTEAと書いていたオシャレなこだわりの店でした。
では、いつもありがとう。
尚美
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- まほうのべるさん 2024/03/25 08:45:31
- 決意
- おはようございます、尚美さん。
旧市街にある素敵なアールヌボー建築のアパートに泊まられて、最高の夜を過ごせましたね。美術館?博物館?と思える内部ですね。
旅行記では素敵な建物がたくさん登場して、わくわく感でいっぱいです。
Casa Hejme、
窓や扉がくり抜かれたように奥まっている建物
現役の劇場 Cine Teatre Jardiは入場前から心ときめきますね。
実は、来月の旅行にちょっと弱気になっていました。
でも、尚美さんの旅行記で素敵な建物たちを見て、素敵な建物たちに会うには、弱気じゃいけない、失敗を恐れちゃいけない、頑張ろうと思いました。
まほうのべる
- 尚美さん からの返信 2024/03/25 22:25:30
- Re: 決意
- べるちゃん、コメントいただきありがとうございます。
旅行の前のマリッジブルーのような感情、わかります。私の場合、一人で何もかもしなくちゃいけないのが面倒くさくなるのと、トラブルやアクシデントが起こるんではないかと怖気付くんです。でもやっぱり楽しみの方が大きいんですよね。
私の旅行記がべるちゃんの背中を押せたのなら、すごく光栄で、嬉しいです。
べるちゃんはあと半月くらい?私も一ヶ月後に出発です。きっとべるちゃんも私も旅の終わりには「帰りたくない」と思う事でしょう。
尚美
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