2024/03/13 - 2024/03/15
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SchwarzeKatzeさん
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元海自の父の思い出を巡りに広島へ
海自時代は訓練で観光をしたことがないという父と共に、「平和記念公園」「宮島」「江田島」「呉」を2泊3日で巡ります。
その①となるこの旅行記では、広島市街地と宮島を観光する1日目をご紹介します。
1日目
羽田空港国内線第二ターミナル→広島空港
広島空港「リムジンバス」→広島バスターミナル
広島市内で「広島城」「平和記念公園」を観光
平和記念公園「世界遺産航路」フェリー→宮島
宮島「瀬戸内汽船」→江田島・中町桟橋
1日目の最終目的地宿泊先の「江田島荘」に到着
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 船 ANAグループ 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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3月13日早朝5:45過ぎ、京浜急行羽田空港第1第2ターミナル駅に到着しました。
羽田空港第1・第2ターミナル駅 (京浜急行電鉄空港線) 駅
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駅からターミナルまでの移動します。
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朝6時、早朝ですが沢山の人がいます。
羽田空港 第2旅客ターミナル 空港
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旅行の2日前にANAから有償アップグレードのオファーがあり、今回往路は「プレミアムクラス」です。
コロナ前までは、国内旅行をすることがなくスカイチームメンバーで十分したが、海外へ行くことが制限されてスターアライアランスのマイレージを始めました。初のプレミアムクラスです。ありがたく優先レーンを使わせて頂きます。 -
5分ほどで、保安検査を抜けて制限エリアに到着。
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7:05発 ANA671便に乗ります。
搭乗口が60番から69番へ変更にで10分以上歩くことになりました。
プレミアクラスはラウンジが使えたらしいですけれど、搭乗口から離れているので行かず。 -
6:45頃搭乗
これは察するに古い機材と思われます。なぜかというと、個別のモニターがないから。それにこの座席に年季を感じます。 -
でも座席は広々していて、素晴らしいです。スマホの充電も出来ますよ。
アメニティに、スリッパと靴べらもついています。
スリッパ好きの黒猫たちのお土産に頂きました。スリッパで何をするかって、かじって遊ぶんですよ。 -
国内線で嬉しい機内食。
メニューは「ホタテと青豆の野菜サンドイッチ」「タマゴデニッシュ」&「蒸し鶏とほうれん草のスープ」
スカイチームの欧州内便やアメリカ国内便との比較ですがクオリティ高い。
日本の航空会社って頑張ってますよね。 -
食後に、クッキーのサービス。粉が飛び散るので、機内では食せず。「ブルードネージュ」はビジネスマンもスーツが汚れるから困ると思う。これはやめた方が良いかと思います。
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個別じゃないモニターには、日テレニュース24が流されています。快適なお席で、ニュースを見ながらまったり。あっという間に広島空港に到着。
広島空港 空港
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飛行機から降りたのが8:28頃、そこから預け入れ荷物もなかったので、あっという間に到着フロア目の前にある空港リムジンバスのバス停に到着しました。10分もかかっていないです。
広島空港 エアポートリムジン 乗り物
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交通系ICカードが使えます。8:40発、広島バスセンター行きに乗ります。
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太田川を横断すると、まもなく広島市街地です。
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バスターミナルを出ると目の前に案内図があります。早速現在位置と目的地を確認。
広島バスセンター 乗り物
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まずは、広島城に向かいます。途中には大きなショッピングセンター。
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10分ほど歩くと広島城の城門が見えてきました。
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表御門から中に入りました。
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ここは、広島城二の丸という場所だそうです。
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広島といえば、やはり原爆を無視して語ることは出来ないですね。
爆心地から740メートル離れた場所にあるこの「ユーカリ」はユーカリの中で唯一生き残った1本だそうです。 -
原爆投下後、焼け跡に残された石垣は、茶褐色に変色。
小学生の頃に授業で教えられたこと、原爆被害の写真などの記憶が蘇ります。
今も残る原爆の爪痕です。 -
過去も現在も変わらないもの、お堀にいる水鳥たちの群れ。
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広島なだけに、立派な鯉(カープ)もおります。広島城は別名「鯉城」というらしいです。
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広い敷地内を歩き続けると、立派な本丸が見えてきました。爆心地から近いですからこちらも再建されたものですね。
城内の見学も出来るようですが、城は外から眺めるのが一番と思いパスしました。外国人がスーツケースを持って移動しているのが見えて、あのスーツケースを持って城の中に入るのかなあ。日本の城はヨーロッパの要塞や城とは違うってきっと知らないでしょうね。広島城 名所・史跡
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広島城を離れて、「平和記念公園」へ向かいます。途中真新しい施設を発見。
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「ひろしまゲートパーク」という広場らしい。
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その向かいには、G7広島サミットで話題になった「おりづるタワー」。
おりづるタワー 名所・史跡
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おりづるタワーを通り過ぎると、原爆ドームが視界に入ってきます。道路を渡っていたら、ちょうど市電が停車するが目に入りました。市電のある風景って情緒があって良いですね。
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原爆ドームに到着。
原爆ドーム 名所・史跡
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実物はかなり朽ちてきている印象です。
思い出すのは、ベルリンの「カイザーヴィルヘルム記念教会」。
破壊された部分をそのまま維持できる状態で修復していて、原爆ドームと比較されたりします。
修復しないことに意味がある建物ではありますが、このまま朽ちてしまっては歴史が風化していく様にも思えるので、歴史を語り継ぐために最も適した保存方法は何かと考えてしまう。 -
川沿いを歩き元安橋までやってきました。
すれ違う観光客は、外国人が多いです。
G7サミットの影響もあるのかなぁ。 -
原爆ドームから平和記念公園へ向かう元安橋の対岸に商店街を発見。風情があるなと何気なくとらえた一枚の写真。
その後、この旅行記を書くために調べたら、左手に見えるセブンイレブンの裏手2軒先にある病院が爆心地だったと知りました。 -
平和記念公園の中を歩き、記念碑前にやって来ました。
記念碑から平和の灯、原爆ドームが見えます。
訪れるのは約60年ぶり、当たり前ですが随分変わったそうです。平和記念公園 公園・植物園
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記念碑から少し離れたところに、新しい建物を見つけたので訪れることに。
「死没者追悼空間」です。 -
オブジェを中心に、ぐるっとホールの壁一面に原爆投下後の惨状がパネルで展示されています。米軍が記録のために撮影したものだろうと思います。
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「死没者追悼空間」を後にして、やってきたのは「広島市平和記念公園レストハウス」。所謂お土産やカフェなどがある建物。写真は対岸から撮影しました。平和記念公園内でお手洗いなどで利用する気軽に立ち寄れる場所です。私達も船旅の前にお手洗いを借りに立ち寄ったのですが、中に入ってここでも原爆の爪痕がありました。
この建物もう一つの名前がありまして、それは旧「燃料会館」。
被曝した「燃料会館」の一部を残して改築されたもので、地下にその跡を見ることが出来るのです。
燃料会館時代に唯一の生存者となった方の体験談が地下に展示されています。
それは、とても印象に残るお話です。
あの日、その方はいつもならば女性事務員に頼む地下室からの資料運搬を、彼女が忙しそうにしているし、皆忙しそうだったので、それならば自分で取り行こうと思い立ち地下室に行ったそうです。この建物があるのは、爆心地から200メートルほどの場所。被害は凄まじいものでした。
偶然にもその瞬間普段いない地下室にいた。そのおかげでこの方は生き残ったというものでした。 -
レストハウスの対岸にこれから乗船する宮島行きの「広島世界遺産航路」の船着場が見えます。
写真の左側に見える白いビル、その先辺りが爆心地です。
本当に目と鼻の先です。 -
船着場にやって来ました。
近くに元安橋の欄干が置かれています。 -
被曝した欄干を残したものでした。
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「広島世界遺産航路」に乗船します。
事前にネットから予約しておきました。乗客は、外国人観光客が多かったです。 -
フェリーに乗り込みました。
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この日は、水位が高いために船外へは出られないとのことで船内からの遊覧となります。沢山の橋を通り抜けて広島湾へ向かいます。桜の季節は綺麗らしいですよ。
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広島湾に出ると、他の観光船やフェリーの姿。
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小さな島も。
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宮島に到着しました。
父は宮島を何度も訪れたことがあるものの、観光は初めてとのこと。 -
それは何故かと訊ねたら、海自時代に江田島から宮島へは遠泳で渡っていて、訓練の一環だから観光はしない、疲れて景色を楽しむ余裕もなかったとのこと。それは納得。
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宮島の鹿たちがお出迎えです。餌やりは禁止されていて、観光客とは適度な距離を保っています。
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宮島表参道を通り抜けて、厳島神社に向かいます。
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ちょうどお昼時でしたので、やはりここは名物をと思い「穴子重」を戴きました。
観光地化されていて、参道の店はどこも観光客向けといった印象。 -
参道を抜けるとおなじみの鳥居が見えて来ました。
晴天に恵まれて、素晴らしい光景です。 -
「厳島神社」の参拝をしようかと思いましたが、とても長い行列が出来ていたので諦めました。その先に進むと厳島神社の裏手の山の上に見えてきたのは「豊国神社」。
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五重塔もある立派な神社です。
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更に先に進むと小さな店が集まる通りが見えてきました。
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橋の下で、人参とキャベツを食べる鹿たちを発見。鹿たちは人参より柔らかいキャベツがお好みらしくキャベツ争奪戦を繰り広げていました。
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川沿いに商店街を進んでいくと、厳島神社の裏手「参拝者出口」に到着。
幸いにも、ちょうど潮が引いて神社の近くに下りられる様になっていました。こんなに近くで鳥居も見らえる。 -
参拝せずとも良い感じのアングルで、厳島神社を眺められますぞ。
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十分堪能したので、そろそろ次の目的地へ向かいましょう。船着場に戻ります。
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入島した船着場に戻ると、近くにもみじ饅頭で有名な「にしき堂」を発見しました。
広島県人の知人から、もみじ饅頭を買うならば「にしき堂」とお勧めされていたので立ち寄ることに。軒先のソフトクリームの看板も気になります。これは食べてみないと。 -
にしき堂オリジナル「小豆餡」「白餡」とそのミックスから選べるソフトクリーム
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ミックスにしてみました。白餡はまろやか、小豆庵は有名な「あずきバー」を思い出す口あたりです。さっぱり系のソフトクリーム。
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幾つかの船が出ていますが、瀬戸内海汽船の「広島港行き高速船」に乗ります。
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江田島へは直行ルートがないので、広島港まで一旦向かい、そこから江田島行きの船に乗り換えます。
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新しい船なのでしょうか。高速船の中はとても綺麗です。
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高速船というだけあってものすごいスピードです。
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水飛沫を立てて広島湾を横断して行きます。ところで、ここを泳げるのでしょうか。
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広島港に到着しました。
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江田島には、「小用」「中町」「高田」「三高」と4箇所も船着場があります。私たちは宿の最寄りの桟橋がある「中町」行きにに乗船します。
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広いターミナルで、売店などもあります。
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広島港からは多方面へ向かう船が出ていて、船が地域の生活に欠かせない足だということが伺えます。
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船が来ました。江田島「中島桟橋」に向かいます。
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広島港から似島の横を通って江田島に近づいて行きます。この辺をきっと泳ぐのではないかな。
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江田島湾に入りました。父の話では江田島は湾を挟んで「江田島」と「能美島」の2つの島に別れていたそうです。今は地図で見ると1つの島になっています。調べたところ埋め立てられて1つの島になった様です。
私たちが行くのは「能美島」、海上自衛隊に寄港している艦が見えるのですが、あちら対岸にあるのが江田島です。
艦は、まもなく行われる海上自衛隊幹部候補生学校の卒業生を迎えるために待機しているのだそうです。卒業後すぐに航海に出るそうですよ。 -
中町桟橋に到着しました。
今回の宿は「江田島荘」です。事前にホテルに連絡をして船の到着時間を伝えると送迎して頂けます。 -
送迎車で江田島荘に到着しました。
今回はここまでです。最後までご覧いただきありがとうございました。
次回に続きます。
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