2023/12/28 - 2023/12/28
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kirinbxxさん
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宿泊地であるEdithburghから少し内陸に入ったところにあるのが、半島の名をそのまま冠したYorketownという町です。
人力で塩を採取していた時代は過ぎ去り、機械化製塩に適した場所が近くに見つかったため、この地方の製塩業は廃れてしまいました。そのためかっては栄えたこの町も、今では人口も700ほどになってしまっていますが、ここはこのあたり最大の観光資源であるSalt Lake Trailの出発地点になっています。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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まずは旅の主目的である給水塔へ。こちらもSA Waterが現有し、運用している現役のものです。
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Jasmine Crispという芸術家が2021年3月に完成させました。37日を要したなかなかの大作です。
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この面はこの地帯の農業を表しています。RFSの飛行機の下に広がる菜の花畑と力強い麦の穂。
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周囲に高い建物がない田舎の給水塔は、アンテナたちにとっても格好の居場所ですね。
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朝食はヨークタウンにあるカフェで。人口700人足らずの小さな町ですので、ほとんど唯一、それなりの朝ご飯を食べられる店です。
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クリスマスから新年にかけての営業予定が貼り出してありました。クリスマスはイブからボクシングデーまで3連休なのに、新年は元旦から営業。このあたりが日本との大きな違いです。でも元旦も開いているのはさすが観光地。
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比較的広くて綺麗なお店でした。
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ゆったりとした広めのお店、テイクアウェイもできます。メニューも豊富です。とはいってもオーストラリア中、ほとんどどこにいってもある定番ばかりですが。
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さて、朝からヨークタウンに来たのは、このあたりに点在するSALT LAKE、塩湖を見て回るためです。ちゃんとSALT LAKE TRAILと名付けられ、標識やパンフレットも用意されています。まずは出発地点となっているところへ。
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出発地点は、ネイティブ植物の保護施設。公衆トイレも整備されています。
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塩湖が沢山あるので、全部回るコースと短いコースが用意されています。また、それぞれの湖には番号がふられています。では1番へ。
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DOMASCHENZ LAKEという湖です。ちょっとピンクになってますね。
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次はLAKE SUNDAY Dhalliwangguという湖。これは面白い見え方です。
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同じ湖を別の角度から。
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この湖の周りには農地が広がっています。昔は近くに多くの農家や製塩に携わる人達が住んでいたため、村があり、学校がありました。1851年に建てられたようですが、現在はこのように廃墟になっています。
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何しろ土地はいくらでもあるので、こういう建物はそのまま放置。一応、ヨークタウンの歴史協会が所有しています。
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見た目そのまま、PINK LAKEと名付けられた湖に到着。ここはこのような説明板やベンチなどが整備されています。
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お天気も良く、青い空と白い雲、そして湖、色の対比がとても素晴らしかったのですが、写真にするとなかなかそれが表現できません。
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せっかくベンチがあるのでちょっと寛いで・・・でも日差しが強いので長居は無用です。
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こちらはその向かいにあるGEITZ LAKEです。
季節と時間帯によって湖の色は変わります。 -
例年、真夏になるとほとんど干上がってしまう湖も多いようです。12月末はまだまだ水が残っていていろんな色が楽しめます。
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同じ湖でも場所を変えるとこのように色が変わります。
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かって、この地域では塩と石膏の採取が盛んで数千人の労働者が従事していました。当然、近隣で農場経営も行われ、数百人単位の町が沢山ありました。しかし産業の機械化と資源枯渇により町はどんどんなくなりました。今残っているのは先ほど見た学校や、この墓地のような集落の廃墟だけです。
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なんて説明を読みながら歩いているとこんな子を発見。Blue-Tongued Skink、というトカゲのようです。オーストラリア内陸部の海岸地帯や森林地帯に生息している固有種のようです。そうか、捕まえて口をこじあければ、青い舌が見えたんですねぇ。
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ヨークタウンから南東に数キロいったところに、給水タンクがあるということで見に行きました。これはもう使われてはいないものです。
在りし日の塩田での塩造りの様子が描かれています。 -
四頭立ての馬車で塩を運んでいたんですね。
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別の面には二頭のエミューが描かれています。
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なんと精悍なエミューでしょう。
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タンクの表面になにやらくっついてます。
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こんなところに・・・・
逞しいものですね。 -
野っ原の真ん中になにやら遺蹟のようなものがあります。
残念ながら柵があって見に行くことができません。 -
かってこのあたりにあった小さな自治体が設立した学校の遺構でした。僅か16年しか使われなかったんですね。
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碑にも記されていたLake Fowlerです。
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面積が780ヘクタールもあり、一周が12マイルほどなので、元々は12マイル湖とも呼ばれていました。1800年代後半から1900年代には塩と石膏の採掘産業の中心地となっていました。
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大きな湖なので、ぐるりと一周するだけで色も景色も大きく変わります。
これでSalt Lake Trailの見学はおしまい。
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