2023/12/27 - 2023/12/28
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kirinbxxさん
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2023年最後の旅で最初の宿泊地として選んだのは、Edithburghという小さな町でした。
オーストラリアの探検で名をなしたマシュー・フリンダースがこの地域を探索したのち、1869年にここに農業の拠点となる町を作る事が決まりました。町の名は当時の南オーストラリア州知事だったファーガソン卿の妻EdithにちなんでEdithburghとつけられました。
周辺の土地は最初期待されたほど肥沃ではなく、小麦の生産は3年ほどで頭打ちになりましたが、かわって塩湖からの塩と石膏の生産が町を支えました。その塩の生産も1960年ごろには他の地域の大規模機械化製塩におされて中止となりますが、新しく開発された肥料によって大麦の生産量と質が大きく向上したため、現在のこのあたりの一大産業となっています。
近年は、多種の大型魚がいることと、海水浴に適しているため夏の観光地として人気が出て来ています。海辺には大規模なキャラバンパークがあり、家族連れで賑わっています。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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オーストラリアでは小さな町にも必ずこういうお店があります。入ってみましたが、どこでもやはり同じ、軽食に雑誌や新聞、雑貨などが置いてあるだけです。
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サイロアートや給水塔アートがある町は、こんな風にちょっとした建物の壁にも絵が描いてあることが多いです。
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こちらがこの街の博物館です。開館時間は平日が午前10時から午後1時、土日は午前10時から午後4時。他の町と比べると平日の閉館時刻がかなり早めになっています。そのかわり平日は毎日開館。
こういう小さな町の博物館の運営はほとんどがボランティア。玄関の掲示にも "Subject to availability of volunteers " とありました。入館料は大人が5ドル、5歳から14歳の子供は1ドルです。 -
滞在二日目の午後に行くと、受付にいた年輩の女性が案内をしてくれました。展示物は町の歴史を物語る写真や新聞記事、往時の町並みの模型など。これも他の町と同じです。
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コレクションは基本的に(元)住民からの寄贈品なので、生活用品や写真などが多いですね。コンディションも様々ですし、すべての展示品に説明がついているわけでもありません。
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これはなんとパーマネントマシン、パーマをかける機械ですね。どう使っていたんだろう、説明は・・・ありません。これを使っていた美容師の名前と,その人が後にLADY SCOTTになった、ということだけ。
後に有名になった美容師さんなのでわざわざ書いたのでしょう。 -
給水塔にも描かれていたトラブリッジ島の灯台、在りし日の姿です。
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博物館の本館は小さいのですが、隣には別の展示場がありました。その壁には立派な壁画が描かれていました。
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小さな土産物屋と、かっての鍛冶屋の道具をいれた建物もあります。
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開拓で使用されたロック・クラッシャー。同時代に北海道を開拓していた人達は、鍬や鋤をふるっていたことを思うと・・・・
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まだトラクターというものがなかった時代、馬にひかせて使っていたトレーラーや耕耘機などが置かれていました。
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オーストラリア開拓時代を描いた映画やドラマで必ずといっていいくらい登場する風車です。
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プラウという天地返しを行う農機。
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こちらはカルティベーター、という耕すためのもの。
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どこの小さな町の博物館でも見かける、雑多な道具類を老いてある小屋。
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これも小さな町の公園などによく展示されている、おまわりさんが歩哨に立っていた小屋です。
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これが日本でいうところの派出所ですか・・・
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別館の中には、立派な自動車が置いてありました。
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こちらは消防自動車。
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今も昔も、山火事はオーストラリアの天敵です。
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消防士の制服です。割と新しいものです。
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かってこの町にもあった病院の様子も残されていました。
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これはスコッチオーブン。薪を使ってパンを焼くオーブンですが、製パンの歴史の中では重要な地位を占めるものです。
実際にこの町で長年パンを焼いていたお店が使っていたもの。
かっては栄え、今は観光地として永らえている小さな町の生活ぶりを偲ばせるものが沢山ある博物館でした。 -
宿からほんの数分歩くと、海辺に到着します。
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前にひろがるのはセントビンセント湾です。
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やはり海はいいですね。
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海辺の町ですから、釣りやボートクルージングを楽しむ為にくる客が多く、船着き場が用意されていました。
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アプリで払え、とありますが実はこの町、私たちが使っていたスマートフォンでは、データ通信も、通話もできませんでした。Telstraという最大手の通信網を使っているんですけどねぇ・・・
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まぁこういうのもあるから大丈夫か。
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海辺の町らしい町標です。
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これはオーストラリア退役軍人会の支部兼ボウリングクラブの建物です。この国で単にボーリングというと、日本とは違いターゲットボウリングのことで、年輩の人達が好むスポーツの一つです。RSLらしい戦闘機や軍艦の絵です。
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町には軽食を売っている雑貨屋兼デリカテッセン、パブ、それにカフェが一軒ずつあります。このカフェはなかなかの人気、普通のカフェメニューの他、ピザとカレーがありました。
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