4年ぶりの出張に便乗し兵庫県の百名城巡り　②天下普請の城～篠山城

2023/04/27 - 2023/04/29

前旅行記と同じく、昨年2023年の旅行記ですのであしからず。

出張とやらがすっかりなくなってしまった昨今ですが、久々に大阪へと遠地出張の機会に恵まれ、ちょうどゴールデンウィークの休みと重なったため、便乗させてもらいました。

今回の目的地は2か所で、その第二弾は篠山城。
そういや兵庫県の宝塚より北ってどんな感じの場所なんだろう？。
実質「鳥取」と思っている人も多いかと思っております（あくまで個人の感覚）。

まぁ群馬・栃木・茨城の3件がどのような並びか、西日本を中心とした大多数の人がわからないのと同じような感覚だと思いますが・・・
※ディスって無いです

そんな鳥取と勘違いするような場所にある篠山城に行ってきましたので、宿泊した神戸・三宮辺りと併せてご確認いただければと思います。

エリア 丹波篠山(兵庫)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• グルメ: 3.5
• 交通: 2.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス 新幹線 JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: 楽天トラベル

竹田城から、荷物預けた姫路駅へと戻ります。
余裕持ってボックス席確保できました。

行き同様、寺前駅にて乗り継ぎ。

寺前駅 駅

姫路到着。
遅い昼飯、まねきのえきそばにしようかともおもったけど・・・

姫路駅 駅

結局、改札出て駅ビル内、地元名物料理が集まったフードコートにて、おでん定食を食す。

姫路の地酒と姫路おでん本舗 グルメ・レストラン

電車からも拝みましたが、一応姫路城は拝んでおかないとね。

駅構内に入ると、我慢しきれず結局食べちゃった、まねきのえきそば。

まねきのえきそば 在来線上り店 グルメ・レストラン

そして、いきなり舞台は神戸に。

翌日篠山城へ向かう拠点として宿泊地に神戸を選び急ぎホテルを検索。
この日はGW突入初日という事で、最初の方にヒットしたKOKO HOTEL 神戸三宮に宿泊。

あ、KOKOっていう事は、あれ歌っておく？（もう歌いません）

KOKO HOTEL 神戸三宮 宿・ホテル

部屋の中、結構いい感じ。

KOKO HOTEL 神戸三宮 宿・ホテル

バスルームもまずまず。
まぁGW突入初日で、このレベルのホテル確保できれば十分でしょ。

KOKO HOTEL 神戸三宮 宿・ホテル

ぶらっと近くをお散歩。
神戸の大丸は雰囲気があっていいねぇ～。

大丸 (神戸店) 百貨店・デパート

神戸に来たんだから、ここ位は訪れておかないとね、という事で中華街。
これで日本の三大中華街制覇です。

南京町 長安門 名所・史跡

南京町広場には地元民と観光客が屯ってました。
腹がそれほど空いてなかったので、中華街一往復して雰囲気だけ掴み、ホテルへリターン。

南京町広場 公園・植物園

21時過ぎ食事を求め再び街へ。
地下街にあった店で、適当に夕食を済ませて、この日は終了。

それにしても、まさかヴィッセルがリーグ優勝してしまうとは・・・

神戸の朝。
この日からGWという事を鑑みると、ほんとサクッとホテル予約できてよかったです。

KOKO HOTEL 神戸三宮 宿・ホテル

こんな感じの外観なので、最初ホテル見つけるの、結構苦労すると思います。

KOKO HOTEL 神戸三宮 宿・ホテル

朝飯は荷物預けたコインロッカーのあるビルにあったUCCにて。
UCCって神戸が発祥の地じゃなかったっけ？

ＵＣＣカフェプラザ 神戸交通センタービル店 グルメ・レストラン

では篠山へと向かいます。
まずは三宮から阪急にて宝塚まで移動。

阪急今津線 乗り物

JRに乗り継ぎ、篠山へと向かうわけですが

乗り継ぎ時間があったので宝塚大劇場辺りまで、ふらっと歩いてみようかと思いましたが、夢にあふれた少女たちが、あの中であんな悲しい現実があったとは・・・と思いをはせると涙が止まらなくなったので、駅前の銅像で我慢しておきます。

※単に意外と距離があって往復するのが難しいと思い断念しただけです。

少女たちの悲しみを思うと、宝塚の文字を見るだけで涙が浮かんできます（大袈裟）。

宝塚駅 駅

そんな悲しみの宝塚（しつこい）から電車に乗ること45分、篠山口に到着。

篠山口駅 駅

城下町は駅から結構離れているので、2番のりばのバスにて移動。
そこそこ数走ってます。

篠山口駅 駅

ぼちぼち乗客はいましたが、座れないほどではなかったです。

篠山口駅 駅

この形の降車ボタン、久々に見たので思わず撮影。

篠山口駅 駅

篠山城最寄りバス停「二階町」にて下車。
駅から30分弱といった所ですかね。

名物ぼたん鍋の素材、猪に見下ろされてます。
後でもう一頭出てきます。

ぼたん鍋専門店 ぼたん亭 グルメ・レストラン

旧町役場の建物を利用した大正ロマン館。
観光案内所ではなく、中はカフェと売店みたいです。

丹波篠山 大正ロマン館 名所・史跡

堀が見えてきたらもうそこは城内。

はい、ここは日本百名城の一つ篠山城です。

江戸幕府（徳川家康）の命を受け、西日本の豊臣シンパに睨みをきかせるために建てられた城で、ここを舞台にした戦もなかったので、百名城の中では地味な存在であることは正直否めません。

篠山城跡 名所・史跡

だそうです。映画見てませんが。

篠山城跡 名所・史跡

そんなキムタクの城（違うって）へと入っていきたいと思います。

篠山城跡 名所・史跡

睨みをきかせるための城でしたが、造りはしっかりしてます。
ここが実質、城の正門といった場所にあたると思われます。

篠山城跡 名所・史跡

篠山城といえば大書院という位置付け。
築城と同時に建てられており、藩の公式行事が催られていました。
廃城令が発せられた後も残っていたそうですが、火事で焼失し、2000年に再建したそうです。

篠山城大書院 花見

中は甲冑や

篠山城大書院 花見

上段の間などが公開されていました。

入場料400円、入口に百名城スタンプがあり、入らざるをえませんでしたが、展示物は入場料にあったものと思います。

篠山城大書院 花見

大書院全景。
ここが篠山城一番の撮影スポットと思われます。

篠山城大書院 花見

大書院の復元総工費は12億かかったとのこと。
今ならクラウドファンディングでそこそこ金が集まりそうですが、それが無かった時代（といっても25年ほど前）なので、これは地元民の熱意というより他無いですね。

篠山城大書院 花見

本丸には神社や

篠山城跡 名所・史跡

天守台が鎮座してました。

篠山城跡 名所・史跡

天守台に登って周りの風景を見てみます。
城の敷地内に作られた学校。広い土地あると作っちゃうよね、そりゃ。

篠山城跡 名所・史跡

そして三の丸一帯。土塁があり城っぽさを保っております。

篠山城跡 名所・史跡

城の裏口、埋門の石垣に何やら文字が彫られておりますが、「三左之内」と刻まれているようで、城の築城時に普請総奉行を務めた『池田三左衛門輝政』の名を記したものとされているそうです。

篠山城跡 名所・史跡

三の丸より埋門を見た所。

篠山城跡 名所・史跡

先程登った天守台の辺り。
結構立派な石垣でした。

篠山城跡 名所・史跡

なかなかに素晴らしい石垣を最後に篠山城巡り終了します。

篠山城跡 名所・史跡

結構な水量の堀。

豊臣シンパに睨みきかせる為とはいえ、この堀一つとってみても相当ちゃんとした造りしてます。相当豊臣が復活するのが怖かったんだろうね。

城巡りも終わり後は昼飯でも食いますかね。
丹後篠山市役所では特に情報取れず。

2体目の猪が出没し、こりゃぼたん鍋食べるしかないのかなと思い、街をブラブラしておりましたら

ぼたん鍋処 如月庵 グルメ・レストラン

料理旅館たかさごという老舗の店を見つけたのでここで。
嘉永元年（1848年）創業と、ペリー来航時点ではもう営業してました。

丹波篠山 料理旅館 たかさご 宿・ホテル

ランチメニューにあった「とろぎゅう」を注文。

瓶は気にしないでください。いつもの事です。

丹波篠山 料理旅館 たかさご 宿・ホテル

とろぎゅうアップ。

要はステーキ丼とろろ掛けといった内容です。

丹波篠山 料理旅館 たかさご 宿・ホテル

さて腹も満ちたし、軽く街でも散策するかと思ったのですが・・・

篠山口駅のバスがすぐ来るみたいなので、酒屋だけちらっと覗いただけで篠山の街から撤収します。
関西の人が日帰りで訪れるような感じの場所なんですかね、ここは。

城さえ訪れればこっちのもん。
ということで篠山から撤収です。

篠山口駅 駅

神戸・三宮まで戻るには、三田経由等他にもルートがあるみたいでしたが

篠山口駅 駅

行くとき同様、宝塚経由で戻るとします。
こちらは西宮北口駅。2つの路線が平面で交差する駅という事を、昔、本か何かで読んだような気がするのですが、今はもう完全に片方の路線が分断されているんですね。

西宮北口駅 駅

そして三宮に到着。
後は神戸土産でも買って帰りますかね。

神戸三宮駅 (阪急 阪神) 駅

ちゃんと探せば色々あったのでしょうが、雨も強く降っていたので傘ささずに済ませられる場所にあった「モロゾフ神戸本店」にて土産購入。
季節限定品はしっかり売り切れてました。

申し訳ない程度にあったオリックスファンショップ「B-WAVE」
もう神戸が本拠地って感じでもなくなっちゃったしね。
なんかグッズ買っておけばよかった。

そんな感じで今回の関西遠征は終了。
百名城巡りもカウントダウンといったところです。

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