春の花咲く房総半島花巡り（1日目）

2024/03/04 - 2024/03/06

今まで国内のいろんな所に行ってきましたが、千葉県や茨城県には行ったことがなかったのでこの時期、春の花が楽しめる房総半島巡りのツアーに参加してきました。
今回のツアーは、クラブツーリズム主催の『足下ゆったりシートバス利用！ぽかぽか春の花咲く房総半島ぐるっと10景3日間』
行程は、
3月4日（月）新大阪から新幹線で新横浜に行き、そこからバスで①水戸偕楽園の梅を観賞した後、潮来で宿泊。
3月5日（火）②犬吠埼、③いすみ鉄道乗車後、清水渓流広場の神秘な④濃溝の滝、⑤亀岩の洞窟を観光した後、館山で宿泊。
3月6日（水）⑦野島崎、⑧千倉の花畑、⑨富浦の菜の花畑、⑩原岡海岸の海に伸びる桟橋を観光した後、新横浜に移動して新幹線で新大阪着
2泊3日の慌ただしい旅行でしたが、ゆったりバスでの移動だったので比較的楽でした。
ただ残念だったのが、天気が余り良くなく晴天は初日のみだったのと、暖冬の影響で偕楽園の梅や菜の花の開花が例年より2週間くらい早くなっていて、早咲きのものはほとんど散っていました。
それでも春の訪れを感じるツアーでした。
それと最近頻発する地震も観光中に起きなかったので良かったです。
今回は旅行初日の水戸偕楽園までの移動と梅園の観光を紹介します。
この日は天気も良く、新幹線から見た富士山がとてもきれいでした。
ただ偕楽園の梅は、早咲きのものは散っていて遅咲きのものを何とか楽しむことができました。

エリア 水戸(茨城)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• ホテル: 3.5
• グルメ: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 観光バス 新幹線
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: クラブツーリズム

3月4日(月）
久しぶりの国内団体ツアーへの参加。
この日は新大阪駅に9時15分に集合のため、家を早めに出て8時40分に新大阪駅に到着。
出発まで時間があるので、新大阪駅を散策しながら新幹線車中で食べる駅弁を購入しました。
勿論ビールも購入。
団体ツアーだとアルコールも飲み放題なので助かります。

9時15分に添乗員さんと合流し、新大阪駅9時48分発のひかり502号に乗車します。
今回のツアーメンバーは約30名。
新大阪駅度乗車する人と京都駅から乗車する人がいました。

今回の座席は新幹線の16号車３人席側のＡ，Ｂ座席に夫婦で乗車します。
そのため座席から富士山が見られないので乗降口に行って富士山を眺めます。

この日は天気が良く、富士山がとてもきれいに見えました。

これが車中でいただいた駅弁の『桜の姫路城弁当』
今年も花見に姫路城に出かけたいものです。

こちらがいただいた駅弁。
駅で購入した日本酒と一緒に美味しくいただきました。
新幹線でいただく駅弁とお酒は最高です。

新横浜駅には定刻の12時24分着。
ここからはバスに乗り換えて水戸市の偕楽園に向かいます。

途中、バスの運転手さんの好意で車中から横浜や東京都内が眺められるルートを走っていただきました。
さすが日本の都心ですので高層ビルが並んでいます。

この写真のスカイツリーや横浜ベイブリッジ、東京タワー、国技館などを眺めて偕楽園に向かいます。

その途中、常磐自動車道の『Pasar（パサール）守谷サービスエリア』でトイレ休憩します。

こちらがサービスエリアの中です。
とても広い飲食スペースがありました。
さすが都心に近いサービスエリアだけあります。

そして水戸の偕楽園には15時20分に到着。
この像は偕楽園を造った水戸藩第9代藩主の徳川斉昭公とその息子の江戸幕府最後の将軍となった徳川慶喜公の像です。

バス駐車場からは歩いて15分程度で偕楽園の入り口（東門）に到着。
ここで添乗員さんから入園券をいただいて中に入ります。

こちらが偕楽園のマップです。
日本庭園の偕楽園は、岡山の後楽園、石川の兼六園と並んで日本三名園の一つです。
ここの園内だけでも100種約3000本の梅が植えられています。
私達は東門から入場しました。

園内はこんな感じで沢山の梅の木が植えられています。
ただ今年は暖冬の影響で開花が例年より2週間程度早いようで、早咲きの梅は散って遅咲きのものが咲き始めていました。

このように紅白の梅の花がまだきれいに咲いています。

この偕楽園は、江戸時代天保13年(1842年)7月、水戸藩第9代藩主徳川斉昭公により、領民の休養の場所として開園されたそうです。

この梅の花は結構ボリュームがあります。

エリアによってはこのように遅咲きの梅が結構咲いていました。
私は、偕楽園の梅の見頃が2月下旬から3月中旬とのことだったので、旅行時期をその中間の3月初旬にしたのですがちょっと遅かったようです。

それでも遅咲きの梅が楽しめました。

この日は平日の月曜日でかつ、夕方だったせいか観光客も少なめでした。

この梅は『江南所無（こうなんしょむ）』という種類の梅の花で、3月上旬から4月上旬に咲く遅咲きの梅です。
そのためまだつぼみが多かったです。
ちなみのこの梅は、徳川光圀（水戸黄門）の師だった中国の儒学者　朱舜水（しゅしゅんすい）が日本にもたらした梅と言われているそうです。

そしてこちらの梅は『虎の尾』と言われる品種で、2月上旬から3月上旬に開花するものです。
咲き始めの花びらは薄紅色で、開花後は白くなるそうです。
花びらが白くなっているので開花後、日が過ぎているようです。

こちらの紅梅は、遅咲きの『紅千鳥』です。
ピンクの花びらが青空に映えてきれいです。

梅園を散策後、時間があるので園内にある弘道館に向かいます。
ここで入館料400円を払って中に入ります。

こちらが弘道館の至善堂です。
徳川幕府最後の将軍　徳永慶喜公が幼い頃ここで学び、大政奉還後に恭順謹慎生活を送ったところです。

建物中はこんな感じで、沢山の部屋があります。

こちらは『紅葉の間』で、藩主夫人が城中から訪問になった際、お付きの御女中の主立ったものの控え室だったようです。

この建物の中からもこのように梅の花を観賞することができます。

こちらの部屋は『桜の間』で、ふすま絵の桜がとてもきれいです。

ここからは梅以外に立派な庭園が眺められます。
ちなみに園内には梅以外に山茱萸、斉昭夫人ゆかりの左近の桜、夏の日差しに映える百日紅、秋に色づくイロハ紅葉などが植えられ、四季折々の美しい花や樹木を愛でることができます。

弘道館を出て、梅園に戻って散策します。
このあたりの梅の花もきれいに咲いています。

とても鮮やかな紅梅です。

こちらのピンク色の梅もきれいです。

まだまだ遅咲きの梅が楽しめます。

集合時間が近づいてきたので偕楽園を出てバス駐車場に向かいます。
向こう側が水戸市内かな？

こちらは駐車場に隣接する『千波湖』です。

この千波湖がある千波公園は、1999年に面積が約13Haある偕楽園と併せて面積が約300Haもある『水戸県立自然公園』になっています。

その湖のそばには、水戸黄門で有名な水戸光圀公の銅像が建っています。
その後バスに乗車してこの日の宿に向かいます。

この日の宿は茨城県潮来市にある『潮来ホテル』
チェックインして客室に入ると布団が敷かれていました。
部屋はとても広いものの、ちょっと老朽化したホテルでした。

こちらが洗面/浴室です・
浴室はホテルの大浴場を利用したので、このバスタブは使いませんでした。

そしてこの日の夕食がこちら。
中央上部の魚のぶつ切りした料理は、ちょっと珍しい鯉の煮付けでした。
川魚特有の臭みはないものの味付けが甘く、小骨がありましたが美味しくいただきました。
またお刺身には鯉のあらいもありました。

こちらは肉料理。
右側の鯉の煮付けのお腹の所に卵があって美味しくいただきました

そしてこちらはデザートのわらび餅。
夕食はボリュームもちょうど良く、美味しくいただきました。
その後大浴場に入り、この日の朝が早かったので10時には休みました。
明日は観光のメインですが、天気予報が雨なので心配です。