2024/03/08 - 2024/03/08
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りんごうさぎさん
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迷ったのですが、せっかくなので先月の青森日帰りに続き、仙台近郊の観光へ。だいぶ前に訪れた作並・ニッカウヰスキー宮城峡蒸溜所と、山形県の観光名所山寺に行ってみました。仙台の繁栄ぶり、仙山線の景色を楽しめました。
前日夜~朝にかけて関東でも降雪あり、不安な出発でしたが、現地は問題なし。
当初、山形を中心に移動しようか、どうしようかと迷っているうちに東北新幹線の指定席が満席となり、自由席でも移動可能な仙台発着となり、失敗したなあ・・
なお、当然ながら同じことを考える人たちで東北新幹線やまびこ号の自由席は満席、通路もぎっしりでなかなか過酷な旅となりました。やはり若くて体力ある人でなければ、普通にお金出して旅行したほうがいいね、と再認識しました。
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きゅんパスの威力すさまじ。東京駅で20分くらい待って、仙台どまりのやまびこ号の自由席に乗車、無事着席できました。東京駅の時点で自由席の通路にたくさんの人たち。まあ若い人が多いですが・・で、上野、大宮でさらに多数の乗客あり。宇都宮以降ではパラパラ降車もありましたが、基本的に仙台まで満席以上の乗車でした。
さて、まず仙台では改札をでて売店を偵察します。人だかりがあったので足を止めると、この日はこちらのイベントが開催されてたよう。そういえば3.11もまもなくです。 -
なぜかアンパンマンもいるし。
仙台駅には駅ビルエスパルが君臨し、多数の商業施設もペデストリアンデッキでつながってたりして、やはり札幌並みの大都市ですね。 -
仙台駅。映えスポットですかね。
ちょっと色調地味かなあ -
こちらのオレンジの文字も懐かしい。
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エスパルの売店でお土産をさらっと見て、帰りにまた寄ります。
では仙山線のります。
駅構内のコインロッカー。東日本大震災後も見ましたが、まだこちらのサイボーグ009のラッピングですね。 -
仙山線のります。
仙台と山形を結ぶ幹線、電化路線ですが、こちらの愛子:あやし止まりが多いです。通勤通学時間帯は頻発してますが、仙台~山形を完走する電車は時間帯によっては1時間1本。 -
目的地作並到着です。ホームには雪がありますね。
電車の乗客の1/3~半分くらいが下車。 -
作並駅です。
駅舎は郵便局と兼用。スイカの自動改札です。駅員さんはいなさそう。 -
仙台市青葉区作並にあるニッカウヰスキー宮城峡蒸溜所。
金土日は仙山線の作並駅到着に合わせてなんと無料送迎バスが運行されてます。
ありがたい。というか、タクシーもあまり捕まらないようなので、車以外の利用者は送迎バスがないとアクセス不可かも。
予定時刻より前でしたが、満席のバスはさっそく目的地に出発です。車で10分弱で到着。 -
まず、ニッカウヰスキーといえば、こちら。
ポットスチルという蒸溜する装置。
スコットランドでウイスキー造りを学んだ竹鶴政孝夫婦を描いた朝ドラ「マッサン」でこちらのポットスチルを余市に移動させてロケに使ったそう・・ -
ウイスキーといえば、熟成に使われる樽ですよねえ。
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構内図。
予約なしで自由見学もできますが、事前予約(空きがあれば当日でもOK)のガイドツアーをお勧めします。なんと無料、しかもウイスキーなど試飲付きです!
2日前でしたが、ネットにて、13時枠予約できました。
ではビジターセンターの受付へ。
予約の旨を伝えると、早い時間の枠にも空きがあったようで、予約を早めて頂きました。ありがたい。 -
ビジターセンターには無料のロッカー(鍵やコイン不要、自分の好きな4桁を合わせてロックする方式)があり、便利でした。あ、ロッカーの番号は写真撮ったほうがいよいですね。広いトイレもあり、至れり尽くせりです。無料で見学できるのに・・
で、さっそくロビーには大型のポットスチル。 -
ウイスキーについて、いろいろ解説があります。
実物の香りを楽しむこともできます。 -
ビジターセンターだけでも十分な見学になりそう。
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最初、竹鶴政孝がウイスキー蒸溜所を立てたのは北海道余市。
2回かな、行ったことあります。すっかり観光名所ですよね。
北海道新幹線開通に伴う函館本線廃止の影響で今後アクセスがどうなるか、心配ですが・・ -
で、こちら宮城峡は、ウイスキー生産に欠かせない、ブレンドするウイスキー造りのため、余市以外の生産拠点を探していた際にぴったりの場所として見つかったそう。
広瀬川と新川川(にっかわがわ)が合流するおいしい水が決めてだったそう。1969に
建設されたそうです。 -
ウイスキーはブレンドして作られるのか‥
以前聞いたと思いますがすっかり忘れてます。 -
ニッカウヰスキーのエンブレム。
細かい柄だなあと思ってましたが、よく見ると確かに和の画像ですね。
狛犬、その間には兜。ニッカの文字の背景は市松模様。 -
有名なおじさん。モデルがいたようですね・・
札幌すすきのでおなじみですね。 -
ではガイドさんに引率されてガイドツアー開始です。
外国の方(台湾や香港あたりの方のよう)もいらして、英語のオーディオガイドも使われてました。
ぱっとみて余市の蒸溜所と似ている感じもありますが、こちらのほうがだいぶ新しいですね。竹鶴政孝が「自然を壊さないように」とレンガ色の建物にするよう指示があったそう。手前の特徴的な建物はキルン棟。 -
キルン棟の横には白い細長い建物が。大麦の貯蔵庫だそうです。
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次に仕込み棟へ。
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発酵槽でかいです・・
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ビールの作り方も途中まで似ているそうです。
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では、見学のハイライト?
蒸溜槽です。
ずらっと並び、しめ縄がかけられているのがポイント。
こちらは蒸気で加熱して蒸留しているとのことで、石炭で燃やして蒸溜する余市方式とは違うのでポットスチルの形が違い、下部が膨らんでいるそう。なるほどです。 -
ポットスチルがずらり、壮観です。銅の色がキレイ。
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では最後の見学場所 貯蔵庫です。
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広い。実際はもっと暗めです。
空の樽が並んでます。 -
熟成中のウイスキーの展示。色も味も変化していくんですねえ。
すこしづつ蒸発して量が減るそうです。 -
ではお待ちかねの試飲の時間です。アップルワイン、宮城峡、スーパーニッカが並びます。アップルワインは甘め。ほかの二つは確かに比べると味は違いますねえ。
もちろん事前に、成人年齢であること、運転者ではないことを確認済。
未成年や運転者にはソフトドリンクが提供されます。
2001年、ニッカウヰスキーはアサヒビールの完全子会社となり、アサヒ飲料の飲み物が置かれていました。 -
せっかくなので試飲エリアとなりのショップでミニボトル詰め合わせセットやスナックをお買い上げ。
なお、有料試飲コーナーもありました。通ならこっちかな。
ニッカのエンブレム、確かに狛犬や兜ですね・・ -
ニッカのおじさん。
では見学、試飲、買い物を楽しんだところで、また無料送迎バスで作並駅に向かいます。金土日祝日限定のサービスですが、しばらく続くのかな。 -
こちらのバスがピストン輸送してくれます。ありがたや。
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作並といえば、やはり温泉ですね。仙台から1時間くらいで来られるので秋保温泉と並んで人気。秋保のほうが大型旅館が多いけど、個人的には作並のほうが落ち着きますね。
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作並駅の改札。スイカ対応。
左側は郵便局になってます。 -
駅構内にて。さすが温泉の街。
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単線ですが、電化されてるんですね。
作並駅は交換駅のようで、上り仙台方面、下り山形方面が同時に発着するパターン。
ほぼ全員が仙台方面の電車に乗るようですね。 -
駅では作並花子さん、太郎さんのこけしがお出迎え。
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駅のホームの宣伝看板です。
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こちらは、交流電化事業の肝だったそうです。
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では下り山形方面へ。
1時間に1本。いい景色です。広瀬川や新川川沿いを走り、遠い眼下には川が見えます。
雪景色なので風情満点(^^)/ -
山寺駅に着いたのは15時頃。
暗くなったら移動は危ないので駅周囲の撮影は帰りにすることにして、山寺:立石寺へ急ぎます。
駅の近くの山寺ホテル。こちらを見るとほっとします。もうすでにホテルとしては営業してないそうですが。 -
では山寺駅から徒歩5分弱くらいで立石寺登山口到着~
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山寺といえば、奥の細道、松尾芭蕉ですね。
雪景色の山寺、いい感じです。 -
しかし、当然ながら足元は除雪されている場所もちらほらあるものの、基本的には圧雪状態で滑りやすい・・
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重要文化財の根本中堂です。
時間はすでに15時過ぎ。
先を急ぎます。
若い人たち、外国の家族連れなどちらほら人出あります。 -
あ、うさぎとかめの雪像かな。
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随所に説明版あり。
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お地蔵さん?がずらり。
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松尾芭蕉と曽良の像です。
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鐘楼です。曇り空ですが、映えますね。
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ではおとな300円の入山料収めていざ登山・・?
石段で1000段くらいあるそうです。
で、16時閉山ですから注意して、と言われました。季節柄そんなものかな、と思いましたが、1時間弱しかない、急がなければ。
修験者の参道だそうです。 -
崖にはいろんな彫刻が。つららが下がってたり。
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足元滑りやすいし、寒いけど雪景色を楽しみながら進みます。
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修行者になった気分?
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戦乱の時代の山形城主の御玉屋。
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郵便ポストです。集配大変そう。
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奥の院です~
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無事奥の院まで到達できました。
16時の閉門、余裕で間に合いそうです。 -
奥の院あたりで一休みしたいですが、さくさく移動します。
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行啓 山寺記念殿
雪深いので近くにはいかず。 -
山寺といえばポスターにもよく使われる、こちらが有名ですよね。
開山堂と納経堂です。 -
納経堂、朱色が美しいです。背景の山々もお見事。
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大きな岩、石像がずらり、非日常です。
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夏の山寺もいいけど、冬の雪の中の山寺も趣があります。
この状態なので、山寺では高齢者は全然見かけませんでした。 -
では山寺のハイライト
五大堂です。 -
こちらは皆さん撮影頑張ってますね。
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五大堂からの眺め。
遮るものもなく、美しい稜線が見えて、素晴らしいです。 -
仙山線の線路も見えます。いい眺めです~
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お札がいっぱい。
落書き禁止と張り紙が・・ -
こんな感じです。
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立石寺のホームページに夏ころの動画紹介もありました。なるほど。
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ではそろそろ下山します。
雪道は登りはともかく、下りが危険ですね。
手すりを使いながら注意して降りていきます。
風もなく、雨や雪も降ってないので、まあまあ参拝しやすかった、かな。 -
山寺は本当に山なんですね。
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亀の甲岩という、健康祈願の岩がありました。
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おお、すばらしい。ご利益ありそう。
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では山寺駅に戻ります。
こちらにも歴史的なスポットが。 -
橋を渡ります。
橋の近くには飲食店やお土産屋さんがいくつかあります。橋の袂のお店で山寺に来るたびにこけしを買ってましたが、おしゃれなお土産屋さんに変わってました・・ -
駅近くのお土産屋さんの店頭にて。
山寺といえば力こんにゃく。
このインフレ時代に100円のまま、ありがたい。おいしい。
ほくほくと湯気が立ち、香ばしいので観光客がみな吸い寄せられてきます。
好みでからしを付けてもらえます。 -
山寺は観光キャンペーンやっているみたいですね。
東日本大震災以降、東北地方では仙台だけが復興需要もあって繁栄し、ほかの地域は今一つという感じがありますが、東北地方は観光の潜在力がものすごいと思うので応援したいです。 -
さて、仙山線で数個先の作並は仙台市青葉区でしたが、山寺は山形県です。
山形といえば紅花、山寺、果物、などなど。 -
さて、再び山寺ホテルへ。まあ中には入れませんが。
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現在の山寺ホテル。
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このガラス戸、いいですね。映画に出てきそうです。犬神家の一族とか。
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昔の写真が屋外にも展示されてました。
今どきのくっきりしたカラー写真もいいけど、白黒写真は特別感があります。
今度は内部見学できるときに来たいものです。 -
紅花マンホールです。
確かに紅花って黄色いんですよね。 -
山寺駅です~
山寺ホテルに似ている??
赤い茶筒型ポストがエモい、です。内部には待合室あり。 -
山形駅のほうが近いのですが、山形新幹線の指定席は取れなかったので、仙台に戻ります。こちら山形方面は花笠マーク。
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仙台方面は七夕マーク。
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駅名標もツボ押さえてますねえ。
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駅名標は裏も表も完璧です。
では定刻の仙山線の電車で仙台へ。仙台駅では30分以上並んで仙台始発の新幹線の自由席車両で席を確保、東京方面に戻りました。仙台の時点でかなり立っている人が多く、どんどん乗客は増えていきました。う~む、疲れますね。
立席ならはやぶさ・こまちなどの完全指定席列車にも乗れたのかも、ですが。 -
今回のお土産。
ニッカウヰスキーの売店にて。
ミニウイスキー3本セットと限定スナック。
仙台駅でもゴマすり団子など。笹かまぼこや牛タンは買う余裕がなかったです、というか近所でも買えそうなのでパスしました。
今回の日帰り旅、新幹線の指定席が取れていれば余裕ある旅になったはずでしたが、自由席争奪戦は疲れるので、旅行は計画的に、と痛感しました。
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この旅行記へのコメント (2)
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- meisukeさん 2024/03/10 20:43:18
- 拝見させていただきました
- 素敵な旅行記でありがとうございます。
宮城峡蒸溜所見学いいですね、金土日で上手く金曜日にハメられるのはすごいですね。
宮城峡あたりも4月から値上げなので最近近所で見なくなりました、、
仙台方面の旅行も考えていたので参考になりました、作並温泉辺りは宿泊したいので、週末パスかどこかにビューン辺りでそちら方面行けたら行ってみたいですね
- りんごうさぎさん からの返信 2024/03/10 22:05:57
- RE: 拝見させていただきました
- > 素敵な旅行記でありがとうございます。
>
> 宮城峡蒸溜所見学いいですね、金土日で上手く金曜日にハメられるのはすごいですね。
> 宮城峡あたりも4月から値上げなので最近近所で見なくなりました、、
> 仙台方面の旅行も考えていたので参考になりました、作並温泉辺りは宿泊したいので、週末パスかどこかにビューン辺りでそちら方面行けたら行ってみたいですね
meisukeさま
コメントありがとうございました。
宮城峡蒸溜所、確かにアクセスが問題になります。10年くらい前に行ったときは作並温泉一の坊という宿に宿泊し、翌朝のお宿からの無料シャトルバスで作並駅や、宮城峡蒸溜所に連れて行ってくれるサービスがあったので利用できました。今もこのサービスあるかもしれません。なお、作並駅へ戻る際はタクシー呼んでもらいました。
余市の蒸溜所のほうが駅近だし雰囲気はいいかな、と思いますが、外国からのゲストでめちゃ混みだと思うのでやはり宮城峡のほうがお勧めかも、です。仙山線は本数が少ないので確認の上、ぜひ楽しんでいらしてください。
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