![名古屋市中村区則武2鎮座「水野神社」<br />名古屋駅西口から西に徒歩10分程の則武公園の一角に鎮座する。<br />](https://cdn.4travel.jp/img/thumbnails/imk/travelogue_album/11/88/83/650x_11888317.jpg?updated_at=1709286421)
2024/01/09 - 2024/01/09
5184位(同エリア5540件中)
おやじさん
名古屋市中村区則武2鎮座「水野神社」
名古屋駅西口から西に徒歩10分程の則武公園の一角に鎮座する。
- 旅行の満足度
- 2.5
- 観光
- 2.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 徒歩
-
名古屋市中村区則武2鎮座「水野神社」
名古屋駅西口から西に徒歩10分程の則武公園の一角に鎮座する。
上は水野神社の鎮座地、当時鷹場村則武と呼ばれ、集落の東側に位置します。
名古屋駅周辺のビル群も間近迫り、駅から10分もあれば水野神社を訪れることができる。 -
則武公園の東側から見た公園と水野神社社殿全景。
ここまで巡ってきた神社周辺の景観とは随分変わり、周辺にビルが増え、大きな影を落とすようになる。
境内は公園敷地西側に南北に長い社地を持ち、社頭は南側になります。
南側に水野神社と大松稲荷神社の鳥居、鳥居右に「村社 水野神社」社号標があり、鳥居をくぐった右側に手水舎と身替り地蔵尊の祠がある。
まず最初に水野神社がどんな神社なのか。
中村区笈瀬川筋散策コースで以下のように書かれていた。
「700年以前よりこの地にあるといわれる水野社は、かつて八雲琴(やくもごと)が伝承されていました。
文政3年(1820)、伊予国中山吉士通郷が神託により創始し、世に広めたといわれる八雲琴。
竹を二つ割にした胴に二弦を張って弾奏し、神聖な神曲を演じて神に奉ずるものです。
これを演ずるにも、琴の扱いにもつつましやかなみそぎが行われていました。」。。。少し欲しいものとは違う情報か。
八雲琴、個人的に馴染みもなく見た事もない。
少し調べると、出雲大社を参拝した中山通卿(琴主)と葛原勾当らが、文政3年(1820)に考案したのが二弦琴の八雲琴で、中山琴主(ことぬし)は江戸時代末期から明治時代にかけて二弦琴奏者として活躍した。
創建や祭神についての言及はされていなかった、尾張志(1844)に目を通すと水野神社について記述(マップ左側に貼り付け)があるも、あっさりとしたもの、唯一「中野高畑村にあり高畑分の氏神」くらいだろうか。 -
公園から眺める社殿、右の神明鳥居は境内社の熱田神社、津島神社、秋葉神社の鳥居。
則武公園と社地は、壁や玉垣で区切られているわけでもなく、子供達が自由に出入りする姿があった。
水野社は高畑集落の氏神だったようだ。 -
社地中央には神明鳥居を構える護国神社が鎮座します。
-
社地左の社頭の眺め。
右の祠は身替り地蔵尊が安置されており、左が手水舎。
左の鳥居は水野神社の神明鳥居で、奥に見える明神鳥居が大松稲荷大明神。 -
社頭から境内の眺め、参道は御神木を避けるように途中から右に折れ、その先に社殿がある。
-
大松稲荷大明神参道、多くの奉納幟と鳥居が連なり霊験あらたかなようです。
-
石鳥居の額は「大松稲荷」
-
左の参道脇に石碑がある。
碑文には「樹齢600年老木 大松の跡」とあり、かつてここには年輪を重ねた大松が聳えていたようだ、何を契機に大松が姿を消したのかは定かではないが、今はその跡地にこの石標が立てられています。 -
大松稲荷大明神拝所全景。
-
拝所内の「大松稲荷大明神」額とその先の本殿。
一間社流造で3本の鰹木と外削ぎの置千木が乗る、創建時期等詳細は分からない。 -
拝所右に水野神社の参道から脇参道が続く。
-
身替り地蔵尊の祠と手水舎。
年代は不明ですが、今も大切に崇敬されているようです。 -
護国神社、本殿域には椿(山茶花か)が咲き誇っていた。
-
参道をから眺める拝殿。
手前で二対の狛犬が拝殿を守護しています。 -
手前の狛犬(年代未確認)、左に社務所があるが神職は常駐ではなさそうです。
-
祭神は瀬織津比売、速開都比売、気吹戸主、速佐須良比売の祓戸大神をお祀りする。
社名の水野神社も珍しく、祓戸大神単独で神社としてあるのは珍しいかもしれない。 -
拝殿前の狛犬(年代未確認)。
格子戸が閉じられ中の様子は窺がえなかったが、Gマップの画像に嘗て格子戸に手書きの由緒があったようです。
内容は
「水野社由来
建立 百余年前
祭神 祓戸大神
罪穢れ災難などを清めるとともに、商売繁盛の神様である。
由緒
当社は元中野無高畑村と称し、高畑方の氏神として崇敬された。
西ノ中野方の氏神八幡社とともに、古くより縣社若宮八幡社の末社であり、明治5年(1872)村社に列し、同40年供進社に指定となる」このような内容の画像を複数見かけた。
冒頭の尾張志が1844年、中村区の概説には「700年以前よりこの地に・・・」とある。
それに対してこの由緒には建立百余年前とあり、これはなんだろう。
名古屋空襲後の再建にしても違うような…、少なくとも尾張志の1844年以前には既に鎮座していたと見るべきなんだろう、もう少し地史を見ていく必要がありそうです。 -
向拝妻壁の彫飾り。。。鳩除けで姿が掴めない。
-
何と読むか「払神」だろうか、左に元号が書かれているが「昭和」までしか読めなかった。
-
拝殿右の境内社。
-
境内に入った右に熱田神社、津島神社、秋葉神社の社標。
よもや近隣の屋根神さまか? -
扉は一枚ですが三柱が祀られている。
水野神社
創建 / 不明
祭神 / 祓戸大神
境内社 / 大松稲荷大明神、護国神社、熱田神社、津島神社、秋葉神社
所在地 / 名古屋市中村区則武2-17-11
中島八幡社から水野神社 / 南東へ徒歩10分弱
参拝日 / 2024/01/09
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
名古屋駅から徒歩で廻れる神社
-
名古屋駅から徒歩で廻れる神社 浅間神社・中村家と屋根神様
2022/10/12~
名古屋
-
名古屋駅から徒歩で廻れる神社 屋根神様・子守地蔵尊
2022/10/12~
名古屋
-
名古屋駅から徒歩で廻れる神社 四間道 屋根神・金刀比羅神社
2022/10/12~
名古屋
-
花車 神明社
2022/10/12~
名古屋
-
名古屋駅から徒歩で廻れる神社 泥江(ひじえ)縣神社
2022/12/08~
名古屋
-
名駅付近の神社巡り 津島神社、洲崎神社、洲嵜秋葉神社、日出神社
2023/04/17~
名古屋
-
名古屋駅から徒歩で廻れる神社「迦具土神社、柳里(りゅうり)神社・白鷹龍神」
2023/04/27~
名古屋
-
名古屋駅から徒歩で廻れる神社 須佐之男神社・秋葉神社
2023/04/27~
名古屋
-
名古屋駅から徒歩で廻れる神社 津島神社・白龍神社
2023/04/27~
名古屋
-
六生社
2023/12/08~
名古屋
-
西区栄生「屋根神さまと栄生稲荷社」
2023/12/08~
名古屋
-
西区の屋根神さま
2023/12/08~
名古屋
-
水野神社
2024/01/09~
名古屋
-
椿神明社・稲穂社
2024/01/09~
名古屋
-
中島八幡社(中村区則武1)
2024/01/09~
名古屋
-
大秋八幡社 (中村区大秋町)
2024/01/09~
名古屋
-
松原八幡社(中村区松原町4)
2024/01/09~
名古屋
-
中村天神社
2024/01/09~
名古屋
-
素盞男神社
2024/01/09~
名古屋
-
油江天神社
2024/01/09~
名古屋
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 名古屋駅から徒歩で廻れる神社
0
23