2022/11/27 - 2022/11/27
63位(同エリア460件中)
雲のすけさん
この旅行記のスケジュール
2022/11/27
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今回は長野一泊旅行の2日目です。長野県内には国宝建築物が6件あって、1日目はそのうち松本市内にある松本城と旧開智学校校舎に行きました(1日目の旅行記はこちら→https://4travel.jp/travelogue/11838294)。今回は上田市別所温泉にある安楽寺八角三重塔と長野市にある善光寺本堂に行きます。また別所温泉に行くのに使った上田電鉄別所線の沿線旅もしてきました。
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現在の時刻は7時20分、2日目の早朝はここからスタートです。
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少し歩くと上田城の東虎口櫓門があります。昭和24年に南櫓と北櫓、平成6年に城門が復元され現在のものとなっています。門の前には顔出しパネル(真田家3代の真田幸隆・昌幸・幸村のもの)が置かれていました。
上田城 公園・植物園
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東虎口楼門をくぐり、目の前には眞田神社があります。御祭神は真田氏だけではなく仙石氏・松平氏という歴代の上田城主をお祀りしています。上田城は真田昌幸により築城され2度にわたり大勢の徳川軍を撃退した城で不落の城として眞田神社は合格・必勝祈願の御利益があるとされます。
真田神社 寺・神社・教会
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参拝を終えて参道から西の櫓に続く道には真田幸村(信繁)の銅像があります。幕には◯が6つありますが、これは六文銭と呼ばれる真田家の家紋です。
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関ヶ原の合戦後に廃城にされた上田城は仙石氏が城主になった時に再建され、7基の櫓と2基の楼門が造られました。西の櫓は上田城の現存する唯一の遺構です(画像左上)。櫓前の高台からは上田の市街(画像右上)が見えます。現在、芝生広場と駐車場になっている場所はかつて千曲川の分流が流れていて尼ヶ淵と呼ばれていました。そこから見上げると西の櫓と南櫓が見えます(画像左下)。上田城は現在では上田城址公園として桜や紅葉など四季を楽しめる場所になっています。
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10分ほど歩いて上田駅に着きました。これから上田電鉄別所線に乗ります。思っていたよりも公園内を見て回るのに時間がかかって予定していた時刻の1本後の電車に乗ることになりました。
上田駅 駅
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上田駅はしなの鉄道の駅(JRとして新幹線駅もありますが)だけではなく上田電鉄別所線の起点駅しても使われています。今回の旅で乗車券として使っているフリーパス「週末パス」で上田電鉄も乗車券として使え無料で乗ることができます。
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上田電鉄の路線図です。路線距離(営業キロ)は11.6kmで駅数は15駅(起終点駅含む)、単線電化路線になります。
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上田駅から15分ほどの下之郷駅には近くには今回の目的の1つの神社があって参拝するため下車しました。
下之郷駅 駅
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駅から境内に続く道があり直接本殿に行くことができますが、駐車場を通り東の鳥居まで来ました(下の案内図の矢印通りに歩きました)。
生島足島神社 寺・神社・教会
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境内案内図では下の鳥居(北の鳥居)が駅への近道です。神社内の神池には上宮の生島足島神社(いくしまたるしまじんじゃ)の御本社がある神島があります(このように池を巡らせて神域の島を作る様式は「池心の宮園地」とされます)。その向かいには神楽殿(右の上から2枚目画像)を挟んで諏訪神社があり、そちらが下宮とされます。歌舞伎舞台(下の画像)には生島足島神社文書(国の重要文化財)が展示されています。また境内には諏訪大社で世間によく知られている御柱もあります。
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こちらが御本殿(上宮)です。御祭神は万物を生み育て生命力を与える生島大神と国中を満ち足らしめる足島大神の2柱を祀っています。神島に渡るには2つの橋があって赤い橋は神橋と呼ばれ一般参拝客は渡れません。本殿内には内殿があり長野県の県宝です。
生島足島神社本殿内殿 名所・史跡
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下之郷駅まで戻って電車に10分くらい乗り、5駅先の八木沢駅に着きました。ここの駅舎はきさらぎ駅(2chの都市伝説で異世界に迷い込むというもの)が映画化されたときにロケ地として使われたそうです。
八木沢駅 駅
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朝に当初計画した時刻の電車に乗れなかったので、次が来るまで駅で1時間待ちになりました。そんなに待てないので別所温泉駅まで徒歩で行くことにしました。線路沿いを歩いて田んぼの中を歩き途中で神社に寄り道しながら別所温泉駅方面に向かいます。
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25分くらいかかって次の目的地の常楽寺前に着きました。
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階段上ると右手には神社の鳥居があります。先に神社をお詣りしようと思い鳥居をくぐり細い坂道を進み、最後にまた階段を上ります。
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その先には別所神社があります。御祭神は熊野大神とされ御利益は縁結びです。拝殿は正面の建物でその後ろには本殿(長野県県宝)があります。
別所神社 寺・神社・教会
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拝殿から向かって右には神楽殿(舞台?)があります。自由に建物内に入ることができて、別所温泉の街並みが見ることができます。
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鳥居まで戻りました。別所神社の鳥居隣には軽食ができる「お茶の間」という飲食店があって、こちらで早めの昼食を取ることにしました。上田市は胡桃の生産が多く、それをうどんのつゆに入れた「くるみうどん」を注文しました。
お茶の間 グルメ・レストラン
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立派な茅葺き屋根の常楽寺は三楽寺(安楽寺・常楽寺・現在は消失した長楽寺)の1つです。こちらには重要文化財があります。
常楽寺 寺・神社・教会
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常楽寺石造多宝塔(国の重要文化財)
北口観音様が出現されたとする地です。小さく写っている中央の上下二層の屋根の塔が石造多宝塔で全国的にも非常に珍しく、重要文化財に指定されているのはこちらの塔と滋賀県にある寺の2基だけだそうです。 -
常楽寺から次の目的地のお寺まで行くための遊歩道から見た景色です。天気に恵まれたので遠くに浅間烏帽子火山群が見えます。よく見ると右奥に冠雪の浅間山がわずかに覗いています。
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先ほど説明した三楽寺の1つの安楽寺に来ました。参道横の池は7月中旬~8月中旬には蓮が見頃になります。
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曹洞宗安楽寺案内図です。
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本堂と庫裡です。向かって本堂左手には国宝に続く道があります。その前に300円の拝観料を納めます。
安楽寺(長野県上田市) 寺・神社・教会
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安楽寺・八角三重塔(国宝)
日本で唯一の木造八角塔で長野県で最初に国宝として指定されました。4つ屋根がありますが一番したのものは裳階(もこし)と呼ばれ、ひさしにあたるので三重塔です。 -
北向観音の参道前に着きました。参道の両脇には土産屋や飲食店があり休憩できるように茶店で使われるような傘と椅子がありました。
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北向観音
本堂が北に向いているという日本中でも珍しい寺院です。長野市善光寺と向かい合うようになっているころから北向観音と呼ばれるようになりました。このように関係が深い神社・寺院を参拝することを両詣りといい、一方だけだと方詣りと言われ避けた方がいいとされています。北向観音堂 寺・神社・教会
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北向観音は本坊は長楽寺でしたが焼失したことにより現在では常楽寺になっています。手水舎は境内から湧き出ている温泉で「慈悲の湯」と木札に書かれていました。ここも展望がよく上田市内をみることが出来ます。
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別所温泉駅に着きました。電車が出るまで少し時間があるので付近を探索します。
別所温泉駅 駅
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この旅では国宝建築物巡りが目的なので立ち寄らなかったのですが、駅の近くには日帰り温泉施設「あいそめの湯」があります。
あいそめの湯 温泉
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上田電鉄で走っていたモハ5250は丸窓電車として親しまれていましたが昭和60年11月に引退し駅の近くに静態保存されています。旅行に訪れた11月27日に「丸窓電車塗装体験ツアー」という上田電鉄企画があり足場が組まれた状態でした。午前中に塗られ直後に訪れたので綺麗でした。
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別所温泉駅に着き上田駅に戻ります。こちらは別所線の開業100周年記念ラッピング列車です。
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車窓からのどかな田園風景が広がっているのが見えます。
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約30分ほどで上田駅に着き戻ってきました。
上田駅 駅
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上田駅近くにある「みすゞ飴本舗 飯田商店」。長野県に来たら必ずお土産として買うみすゞ飴の様々な種類が販売していました。重厚な建物は登録有形文化財に指定されています。
みすず飴本舗 飯島商店 グルメ・レストラン
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お土産を買い駅に戻り、しなの鉄道で長野駅に向かいます。言い忘れていましたが、しなの鉄道もフリーパスが乗車券代わりとなります。
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45分くらい電車に乗り長野駅に着きました。最後の目的地の善光寺に向かいます。
長野駅 (JR東日本) 駅
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長野駅バス停(長野市循環バス)
コミュニティバスの「ぐるりん号」です。お寺まで歩いてもいける距離ですがバスに乗り向かいます。 -
10分ほどバスに乗って「善光寺大門バス停(長野市循環バス)」に着きました。この場所には新宿からの高速バスもあるようです(左上画像)。参道には古くからの建物がたくさん残っています。その途中には別の会社のバス停「善光寺大門バス停(川中島バス)」があって、こちらが善光寺の最寄りのバス停になります。
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善光寺仁王門(国の登録有形文化財)
1対の仁王像が安置されています。高村光雲と米原雲海によって作られた像は通常とは逆で左側に阿形像と右側に吽形像が置かれています。 -
善光寺山門(国の重要文化財)
江戸時代中期の1750年に建立されました。楼上にある約3畳ほどの大きさの鳩字の額「善光寺」には鳩が5羽隠されています。内部には仏像などが安置されていて内部は写真不可ですが回廊から外への写真はできます。登楼参拝は500円です。 -
善光寺本堂(国宝)
創建以来何度も大火に遭いましたがそのたびに再建され現在のは1707年に再建されたものです。昭和28年(1953年)に国宝に指定された日本最大級の国宝木造建築です。内部にはお戒壇巡りができて真っ暗な回廊をめぐって途中にある「極楽の錠前」に触れることによりご本尊様とつながるとされています。本堂内陣券は600円です。善光寺(長野県長野市) 寺・神社・教会
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経蔵(国の重要文化財)
1759年に建立された五間四方宝形造りのお堂です。内部には八角の輪蔵が置かれていて、時計回りに一周押しまわすと収められた「一切経」をすべて読んだことと同じ功徳を得られるといわれています。経蔵拝観券は300円です。 -
回向柱
歴代の回向柱が収めらいる場所です。 -
戸隠おろしそばとミニヒレ丼
善光寺の参拝が終わり長野に来たのなら蕎麦を食べて帰ろうと考えて、参道から歩いて駅まで戻ってきたのですが、もう営業時間が終わっていた店ばかりでした。その中で営業していた蕎麦屋が「油や」です。長野が有名なそば処だけあってとてもおいしかったです。油や グルメ・レストラン
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長野駅に戻ってきました。これから地元に帰ろうと思います。
長野駅 (JR東日本) 駅
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予定としては長野駅から各駅停車に乗って、終点の軽井沢駅に行こうと思っていました。しかしそこには快速列車「リゾート4号」が停まっていたので、せっかくの機会なので指定席券500円を支払い乗りました。
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しなの鉄道軽井沢駅
新幹線開通時に取り壊された軽井沢駅舎の部品を利用した軽井沢駅舎記念館をしなの鉄道が借り受け再度駅舎として使われています。軽井沢駅 駅
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北陸新幹線に乗り東京駅経由で帰ろうと思います。土日パスは新幹線の特急券を買えば乗れるので便利です。
3回に渡って投稿した長野一泊旅行も今回で最終回です。ご覧くださりありがとうございました。
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