2023/09/02 - 2023/09/03
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Teruminさん
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8月末、長野県青木村という所にある大法寺の三重塔の中で、長いあいだ、
日の目を見なかった大日如来像が特別開帳されると聞き、
まだ灼熱の最中、長野県へと旅立ったのでした。
日帰りでも行けるけれど、ついでに上田市を見てこようじゃないかと、
一泊二日の旅に出ました。
一日目は、小諸市にある布引観音、そして青木村に迎い 別所温泉へ、
そして鹿教湯温泉に泊まりました。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 2.0
- 交通手段
- 自家用車
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-
こんにちは
長野県小諸市にある布引観音・釈尊寺へ来ています。
まずは、駐車場に車を停めて、このような巨大な岩がむき出しになった布引渓谷に沿って、上って行きます。布引観音 名所・史跡
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何と 大木が倒れ掛かっていた!
-
しばらく進むと、
山道の先に突如として仁王門が現れました
ちなみに通行止めになっていた -
もう少し上ると、
断崖絶壁に建つ 懸造りの観音堂が見えました! -
一度は行ってみたいと思っていた「牛に引かれて善光寺参り」発祥の地。
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観音堂へと向かう途中には、崖にめり込んだお堂が建ち並んでいます。
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昔、信仰心の無い老婆が干していた布を牛に持って行かれてしまい、追いかけているうちに善光寺にたどり着いた。
そして改心して善光寺如来を信じるようになったという。
家に帰った老婆が近くの観音堂にお参りすると、
牛に取られた布が観音様の足元にあった。
その観音さまが ここです。 -
そして 青木村の大法寺へ
大法寺 寺・神社・教会
-
この三重塔は、「見返りの塔」という名がついています。
塔の姿があまりにも美しいので、思わず振り返るほどであるという意からつけられたであろう。 -
青木村郷土美術館へ。
大法寺からはすぐ近くです。青木村郷土美術館 美術館・博物館
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そう、これを見て…
9/1から公開というのを、9/2に来ている私です。 -
見学者が並んでいるというようなことは無く
-
といっても撮影禁止
ポストカードを購入! -
なんと横向きもあり
はい 凛々しいお姿を拝んでまいりました (´∀`) -
その後 別所温泉へ。
ここに車を停めて
近くの食堂(そうです 食堂でした)で、普通の味のお蕎麦を食べ
(全く普通の蕎麦でしたので 写真の枚数が多くなってしまうため割愛)別所温泉 温泉
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湯かけ地蔵
ほっこりしますね -
龍の口から出ているのも温泉だった
飲泉してみた(結構好き) -
そして北向観音へ
小さい頃 おばあちゃんと来たり
ああ 今はこんな感じになってるのね…
しばし 感慨にふける -
参道には こんなお店も
-
えっ 京都?かと見間違うような
しかし 空いています
夏休み終わったばかりだからか… -
北向観音
本堂が北を向いているのは、我が国でもほとんど例がありません。
北向観音様は、北向きに建立され、千手観音をご本尊として現世利益を願い北向観音堂 寺・神社・教会
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また 善光寺様は南向きに建立され、阿弥陀様をご本尊として 未来往生を願います
そして 私が個人的にすごく好きなのは 古い絵馬です。
一般庶民は心に秘めた悩みの解消を込め、自身で描いたり、描いて貰った絵を神仏に奉納していました。
これを掲げたのが絵馬堂です。 -
「三教の図」
孔子、釈迦、老子
中国では、儒教、仏教、道教の三教は究極において一致するという思想から、このような画が生まれた。 -
「牛若丸と弁慶」
-
「鬼女紅葉伝説」
紅葉という美貌と教養あふれる女性が、夜に変装して村を荒らし回るが、紅葉の妖術になすすべがなく、北向観音の力を借りて征伐したという伝説 -
「善光寺地震の絵馬」
市之助という信仰心の厚い男が 善光寺参りの同郷のものと離れて一人北向観音で厄除けのお参りをしたあと、一行と落ち合い、善光寺に到着した。
その夜 地震が起こり 火災による焼死者が1万5千人も出た。
同行者は皆行方不明になったが、市之助だけは無傷で逃れた。
市之助の懐にあった北向観音の御札は二つにちぎれて、難を防いだという。
絵馬はそのお礼に奉納したようです。
善光寺の片参りではダメだというお話。 -
何やら怖いおびんずるさま
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そして北向観音には 崖作りの薬師堂もあります
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その後
安楽寺へ
雰囲気のある参道安楽寺(長野県上田市) 寺・神社・教会
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信州最古の禅寺と呼ばれています
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立派な本堂にお参りした後、左手へ。
いよいよ国宝「八角三重塔」へ -
見えてきました(ここは拝観料¥300也)
-
あれ
よく見ると四重塔に見える! -
しかし、説明書きによると、
下の屋根は「常階」という「ひさし」の一種で数えないのだそう。
八角塔は、奈良や京都にもあったが既に失われ、この塔が我が国で唯一残ったものらしい。 -
その後 ちらほらまわった後、国道65号から平井寺トンネルを通って、
鹿教湯温泉へとやってきました。
これは「温泉祖神」だって鹿教湯温泉 寺・神社・教会
-
内には、
昔から大黒様と呼ばれ、温泉の守り神として親しまれているそう。鹿教湯温泉 温泉祖神 名所・史跡
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宿に車を停めて 鹿教湯温泉を散策!
これは、五台橋
下を流れるのは 内村川。
日本では珍しい屋根のある橋です -
鹿教湯温泉文殊堂です。
実は、こちら方面へ行ったら、
どこよりも行きたいと思った場所の一つです。鹿教湯温泉 文殊堂 寺・神社・教会
-
出ましたぁ!
何やら おわかりでしょうか
ただの古いお堂ではありません。
屋根は銅板葺・入母屋造
正面中央の向拝、周囲の欄間などに ビッシリと -
江戸時代中期、すなわち元禄時代の仏堂の作風が明らかな、県内でも少ない貴重な建物だそうです。
-
何の絵でしょうか
-
龍も
-
格天井
百人一首でしょうか
興味深い古い絵がたくさん飾られていました o(^▽^)o -
動物みたいな
-
これは 文殊堂の隣にある薬師堂です
-
昔 漁師が一匹の鹿を打ち損ない、山深く入って見つけたところ、
傷を負った鹿がいたので矢を向けると逃げてしまいました。
不思議に思ってそこへ行ってみると
温泉が湧いていました。
この湯が傷に効いたのだと思っていると、
急に
文殊菩薩が空から 獅子に乗って現れ
「良いかな
汝 日頃 信仰が深いので、
この霊泉を広く世の人のために知らせんがために、
鹿に化けてあなたをここに連れてきた」
鹿が教えてくれたということから
「鹿教湯(かけゆ)」又は「文殊の湯」と呼ばれてきた -
帰り道 振り返ると薬師堂がほんのり明く
ライトアップされていました鹿教湯温泉 薬師堂 寺・神社・教会
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大江戸温泉物語 鹿教湯です。
初・大江戸温泉です
どんな感じでしょう?
行くところ行くところ 人出が少なかったけど、この旅館結構入っているようです。大江戸温泉物語 鹿教湯温泉 鹿教湯 宿・ホテル
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夕飯はバイキング。
結構どころか 混んでいる
みんなどこを観光しているのか
きゃー
何だか ごった煮みたいになってしまった -
蟹の食べ放題もあったが、この時期の蟹って…
ということで ステーキ結構食べた
そしてもちろん アルコール飲み放題 !
感想として 温泉を楽しむなら 新潟の五十沢温泉の方が良かったかな ( ̄∀ ̄)
でも 別所温泉もとても空いていた
昔は 善光寺参りで別所温泉に泊まったよね
今は 日帰りできるようになった
高速道路や新幹線。
便利になった分 淘汰されていくものもあり…
遠い目をしている自分がいた …
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